2018年10月6日19時12分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月30日に兵庫県に最接近した台風24号を巡り、芦屋市が思わぬ対応に追われている。
希望する住民に浸水対策の土のう約9300袋を無償配布したところ、台風通過後に「回収してもらえないのか」といった問い合わせが相次いで寄せられた。
市は「各自で処分してほしい」と呼び掛けているが、急遽、11月に「返却日」を設け、回収もすることを決めた。
芦屋市では、9月4日に兵庫を縦断した台風21号で、高潮による住宅浸水が約300棟に上った。
それから1カ月足らずで接近した台風24号による被害を防ごうと、市は同28~30日の3日間、土のうを市内2カ所で配布。
土のうの重さは、中身の土を含めて1袋25~30kgもあるが、大勢の市民が車で詰め掛けた。
台風24号で市内では大きな被害はなかったものの、一夜明けた10月1日以降、土のうを持ち帰った市民から、「水を吸って重くなり動かせない」、「どうしたら回収してもらえるのか」などの声が上がった。
市には同6日までに、20件超の相談、要望が寄せられたという。
市は当初、回収を予定していなかったが、要望が多いことから、自力で処理が難しい市民を対象に11月9~12日、同市海洋町の指定場所で回収することを決めた。
市の担当者は、「台風シーズンが終わるまでは、それぞれで保管し、対策に使ってほしい」としている。
出典
『使った土のう「回収して」市に相次ぐ 台風通過後に住民から』
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201810/0011708573.shtml
(ブログ者コメント)
行政として良かれと思ってしたことが、その後のトラブル?の元になった。
その一因は市の説明不足にあるのかも。
「配布後の処理は各家庭でお願いします」と断ったうえで、希望者に配布すればよかったのかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。