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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20201026110分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

全国でクマが人里に出没し、人を襲う事件が相次いでいる。

今月中旬には石川県のショッピングセンターに現れ、射殺された。

 

もしもクマに遭遇したらどうすればいいのか。

目を離さずに静かに後ろへ下がるなどの方法が報道されているが、よく言われる「死んだふり」は効果があるのだろうか――。

専門家に聞いてみた。

 

日本ツキノワグマ研究所(広島県)の米田(まいた)一彦理事長(72)は、これまでに3千頭のクマに遭遇し、8回襲われた経験がある。

「熊が人を襲うとき」(つり人社)という著書もある。

 

「ばったり出くわしたら、地面に伏せて首をガードし、1撃目を食らわないのが大事」。

クマが攻撃してくるときは、抱きついてきて鼻にかみつき、窒息させることもあるため、立ったままでいると重篤化し、死亡することも多いという。

そのため、米田さんは「死んだふりは効果がある」と話す。

 

また、ステッキやスコップ、ピッケルなどを振り回すと、クマは怖がるらしい。

「クマはクマが怖い。ピッケルなどキラキラ光るものが、クマの爪にみえる」。

 

鎌などを持っていた場合は、振り回し、できるだけ自分の体を大きく見せるのがいい、とも。

90代の女性が、熊手を振り上げて助かった例もある。

 

一方で、目の前で遭遇したのではなく、山の中で離れたところで見つけたときは、木の後ろに隠れ、木のふりをすることが有効だとする。

 

クマは動くものには目が早いが、じっとしているものは何か判別できないという。

 

平野部で遭遇したときの対応も同様だ。

 

電柱や木立の後ろに隠れ、見つからないようにする。

仮に襲われたときは、側溝に伏せたり、電柱に抱きついたりして、腹を押しつけて体を守り、表面積をできるだけ小さくするといいという。

 

 

【襲われても、おなかを守れ】

 

酪農学園大学の佐藤喜和教授(野生動物生態学)は、「ばったり出くわして驚いているのはクマも同じ。急に走り出したり、大声で叫んだりすると刺激してしまうので、まずは刺激しないことが大切です」と話す。

 

「死んだふり」については、「いきなり倒れたら、興味を示してクマは近寄ってくるかもしれない」とするが、「威嚇突進してきたときにも、人を食べるつもりではないので慌てずに。仮に襲われても、両手を首の後ろで組んで首を守り、うつぶせになるなどして、おなかを守ることが必要」といい、この姿勢が「死んだふり」に近いものだと説明する。

次第にクマは離れていくという。

 

ただ、「かなりまれなケース」と佐藤さんがあげるのは、過去に人を襲って食料を得た経験があるクマだ。

 

「人=おいしいものを持っている」という学習をしているクマは、ふらふらと近寄ってくるという。

ぶつかってきたときに、死んだふりをしても効果はないという。

そんなときは「持てるすべての物を使って戦うしかない」。

 

石川県のケースのように、もし街中で出あったら? 

 

クマはパニック状態になっており、クマが落ち着けるように、クマとの間に障害物を挟みながら距離をとるのがいいという。

 

佐藤さんは「ヒグマの会」事務局長も務める。

会では、お役立ちグッズも数多く紹介。

 

クマを撃退する「ベアスプレー」は「4メートル以内から吹いて顔に命中させれば、撃退効果は高い。ただ、風向きには要注意。こっちにダメージがあり、クマ対応どころではなくなる」。

 

クマに人の食料を食べさせないため、特殊な容器で食料を保管することなども紹介している。

 

結論は、クマよけの鈴を鳴らしたり目撃情報を把握したりと、クマに遭遇しないようにし、遭遇してしまったら、焦って急いで行動しないことのようだ。

 

https://digital.asahi.com/articles/ASNBT76GDNBRUTIL01Y.html?pn=6

 

 

 

(2020年11月7日 修正1 ;追記)

 

2020116200分にYAHOOニュース(Forbes JAPAN)からは、鈴の音には慣れることもあるのでペコペコ音など、山の中では聞かない音をたてるほうが効果的など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

・・・・・

 

「鈴の音」がクマ除けになることからもわかるように、クマは元来、人を恐れ、できることなら遭遇を回避しようとする動物だ。

 

それでもクマが人を襲うのは、クマ自身が身を守るための最後の手段だと感じた場合や、子グマを守るためである場合が多いとされる。

 

また稀に、人を恐れるに足りない存在だと学習した場合、積極的に人を襲うケースも報告されているため、過度に人に慣れさせないことが重要とされている。

 

餌付けするなどは言語道断の行為だ。

 

また、「クマにあったらどうするか アイヌ民族最後の狩人 姉崎等(姉崎等、片山龍峯著/筑摩書房)」という書籍では、アイヌの猟師である姉崎氏が、鈴の音に慣れてしまうクマも存在することを語っており、興味深い話だと感じた。

 

クマ除けの鈴をつけた人が、しょっちゅう分け入る山中では、普段は山では聞かれない音、例えば空のペットボトルをペコペコと鳴らす音などのほうが、クマを警戒させる効果があるのだという。

 

いずれにしても、ここに人がいるから近づくな、人は怖い存在だ、という警告を発しておくことが重要で、クマも根本的には人を恐れ、危険を回避しようとしていることに変わりはない。

 

・・・・・

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d41e723466f9c03ae8399528cd3c71f4fe32dcd2 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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