2018年9月16日22時26分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月16日18時26分にFNN PRIMEからも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
16日午前11時50分ごろ、横浜市南区別所4丁目のもやし販売業者の事業所にあった貯水タンクが、敷地外の路上に吹き飛んだ。
タンクは高さ約4mの近くの電線に引っかかったが、けが人はなかった。
警察によると、タンクは金属製で、高さ約1.5m、直径約80cm、重さ約100kgで、この業者が15年ほど前まで業務用に使っていたという。
タンク内にたまっていた井戸水が腐敗し、破裂した勢いで吹き飛んだ可能性があるという。
タンクは、約2時間後に、東京電力の関係者が電線から引き下ろした。
送電などに影響はなかった。
目撃者は、「3時間くらいは、結構長い間すごい状態でつり下がっていて、どうして、あれがつり下がったんだろうというものが、つり下がっていた」と話した。
出典
『100キロの貯水タンク吹き飛ぶ 横浜・南区』
https://www.kanaloco.jp/article/360650/
『100kgの貯水タンク吹き飛ぶ 横浜市の住宅街』
https://www.fnn.jp/posts/00401056CXL
(ブログ者コメント)
FNN PRIMEには、タンクの底板がパックリ外れている写真が掲載されており、タンク上部には圧力計のようなものも見える。
圧力計を定期的にチェック?
それとも、もう使ってないからと、タンクは管理対象外になっていたのだろうか?
2018年6月26日22時54分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月26日22時5分にメーテレからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後4時25分ごろ、愛知県春日井市桃山町1のプラスチック成形会社・A興業(本社神戸市)名古屋営業所で、円柱形の鉄製タンク(高さ1.4m、幅0.7m)が爆発した。
近くにいた男性が約7m吹き飛ばされて病院に運ばれたが、死亡。
警察は、死因や爆発原因を調べている。
死亡したのは名古屋市昭和区、同営業所長Yさん(男性、64歳)。
警察によると、タンクは営業所敷地にあり、ポンプでくみ上げた井戸水を生活用水として溜めてあった。
爆発して、工場敷地内を15m先まで飛んだ。
以前から、タンクの水の出が悪くなるたびに、修理しながら使用していたという。
前日から水が出なくなり、Yさんが修理していたとみられる。
現場は、東名高速道路春日井インターチェンジから北西へ3km余の国道155号沿いにあり、周辺には工場や住宅が点在する。
出典
『井戸水タンクが爆発、男性飛ばされ死亡 愛知・春日井』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018062690225429.html
『会社敷地内のタンクが爆発か 従業員男性が死亡 愛知・春日井市』
https://www.nagoyatv.com/news/?id=182736
6月26日19時6分にNHK東海からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後4時半前、春日井市桃山町のA興業で、「爆発音がしてタンクと人が飛んだ」などと、近くにいた人から消防に通報があった。
警察によると、会社の敷地内にあるタンクが破裂し、従業員の男性がけがをして病院に搬送されたが、意識不明の重体になっている。
現場となったA興業のホームページによると、この会社は神戸市に本社を置き、道路の工事現場などで使われるコーン標識といったプラスチックの加工などを行っているという。
出典
『タンクが破裂 男性従業員が重体』
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20180626/5930491.html
2011年12月5日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1065/
(2018年4月21日 修正2 ;追記)
2018年4月13日20時5分に日本経済新聞から、国やメーカーへの損害賠償請求は棄却されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪市東成区の駐車場で2009年、老朽化した消火器が破裂し重傷を負ったとして、当時小学4年生だった男性(18)がメーカー「ヤマトプロテック」や国などに約9200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は13日、請求を棄却した。
金地裁判長は判決理由で、メーカー側の責任について、事故は駐車場の管理者が適切な管理を怠ったため発生したもので、予見はできず、事故発生を回避する義務はなかったと判断。
国が消火器の安全な取り扱いや保管方法を定める義務を怠ったとの主張も、「容器の表示内容はメーカーや業界団体が決める事項で、国に権限はなかった」と退けた。
判決によると、09年9月、駐車場に立ち入った男性が1989年製の消火器を触ったところ破裂。
破片が頭に当たって頭蓋骨骨折などの大けがを負い、障害が残った。
国は事故を受け、11年1月に、消火器の使用期限や安全な取り扱い方法の明記などを義務付けた。
男性側が当初、提訴の相手に含めていた駐車場管理者の男性との間では、解決金300万円を支払う内容で既に和解が成立している。
〔共同〕
出典
『消火器破裂事故、重傷男性が敗訴 大阪地裁 メーカーと国の責任認めず』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2937114013042018AC8Z00/
