2021年3月9日18時30分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・赤坂の工事現場で9日昼前、鉄パイプが落下し、直撃した作業員の男性が死亡しました。
午前11時半ごろ、港区赤坂のビルの工事現場で重さ6キロほどの鉄パイプが9階のあたりの高さから地上に落下し、歩道で作業をしていた40代の作業員の男性の頭を直撃しました。
男性作業員は病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
通行人や他の作業員にけがはありませんでした。
鉄パイプは、ワイヤーを巻きつけてクレーンで吊り上げられていましたが、突然、落下したということで、警視庁は当時の状況を詳しく調べています。
現場は東京メトロ・赤坂見附駅近くのオフィス街です。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4217444.html
3月9日17時41分に産経新聞からは、鉄製の台が数10個ワイヤから外れて落ちたらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前11時半ごろ、東京都港区赤坂の路上で、近くのビル建設現場から鉄製の台数十個が落下し、40代の男性作業員の頭を直撃した。
男性は都内の病院に搬送された後、死亡が確認された。
警視庁赤坂署が原因を調べている。
署によると、他の作業員や通行人にけがはなかった。
クレーンでビルの9階付近までつり上げていた台がワイヤから外れて落ちたとみられる。
現場は東京メトロ赤坂見附駅から西に約300メートルのオフィス街の一角。
https://www.sankei.com/affairs/news/210309/afr2103090014-n1.html
(2022年9月30日 修正1 ;追記)
2022年9月29日14時0分に朝日新聞からは、現場所長など3人が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警視庁は29日、工事を請け負っていた中堅ゼネコン「T建設」(大阪市)の現場所長の男性(55)ら3人を業務上過失致死容疑で書類送検した。
捜査関係者への取材でわかった。
送検されたのは、現場所長のほか、工事を監督する立場にあった男性会社員(29)と同社の下請け会社の社員でクレーンを操作していた男性作業員(48)。
事故は昨年3月9日午前11時半ごろ、東京都港区赤坂4丁目の建設中の10階建てビルで発生。
クレーンでつり上げられていた鉄の資材(1個あたりの重さ5・6キロ)計112個がバランスを崩し、うち48個(計約270キロ)が約30メートル落下して、地上にいた作業員の長田さん(当時43)の頭などを直撃した。
長田さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
警視庁は、資材が落ちる可能性があるにもかかわらず、クレーンの直下を人が往来していた状況を問題視。
現場所長ら3人が立ち入りを禁じるなどの指示をしなかった結果、長田さんを死なせた疑いがあると判断した。
https://www.asahi.com/articles/ASQ9Y3J9YQ9YUTIL001.html
9月29日14時54分に産経新聞からは、現場責任者は細かく指示していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
捜査関係者によると、書類送検されたのは、現場責任者の男のほか、工事を監督する立場にあった同社社員の男(29)と、別会社に所属するクレーンの運転手の男(48)。
現場責任者は「(安全確認について)細かく指示していなかった」などと容疑を認めているという。
https://www.sankei.com/article/20220929-D6ZRJH6VBVOCZMOLV54NLGD7WA/
9月29日17時48分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、被災者は昼の休憩時間にクレーンの真下エリアに通じるドアを開けて道路に出たところ、上から落下してきたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
警視庁によりますと、長田さんが昼の休憩時間にクレーンの真下のエリアに通じるドアを開け、道路に出たところ、クレーンが持ち上げていた鉄製の資材48個、およそ270キロが30メートルの高さから落下し、頭などを直撃したということです。
3人はドアを施錠していなかったほか、クレーンの下のエリアを通行禁止にせず、監視員の配置するなどの安全管理を怠っていたということです。
任意の聴取に対し、現場監督の男性は「孫請け業者に責任があると思う」と一部容疑を否認していますが、ほかの2人は容疑を認めているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf495742d342a9cee6a0257c846d07cda0964e99
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。