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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017322日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第4報修正5として掲載します。

第1報(1/2)は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6801/

第1報(2/2)は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6800/

第2報下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6867/

第3報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6916/

 

 

(2017年4月14日 修正5 ;追記)

 

2017471818分にNHK埼玉から、指定数量の数倍の危険物が貯蔵所以外の倉庫内に置かれていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

これまでの調べで、倉庫内に貯蔵されていた商品のスプレー缶などに含まれるエタノールなど、可燃性のある危険物の総量が法律で定めた基準を数倍上回っていた疑いがあることがわかり、警察は、アスクルの本社などを消防法違反の疑いで捜索した。


その後の調べで、倉庫の敷地内には、危険物を含んだ商品を保管する専用の貯蔵所があったが、ほとんど使われていなかったことが、関係者への取材でわかった。


商品の多くは倉庫の2階と3階で保管されていて、火災時にはスプレー缶に引火したとみられる爆発が複数回起きている。


商品を出荷しやすいように倉庫内で保管されていたとみられ、警察は、捜索で押収した資料を分析し、危険物の保管状況を調べている。

今回の捜索について、東京消防庁のOBで市民防災研究所の坂口隆夫事務局長は、「病院やデパートなど、人の出入りが多い施設では消防の立ち入り検査はほぼ毎年行われるが、物流倉庫では数年に一度しか行われず、会社側からの届け出がなければ、消防が危険物の保管状況を把握することは難しい」としている。

出典

アスクルを捜索 保管状況捜査へ 

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106064271.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

倉庫内に保管されていた大量のスプレー缶が火災拡大の一因となった事例は、過去にもあった。

 

2011929日掲載  

2011927日 川崎市の物流倉庫の2階から出火、61時間後に鎮火 (修正4)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/791/

 

2011620日掲載  

2011619日 兵庫県小野市でスプレーガス製造工場が全焼、けが人なし (修正3)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/495/

 

 

 

(2017年4月17日 修正6 ;追記)

 

20164121820分にNHK NEWS WEBから、防火シャッターの閉止信号を送る配線や動力配線が焼けたことで60の防火シャッターが作動しなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

激しく燃えた2階と3階にあった防火シャッターのうち、60%余りに当たる、およそ80のシャッターが正常に閉まっていなかったことが、国の検討会で公表された資料からわかった。

 

シャッターの配線が焼けたり、ショートしたりしたことなどが原因とみられ、国は今後、配線の防火対策を検討することにしている。

 

具体的には、全く動かなかった不作動がおよそ60あったほか、閉まる途中で物やベルトコンベヤーが挟まるなどしてうまく閉まらなかった閉鎖障害がおよそ20あったという。

 

このうち不作動については、火災報知設備から防火シャッターに信号を送る配線が焼けたり、ショートしたりしたことが原因と見られるとしている。

 

国によると、アスクルの倉庫の防火シャッターは、すぐ近くにある火災報知設備が煙を感知した場合、それを示す信号を受けて作動するが、それぞれのシャッターに信号を送る配線は1系統しかなかったという。

 

このため、今回の火災では、近くの火災報知設備が作動する前に、配線が焼けたり、ショートしたりして多くの防火シャッターに信号が届かず、一部のシャッターしか作動しなかった可能性があるとしている。

 

検討会の座長を務める東京理科大学の小林恭一教授は、「今回のような火災で多くのシャッターを自動で閉めていくためには、配線を、例えば耐熱性のある鋼の管の中に入れたりコンクリートの壁に埋め込んだりするなど、いろいろな工夫が必要だ。今回見えた課題を基に、今後、防火シャッターを中心とする防火区画の効果をいかに上げていくかを、もっと詳細に検討したい」と述べた。

 

 出典

 『アスクル倉庫火災 防火シャッター60%余 正常に閉まらず

 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170412/k10010946291000.html 

 

 

413日付で朝日新聞埼玉版(聞蔵)からも、若干詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

倉庫北側の第1系統、中央部・南側の第2系統の2つに分かれるシャッターのシステムのうち、第1系統では、火災の感知器からの信号が、配線のショートによりシャッターの制御装置へ伝わらず、系統全体が機能を停止したとみられるという。

 

第2系統では、シャッターの動力になる電流の配線のショートにより、一部のシャッターが閉じなかった可能性があるという。

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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