2021年6月11日18時40分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
公園の地面から突き出ていた鉄筋の棒。
13歳の男子中学生が15針を縫う大けがです。
掘り出された鉄筋。
東京・足立区の新田さくら公園に埋まっていました。
鉄筋が見つかったのは2日。
園内で遊んでいた男子中学生が転倒して、ひざの下あたりが鉄筋に当たり、15針を縫うけがをしました。
鉄筋があった原因について「施工業者が抜き忘れた可能性がある」としていましたが、足立区の公園管理課は「工事には様々な業者が関わっていて、現時点で調査中」としています。
さらに、別の可能性も…。
担当者によりますと、この場所の地下は土だけで、鉄筋は使っていないというのです。
公園の舗装を手掛ける業者も…。
「舗装工事等で鉄筋を使うことはまず一般的にはないですね。もし(鉄筋を)利用する場合はコンクリートで固めちゃって鉄筋はコンクリートの中に収まる形になりますので」
だとしたら、なぜ…。
足立区の別の公園では去年、砂場で大量の「つまようじ」が見つかりました。
こうした行為は、いたずらかもしれませんが、「けが」や「心理的な不安」ははかり知れません。
一方、今回見つかった鉄筋。
地面に垂直に近い状態で、担当者によれば、地表に「数ミリ」出たような状況だったといいます。
担当者は悪意のある行為だった可能性も捨てきれないとしています。
この公園では、他にも地中から鉄筋3本と杭が1本見つかりました。
足立区は今後、金属探知機を使ってさらに詳しく調べ、約60の公園も調べるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c910b97ed0abfdfb9e1dbf7352c34a278e2078d5
6月10日18時33分にTBS NEWSからは、鉄筋の長さは30㎝だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄筋は地面から数センチ出ていたということで、区の職員が引き抜いたところ、直径10ミリで、長さは30センチあったということです。
周辺からは、他にも同様の鉄筋3本とロープを地面に固定する鉄の杭1本が埋まっているのが見つかり、取り除かれました。
公園は2010年の施工で、工事の際、業者が残した可能性もあるとして、区が調査しています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4288972.html
6月10日21時21分に日テレNEWS24からは、管理人が引き抜こうとしたが引き抜けなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後、公園の管理人がこの棒を引き抜こうとしたものの、抜くことができず、区への報告を怠りました。
翌日、中学生の保護者から連絡を受けた区は、この棒を掘り起こして撤去しました。
https://www.news24.jp/articles/2021/06/10/07887618.html
6月10日17時20分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、定期的な清掃や点検を行っていたが気付かなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄筋の棒は、園道を舗装する工事の際に地中に埋められ、施工業者が抜き忘れたと考えられるもので、これが地面に露出して事故につながったとのことです。
公園では定期的に清掃や点検が行われていましたが、この棒には気付かなかったということです。
区は今後、金属探知機を使用し、この公園全域を調査するほか、近年工事を行った区内の公園、およそ60か所についても調査を行い、再発防止に努めたいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e674369c03c38a18dedf067452a2d1de68cc03c
(ブログ者コメント)
垂直に、人の力では抜けないほど強固に埋っていたということで、悪質行為だったことも考えられる。
ただ、もしそうだったとすれば、テレ朝の鉄筋アップ映像で、先端がもっと潰れていてしかるべきかな?という気もする。
そういった原因推察はさておき、ここでは日常管理での見落とし事例として紹介する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。