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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2023920198分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が事故現場の写真付きでネット配信されていた。

JR東京駅八重洲中央口近くのビル建設現場で19日、鉄骨が落下して作業員5人が死傷した事故で、鉄骨1本をつり上げていたクレーンのワイヤを外した直後、別の4本と共に落下していたことが警視庁への取材でわかった。

鉄骨同士が十分に固定されていなかった可能性があり、警視庁は22日にも現場検証を行い、原因を調べる。

捜査1課によると、事故は19日午前920分ごろ、東京都中央区八重洲1丁目の再開発地区の7階建てビル建設現場で発生。

7階付近で鉄骨をタワークレーンでつり上げ、先に設置された別の4本の鉄骨の一部に、つった1本をボルトなどで接合する作業中だった。

鉄骨5本は、ビルの梁(はり)として地面と平行に固定される予定だった。

4本は互いにボルトなどで仮留めされ、一部では仮留め部分を下から支える「支保工(しほこう)」という構造物も使われていた。

最後の5本目を留める作業中に事故が起きたという。

死傷した5人は当時、つり上げられた5本目の鉄骨の上にいて、この鉄骨と命綱で結ばれていたことも判明した。

5人が、ワイヤを鉄骨から外す作業を始めた直後に落下したとみられる。

最終的に、5本の鉄骨と支保工の全てが3階部分まで約20メートル落下したという。

現場付近を映した事故当時のライブカメラ映像には、地面と平行だった棒状の物体が落下し、クレーンの支柱が揺れる様子が映っていた。

工事は大林組と大成建設の共同企業体が担当している。

事故では2人が死亡、3人が負傷し、この5人はいずれも同じ2次下請け会社の社員だった。

死亡した2人のほか、40代男性も一時意識不明になったが、命に別条はないとみられる。

https://www.asahi.com/articles/ASR9N65SNR9NUTIL00F.html

 

9201725分に産経新聞からは、ワイヤは切れていなかったなど、下記趣旨の記事が事故時のイメージ図付きでネット配信されていた。

・・・

事故は19日午前9時20分ごろ、劇場棟の建設現場で、3階部分にあった鉄骨の梁(はり)(約10トン)を7階に設置する作業中に起きた。

男性作業員5人は、7階部分でクレーンのワイヤでつり上げた梁をボルトで仮止めしていたといい、ワイヤを外した直後に、その梁が落下。

すでに設置されていた4本の梁とともに、20メートル下の3階の床部分に落ちた。

落下した計5本の梁の重量は計48トンだったという。

梁をつり上げていたワイヤは切れるなどしておらず、警視庁は、仮止めしていたボルトの破損状況などを調べ、強度や作業手順の適切性などを調べる。

https://www.sankei.com/article/20230920-5MBRXRK33BOEND6O4NN3KKF6CY/

 

 (2024年2月13日 修正1 ;追記)

202421160分にYAHOOニュース(朝日新聞)からは、鉄骨を支える支保工の強度計算ミスで想定以上の荷重がかかり崩落した、強度計算に関し外部機関のチェックはなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

施工した大林組が「鉄骨の重さの計算に誤りがあった」と警視庁に伝えたことが、捜査関係者への取材で分かった。

鉄骨を下から支える「支保工(しほこう)」という仮設の構造物に、想定以上の荷重がかかって崩落した可能性がある。

警視庁は業務上過失致死容疑で調べている。

捜査1課によると、事故は昨年919日午前915分ごろ、東京都中央区八重洲1丁目の7階建てビル建設現場の7階付近で起きた。

事故当時は梁(はり)となる鉄骨をクレーンでつり上げ、別の4本の鉄骨に接合する作業中だった。

4本の鉄骨の継ぎ目の一部には支保工が設置され、下から支えていた。

支保工は鉄のパイプなどで造られ、やぐらのように3階から7階付近まで組まれていた。

捜査関係者によると、大林組は警視庁に、鉄骨5本などにより支保工にかかる重さについて「計算ミスがあった」と説明したという。

支保工の構造は支える鉄骨などの重さによって決まるが、その前提から誤っていた可能性があることになる。

支保工は埼玉県内の下請け会社が造ったという。

この計算は大林組の社員が担当し、ミスは社内で改善されなかった。

支保工など仮設構造物の強度などの計算について、外部機関のチェックはなかったといい、計算ミスが見過ごされたまま工事が進んだとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b0dca56fb2a2e61d676bae09c4a64f3eb23d994e

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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