2018年5月17日8時18分に岐阜新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時30分ごろ、岐阜県瑞浪市明世町山野内の東濃地科学センター瑞浪超深地層研究所で、地表から深度200mの坑道内で火が出ているのを施設管理者の監視員が見つけ、作業員が間もなく消し止めた。
ビニール製送風管の一部と、コンクリート壁が幅1m、高さ1.3mにわたって焦げた。
けが人はいなかったほか、環境への影響はないという。
同研究所では、坑道に沿って配線している電気系統のケーブルから出火した可能性があるとみている。
同研究所によると、現場は、資材の運搬などに使う「換気立坑」と呼ばれる地表から深度500mまで続く坑道と、ボーリング調査に使う「ボーリング横坑」が垂直に交わる連結部分。
出火当時、現場付近は無人で、施設内の中央監視室で監視員が火災報知器の発報とカメラ映像で火災を確認し、作業員2人がバケツの水で消火した。
警察が出火原因を調べている。
同研究所は2002年に開所。
放射性廃棄物を安全に処分するための研究などを行っているが、施設内に放射性物質は保存していない。
同研究所では、04年に、地上で掘削設備の改造作業中に煙が出たことがある。
火災を受け、水野瑞浪市長は、「原因をしっかり究明し、今後の安全対策に万全を期していただきたい」とコメントした。
同研究所は、「原因の究明と対策を講じ、安全第一に取り組んでいきたい」としている。
出典
『瑞浪超深地層研で火災 環境へ影響なし』
https://www.gifu-np.co.jp/news/20180517/20180517-41443.html
5月16日20時0分にNHK岐阜からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時半ごろ、日本原子力研究開発機構が運営する瑞浪超深地層研究所で、地下200mの坑道にある火災報知器が作動し、送風管の周辺で火が出ているのに坑道の建設工事を請け負う業者の作業員が気付いた。
約30分後に現場に駆けつけた作業員によって初期消火が行われ、午前11時半すぎに現場に到着した消防により、鎮火が確認された。
この火事で、坑道に設置された送風管の一部や坑道の壁が幅1m、高さ1.3mにわたって焦げたが、けが人はいなかった。
出典
『瑞浪超深地層研究所の坑道で火事』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084758531.html
5月17日付で毎日新聞岐阜版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時半ごろ、瑞浪市明世町の瑞浪超深地層研究所の地下200mで出火し、坑道壁面(幅約1m、高さ約1.3m)や送風管の一部が焦げた。
けが人などはなかった。
運営する日本原子力研究開発機構の東濃地科学センターによると、工事業者現場事務所中央監視室で火災報知機が作動し、換気立坑深度200m連結部からの出火を確認した。
119通報で駆け付けた消防が、約1時間後に火を消し止めた。
現場は当時、無人で、壁面の電源ボックスか配線が過熱し、発火した可能性があり、原因を調べている。
同研究所では、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物の地層処分について、最深500mの地点で研究している。
出典
『ぼや 瑞浪超深地層研究所の地下200メートルで けが人無し』
http://mainichi.jp/articles/20180517/ddl/k21/040/176000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。