2016年7月14日18時57分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月14日20時46分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
首都高速で2008年8月にタンクローリーが横転し炎上した事故を巡り、橋の架け替えなどの損害が生じたとして、首都高速道路が運転手の男性や勤務先の運送会社(廃業)、輸送業務を委託した出光興産などに賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、男性と運送会社に計約32億8000万円の支払いを命じた。
出光への請求は棄却した。
運送会社が加入していた共済から約10億円が首都高側に支払われたが、熱による橋桁の変形や通行規制で損害額が膨らんでいた。
判決は、男性運転手が制限速度(時速50km)を約20~30km超えるスピードで運転し事故を起こしたとして、「過失は重大だ」と指摘。
運送会社についても、使用者責任に基づく賠償責任があるとした。
運送会社側は、「控訴するつもりはないが、廃業し賠償金を払うのは難しい」としている。
事故車に出光のマークがあったことから、首都高は「出光には下請けへの使用者責任がある」と主張したが、青木裁判長は、「個別の運送業務について、出光が運転手を指揮監督する地位にあったとは言えない」と判断した。
首都高速道路は、「判決の内容を検討し、関係者と協議して今後の対応を決めたい」としている。
出典
『運転手と運送会社に32億円賠償命令 首都高タンクローリー炎上、橋の架け替えなど損害』
http://www.sankei.com/affairs/news/160714/afr1607140019-n1.html
『首都高で横転炎上、運転手らに32億円賠償命令』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160714-OYT1T50100.html?from=ycont_top_txt
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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