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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20185141726分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後8時ごろ、伊丹市の住宅の男性から「孫の首に携帯電話のストラップのひもが巻きついた」と、警察に通報があった。


警察や消防が駆けつけたところ、この家の1歳の男の子が部屋の中でぐったりしているのが見つかり、病院に運ばれたが意識不明の重体となっている。


警察によると、この家には祖父母と両親、それに男の子など6人が暮らしていて、家にいた祖父は「クローゼットの取っ手部分にかけていたストラップが座った状態の子どもの首に絡まっていた」と説明しているという。


これまでの調べでは、ストラップは金属製で長さが40cmほどあり、床から1mほどの高さの取っ手部分から垂らすと、座った男の子の首の付近にくるという。


当時、部屋のなかには男の子と4歳の姉のふたりきりで、祖父は15分ほど部屋を離れていたということで、警察はこの間にストラップの輪っかが絡まったとみて、詳しい状況を調べている。

 

【室内の子どもの事故に注意】


子どもが自宅で事故に巻き込まれるケースは各地で相次いでいる。

 

▼おととし8月、西宮市では、マンションの8階に住む6歳の男の子が、ベッドの上で飛び跳ねて遊んでいたところ、部屋の窓から転落して死亡した。

 

▼ことし1月、大阪・堺市では、5歳の男の子がドラム式の洗濯機の中に入って出られなくなり、死亡する事故が起きている。


また、今回と同じように室内に垂れ下がったわっか状のひもなどが子どもの首に絡まるケースも起きている。


消費者庁によると、ブラインドのひもやカーテンを束ねる布などが絡まり5歳未満の子どもが死亡した事故が、平成22年から平成26年までの5年間に全国で3件確認されているという。


このため消費者庁は、子どもの行動に目を離さないだけでなく、安全を守るために、一定の重さがかかるとブラインドのひものつなぎ目が外れる安全器具を備えた商品を選んだり、ひもをクリップでまとめ、輪っかが垂れないようにしたりするなどの対策を心がけるよう求めている。

 

出典

1歳児重体ストラップ絡まったか

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2024677321.html 

 

 

5142054分に神戸新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故前にクローゼットの取っ手に掛けられていたストラップの輪の位置が、立ち上がった男児の首とほぼ同じ高さだったことが14日、伊丹署への取材で分かった。

 

同署は、首がストラップの輪に引っ掛かった後、男児が床に座り込むなどし、首が絞まった可能性があるとみて調べる。

 

同署によると、ストラップは金属製チェーンで、長さ40~50cm。

床から約1mの高さにある取っ手に掛けられていた。

男児は発見時、脚を伸ばして座った状態だったという。

 

男児は祖父母と両親、姉(4)の6人暮らし。

12日夜は台所に母親がおり、男児と同じ部屋に祖父と姉がいた。

祖父が部屋を約15分間離れ、子ども2人だけになった時に事故が起きたという。

 

出典

『ストラップの輪、首の高さに 伊丹の1歳男児重体』

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201805/0011255604.shtml

 

 

5132232分に産経新聞westからは、下記趣旨の解説的記事がネット配信されていた。

 

家庭内にあるひもが子供の首に絡まり窒息する事例は、これまでにも確認されており、消費者庁が注意を呼び掛けている。

 

今回の兵庫県伊丹市の1歳の男児の場合はスマートフォンのストラップだったが、他にもブラインドやスクリーン、カーテン留めなどの家庭内にあるひもが原因となり得るという。

 

消費者庁の調査によると、国内では平成19~26年に計10件の事故を確認。
5歳未満の子供が死亡した事故は計3件あった。

 

ベッドに寝かせていた6カ月の男児が寝返りをして転落した際に、ブラインドのひもが首に食い込んだとみられる事例などが報告されている。

 

2016(平成28)年の経済協力開発機構(OECD)の調査でも、世界15カ国で1996(同8)年以降に250件以上の死亡事故が把握されている。

事故に遭ったのは9歳までの子供で、大部分は3歳未満だった。

 

事故防止のため、消費者庁は、

▽一定の重さがかかるとひものつなぎ目が外れるなどの安全器具を備えた商品を選ぶ

▽ひもをクリップなどでまとめる

▽ソファやベッドをひもの近くに置かない

などを推奨している。

 

出典

『家庭内に潜む危険なひも カーテン、ブラインドも子供の事故に…消費者庁が
 注意喚起』

http://www.sankei.com/west/news/180513/wst1805130055-n1.html 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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