2018年5月16日17時38分にNHK山梨から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県企業局が甲府市の米倉山に設置した実証試験用の太陽光発電所で、15日、太陽電池パネルのパネル部分が一部焼けたことから、県は焼けた部分の施設の運転を停止し、原因を調べている。
県企業局によると、15日昼ごろ、甲府市下向山町の米倉山にある実証試験用の太陽光発電所で、太陽電池パネルのパネル部分から煙が出ているのを業者の担当者が見つけた。
県の職員などが消火にあたった結果、火はすぐ消し止められたが、縦横30cmほどにわたってパネルが焼けた。
この発電所では、県企業局が太陽光発電で発電した電力を安定的に供給するための「蓄電システム」の実証試験を進めている。
県企業局によると、焼けた太陽電池パネルは軽量で、持ち運びができるシート状のものだということで、焼けた部分の施設でつくられる電力は、発電所全体のおよそ3%だという。
県企業局は、焼けた部分の施設の運転を停止し、原因を調べている。
出典
『米倉山太陽光発電所パネル焼ける』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20180516/1040002604.html
5月18日18時50分にテレビ山梨からは、下記趣旨のやや詳しい記事がネット配信されていた。
山梨県が甲府市の米倉山に設置した実証試験用の太陽光発電施設で、太陽光パネルの一部が焼けた。
県などは、焼けたパネルを撤去して、本格的な原因調査に入った。
県企業局によると、今月15日の昼ごろ、甲府市の米倉山にある実証試験用の太陽光発電所で太陽光パネルの一部から煙が出た。
火はすぐ消し止められたが、パネル1枚が30cm四方に焼けていて、周辺に茶色く変色したパネルも見つかった。
県などは18日、燃えたパネルを撤去して、配線を調べるなど、原因究明調査に入った。
焼けたパネルは、東京に本社がある三菱ケミカルが製造した持ち運びが可能なシート状のタイプで、4年前、米倉山で52.6KWで運用が始まっている。
三菱ケミカルによると、全国40か所でこのパネルを使用しているが、焼けたのは今回が初めという。
「定期点検でも(異常があるという)報告はなかった、速やかに原因究明を行い、再発防止を徹底したい」(県企業局電気課・平井課長)。
焼けたパネルは施設全体のおよそ5%で、県企業局は原因が判明するまで、このパネルを使った発電を中止する。
出典
『太陽光パネル焼ける、県などが原因調査』
http://www.uty.co.jp/news/20180518/4207/
(ブログ者コメント)
テレビ山梨の映像によれば、長方形のシート状パネルの角の部分が三角状に焼けている。
また、作業員が当該シートを折りたたんでいる様子も映っていた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。