9月18日0時54分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後6時50分ごろ、鶴岡市藤島の県立庄内農業高校のグラウンドにある高さ8m、幅10m余りの鉄製のフェンスが強風で倒れた。
JR東日本によると、倒れたフェンスが羽越線の架線に引っかかったため、列車の運行ができなくなった。
フェンスにはツタのような植物がびっしりとからまっていて、およそ5時間後の午後11時半過ぎに撤去されたが、JR羽越線の特急「いなほ」下り1本が区間運休したほか、普通列車5本が運休や区間運休となった。
当時、グラウンドには人はおらず、けが人はいなかった。
出典
『高さ8メートルのフェンス倒れる』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024029281.html
9月18日3時14分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後8時頃、明石市大久保町大窪のT字路の交差点で、信号機の電柱1本が根本付近から折れ、交差点内に倒れた。
警察によると、ケガをした人はおらず、車への被害もなかったという。
警察は、台風による強風で倒れたとみて、復旧作業を進めることにしている。
出典
『明石 信号機が強風で折れる』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170918/392888A.html
9月18日0時0分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後9時ごろ、和歌山県みなべ町堺の国道42号線で、車のドライバーから、「道路脇の電柱が倒れている」と警察に通報があった。
現場では、道路脇に立っていた高さ10mを超える電柱が根元から倒れ、垂れ下がった電線とともに国道の片側車線をふさいだほか、電線でつながった隣りの電柱も、柱の真ん中付近で真っ二つに折れていた。
また、近くにあった信号機も柱が折れ曲がっていた。
警察によると、けが人はいないという。
気象台によると、現場からおよそ9km離れた白浜町にある南紀白浜空港では、午後9時ごろに23.7mの最大瞬間風速を観測したという。
警察は、風で倒れたとみて調べるとともに、関西電力では風が弱まりしだい復旧作業を進めることにしている。
関西電力によると、みなべ町では、17日午後11時すぎの時点で、およそ3000戸が停電しているという。
出典
『和歌山 国道脇の電柱倒れる』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170918/392892A.html
9月18日4時11分にNHK首都圏からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月18日18時54分に朝日新聞からは写真付きで、また9月18日21時10分にNHK首都圏からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前2時前、相模原市中央区並木の銭湯、「N湯」で「煙突が傾いている」と、近くに住む人から消防に通報があった。
消防が確認したところ、直径40cm、高さ20mの煙突(鉄製)が根元から折れ、隣接するアパートの屋根にもたれかかった状態になっているという。
このため相模原市は、アパートや近くの住民あわせて6世帯11人に避難するよう呼びかけ、市によると、これまでに全員が公民館などに避難したという。
けが人はいないという。
銭湯は開業37年。
経営者の妻(75)は午後11時ごろ店を閉め、就寝。
午前2時半ごろ、近所の住民からの連絡で初めて気づいたという。
妻は「驚いたが、大事にならずにすんでよかった」と語った。
近くに住む30代女性は、「風が強いので心配で窓を見たら、煙突が倒れていたので驚いた」と話していた。
当時、神奈川県では全域に竜巻注意情報が出されていて、相模原市に隣接する東京・八王子市では、午前1時半すぎに24.5mの最大瞬間風速を観測していた。
煙突は同日午前11時半ごろ、撤去された。
横浜地方気象台は18日午後、調査班を派遣して現地調査を行い、近くの住民に当時の様子を聞き取ったり現場を確認したりして、状況を詳しく調べた。
それによると、竜巻やダウンバーストなどに特徴的に見られるような状況は確認できなかったということで、気象台では、台風18号の通過に伴って広い範囲で南よりの強い風が吹いたことで、一時的に風が強まったことが原因とみられるという調査結果をまとめた。
出典
『銭湯の煙突折れる 避難呼びかけ』
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170918/0000642.html
『銭湯の煙突、突風で倒れる 相模原』
http://www.asahi.com/articles/ASK9L3R11K9LULOB004.html
『「煙突折れたのは強風が原因」』
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170918/0000702.html
(ブログ者コメント)
写真を見ると、送電線鉄塔のような支持構造物の中に金属製の煙突が通っていて、煙突は支持構造物ごと倒れている。
過去に強風・突風による被害は数多くあるが、煙突が倒れた事例は珍しいのではないか?と思い、紹介することにした。
また、今回の台風では、煙突のようなヒョロッと立っているものが他にも数点、倒れているので、それらも併せて紹介する。
ちなみに今回の台風では、東京で7階建てビル工事現場の足場が倒れたり、奈良で6階建てビル屋上の看板が落下したり、宮古島で走行中?の軽乗用車がひっくり返ったり、新潟で金属製の屋根が飛ばされたりする被害も出ている。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。