2017年2月20日21時1分にNHK松山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新居浜市の教育委員会は、中学校や特別支援学校向けの給食センターで、昼食用のごはんにプラスチックの破片が混入したおそれがあるため、提供を中止したと発表した。
新居浜市教育委員会によると、20日朝8時半ごろ、新居浜市学校給食センターで、調理員が麦ごはんをほぐす回転羽根の安全カバーを取り付ける準備中に、誤ってカバーを床に落とした。
このため、そのカバーを洗った上で、再度、取り付けてごはんを炊き、各学校に配った。
しかし、あとになって床にプラスチックの破片が落ちているのが見つかり、安全カバーの一部が壊れていたことに気づいた。
壊れた部分を探したが、大きさ1cmほどのかけらが見つからないため、麦ごはんに混入しているおそれがあるとして、教育委員会は正午に提供の中止を決め、各学校に連絡した。
この給食センターからは、新居浜市内の合わせて11の中学校や特別支援学校、小学校の子どもたち、およそ3000人に配食が行われているが、新居浜特別支援学校とその川西分校の児童、合わせて75人はすでに食べた後だったため、健康に影響が出ていないか観察を行っているという。
また、ほとんどの学校では、ごはんを食べずにおかずだけで済ませたという。
新居浜市教育委員会は、「安全・安心なごはんを提供できず、大変申し訳ない。今後は再発防止に努めたい」と話している。
出典
『異物混入おそれ給食中止 新居浜』
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20170220/4079951.html
(ブログ者コメント)
給食などへの異物混入問題がメディアで大きく取り上げられることの多い昨今、カバーを落とした時点で、なぜ、割れていないか確認しなかったのだろうか?
仮に、割れているとは思わなかったとしても、洗った時点で破損に気付きそうなものだが・・・。
洗い方が雑?
もしそうなら、それはそれで衛生的に問題だ。
センターの責任者は、日頃、異物混入防止等について、どう指導しているのだろう?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。