4月13日19時9分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪・東成区の18歳の男性は、小学4年生だった9年前の平成21年、区内の駐車場にあった消火器で遊ぼうとしたところ、腐食が進んでいたために破裂し、頭などに重傷を負って後遺症が残った。
男性は、国やメーカーなどが古くなった消火器の危険について注意喚起を怠っていたなどとして9200万円余りの賠償を求め、国は「必要な対策は取っていた」と主張していた。
13日の判決で大阪地方裁判所の金地裁判長は、「国は過去の事故を踏まえ、メーカーの協力のもとで、消火器の本体に耐用年数や点検の必要性、それに腐食のあるものは危険なことなど、破裂事故を防ぐための表示をさせていた」として、男性の訴えを退けた。
判決のあと、男性の父親が記者会見し、「今後も消火器の破裂事故があるかもしれず、息子のようなけがを負う人が出るかもしれない。国に責任がないとした判決には不満だ」と話していた。
出典
『消火器破裂事故 国の責任認めず』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180413/3798331.html
4月14日付で朝日新聞(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
判決は、この消火器が製造された1989年より前から、国は「5年を目安に点検が必要」などとする注意表示を本体につけるよう指導していたと認定。
事故を防ぐ義務は駐車場の元管理人にあったとし、業界団体とメーカーの過失はないと結論づけた。
2018年2月26日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後9時45分ごろ、北本市荒井6丁目のワクチンの研究開発・製造・販売会社「北里第一三共ワクチン」内にある鉄製の液体タンクが破裂、工場の外壁などを損傷した。
けが人はいなかった。
破裂による火災や付近への被害もなかった。
警察によると、タンクは幅4m、高さ3m、奥行き1mで、高温、高圧で殺菌する施設。
タンクの中身は菌のウイルスなどを含んだ汚水で、既に高温で殺菌されていたという。
「ドーン」という破裂音で事故に気付いた警備員(58)が午後11時すぎ、119番した。
土日は通常、タンクを作動させておらず、当日は数人の職員がいたという。
タンクが作動していたのかどうかも含め、警察で事故の状況などを調べている。
出典
『殺菌タンク破裂、北本のワクチン製造会社 破裂音に気付いた警備員が通報 外壁など損傷』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/02/27/04.html
2月26日付で同社HPに下記趣旨のニュースリリースが掲載されていた。
3.破裂の原因
液体タンク内の圧力が加熱用蒸気によって、異常に上昇したためと推定しています。
圧力が異常に上昇した原因については調査中です。
4.被害状況
液体タンクの破裂により、同社の建物(工場)外壁の破損等が発生しました。
液体タンク内に細菌およびウィルス等は含まれておらず、外壁が破損した建物では現在製造は行われていないことから、本破裂事故による環境汚染等は発生しておりません。
出典
『北里第一三共ワクチンの北本事業所における液体タンク破裂事故に関する報告とお詫び』
https://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006813.html
2017年12月1日5時0分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後1時ごろ、留萌管内苫前町豊浦の町営とままえ夕陽ケ丘風力発電所の水素転換実証試験建屋で、水を電気分解して生成した水素を貯蔵するタンクが爆発した。
平屋約220m2の屋根の鉄骨の一部が曲がったほか、トタン屋根やシャッターが壊れた。
建屋内の別の部屋には作業員5人がいたが、けが人はいなかった。
警察などによると、水素タンクは円柱形で、直径2.4m、高さ2m。
当時、屋内では、水素を圧縮してタンクに入れる作業が行われていた。
警察は、タンク内の圧力が異常に高まり、破裂したとみて調べている。
出典
『水素試験施設で貯蔵タンク爆発 苫前の風力発電所』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/148348
12月1日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
NEDOによると、水素の製造は11月27日に始まった。
建物は3部屋に分かれており、端の部屋にある、水素を一時的に貯めるタンク(直径1.5m、高さ約1m)が破裂したという。
事故当時、スタッフは全員、室外におり、別の部屋にある水素製造装置や、屋外にある大型タンク、液体化装置に影響はないという。
12月1日10時11分に北海道文化放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施設の関係者によると、水素を一時的に貯めておくガスホルダーが破裂した。
出典
『水素タンク爆発 屋根やシャッター吹っ飛ぶ 実験施設』
12月1日9時30分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月30日19時59分にNHK北海道からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後1時5分頃、北海道苫前町豊浦にある新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や大手商社の豊田通商などが共同で運営する実証試験設備で水素の一時貯蔵タンクが破裂し、鉄骨造平屋の屋根の一部が壊れた。
