2020年3月23日19時43分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年7月、青森市で、小学生の女の子が犬に襲われて転倒して、一時、意識不明となり、警察は、23日、犬が逃げ出さないように管理することを怠っていたとして、飼い主の男を過失傷害などの疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、青森市滝沢に住む63歳の農業の男です。
去年7月、男が自宅で飼っていた体長60センチ、重さ17キロの北海道犬の首輪が外れて逃げだして、近くの路上で小学3年生の女の子を襲って転倒させ、女の子は頭などに全治6か月の重傷を負い、一時、意識不明となりました。
警察などによりますと、この犬は、飼い主にもほえるなど、ふだんから暴れることが多く、男は、犬を首輪や鎖などで逃げないようにするべきところを、十分な管理を怠った過失傷害などの疑いが持たれています。
また、男は、この犬を含む3頭の飼い犬について、毎年受けさせることが義務づけられている狂犬病の予防注射を受けさせていなかった狂犬病予防法違反の疑いも持たれています。
調べに対し、男は、過失傷害の容疑について否認しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20200323/6080007908.html
3月23日20時14分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
飼い犬の管理が不十分だったため小学生の女児が襲われ重傷を負ったとして、青森署は23日、過失傷害と青森県動物愛護管理条例(係留義務)違反などの疑いで、青森市の60代の農業男性を書類送検した。
容疑を一部否認している。
書類送検容疑は昨年7月25日、飼っていた北海道犬が自宅敷地から首輪を外し逃走、近くを通り掛かった同市の女児が襲われて転倒し、頭に全治約6カ月のけがを負ったとしている。
県警によると、犬は体長約60センチで体重約17・7キロ。
人を襲うことはなかったという。
女児の家族が11月中旬、同署へ告訴していた。
同署は、男性が犬を市に登録せず、狂犬病の予防注射もしていなかったとして、狂犬病予防法違反の疑いでも書類送検した。
https://www.sankei.com/affairs/news/200323/afr2003230015-n1.html
※以下は、事故発生当時の報道。
(2019年7月26日14時31分 朝日新聞)
青森市滝沢の路上で25日午後4時25分ごろ、同市の小学生女児が倒れているのを親族が見つけ、119番通報した。
女児は病院搬送時、意識不明の重体となっていた。
青森県警は目撃情報から、犬に襲われて転倒し、頭を打った可能性があるとみて調べている。
青森署などによると、女児は家族と一緒に遊びに行っていた親族の家の近くで倒れていた。
「つながれていない犬が女の子に覆いかぶさっていた」という目撃情報から、女児がこの犬に襲われて転倒した可能性があるとみて、現場近くに住む飼い主から話を聞く。
女児は脳内出血の疑いがあり、意識不明となっていたが、親族によると26日夕までに意識が戻ったという。
親族によると、女児は小学3年生。
家族で親族の家をたずねてきたが、女児が家の中に入ってこないため外を確認すると、女児に犬が覆いかぶさっていたという。
飼い主の男性は朝日新聞の取材に、「犬は自宅の敷地内でリードをつけて飼っていたが、首輪がゆるんで抜けたようだ」と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASM7V428GM7VUBNB009.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の1コマ。
通路の向こう側がズームアップされていたことから考えると、そこにつながれていたのかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。