2018年5月13日付で読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月13日0時25分にYAHOOニュース(読売新聞)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後2時30分頃、京都市東山区祇園町南側の日本料理店「千花(ちはな)」から出火。
木造2階建て約100m2のうち、2階部分約60m2を焼いたほか、周囲の住宅など6棟にも延焼し、計約225m2を焼失した。
火は約2時間後にほぼ消し止められ、けが人はなかった。
警察によると、出火当時、店は営業時間外で客はおらず、店内で従業員4人が作業中だった。
従業員の1人が「バーナーを使っていた」と話しており、警察が詳しい原因を調べている。
現場は京阪本線祇園四条駅の東約100mで、八坂神社などの観光名所にも近い京都有数の繁華街。
一帯には煙が充満し、市内中心部の四条通が一時通行止めになった。
千花のホームページによると、同店は1946年創業。
レストランを星の数で格付けする「ミシュランガイド」で、2010年版から9年続けて最高の三つ星評価を得ている。
カウンターを挟んでお客と向き合う板前割烹の名店で、司馬遼太郎や白洲次郎、正子夫妻、瀬戸内寂聴さんら、多くの著名人も足を運んだ。
出典
『祇園ミシュラン三つ星「千花」火災、6棟に延焼』
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20180513-OYO1T50000.html
『祇園ミシュラン三つ星「千花」火災、6棟に延焼』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180512-00050124-yom-soci
5月13日12時18分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、当時、開店準備をしていた「千花」の従業員が、「ダクトの油汚れを落とすためにバーナーで温めて拭いていた」と話していることがわかった。
現場の周辺では「ダクトから火が出ていた」という目撃情報もあり、警察は出火の原因を調べている。
出典
『京都・祇園の料理店火災 従業員「油汚れをバーナーで清掃」』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180513-12172601-kantelev-l26
5月14日23時15分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性従業員が厨房の掃除で油汚れにバーナーの炎を当てていたことがわかった。
京都市消防局が14日、明らかにした。
消防局によると、男性従業員は1階厨房で、ダクトにこびりついた油汚れを溶かすため、バーナーの炎であぶっていたという。
火災では2階が焼けたが、府警は、この作業から引火し、ダクト伝いに上に燃え移った可能性が高いとみている。
同店では以前からこの作業を行っていたといい、市消防局は「引火の可能性がある危険な行為」としている。
出典
『火元の三つ星料理店、油汚れ掃除にバーナーの炎』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180514-OYT1T50076.html
(2019年5月19日 修正1 ;追記)
2019年5月16日12時15分にNHK京都から、ときおり出る火花を霧吹きで消しながらバーナーを使い続けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、当時、火元の料理店のちゅう房で勤務していた男性の元従業員(30)が、排気ダクトを掃除する際、固まった油をバーナーで溶かしていたという。
警察は、元従業員が危険性を認識していたにもかかわらず、バーナーを使ったため引火して火事になったとして、16日、重過失失火の疑いで元従業員を書類送検した。
調べに対し元従業員は、ときおり出る火花を霧吹きの水で消しながらバーナーを使い続けたと説明し、「火事の原因となったのは間違いありません」と容疑を認めているという。
火元の日本料理店はミシュランガイドで三つ星の評価を得ていた老舗で、火事のあと休業し、別の場所で営業を再開している。
出典
『祇園の火事 元従業員を書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20190516/2010003531.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。