2021年8月30日9時0分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
夏場の車の中はどれほど暑いのか――。
群馬県前橋市の焼き肉店「ホルモンしま田」が、車内の温度上昇だけを利用してローストビーフを作り、危険性を理解してもらう動画を制作した。
動画投稿サイトで配信したところ、1週間で40万回超の視聴があり、反響を呼んでいる。
動画は、車内に生の牛肉の塊を置き、日中の車内温度の上昇だけで肉の中まで熱が通ったローストビーフが作れるかを検証。
前橋市内の予想最高気温が35度となる日に、牛肉を車内に置きっぱなしにした。
開始当初は31・5度だった牛肉の中の温度が、4時間半ほど放置すると、58度まで上昇。
肉の中まで熱がしっかりと伝わってピンク色になり、肉の表面も褐色に変色した。
福岡県では7月、保育園の送迎バス内に取り残された園児が死亡する痛ましい事件も起きている。
動画を制作した同店の島田さんは、「子どもが車内に取り残され、死亡する事故が繰り返されている。こうした事故が再び起きないよう食肉を扱う店として何ができるかを考え、視覚に訴えかけることを思いついた」と、意図を説明する。
検証でできたローストビーフは、食べ物を粗末にしないよう、残さず食べる様子も撮影。
島田さんは、「熱中症の危険を呼び掛けるため、一定の基準を満たした上で調理しています。動画内でも呼び掛けていますが、真似はしないようにしてください」と話している。
https://mainichi.jp/articles/20210830/k00/00m/040/008000c
(ブログ者コメント)
〇関連情報調査結果、ローストビーフ実験をしたという動画が、送迎バス事故が起きる前にも何件かユーチューブに投稿されていた。
〇4時間半で牛肉の内部温度が58℃になったという件。
単純比較はできないが、人間の場合、深部体温44℃で死に至るケースもあるという。
『クーラーで涼むだけでは危険!? 熱中症対策のカギとなる「深部体温」ってなに?』
(2018年7月19日 木曜 午後9:30 FNN PRIME)
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。