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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201910211859分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

台風19号で福島県須賀川市にある須賀川地方広域消防本部の庁舎が浸水被害に遭い、一時電源を失っていたことが21日、分かった。

 

「防災拠点にもかかわらず、こうした事態は想定していなかった」。


電源供給車が到着するまでの2時間、隊員は懐中電灯で地図を照らしながら、119番通報の対応に当たった。

 

12日深夜、本部指令センターに駆け付けた警防課通信指令係長の柳下さん(男性、45歳)によると、日付が13日に変わるころ、茶色い水が庁舎の駐車場に流れ込み始めた。

 

隊員は、急いではしご車などの緊急車両を高台に移動。

水位の上昇は早く、20台ほどあった私用車を動かす時間や人的余裕はなかった。

 

午前1時半前後、停電が発生。

非常用の照明に切り替わった。

 

自動的に稼働する2つの非常用発電機は1階の機械室と屋外にあった。

だが、巨大で簡単に運べるような物ではなく、あっという間に冠水した。

 

蓄電式の予備電源で対応を続けたが、電力は足りず、緊急車両の位置を確認する大型モニターや災害統計表示盤の電源が次々と落ちた。

 

指令センターは13日午前3時ごろ電源を失った。

使えたのは、電話と無線だけ。

 

「流されている車の上に人がいる」「救助に来てください」。

119番通報は途切れることなく鳴り続けたが、救助に出る人員もボートも圧倒的に足りない。

2人一組で通報に対応し、懐中電灯で照らしながら地図をめくり、場所を確認。

対応時間は「普段の倍ほどかかった」。

隊員の安全が確保できず、引き返さざるを得ないケースもあった。

通常1日約30件という通報は、13日は約200件に上った。

 

市のハザードマップでは、本部庁舎は浸水地域に入っていない。

だが、阿武隈川の支流「釈迦堂川」に近く、柳下さんは立地の危うさが以前から気になっていたという。

 

水没を免れた敷地の高台側に電力供給車が到着し復旧したのは、電源を失ってから2時間20分ほど後。

200メートル先のアパート2棟では、1階が冠水し、2人が亡くなった。

 

消防本部は今後、小型発電機の増設や外部から引き込む電線の経路を再検討し、対策を進める方針だ。

 

〔共同〕

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51239330R21C19A0CC1000/

 

 

1022105分に福島民放からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

須賀川地方広域消防本部は台風19号が最接近した十三日未明、須賀川市の本部庁舎一階にある須賀川消防署が床上浸水した。

県内の消防庁舎では唯一の浸水とみられる。

水野消防長が二十一日に記者会見し、被害と業務状況を公表した。

 

浸水は、近くを流れる釈迦堂川の内水氾濫により起きた。

 

十三日午前零時ごろから敷地内に水が流入し始め、午前一時ごろには床上六十九センチ、地面から約百五十センチまで水が上がった。

 

一階の備品や機器類を人力で三階へと運び、消防署の最低限の機能を維持した。

 

非常招集を受けて駐車場に止めた職員約二百人の私用車は約四十台が水没した。

消防車両は半数が出動中で、広報車など四台が浸水で動かなくなった。

 

出動要請が同時期に広範囲で多発し、南会津地方広域消防本部から二隊七人の職員派遣を受けて救助活動などに当たった。

 

庁舎は、内壁の剥がれなどの被害を受けた。

電気設備や送水ポンプは仮復旧した。

一カ月後の完全復旧を目指す。

 

市のハザードマップでは、庁舎は浸水区域に入っておらず、被害は「想定外だった」とした。

 

建築から四十年以上が経過しており、今後は現庁舎の維持計画とともに立地場所も含めた検討を進める。

 

■「災害対応は十分可能」 水野消防長

 

 記者会見した水野消防長は「庁舎の浸水により住民に大きな不安を与えた」と述べるとともに「まだ落ち着いてはいないが、災害対応は十分にできる状態だ」と強調した。

 

 浸水地域に出動した消防車両が一日半にわたって孤立し、周辺住民から食料などの支援を受けたことも明かした。「言葉で言い尽くせないくらい感謝している」と語った。

 

https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019102268806

 

 

1024日付で河北新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

須賀川地方広域消防組合は23日、台風19号による増水で須賀川市丸田町の消防本部庁舎が浸水し、13日未明に約2時間にわたり外部からの電源が喪失状態にあったことを明らかにした。


消防組合によると、阿武隈川支流の釈迦堂川の増水による内水氾濫で13日午前0時ごろ、敷地内に水が流れ込んだ。

 

同日午前1時ごろには1階の床上69センチまで浸水し、停電した。
庁舎1階にある非常用自家発電機が稼働したが、こちらも冠水によって15分ほどで停止した。

その後、蓄電式の予備電源を使用することでパソコンなどは動いていたが、約1時間後に全電源を失った。

 

2時間ほどたった同日早朝、電源供給車が到着したという。


2階の蓄電式の非常用バッテリーが稼働していたため119番の受理、通話は可能だった。

 

通常は1日当たり30件のところ浸水被害が発生した13日には200件の通報があり、隊員たちは懐中電灯で地図を照らしながら対応した。


庁舎は市のハザードマップの浸水区域外だった。

消防組合は今後、非常用発電機の設置場所変更など対策を講じる。

組合は須賀川と周辺の1市4町3村で組織する。


記者会見した水野消防長は「想定外の被害だった。停電時も遅れなく対応できたと考えている。庁舎の移転なども含め、構成市町村の意見を聞きながら検討したい」と話した。

 

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191024_63002.html 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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