







2020年3月24日17時58分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前8時半ごろ、多度津町西港町にある今治造船丸亀事業本部の丸亀工場で、建造中の大型貨物船のタンクの中に作業員の男性2人が倒れているのを会社の従業員が見つけ、119番通報しました。
倒れていたのは、いずれも船の清掃作業員で、坂出市川津町に住む瀬戸さん(46)と丸亀市川西町北に住む尾崎さんの(34)2人で、午後2時ごろまでにそれぞれタンクから救出されましたが、いずれもその後、死亡が確認されました。
警察の調べによりますと、2人は今治造船の下請け会社の従業員で、23日の朝から貨物船の後部の船底にある汚水をためるタンクで清掃作業を行っていたということです。
しかし、23日夜から24日朝にかけて2人と連絡が取れなかったことから、今治造船の従業員が探したところ、2人が倒れているのが見つかったということです。
警察は2人の死因について調べるとともに、作業の進め方に問題がなかったか調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20200324/8030006250.html
3月24日16時10分にNHK香川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
23日夜から24日朝にかけて下請け会社の上司が2人と連絡を取ろうとしたところ、連絡が取れなかったことから、下請け会社から今治造船に連絡し、従業員が探したところ、2人が倒れているのが見つかったということです。
造船中の大型貨物船は全長274メートルで、石炭運搬船として使われる予定だということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20200324/8030006240.html
3月24日19時10分に山陽放送からは、進水式に備え船内の清掃をしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
タンクは船の底の部分にあり、周辺が狭く作業が難航したため、2人は約5時間後に救出されましたが、間もなく死亡が確認されました。
警察によりますと、2人は貨物船の進水式に備え、23日朝から船内の清掃作業にあたっていましたが、夜になっても連絡が取れなかったということです。
https://www.rsk.co.jp/news/rsk20200324_8.html
3月24日19時18分に日テレNEWS24からは、船は進水していたが進水後に当該タンクに立ち入ることはないという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
船は試走のために進水していましたが、通常、進水後にこのタンクに立ち入ることはないということです。
http://www.news24.jp/nnn/news87952022.html
3月26日12時14分にNHK香川からは、2人はタンク内部を布で拭いていた、マニュアルに反し換気扇を使っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今治造船によりますと、2人が倒れていたタンクは縦1メートル80センチ、幅2メートルから2メートル80センチ、深さ80センチで、上の部分に人の出入りや換気などのための穴が3つ開いているということです。
また、亡くなった2人はタンクの内部を布で拭く作業をしていたということです。
今治造船では、空気の流れが悪く狭い空間で作業する際には持ち込み型の換気扇を使うようマニュアルで指導していたということですが、当時、換気扇は設置されていなかったということです。
このため、今治造船は、酸欠や何らかの有毒なガスが事故の原因となった可能性もあると見て、原因について社内で調査を進めるとともに、再発防止を図ることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20200326/8030006275.html
3月26日付けで毎日新聞香川版からは、下請けの責任者から今治造船側に作業終了の連絡がなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今治造船は25日、記者会見を開いた。
黒川副社長は、「全て今治造船に責任がある」と謝罪した。
作業の際は換気とマスクの着用を義務付けていたが、事故当時、換気はされていなかった。
作業後は、下請け会社の責任者から今治造船側に作業終了を伝えるはずだったが、2人の下船が確認されず、連絡もなかった。
日ごろから連絡がないこともあり、黒川副社長は、「(今治造船が確認のために)連絡すべきだった。今後、徹底的に調査したい」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20200326/ddl/k37/040/333000c
3月26日11時30分にFNN PRIME(岡山放送)からは、現場責任者が2人の下船を確認していなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また現場の責任者が、2人が下船したかどうか確認していなかったことも分かりました。
https://www.fnn.jp/posts/2020032600000001OHK/202003261130_OHK_OHK
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像(17:58)の1コマ。
2021年10月7日18時14分にNHK香川からは、揮発した洗浄液と呼気で酸素濃度が低下した、酸欠の恐れがあることを認識しながら協力会社への連絡を怠ったとしてチーム長が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年3月、多度津町にある今治造船の造船所で、建造中だった大型貨物船の清掃作業を行っていた協力会社の作業員、坂出市の瀬戸さん(当時46)と、丸亀市の尾崎さん(当時34)が死亡しました。
2人は、汚水をためる広さおよそ5平方メートル、深さが80センチほどのタンクの中で清掃作業を行っていたところ、揮発した洗浄液と呼気によって内部の酸素濃度が低下し、窒息死したと見られています。
会社のマニュアルでは、酸欠の恐れがある作業のときには換気装置を設置し、定期的に酸素濃度を計測することが定められていましたが、今治造船の丸亀事業本部で安全管理を担当していた49歳の男性チーム長が協力会社への連絡を怠り、対策がとられていなかったということです。
警察は、チーム長が作業の危険性を認識しながら安全管理を怠ったとして7日、業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
チーム長が書類送検された今治造船の丸亀事業本部は、「死亡事故が起きたことは重大に受け止めています。亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、引き続き、再発防止に努めて参ります」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20211007/8030011258.html
(ブログ者コメント)
狭いタンク内での清掃作業。
受注元から連絡がなくても、協力会社自身で酸欠の危険予知はできなかったのだろうか?
(2022年10月30日 修正2 ;追記)
2022年10月28日19時26分にNHK香川からは、書類送検されていた責任者は不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし3月、多度津町にある今治造船の造船所で、建造中だった大型貨物船のタンクの中で清掃作業をしていた作業員2人が窒息死する事故がありました。
警察は、揮発した洗浄液と呼気によってタンク内の酸素濃度が低下したことが原因とみられるとしたうえで、責任者だった50歳の男性が安全管理を怠ったとして業務上過失致死の疑いで高松地方検察庁丸亀支部に書類送検していました。
検察は28日、この男性を不起訴処分にしました。
検察は不起訴の理由を明らかにしていません。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20221028/8030014335.html
(ブログ者コメント)
最近の検察は不起訴理由を明らかにしないという報道を今年9月、本ブログで紹介したばかりだ。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。