警察と苫前町によると、施設は町営の風車3基の敷地内にあり、風車が発電した電気を使って水を電気分解し、水素を製造している。
風力エネルギーを有効活用する技術開発のために造られ、実証事業が11月27日に始まったばかりだった。
出典
『実証事業開始3日後、水素製造施設のタンク破裂』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171201-OYT1T50023.html
『水素製造施設で爆発事故』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20171130/3186391.html
(ブログ者コメント)
この設備の概略のフローが、2017年10月23日付で新エネルギー新聞からネット配信されていた。
『NEDO・P2G実証事業、北海道・苫前町で開始へ 水素キャリアにMCH使用』
2017年10月4日7時20分に南日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後2時半ごろ、垂水市牛根境の砕石会社の敷地内で、溶接作業をしていた会社員のMさん(男性、57歳)が倒れているのを同僚の男性が発見し、消防に通報した。
Mさんは頭や胸などを強く打っていて、病院に運ばれたが、およそ1時間半後に死亡した。
Mさんは、直径およそ1mの廃タイヤを土台にした看板をつくろうと、鉄製の柱2本とホイール部分を溶接する作業を1人でしていた。
同僚は、大きな爆発音を聞いたと話しているという。
警察は、廃タイヤが何らかの原因で破裂し、Mさんを直撃したのではないかとみて調べている。
出典
『垂水市で溶接作業中の男性死亡』
http://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2017100400025735
(2017年10月15日 修正1 ;追記)
2017年10月4日付の南日本新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
何らかの原因で廃タイヤが破裂、Mさんの頭部などに跳ね返ってきたとみられる。
2017年4月20日19時48分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月22日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後3時半すぎ、横手市十文字町の公民館「幸福会館」で、3階の物置部屋に設置されていた暖房用の湯をためる金属製のタンク2個が破裂した。
大きな音を聞いた近くの消防署の隊員が現場に駆けつけたところ、物置の窓ガラス1枚が割れ、ドアが外れて倒れていたという。
当時、タンクの周りに人はおらず、けが人はいなかった。
タンクは、直径およそ50cm、高さおよそ1mの円筒状で、タンクにためた湯をパイプでほかの部屋に送り、暖房を行っていた。
市によると、暖房施設が老朽化してタンクの圧力を調節するしくみがうまく作動しなかったため破裂したとみられるという。
タンクがあった物置は、当時施錠されておらず、誰でも入れる状態だったという。
市や警察、消防が事故の詳しい状況を調べている。
また、市は、同様のタンクが設置されている公共施設がないか、確認することにしている。
タンクは2台とも、定期点検の対象外だった。
出典
『公民館で暖房用貯湯タンクが破裂』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6015770921.html
3階東側倉庫にある金属製タンク2台が破裂した。
このうち1台のふたが吹き飛んで窓ガラスを突き破り、1階の屋根に落ちた。
施設内には学童保育の児童ら12人がいたが、けがはなかった。
タンクは、施設内を巡る給湯パイプの水圧調整に使われていた。
3階にいた市職員が「ドン」という破裂音を聞き、市を通じて消防に通報。
倉庫の窓ガラス1枚が割れたほか、入り口の木製ドアが外れるなどした。
児童は近くの十文字第一小学校に避難した。
出典
『横手市「幸福会館」、タンクが破裂 窓ガラス割る』
http://www.sakigake.jp/news/article/20170421AK0005/
(ブログ者コメント)
映像を見ると、ドラム管のような縦型円筒タンクが真ん中付近で上半分がスッポリ抜けたような感じになっている。
残された下半分のタンク、飛んだ上半分のタンクともに、噴破のような形跡は、映されている範囲内では見られない。
2017年4月20日19時48分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月22日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後3時半すぎ、横手市十文字町の公民館「幸福会館」で、3階の物置部屋に設置されていた暖房用の湯をためる金属製のタンク2個が破裂した。
大きな音を聞いた近くの消防署の隊員が現場に駆けつけたところ、物置の窓ガラス1枚が割れ、ドアが外れて倒れていたという。
当時、タンクの周りに人はおらず、けが人はいなかった。
タンクは、直径およそ50cm、高さおよそ1mの円筒状で、タンクにためた湯をパイプでほかの部屋に送り、暖房を行っていた。
市によると、暖房施設が老朽化してタンクの圧力を調節するしくみがうまく作動しなかったため破裂したとみられるという。
タンクがあった物置は、当時施錠されておらず、誰でも入れる状態だったという。
市や警察、消防が事故の詳しい状況を調べている。
