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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20181031日付で毎日新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

災害などでの大規模停電時の電源として、自動車の活用が注目されている。

 

特に、大型のバッテリーを積んだハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)は、家電製品を動かしたりスマートフォンを複数充電することが可能で、災害時の備えとして、民間でも設備導入の動きが始まっている。

 

9月の胆振東部地震では道内全域が停電し、住民生活や店舗の営業、企業活動に大きな影響が出た。

 

その中で、コンビニエンスストア「セイコーマート」を展開するセコマ(札幌市)は、災害時に自動車を電源として店内のレジなどを動かし営業を継続できるよう、マニュアルで定めていた。

今回の地震発生直後も、道内にある約1100店舗の95%以上が店を開けることができた。

 

また札幌市は、公用車の燃料電池車をスマートフォン充電用の電源として、市民に開放した。

 

こうした取り組みを受け、緊急時に自動車を電源として活用する取り組みが広がりつつある。

 

札幌市中央区で文房具や電池などを販売している「三好商会」は、10月上旬、店舗の外側に専用プラグを設け、駐車場に停車している車から電力を取り込んでレジや照明を動かす実験をした。

費用は約10万円。

 

三好社長は、「これで、災害で停電したときも営業を続けることができる。今後は防災用品の品ぞろえも増やし、停電時はスマホ充電用の電源も開放できるようにしたい」と話す。

 

日本自動車連盟(JAF)は、3月に、自動車を電源として使用する実験をしている。

連盟札幌支部によると、ガソリン車でも小型照明の点灯とスマホ充電が同時にでき、HVやPHVなら電気ポットや電気ストーブなど複数の家電を動かすことができる。

電気自動車なら、さらに大きな電力を使用できるという。

 

三好商会の工事をした「あかりみらい」(札幌市北区)の越智社長は、「十分に燃料があれば、どの車も数日は電源として使える。災害や緊急時の停電リスク軽減策として、自家発電機と同じように、車から電源を確保する道具や設備の導入が企業や農水産業で増えていくだろう」とみている。

 

出典

『停電 緊急時、車を電源に HVなど災害備え設備導入進む』

https://mainichi.jp/articles/20181031/ddl/k01/040/058000c 

 

 

1122019分にNHK北海道からは、電気供給のデモンストレーションが行われた、限度を超えた給電には要注意という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9月の地震で道内のほぼ全域が停電したブラックアウトを受けて、各地で停電対策が進められる中、ハイブリッド車を使って生活に必要な電化製品を動かすデモンストレーションが札幌市で行われた。

これは札幌市のエネルギーコンサルタント企業が企画したもので、札幌市中央区にある備蓄倉庫では、ワゴン型のハイブリッド車の電源で日常生活に使う電化製品を動かす様子が公開された。


今回の車は1500W分の電気を供給できるということで、実際に担当者が車までコードをのばして、さまざまな電化製品につないでいくと、パソコンやテレビ、照明器具が次々に使用可能になった。


しかし、コーヒーメーカーを最後につないだところ、電力供給が不安定になり、すべての電化製品が使えなくなった。


車からの電力供給限度を超えた状態が続くと電化製品は故障するおそれがあるということで、デモンストレーションを行った企業の代表は、「車の電源がどこまで使えるのか、きちんと把握した上でルールやマニュアルを作り、訓練していくことが大切だ」と話していた。

 

出典

HV車の電源を活用した停電対策

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181102/0005358.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

記事からは、停電対策としてハイブリッド車を活用する動きが加速しつつあるように感じられた。

 

ちなみに、どの程度の時間、電源として利用できるのか調べたところ、一例としてトヨタ社のHPに、以下のような記事があった。

・プリウスには2つの外部給電モードがあるが、そのうちの非常時「HV給電モード」で対応できる。

・外部給電用コンセントは100Ⅴ、1500W仕様。

・プリウスPHVの場合、満充電でガソリン満タンだと、約40KWhの電力を供給できる。

・外部給電を標準装備している車とそうでない車があり、装備されてない車は有料(75,600円)で取り付け可能。

https://toyota.jp/priusphv/cp/external/

 

ということは、プリウスを購入して常に満タンを心がけていれば、供給能力目一杯の1500Wを使ったとして、26時間は電化製品を使える計算になる。

非常時には必要最低限の電化製品しか使わないだろうから、数日は楽に連続使用できそうだ。

 

 

 

(2018年12月9日 修正1 ;追記)

 

20181128718分に北海道新聞からは、道内ではハイブリッド車の人気が高まっているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9月に全域停電(ブラックアウト)が起きた道内で、停電時に自宅の電源として使える「電源自動車」の人気が高まっている。

 

トヨタ自動車の販売店では、ハイブリッド(HV)車「プリウス」で大容量電源の装着率が10月販売分の25%に達し、全国平均(7%)を大きく上回った。

 

三菱自動車の販売会社でも、電源に使える「アウトランダー」が前年比2倍の売れ行き。

 

非常時への備えで、道内の自動車の新たなトレンドとして定着する可能性もある。

 

トヨタでは、プリウスなどのHV車に、4万円ほどの追加料金で車内外のコンセントを1500Wの大容量電源として使えるオプション装備がある。

 

高額な車種では標準装備されているが、選択可能な車種では、8月以前の導入率は3%台だった。

 

全域停電後に人気が高まり、9月は、電源機能が選択できる全車種で導入率が25%と、全国平均(5%)を大きく上回った。

 

プリウスを保有する札幌市の主婦、滝川さん(63)の自宅では、9月6日の全域停電時にプリウスを電源として使った。

2世帯住宅の冷蔵庫2台のほか、照明器具や携帯電話の充電用の電源として、翌日夜に復電するまで1日以上をまかなった。

「冷蔵庫が使えたから残っていた食材が使えて、行列に並ばずに済んだ」(滝川さん)という。

 

電源自動車には、電池の残量が少なくなれば自動的にエンジンが起動、発電することで、電源として利用し続けられる機能もある。

 

道央圏で三菱自動車を販売する北海道三菱自動車販売(札幌)では、1500Wの電源が標準装備されている「アウトランダー」の販売が、地震後、前年同月比2倍強で推移している。

「大きく宣伝したり新型車を出したりということではないのに、指名買いの顧客が多い」(営業企画課)という。

 

出典

電源に使える車 停電後人気 道内、非常時に備え広がる

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/252323/ 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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