2016年5月26日19時38分に和歌山放送から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
関西電力和歌山支社は、きょう(26日)、台風で電線が切れるなどの被害が出たという想定で、和歌山市毛見の琴ノ浦訓練場で研修会を開き、和歌山県内の各営業所から参加した28人がチームに分かれて、復旧の速さと安全性を競った。
この研修会は、災害で被害を受けた電線などを修理する技能を高めようと、関西電力和歌山電力部が毎年開いているもので、高圧電線を修理する部門と家庭への引き込み線を取り扱う部門に、和歌山、橋本、田辺、新宮の各エリアから代表チームが参加して、腕を競った。
高圧電線を扱う部門では、1人が地上から指揮し、3人が高さ12mの電柱に上ったり、高所作業車を使ったりして、壊れた高圧開閉器や碍子の取り替えなどを行った。
会場の訓練場では、審査を担当する技術職員が様子を見守り、重いものをつり下げるときなどの安全性を確認したり、早く作業できるかなどをチェックしていた。
和歌山電力部の谷口部長は、「1分でも早い復旧を目指しながら、安全最優先で取り組めるよう研修を積んでいます。南海トラフ巨大地震が発生すれば広域で被害が発生することになるので、そうした事態にも対応できるよう、これからも取り組んでいきたい」と話していた。
出典
『関電が電線復旧の技能研修会』
http://wbs.co.jp/news/2016/05/26/81594.html
5月26日19時55分にNHK和歌山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
台風シーズンを前に、停電からいち早く復旧することを目指して、電力会社の技術者による研修が和歌山市で行われた。
この研修は、台風や地震などの災害で停電した場合に、いち早く復旧できるよう関西電力が毎年行っていて、ことしは県内の4つの営業所からあわせて28人の技術者が集まった。
研修は、台風による風で飛んできた物に電線が切断されたという想定で行われ、まず感電などを防ぐため、垂れ下がったむき出しの電線に近づくことがないよう、フェンスを設置した。
その上で、安全確認の声をかけ合いながら、電柱に上ったり高所作業用の車を使ったりして、12mほどの高さで送電設備の部品の取り替えなど、復旧作業にあたっていた。
会場では、審査員が、声かけなど安全の確認を徹底しているかや、作業のスピードや仕上げの丁寧さなどを確かめていた。
関西電力和歌山電力部の谷口部長は、「災害の時に1分でも早く電力を復旧することを目標に、安全最優先で作業を行えるよう研修を重ねたい」と話していた。
出典
『災害時の電力復旧方法を学ぶ』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2045361981.html?t=1464301396331
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。