また、市は、同様のタンクが設置されている公共施設がないか、確認することにしている。
タンクは2台とも、定期点検の対象外だった。
出典
『公民館で暖房用貯湯タンクが破裂』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6015770921.html
3階東側倉庫にある金属製タンク2台が破裂した。
このうち1台のふたが吹き飛んで窓ガラスを突き破り、1階の屋根に落ちた。
施設内には学童保育の児童ら12人がいたが、けがはなかった。
タンクは、施設内を巡る給湯パイプの水圧調整に使われていた。
3階にいた市職員が「ドン」という破裂音を聞き、市を通じて消防に通報。
倉庫の窓ガラス1枚が割れたほか、入り口の木製ドアが外れるなどした。
児童は近くの十文字第一小学校に避難した。
出典
『横手市「幸福会館」、タンクが破裂 窓ガラス割る』
http://www.sakigake.jp/news/article/20170421AK0005/
(ブログ者コメント)
映像を見ると、ドラム管のような縦型円筒タンクが真ん中付近で上半分がスッポリ抜けたような感じになっている。
残された下半分のタンク、飛んだ上半分のタンクともに、噴破のような形跡は、映されている範囲内では見られない。
2017年3月30日20時20分にYAHOOニュース(岩手放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月30日16時15分にNHK盛岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前、岩手県一関市のゴミ処理施設で、汚水処理に使う薬品が北上川に流れ込む事故が起きた。
薬品は毒物や劇物ではなく、飲み水への影響は確認されていない。
流出事故があったのは、一関市狐禅寺の一関清掃センター。
国交省岩手河川国道事務所によると、30日午前10時前、施設の職員が汚水処理に使われる硫酸アルミニウム(硫酸バンド)の液体を、タンクローリー車から施設内のタンクに移す作業中、車のタンクが破裂し、液体が漏れ出した。
漏れた硫酸アルミニウムはおよそ2000ℓで、側溝を通り北上川に流れ出たという。
硫酸アルミニウムは、不純物を吸着し底に沈める浄水作用のある酸性の薬品で、施設では、ゴミ処理で発生した排水を浄化するために使っていたという。
同事務所は、北上川の水質の監視を続けるとともに、一関市は、タンクローリーのタンクが破裂し薬品が漏れ出した原因を調べている。
出典
『清掃センターで汚水処理の薬品2000リットル流出/岩手・一関市』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170330-00010003-ibciwatev-l03
『一関清掃センターで薬品漏れる』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045148861.html
(ブログ者コメント)
報道ではローリー車となっているが、映像では、中型トラックに横置き状態で積載された円筒形のFRP製タンク。
そのタンクの側面が、縦1m横2m程度であろうか、長方形状に切り取られたようにパカッと外れている。
そう・・・。
破裂したとか割れたということではなく、外れたという表現がピッタリだ。
切断面では、一部、繊維が外を向いているように見えるので、タンク製作時の側面パーツがそっくり外れたということかもしれない。
(2017年5月23日 修正1 ;追記)
2017年3月31日付の岩手日報紙面には、下記趣旨の補足説明的記事が掲載されていた。
納入業者が硫酸アルミニウム2250ℓを積んだタンクローリーから、施設の外にある固定タンクに薬剤を注入する際、タンクローリーのタンクが破裂した。
圧力の加減を誤ったとみられる。
2016年12月2日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6530/
(2017年1月25日 修正1 ;追記)
2017年1月18日10時55分に毎日新聞から、施設の管理状況等に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
爆発した圧力タンクが、少なくとも約10年間、未点検だったことが関係者の話で分かった。
住民が自主管理していたが、法や条例の規制対象外で、定期的な検査もしていなかった。
同様の小規模水道施設は全国の過疎地などに点在しており、専門家は対策の必要性を訴える。
「ドーンとものすごい爆発音がして、数秒間気絶したのかな。気づくと圧力タンクがなくなっていた」。
施設を運営する地元の「水道組合」で会計を担当し、肋骨を折る重傷を負った男性(65)は、沈痛な表情で振り返った。
事故が起きたのは、昨年11月26日午後6時過ぎ。
同町藤原の赤松地区の一部で水道が出なくなったため、男性と水道組合長(69)が車で数100m離れた施設の点検に出かけた。
まず男性がタンク(高さ約1.3m、直径約50cm)に上り貯水槽の中を見ると、水が入っていなかった。
電気系統のトラブルを疑い、近くにある配電盤を調べるためタンクを下り、後から来た焼き肉店経営のTさん(70)がタンクに上ると爆発。
タンクは高さ約3mの鉄骨スレート製の屋根を突き破り、施設の外まで吹き飛んだ。
Tさんは搬送先の病院で多臓器不全により死亡。組合長も手にけがをした。
施設は約20年前に整備され、地元住民でつくる水道組合が管理していた。
組合の関係者によると、これまでも数年に1度、水が出なくなり、業者に依頼して修理していた。
ただ定期検査をしたことはなく、問題のタンクは少なくとも約10年間、点検していなかった。
水道組合には、当初、10数世帯が入っていたが、今は5世帯(店舗などを除く)に減った。
