本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016年5月17日11時22分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月17日20時14分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前6時頃、北海道苫小牧市真砂町の出光興産北海道製油所で、従業員から「装置から出火した」と119番があった。
消防によると、装置から炎が上がっていたが、消火活動の結果、午前7時前に炎は見えなくなった。
延焼やけが人の情報はない。
消防などによると、燃えたのは、400℃近くまで熱した重油から硫黄などの成分を分離する「重油直接脱硫装置」の蒸留塔付近。
装置が高温になっており、消防が放水して冷却作業を行っている。
鎮火確認には時間がかかるという。
出光興産によると、消火活動のため、タンクローリーによる石油製品の入出荷を一時見合わせているが、同装置が停止しても生産ラインに大きな影響はないという。
消防によると、脱硫装置の一部に亀裂が確認されたということで、そこから高温の重油が漏れ、火が出た可能性があるとみて、さらに詳しく調べている。
出典
『苫小牧の出光興産製油所で火災…けが人情報なし』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160517-OYT1T50020.html
『製油所火災で放水12時間』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160517/5372393.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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