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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016913104分にAFPから、パリ発として、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

月と太陽が一直線上に並ぶ際に満潮を引き起こすのと同じ重力が巨大地震の誘発にも関与している可能性があるとの研究結果が、12日、発表された。

 

東京大学の研究チームによると、このメカニズムをより詳細に解明することが、既知の断層が大地震を引き起こす可能性が高い時期を予測する一助となる可能性があるという。

 

英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」に発表した論文で、研究チームは、「大地震が発生する確率は、大きな潮汐応力が及ぼされている時期に高くなる」と結論づけており、また、重力によって引っ張られる力が最大になる時に「微小な岩石破壊が巨大な破裂にまで拡大する可能性が増大する」と述べている。

 

東大の井出哲教授と共同研究者らは、この20年間に世界中で発生したマグニチュード(M)5.5以上の大地震に着目。

それぞれの地震発生前2週間における、「潮汐応力」として知られる引力の大きさを再構成した。

 

地震の規模がM5.5より小さい場合には、明確な相関関係は認められなかったが、2004年12月26日に発生したM9.3のインドネシア・スマトラ島沖地震などの最大級の地震の多くは、月と太陽の引力が特に強大になる期間中に発生していた。

 

2010年に発生したM8.8のチリ・マウレ地震や、2011年のM9.0の東北地方太平洋沖地震にも、これと同じ関連性が存在していた。

 

巨大地震がどのようにして始まり、発展するかの正確な仕組みについては、まだ不明な点が多いが、ある理論では、すべての地震が微小な破砕から始まり、雪だるま式に大規模な破裂へと成長することが示唆されている。

 

これが正しいとすれば、この現象が起きる確率が、新月や満月の時期に発生する大潮の期間に高くなることを、今回の最新研究は示唆している。

 

今回の成果は、「特に巨大地震に関して、地震発生の確率的予測を向上させるために利用することができる」と、井出教授と研究チームは結論付けている。

 

出典

巨大地震、大潮の時期に発生確率上昇か 研究

http://www.afpbb.com/articles/-/3100702

 

 

913716分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

潮の満ち引きの幅が大きくなる大潮の前後は巨大地震の発生頻度が高まるとの研究成果を、東京大のグループが発表した。

巨大地震の発生頻度は元々低く、大潮前後の危険性が目立って高くなるわけではないが、地震の発生確率を計算する際の精度向上につながる可能性がある。

 

東大の井出哲教授(地震物理学)らは、過去の地震発生時の潮の状況を分析。

マグニチュード(M)8.2より大きい巨大地震12件の場合、10件は大潮や前後の干満差が大きい日に起きていた。

実際に、スマトラ島沖地震(2004年、M9.1)は大潮の日に発生。

東日本大震災(11年、M9.0)も、干満差が大きい時期だった。

 

井出教授によると、潮位が1m上下すると、海底を押す力は10kPa程度変化し、圧力が大きく変わるほど、地震を起こす断層の動きに影響を与えると考えられるという。

 

大潮を考慮して地震の発生頻度の予測を算出すると、M8.2より大きい地震では、干満差が小さい場合より6~40倍高い数値になった。

一方、M5.5からM8.1までは、干満差による違いはみられなかった。

 

井出教授は、「大地震はさまざまな要因が絡んで起きる。潮の影響もその一つとわかった。だが、(大潮になる)満月だから危ない、ということにはならないので注意して欲しい」と話している。

 

出典

大潮の前後は巨大地震の頻度高い 東大グループが解析

http://www.asahi.com/articles/ASJ9C0H44J9BULBJ005.html

 

 

9131327分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

月の引力が地震と関係しているとの研究は過去にもあったが、今回は1万以上の地震データを使い、地震前からの変化を詳しく調べたのが特徴。

 

チームは、約15日周期で変化する潮の満ち引きを起こす力が、地震の前日に震源付近でどのように働いていたかを分析した。

すると、2004年のスマトラ沖地震や11年の東日本大震災を含むマグニチュード(M)8.2以上の巨大地震12例のうち9例は、15日間の中で特に力が強い日だった。

 

M5.5レベルの地震の場合、この力が強い時も弱い時も起きており、明確な関連は見られなかった。

 

出典

巨大地震 月の引力と関係か 大潮の日に多く

http://mainichi.jp/articles/20160913/k00/00e/040/274000c

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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