高齢化が進み、管理は年々厳しくなり、組合長は「定期検査する余裕はなかった」と打ち明けた。
タンクは、電気の力でくみ上げた地下水をいったん貯水。空気の圧力で貯水槽に送り出す仕組み。
警察は、タンクのメーカーや組合関係者から事情を聴くなどして、原因究明を進めている。
[水道事業に詳しい近畿大経営学部の浦上拓也教授(公益事業論)の話]
高齢化が進む過疎地では、住民による維持・管理には限界があり、今後も同種事故が起きる可能性がある。
全国には,水道が普及していない地域に給水車で配水している自治体もある。
こうした取り組みを広げたり、今回のような小規模施設の運営を行政がバックアップしたりするなど、対策を講じるべきだ。
厚労省によると、水道法による規制・管理を義務づけられているのは、上水道(給水人口5001人以上)や簡易水道(同101~5000人)など。
大分県は、条例で同50~100人の施設も規制しているが、今回事故があったような同50人未満の小規模施設は対象外だ。
厚労省の担当者は、「小規模施設は全国に無数にあり、実態は把握していない」と話す。
県は事故後、年に1回程度メーカーなどの定期点検を受けるよう各水道組合に文書で求めたが、強制力はない。
出典
『大分の水道組合 タンク10年間未点検 3人死傷爆発事故』
http://mainichi.jp/articles/20170118/k00/00m/040/168000c
(2018年1月17日 修正2 ;追記)
2018年1月16日付で毎日新聞大分版から、タンクの圧力を監視していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)
杵築日出署は15日、事故で死傷した3人を過失致死や過失傷害容疑で大分地検に書類送検した。
送検容疑は、3人は同地区の水道水の供給が停止した際、圧力タンクや配水管などに設置されたバルブの開閉状態やタンクの圧力を監視して応急措置をとるなど、危険を回避する義務があったが、怠ったとしている。
1人は死亡しているが、2人は容疑を認めている。
出典
『水道破裂事故 人を書類送検 杵築日出署』
http://mainichi.jp/articles/20180116/ddl/k44/040/457000c
1月15日19時0分にテレビ大分からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、3人が圧力タンクや配水管などの状況を確認せず復旧作業を行い、安全性を確保する注意義務を怠ったとしている。
出典
『水道設備破裂 死傷の3人書類送検』
https://www.tostv.jp/news/1809.html
1月16日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
タンクに設置された圧力計を監視したりバルブを適切に調整するなどの注意義務を怠った疑いがある。
(ブログ者コメント)
当初の報道では、事故原因はタンクの老朽化か?というトーンだったが、どうやら操作ミスが原因だった模様。
(2018年3月22日 修正3 ;追記)
2018年3月21日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分地検は、書類送検されていた3人を、いずれも不起訴処分にした。9日付。
理由は明らかにしていない。
2016年11月26日23時28分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月27日付で大分朝日放送から、11月27日0時55分に読売新聞から、11月27日19時29分にNHK大分からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後6時20分ごろ、大分県日出(ひじ)町藤原の簡易水道施設の小屋で「何かが爆発して、けが人が出た」と119番通報があった。
警察によると、男性3人が病院に搬送され、会社役員のTさん(男性、70歳)が多臓器不全で死亡。農業男性(65)が胸などを打ち重傷、無職男性(69)が手に軽傷を負った。
警察によると、現場周辺で午後5時ごろから水道が出なくなり、水道業者に連絡した後、近隣の住民数人が水道の供給元となる小屋を調べに来ていたという。
小屋は鉄骨スレート製で、広さ約15m2、高さ約3m。
天井や壁に穴が開いたが、出火はしなかった。
事故当時、死亡したTさんが小屋の中にある圧力タンク(高さおよそ1m30cm、直径50cmあまりの円柱形)の上に乗って目視で点検していたところ、タンクが破裂。
接続部分から外れて吹き飛び、天井に衝突したあと、外に飛び出したという。
圧力タンクは、地下から汲み上げた水を貯水槽に送り出すためのもの。
小屋では、ポンプで水をくみ上げ、地区の9軒に水を供給していたという。
近くに住む男性は、「天井の鉄骨がゆがんでいた」と話した。
施設は9世帯の住宅や飲食店に水を供給していて、20年以上にわたって地区で管理していたが、定期的な点検などは行っていなかったという。
出典
『水道小屋で爆発、1人死亡2人重軽傷 大分・日出町』
http://www.asahi.com/articles/ASJCV73K1JCVTIPE021.html
『簡易水道施設が爆発 住民1人が死亡』
『水道小屋で爆発か、1人死亡2人重軽傷…大分』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161126-OYT1T50162.html
『3人死傷事故は圧力タンク破裂』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5074749851.html?t=1480279601546
