2019年5月3日11時38分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山形県は、同県鶴岡市の40代女性が、知人からもらった野草モミジガサ(シドケ)に猛毒のトリカブトが混入していることに気付かないまま食べ、手足のしびれや嘔吐、呼吸困難などを訴えて入院したと発表した。
県によると、女性は野草を調理したおひたしを食べた直後から手足のしびれと呼吸困難などを発症。
医療機関を受診し、そのまま入院した。
庄内保健所が調べた食べ残しからトリカブトの葉が見つかった。
トリカブトとモミジガサは葉の形が似ており、野草を譲り渡した知人は「近くにトリカブトが生えていたことに気付かなかった」と話しているという。
平成元年以降、同県内では有毒植物による食中毒が相次いでいる。
ニリンソウと有毒のトリカブトの誤食による死亡事故は14件22人(死亡者1人)、そのほかニラとスイセン、ヤマゴボウとヨウシュヤマゴボウなどの誤食が目立っており、山菜収穫期を迎え、県は、野草が有毒かどうか判断できない場合、食べたり譲ったりしないよう注意を呼び掛けている。
出典
『トリカブト誤食で女性入院 山形』
https://www.sankei.com/affairs/news/190503/afr1905030003-n1.html
5月3日11時53分にYAHOOニュース(さくらんぼテレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
患者の女性は2日昼、知人からシドケとして譲り受けた野草をおひたしにして食べた所、直後から手足のしびれや呼吸困難などの症状が出た。
女性は医療機関を受診し、入院した。
県内では4月24日にも鶴岡市の夫婦がニリンソウに混じっていたトリカブトを食べ食中毒になった。
県は、調理する前に不安を感じる植物が混じっていないか確認し、安易にあげたりもらったりしないよう呼び掛けている。
出典
『トリカブトで食中毒・もらったシドケに混入 県は「安易にあげたりもらったりしないで」 山形・鶴岡市』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190503-00010001-sakuranbo-l06
(ブログ者コメント)
4月の事例は本ブログでも紹介スミ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。