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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2015820135分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

強化ガラス製の鍋ぶたや食器が突然、粉々に割れる事故の情報が、2012年4月以降の約3年間に少なくとも45件寄せられていることが20日、消費者庁や製品評価技術基盤機構(NITE)への取材による集計で分かった。
うち8件では、割れた破片で指を切るなどのけがをしていた。

強化ガラスは、表面に細かな傷があると急な温度変化などで激しく砕け散る恐れがあるという。
消費者庁は12年に注意喚起しているが、それ以降も同種の事故が後を絶たないため、再度注意を呼び掛ける方針だ。
事故があった製品の内訳は、鍋やフライパンのふたが多く28件。それ以外のグラス、ボウル、皿などの食器が計17件。

ふたは、調理中に割れて飛び散るケースが目立つ。
岩手県で13年11月、調理中に飛散し、そばにいた人がすり傷を負ったほか、大阪府でも12年12月、ガラス片が足に刺さる事故があった。
グラスは、食器洗い機から取り出した途端に飛散したり、洗った後に伏せた際に割れたりしたケースがあった。

消費者庁は、対策として、

・傷やひびが入った製品は使わない、

・高温の状態で水に入れず十分に冷やしてから洗う、

・洗う際はガラスを傷つける金属製たわしを使わない
ことなどを呼び掛けている。

ほかに、テレビ台やドラム式洗濯乾燥機のドア部分、電子レンジの扉部分などの強化ガラスが割れる同種の事故も12年4月以降、少なくとも約60件起きている。
今年5月には、ダイニングテーブルのガラスが食事中に飛散し、その場にいた人が軽傷を負った。

強化ガラス製品の事故情報は、09年11月以降の約1年半に約40件寄せられ、同庁が12年4月に注意喚起している。

出典URL

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H01_Q5A820C1000000/


8
261659分に産経新聞からは、消費者庁が呼びかけたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。なお、記事中の事故件数は、平成20年(2008年)度以降の数字となっている。

消費者庁は26日、強化ガラス製の鍋やフライパンなどのふたが突然、粉々に割れる事故が平成20年度以降に85件寄せられ、11人が割れた破片で指を切るなど軽傷を負ったとして注意を呼び掛けた。
24年4月にも注意喚起したが、その後も46件の事故情報があり、再度の注意喚起となった。

強化ガラス製のふたは、急激な衝撃を与えないなどの注意をラベル表示することが家庭用品品質表示法などで義務付けられている。

消費者庁が今年4月以降、国内企業の強化ガラス製のふた38商品で表示が適切か調査した結果、9商品で表示がなかったり、表示ラベルが容易にはがれたり不適切だった。
同庁は7月、対象メーカーに改善を指導した。

強化ガラス製のふたは
表面に細かな傷があると急な温度変化などで激しく砕け散る恐れがある。
消費者庁は、洗う際に高温のまま水に入れず、金属製たわしなどは使わないよう求めている。

出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150826/afr1508260015-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

消費者庁からのニュースリリースは、下記参照。
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150826kouhyou_1.pdf

本件、消費者庁以外、2009年7月22日付で国民生活センターHPにも、「強化ガラス製食器の破損事故」というタイトルで、事例や問題点、事業者や行政への要望、消費者へのアドバイスなどが実験映像とともに詳しく掲載されている。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20090722_2.html

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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