11月28日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)からか、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「気づいたら吹っ飛ばされていた」。
事故当時、現場にいた男性は、そう振り返った。
小屋には高さ130cm、直径56cmの圧力タンクと高さ2mの貯水槽が並んでおり、Tさんは圧力タンクの上で隣にある貯水槽を調べていたという。
別の男性は、奥の配電盤を調べていた。
男性が小屋の入口にいた時、事故は起きた。
「突然、ボーンと空気が破裂するような大きな音が聞こえた。見たらTさんが仰向けに倒れていた。」
男性自身も勢いで1mほど飛ばされ、手などに軽いけがをした。
圧力タンクは、頭を下にして小屋の外に落ちていた。
内側が錆びていたという。
11月29日18時51分にNHK大分からは、大分県が事例の横展開対応を行ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県はこの事故を受けて、29日、市町村や水道施設の管理者などに対し、文書などを通じて施設の定期的な点検の実施を呼びかけた。
また、今回の事故は、地域の住民だけで管理していた規模が小さな水道施設で起きたことから、県はホームページを通じて、こうした施設の利用者に注意喚起をするとともに、市町村に対して施設の管理者に、直接、注意を呼びかけるよう求めている。
県環境保全課は、「設置したままになっている場合も見受けられるので、管理者は定期点検を行い、劣化した部品は交換するなどして事故を防いでほしい」と話している。
出典
『水道施設事故で注意呼びかけ』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5074816861.html?t=1480455104233
(ブログ者コメント)
〇大分県のHPに掲載されている注意喚起文書は、下記参照。
『圧力タンクの取扱いについて(注意喚起)』
http://www.pref.oita.jp/soshiki/13350/suidou-cyuui.html
文書中、施設の簡略フロー図が掲載されている。
〇同じような施設は他県にもあると思うが、大分県以外での横展開の動きは、ブログ者の知る限り、まだない。
原因が判明してから、ということかもしれないが・・・。
〇軽傷だった男性はテレビのインタビューに対し、「自分は足が悪いので小屋の外にいた」と話していた。
2016年11月22日17時46分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日正午ごろ、和歌山市にある化学工場「E社」から、「煙が上がっている」と消防に通報があった。
警察や消防が駆けつけたところ、敷地内にある直径7m近く、高さおよそ6mの鉄製のタンクが破裂して、ふたの一部がめくれ、配管が破損していた。
警察によると、タンクはリサイクルに回す硫酸の廃液を一時的に保管するためのもので、破裂は、車両で運んできた廃液をタンクに移す作業が終わった直後に起きたという。
この事故で廃液が外に漏れることはなく、けが人はいなかった。
「E社」では、ことし3月にも、別のタンクに硫酸の廃液を入れる作業の直後に破裂が起きる事故があり、再発防止に向けた点検などが行われたという。
NHKの取材に対し「E社」は、「原因などは調査中で、詳細についてはコメントできない」としている。
警察や消防などが、当時の状況や事故の原因を詳しく調べている。
出典
『化学工場で再びタンクが破裂』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044620671.html?t=1479846463755
(ブログ者コメント)
今年3月の事故は下記参照。
2016年3月10日 和歌山市の化学薬品製造工場でタンクローリーからタンクに廃硫酸を受け入れ中、タンクが破裂して天板が6m吹き飛ぶ
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5737/
2016年8月18日付で毎日新聞茨城版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月17日21時53分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後3時10分ごろ、鹿嶋市光の新日鉄住金鹿島製鉄所内にある鉄製の配管(直径約2m)の一部が破損し、点検中だった協力会社社員の男性(24)が風圧で約20m飛ばされ、全身を強く打って、その場で死亡が確認された。
警察や製鉄所によると、配管は高炉に風を送るため、屋外の高さ約7mの地点に設置されている。
複数の作業員が足場に登り、配管の補修工事を数日にわたって行っていた。
当時は、空気漏れなどの点検作業をしていた。
圧力テストのため風を送ったところ、破損したという。
配管の一部がめくれ上がっており、警察は、漏れた空気の風圧で男性が吹き飛ばされ地上に転落したとみて、詳しい事故原因を調べている。
出典
『配管破損 作業員死亡 風圧、20メートル飛ばされ 新日鉄住金鹿島』
http://mainichi.jp/articles/20160818/ddl/k08/040/091000c
『新日鉄住金製鉄所で配管破裂=点検中の作業員死亡-茨城』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081700923&g=soc
8月18日0時5分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は、送風管に沿って組まれた高さ7mの位置にある足場で作業していた。
