2024年6月4日20時40分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県下関市は3日、市リサイクルプラザ(同市古屋町1)の管理棟屋上で、職員が手すりのさびを落とそうとしたところ、隣接する自動車販売会社などに駐車中の車両に付着するなどの被害があったと発表した。
さびは洗浄しても取れず、被害車両は計83台で、修繕などの被害額は計約1400万円に上る。
市によると、被害車両はプラザに隣接するホンダ自販山口(18台)と山口スバル(22台)の新車や中古車などのほか、プラザ駐車場に止めていた市環境部職員らの43台。
4階建ての管理棟(高さ約15メートル)は約20年前に完成し、屋上の転落防止の手すりはさび付いた状態になっていた。
市環境施設課では、業者に頼まず、施設の修繕を担当する職員3人が自力で除去できると判断し、昨年11月2、7日に電動工具などを使ってさびを落とした。
しかし、さびは風に舞い、周囲に飛散。
車両に付着し、洗車しても落ちなかったため、同13日にホンダ自販山口から相談があった。
被害額のうち、ホンダ自販山口の被害(約390万円)は計100万円を超えたため、議決が必要となり、7日開会の市議会定例会に損害賠償の関連議案を提出し、他は専決処分とする。
市は関係職員の処分を検討しており、「故意ではないが、迷惑をおかけして申し訳ない」としている。
https://mainichi.jp/articles/20240604/k00/00m/040/047000c
6月3日17時11分にNHK山口からは、半径80mほどの範囲に飛散したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
下関市によりますと、去年11月2日と7日、「下関市リサイクルプラザ」の4階建ての管理棟の屋上で、市の職員3人が転落防止用の手すりについたさびを研磨機で落とす作業を行いました。
その後の11日、近くの自動車販売店の従業員が洗車の際に車体に付いた赤い鉄粉に気づき、リサイクルプラザに問い合わせがあったということです。
市が確認したところ、半径80メートルほどの範囲でさびが飛散し、近くの2つの自動車販売店で扱う新車や中古車、それにリサイクルプラザ敷地内に駐車していた車など、あわせて83台に付着していたということです。
このため、市では過失があったとして被害車両の原状復旧のための修繕費用や代車費用など、あわせておよそ1400万円を支払う予定で、このうち1000万円は保険で支払いますが、残り400万円は持ち出しだということです。
市環境部の吉田部長は、「周辺の事業者にご迷惑をかけたことを大変申し訳なく思います。今後、さび取りには十分注意したい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20240603/4060020219.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。