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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2015115日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4564/

 

 

(2015年6月6日 修正2;追記)

 

20155291027分に新潟日報から、屋根の重さも崩落の一因だったという報告書が経産省に提出されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

52974分に産経新聞新潟版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京電力は28日、原因や再発防止策の最終報告書をまとめ、経済産業省に提出した。

報告書では、東電は屋根の構造を把握しておらず、屋根自体の重みも崩落の要因になったとした。

除雪基準が雪の重さを考慮していなかったことも、あらためて一因として挙げた。


東電の木村新潟本社代表らが28日、新潟市中央区の東電新潟本部で記者会見し、「広く社会に迷惑を掛け、申し訳ない」と謝罪し、報告内容を説明した。


報告によると、崩落した屋根は2層構造になっていて、30cm以上の厚さがあった。

東電は厚みや重さを把握しておらず、他の発電施設と同程度の1層構造と認識していたが、それよりも重かったことが崩落の一因になった。


湯沢発電所は1951年に別の会社から移管された水力発電所で、古谷・信濃川電力所長は、「東電が発電所を引き受けた際は戦後ということもあり、設計書も構造計算書もない状態だった。屋根の状況を把握できなかった」と説明した。


2月の中間報告と同様、除雪の必要性を積雪深だけで判断し、雨で重量が増すことを考慮していなかったことも原因に挙げた。


再発防止策として、県内の信濃川発電所(津南町)と中津川第一発電所(同)を含む積雪地の22発電所を対象に、9月末までに構造耐力を確認。

必要に応じて、11月末までに、建屋の補強や融雪装置の設置を行う。

積雪の重量を量る装置の設置や除雪実施基準づくりも、10月末までに進める。


崩落したタービン建屋の今後について古谷所長は、「建物、基礎を含めてすべて撤去、廃棄する」とし、発電再開のめどについては「答えられる状態でない。地域などの意見を聞きながら検討したい」と述べるにとどめた。

 

出典URL

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20150529183865.html 

http://www.sankei.com/region/news/150529/rgn1505290015-n1.html

 

 

 

(2019年10月4日 修正3 ;追記)

 

20191011144分に新潟日報から、1号機が営業運転を再開したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京電力は30日、2015年1月に雪の重みなどによりタービン建屋の屋根が崩落し、運転を停止していた湯沢発電所(新潟県湯沢町)の1号機(9280キロワット)が営業運転を開始したと発表した。

 

2号機(同)も10月中に開始する予定。

同発電所は清津川から最大で毎秒6・121トンを取水し、魚野川に放流する水力発電所。

東電は17年6月から発電設備の工事を進めていた。

2機とも営業運転した時の認可出力は1万6100キロワット。

崩落事故では、東電が除雪を行う基準に雪の重さを考慮していなかったことや、屋根の構造を把握しておらず、屋根自体の重みも崩落の要因になったことが問題となり、屋根に融雪装置を設置するなどの対策を取った。

 

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20191001498388.html

 

 

930日付で該社HPにも同趣旨の記事が掲載されていた。

 

・・・・・

 

湯沢発電所では、本件を受け、201762日から、湯沢発電所構内の発電設備改修工事を行ってまいりましたが、本日、2台ある水車発電機のうち、1号機の営業運転を開始いたしました。


なお、2号機については、10月中に営業運転を開始する予定としております。

 

今回の工事では、崩落の原因となった積雪への対策として、建屋屋根に融雪装置を設置するなど、除雪を必要としない構造にするとともに、変圧器・開閉器における絶縁油を使用しないガス封入機器の採用や、機器操作の電動化により油流出のリスク低減を行うなど環境に配慮した設備に変更しております。

 

http://www.tepco.co.jp/press/release/2019/1518027_8709.html 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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