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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011624日付で東京新聞から、同日1227分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
23日午前8時50分ごろ、太田市の工場から「建物内のドラム缶からガスが漏れ、火災が発生した」と119番通報があった。消防が出動し、出火は確認されなかったものの、有毒ガス発生の恐れがあるとして、一時周辺に屋内退避を呼び掛けたが、ガスは検知されず、けが人もなかった。
 
火災があったのは、シリコン樹脂製品の製造販売会社「M・マテリアルズ・ジャパン」太田事業所。高さ18m、広さ約980m2の倉庫に、シリコン樹脂製品の原料が入ったドラム缶を貯蔵していた。原料は可燃性で揮発性の有機化合物の液体で、漏れたガスを吸いこむと頭痛、めまいがし、最悪の場合は意識を失うという。
 
消防の調べでは、倉庫近くにいた従業員が自動火災警報機が作動したのに気付き、屋内を見ると煙が出ていた。従業員はシャッターを下ろし、燃焼を抑えるハロゲン化物消火設備を作動させた。その後、自衛消防隊が窒素ガスを倉庫内に注入した。
 
同事業所は同市の西部工業団地にあり、周囲は工場や事業所が並ぶ。消防は有毒ガスの発生に備え、午前10時、半径200mに屋内退避を呼び掛けたが、有毒ガスは検出されず、午後2時前に解除した。 
 
その後の現場検証では、倉庫の棚に並べてあったドラム缶1つが床に落下し、破裂して焼けたような跡があったほか、別のドラム缶1つが棚の上で倒れているのが確認できたという。
 
(NHKオンラインの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
 
 
(ブログ者コメント)
 
テレビ映像によれば、立体倉庫の上の方にまでドラム缶が積みあげられていたが、入口付近のドラム缶表面にはススは見られず、きれいなものだった。
 
 

(2011年7月3日 修正1 ;追記)
 
2011年6月24日付の上毛新聞に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
従業員が保管庫内で「ボン」という爆発音を聞き、保管庫を密閉して自動消火装置を作動させた。


 
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201162日に毎日新聞岡山版から、また11848分に瀬戸内海放送から、同日1918分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
1日午後1時半ごろ、倉敷市の石油製品会社「T精油」水島工場で、化学薬品の蒸留に使うタンクの一部が破裂し、作業員ら7人が重軽傷を負った。

タンクは容量約200ℓ。ポリウレタンの原料となるイソシアネートを蒸留する際にできる不純物が入っており、社員2人が加熱作業を行っていた時に煙が上がり、半径30cmほどのガラス製の点検用のぞき窓が破れて、内容物が飛び散ったという。

作業していた1人は左腕骨折の重傷とみられ、もう1人と駆けつけた職員ら5人は目の痛みを訴えている。警察などが原因を調べている。

 

(2011年6月11日 修正1; 追記)


2011
6101233分にNHK岡山から、同日205分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

□T精油の話しでは、事故当時、爆発したタンクではイソシアネートから不純物を取りだす作業を行っていて、イソシアネートのガスにより、タンク内部の圧力が高くなっていた。
□警察などでは、吹き飛んだ小窓にヒビがあったという証言もあるため、タンクの強度に問題がなかったかなど、調べている。

□事故が起きたのは化学薬品蒸留プラント内の不純物貯蔵タンク(直径60cm、高さ90cm、容量約200ℓ)。
□該プラントは、樹脂などの原料に使用されるイソシアネート化合物を蒸留して純度を高める装置。
□点検窓が割れて白煙とともに液体が飛散。作業していた人が左手首骨折の重傷を負った。
 
 
 


(2011年6月26日 修正2 ;追記)
 
201162日付の山陽新聞に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
2人で午前8時半ごろから作業し、プラントから不純物貯蔵タンク(ブログ者注;図を見る限り横型)に排出された不純物約150ℓを取り除くため加熱していたところ、ガラス製の点検窓(厚さ1cm)が割れてタール状の不純物が飛び散り、白煙と刺激臭が拡がったという。
同社などによると、作業中に何らかの理由で点検窓にヒビが入り、混入した空気中の水分とイソシアネートが化学反応を起こし、内部の圧力が高まって破裂した可能性がある。
プラントは約30年前に導入。作業工程でのミスは確認されていないことから、設備の老朽化が原因との見方もあり、警察が調べている。同社が4月上旬に点検、洗浄を行った際は異常なかったという。イソシアネートは常温では液体で、反応性が高い。
 
 

 
 
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(2010年10月6日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年9月18日付の下野新聞に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
9月17日午前11時15分ごろ、下野市の自治医大研究室で窒素ボンベが破裂。室内の流し台と天井約3m2が破損したほか、入口ドアのガラスが割れた。事故当時、研究員ら11人は別室でミーティング中だったためケガ人はなく、実験材料や薬品などの被害もなかった。
同大によると、事故現場の研究室は広さ約48m2で、ネズミにだけ感染するマラリアのワクチン研究を行っている。破裂したボンベは直径約15cm、高さ約40cm、容量10ℓ。このボンベを圧力源とした実験機材を95年に撤去したが、ボンベはそのまま流し台の下に放置されていた。
同大は、ボンベが老朽化し腐食していたことが原因ではないかと話している。
 
 
(ブログ者コメント)
 
・事故が発生した場合、人がケガする、あるいは死亡するかどうかは、全くの偶然に左右されることが多い。このケースも、まさにそれ。破裂するタイミングがちょっとだけずれていたら、研究員がボンベのそばにいて被災していたかもしれない。
・不要になった機器は、一式、撤去することが原則。いつか利用できるかも・・・などと考えて一部を残しておくと、そのうち、誰がどう管理しているのか、分からなくなってしまう。
・研究室の定期的な整理整頓を行っていれば、この事故は防げたかもしれない。
 
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(2010年9月19日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年4月8日付の朝日新聞徳島全県版(ネット;聞蔵)に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
 
4月7日午前11時ごろ、阿南市の日亜化学工業で、冷却装置の銅製タンク(直径10cm、長さ20cm)が破裂し、装置の修理をしていた男性が左手に軽傷を負った。
男性は、午前10時ごろから別の作業員と2人でタンクからフロン系のガスが漏れてないか点検。タンク内に窒素を注入する作業を始めた直後、爆発したような大きな音とともに、タンクの一部がめくれるように裂けたという。
当該装置は、1ケ月以上前から温度調整ができなくなっており、同社がメーカーに調査を依頼していた。


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 プロフィール Profile 
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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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