「ボン」という音がした後、約20m離れた地上の通路に倒れているのを、巡回中の製鉄所社員が発見した。
男性が作業していた場所では送風管が数mめくれ上がっており、警察が事故原因を調べている。
出典
『送風管破裂、24歳男性作業員死亡 20メートル吹き飛ぶ 茨城・鹿島製鉄所』
http://www.sankei.com/affairs/news/160818/afr1608180001-n1.html
2016年8月11日23時30分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『中国の火力発電所で爆発、21人死亡 調整運転中に蒸気管が破裂』
http://www.sankei.com/affairs/news/160811/afr1608110014-n1.html
中国湖北省当陽市の火力発電所で、11日、高圧蒸気管が爆発し、少なくとも21人が死亡した。
5人が負傷し、うち3人は重傷という。
中国国営新華社通信が伝えた。
新華社によると、建設中の施設で調整運転を行っていた際に、蒸気管が破裂した。
国家安全生産監督管理総局は、同日、現地に特別指揮班を派遣した。
また、現地メディアは、省政府が事故原因と責任について厳重に取り調べていると報じた。
173人の犠牲者を出した天津市港湾地区の大規模爆発事故から12日で1年を迎えるが、生産現場の事故は後を絶たない。
安全管理のずさんさや人命軽視の風潮に対し、改めて批判が高まりそうだ。
報道によると、発電所の運営企業は2002年に商業登記され、火力発電などを主な業務としている。
8月11日23時39分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『発電所で爆発、21人死亡=相次ぐ事故-中国』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081100497&g=int
新華社電によると、中国湖北省当陽市で11日午後、火力発電所施設の高圧蒸気管が爆発し、21人が死亡、重傷者3人を含む5人が負傷した。
蒸気管の破裂により、蒸気が外部に漏れ、何らかの原因で爆発を起こしたとみられる。
昨年8月12日には天津で173人の死者・行方不明者を出した大規模爆発事故が起こるなど、中国各地で安全を軽視した事故が相次いでいる。
今回の爆発現場では、10階建て程度の高さがある施設の壁の大部分が吹き飛ばされるなど、爆発により大規模な爆風が発生したもようだ。
2016年7月12日付で中日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
7月12日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前5時50分ごろ、松阪市のクリーニング業T社三重工場で、50トンの貯水タンクが破裂し、満杯の水が流出した。
けが人はなかった。
市によると、環境に影響はない。
警察によると、タンクは高さ7m、直径3mの円筒型で、FRP(強化プラスチック)製。
浄化した洗濯用の水をためていたという。
土台の上部約1mが全体的に破裂し、倒れた。
水は、タンクの傍らにある工場のコンクリート塀を倒し、住宅と工場の間の側溝などに流れた。
警察が、タンクが劣化していなかったかなど、原因を調べている。
11日は午前8時に始業予定で、夜間は無人だったという。
根元からちぎられたように壊れた巨大タンクが横たわり、そばに立っていた工場のコンクリート塀は、約5mにわたってなぎ倒された。
松阪市のクリーニング工場で11日朝、発生した貯水タンクの破裂事故。
散乱した現場は、流れ出た50トンの水量のすさまじさを物語っていた。
倒れたコンクリート塀そばには、幅約2mの側溝を隔てて数軒、住宅が並ぶ。
「雷が落ちたような音で跳ね起きた」。近くに住む男性は事故当時を振り返った。
現場に駆けつけると、大量の水がごう音を立てて側溝に流れ込んでいたという。
警察によると、工場の防犯ビデオには、針で刺した風船が割れるように、突然、タンクが破裂する様子が映っていた。
流れ出た水をかぶった家もあった。
近くに住む男性は、「水をかぶった家は母親の家。台所の窓から大量の水が入りこんだらしい」と心配していた。
出典
『貯水タンクが破裂 松阪のクリーニング工場』
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20160712/CK2016071202000011.html
2016年6月4日8時47分に福島民友から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月4日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後4時5分ごろ、相馬市光陽2丁目の太陽光発電関連部品製造のエム・セテック相馬工場で「爆発音がする」と、大音響に驚いた近所の人から消防に通報があった。
消防によると、工場にある強化プラスチック製のタンク一つ(20m3)の上部が破損した。
作業は遠隔操作されていて、けが人はおらず、周辺での健康被害の報告もないという。
消防は、タンクの圧力が上昇して破裂したとみて調べている。
消防によると、タンクは工場で出た排水を処理する施設の一部で、排水にカセイソーダを混ぜて中和する工程で出た水素ガスがタンクの破裂につながったとみられる。
現場は国道6号バイパス沿いの工業団地の一角で、近くに相馬光陽サッカー場などもある。
出典
『相馬の工場タンク破裂 水素ガス、圧力上昇が原因か』
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160604-081460.php
(ブログ者コメント)
ベントラインの詰まりが原因だったのだろうか?
