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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20188311327分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

スピードの出し過ぎによる交通事故を防ごうと、急カーブが多い安中市の国道で、路面に丸い点をおよそ10m置きにペイントすることでスピードを抑える効果を狙った試験的な取り組みが始まった。

この取り組みは「オプティカルドットシステム」と呼ばれ、道路を管理する国交省高崎河川国道事務所が、急カーブが多い安中市松井田町の国道18号線のおよそ1.4kmの区間で、今月から試験的に行われている。


この区間では、路面に水玉模様のような丸い点がおよそ10m置きにペイントされ、走行するドライバーは実際のスピードよりも速く感じる効果が期待されている。


この取り組みは、首都高速道路の一部の区間に導入されているが、一般道では全国で初めてだという。


河川国道事務所によると、この区間はスピードの出し過ぎによるトラックの横転や荷崩れなどの交通事故が多く、年に数件の人身事故も起きているという。


高崎河川国道事務所の冨沢・総括地域防災調整官は、「期待される効果が得られれば、今後、他の道路にも設置を検討したい」と話していた。

 

出典

国道に水玉模様 事故防止狙う

https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20180831/1060002961.html 

 

 

ちょっと前、201872760分に上毛新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

碓氷バイパスには見通しの悪いカーブがあり、大型トレーラーが速度の出し過ぎで横転したり、遠心力でトラックの積載物が落下したりして、全面通行止めになる事故が相次いでいる。


標示を施すことで、事故防止が期待される。

 

同事務所は標示を施した後、実際に速度抑制効果が発揮されるか確認するとともに、雪かきによる標示の摩耗や経年変化といった施工性、経済性を総合的に検証する。

 

出典

道路上に水玉模様 国交省が群馬・碓氷バイパスで検証

https://this.kiji.is/395320843083793505 

 

 

 

※オプティカルドットシステムについては2年前、トヨタ自動車のクルマ情報サイトに、下記趣旨の詳しい解説記事が写真付きで掲載されていた。

 

201652110時分 GAZOO)

 

「いままでの交通安全対策は、ほとんどが注意喚起なんですよね。もう何十年も進歩がない」

 

そう話すのは、ステュディオ・ハン・デザインの韓 亜由美さん。

 

彼女は道路に「シークエンスデザイン」という新たな概念を持ち込みました。

実際に施工された例をもとに、シークエンスデザインとは何か、解説していただきました。

 

Q.今までの交通安全対策とは、どのような違いがあるのですか?

A.従来は、「ここは危ないぞ」「速度を落とせよ」といったメッセージを言葉・記号などで目を引いて読ませ、「認知→判断→操作」という手順をドライバーに促していました。

シークエンスデザインは、そういった手順を踏まず、直接的な知覚で効果をもたらすものなんです。

 

Q.どのような場所にデザインするのですか?

A.路面もしくは壁面にパターンを設置していきます。

スムーズな走行を妨げない、というのが従来とは異なる考え方です。

とくに、トンネルや遮音壁に囲われた自動車道路などの閉鎖的な道路に効果が高いと考えています。

 

ここから実際の道路に施工された具体例を見ていきましょう。

 

・・・・・

 

【オプティカルドット システム(首都高速 埼玉大宮線/
   美女木ジャンクション付近)】

 

これは、スピード制御(低減)を目的とした道路施策です。

路面にドット(点)を配置しています。

 

ここが長い下り坂で、知らず知らずのうちに140~150kmぐらいのスピードになってしまうんですね。

 

首都高は、これ以前に、警察からの要望で注意喚起策を6種類くらい導入したのですが、まったく効果がなかった。

そこで、オプティカルドットをやってみよう、ということになりました。

 

この映像ですが、クルマは一定速度で走っています。

しかし、オプティカルドットによって、加速感および減速感を感じることができます。

 

高速道路の路面はアスファルトが均質で、登っているのか下っているのか分からなくなってしまうんですよね。


このデザインによって、勾配を分かりやすく体感できるんです。


実施前2年間と後の4年間、速度の推移を計測しました。

結果、全体的に中速域(80~100km/h)にシフトし、速度のバラつきが減りました。

つまり、クルマがうまく流れる「整流効果」があったということです。

 

一般的な注意喚起は、ドライバーの「慣れ」によって効果が薄れていくのですが、オプティカルドットはまったく効果が薄れず、持続した。

これは画期的なことだと思います。


その後、塗装が擦り切れてしまったので、現在は一部を残してアスファルトを打ちなおしています。

 

・・・・・

 

出典

事故を減らし、快適なドライビングを促す「シークエンスデザイン」とは?

https://gazoo.com/article/daily/160521.html 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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