2018年8月31日14時32分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前3時35分ごろ、栃木県鹿沼市白桑田の東北自動車道下り鹿沼インターチェンジ(IC)~宇都宮IC間で、路面補修工事用のコーン標識を回収していた宇都宮市叶谷町(かのうやちょう)、契約社員Sさん(男性、58歳)が後退していた作業用トラックにひかれ、死亡した。
栃木県警高速隊の調べによると、Sさんは鹿沼市西茂呂、会社員、Nさん(男性、21歳)の運転するトラックにコーン標識を積んでいたところ、後退のトラックにひかれた。
トラックは、ゆっくり後退していたという。
Sさんは胸を強く圧迫されており、約1時間半後に死亡が確認された。
現場は鹿沼ICから北東に1.5km。
片側3車線のうち追い越し車線を交通規制し、補修工事終了に伴ってコーン標識を回収中だった。
出典
『後退トラックにひかれ、作業員死亡 栃木の東北道で規制コーン回収中』
http://www.sankei.com/affairs/news/180831/afr1808310014-n1.html
(ブログ者コメント)
以前、コーン標識回収作業を目にしたことがあるが、その時は作業員が歩きながらコーン標識を回収し、ゆっくりと動いているトラックの荷台に次々に載せていた。
今回の事故は、そういった作業中に起きたのかもしれない。
(2018年11月18日 修正1 ;追記)
2018年11月16日16時10分にNHK栃木から、1つづつ回収すべきコーンを効率優先で複数同時に抱え込んで回収していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
ことし8月、鹿沼市の東北自動車道で、道路の補修工事の片づけをしていた男性作業員がバックしてきた作業用のトラックにひかれて死亡した事故で、警察は、作業員が勤務する警備会社の所長を、安全管理を怠ったとして業務上過失致死の疑いで、16日までに書類送検した。
この事故は、ことし8月、鹿沼市の東北自動車道下り線の補修工事の現場で、片づけをしていた58歳の男性作業員が、バックしてきた同僚が運転する作業用のトラックにひかれて死亡したもの。
当時、男性は、工事が終わったあと、道路の通行を規制するために設置していたコーンの回収作業を行っていたが、警察が捜査したところ、社内規定では、重量のあるコーンを、作業員が1つずつ手作業でトラックに積み込むとされていたにもかかわらず、効率を優先するため、複数同時に抱えながら積み込みを行い、周囲への安全確認が不十分になった疑いがあることがわかった。
また、こうした作業についての指導や監督を行うべき、作業を請け負った宇都宮市の警備会社の41歳の男性所長が現場に一度も立ち会っていなかったことがわかった。
このため警察は、この所長について、作業を行う上で必要な安全管理を怠ったとして、業務上過失致死の疑いで16日までに書類送検した。
出典
『道路工事中の死亡事故で書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20181116/1090003276.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。