2016年3月11日9時58分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月10日19時16分にNHK和歌山からあも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10日正午頃、和歌山市の化学薬品製造「E社」の工場で、廃硫酸を貯蔵するタンク(直径約5m、高さ約8m)が破裂し、上部の鉄製の蓋が約6m吹き飛ばされ、工場敷地内に落下した。
けが人はなく、廃硫酸の流出や火災もなかった。
警察発表では、午前11時半頃から同社の作業員2人が、タンクローリーからホースをつないでタンク内に廃硫酸を入れていた。
作業終了から数分がたった頃、「ボン」という大きな破裂音が上がり、蓋が吹き飛んだという。
作業員は、タンクから離れた場所にいて無事だった。
工場によると、このタンクは、硫酸の廃液を回収し、リサイクルするために一時的に保管するためのものだという。
同社や警察が、タンクが破裂した原因などを調べている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160311-OYT1T50032.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2043592031.html?t=1457646207506
(ブログ者コメント)
「作業終了から数分がたった頃」という表現が気になるが、もし、廃硫酸受け入れ中の事故だったとすれば、この種の事故は、ベントラインの詰まりで起きることが多い。
仮に、詰まりが原因だったとすれば、防止策としては、定期点検・清掃等。
2016年1月4日20時25分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月5日18時55分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前6時50分ごろ、札幌市清田区清田1の4の道道で、走行中の観光バスの後部から出火し、バスは半焼した。
運転手ら乗っていた12人にけがはなかった。
警察はタイヤが破裂したとみて、原因を調べている。
警察によると、バスはスイミングスクールの合宿で江別市から函館市に向かう途中で、小学生から高校生までの児童、生徒やコーチが乗っていた。
「バン」という音がした後、右後部のタイヤ付近から煙が出たという。
これまでの警察の調べで、右後ろのタイヤ付近の焼け方が激しいことがわかり、警察は、この付近から火が出たとみている。
バス会社の話では、このバスは平成5年から使われていて、現在の会社では平成21年に中古で購入して使用していたという。
全国でバス火災が相次ぎ、国からの指示を受け行った年末の点検では異常はなく、4日の出発前の朝の点検でも、バスに異常は見つからなかったという。
警察は、出火場所の特定を進めるとともに、今後、専門家の意見も聞くなどして、出火原因を詳しく調べることにしている。
「NHKのナレーション」
火災の状況を近くの防犯カメラがとらえていました。
進行してきたバスは後部付近を炎上させたまま交差点を右折し、あちらの付近で停まったといいます。
画面左から見えてくるのが炎上したバス。すでに車体右側後部のタイヤ付近から煙があがり、隙間から炎も見えます。
勢いを増す炎。窓の高さまで迫っています。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160105/k00/00m/040/073000c
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160105/4787041.html
(ブログ者コメント)
大型自動車のタイヤがパンクして火災になったらしい事例は、1月3日に大分県で起きたばかりだ。(本ブログ掲載済)
なぜタイヤのパンクで火災になるのか?
調べてみると、過去、パンクしたまま走っていて道路とタイヤの摩擦熱あるいは火花で火災になった事例があった。
(堺市消防局 火災調査ファイル20)
『はがき4枚-パンクもほどほどに』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~fireschool2/p-sakai-20.pdf
(2004年7月6日 Response)
『パンクの軽視が車両火災を招く』
http://response.jp/article/2004/07/06/61881.html
2015年12月15日12時30分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月15日13時5分に中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前10時半ごろ、名古屋市港区潮凪町の稲永埠頭の一角にある金属加工を行う会社の作業場で、ドラム缶をリサイクルするためバーナーで切断していたところ、突然、ドラム缶が破裂した。
消防によると、この事故で中から熱風が吹き出し、作業をしていた55歳の男性がのどにやけどするなど軽いけがをして、病院に搬送された。
近くで働いている男性によると、現場では、使われなくなった金属やドラム缶などを集めて仕分けする作業が行われているという。
近くで働いている58歳の男性は、「体で感じるほどの大きな爆発音がしてドラム缶が30mぐらいの高さまで回転しながら上がった」と話していた。
警察は、ドラム缶の中に残っていたガスにバーナーの火が引火して中の圧力が爆発的に高まり破裂したとみて、詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20151215/4318441.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015121590130541.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。