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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017451358分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

地球に接近する未知の小惑星、衝突の恐れも--。

 

こんな事態に備え、被害を抑える方策を議論する国際会議「プラネタリー・ディフェンス・カンファレンス」が5月、東京で開かれる。

国連が主導し、米航空宇宙局(NASA)や宇宙航空研究開発機構(JAXA)が参加する、地球防御構想の一環だ。


日本上空を通過する仮想の小惑星をシミュレーションし、落下の危険があれば場所を特定して住民避難を呼び掛ける机上演習を行う。

 

JAXAの吉川真(まこと)准教授は、「可能性は低くても、起こり得る災害。人類が生き残るため、できる対策から取り組むべきだ」と話す。

 

約6500万年前にメキシコのユカタン半島に直径10km程度の隕石が落下し、恐竜を絶滅させたとの説は有名。

1908年には、シベリア上空に数10mの隕石が突入した可能性がある爆発が発生。広範囲で森林火災が起きた。

 

こうした事態に備える必要性は指摘されていたが、2013年にロシアで隕石が爆発して議論が加速。

直径は約20mだが激しい衝撃波が発生し、けが人や建物被害が出た。

 

国連は同年10月の総会で防御構想を承認。

各国の宇宙機関や天文台が連携して未知の小惑星をいち早く発見する「国際小惑星警戒ネットワーク(IAWN)」と、衝突を防ぐ方法を探る「宇宙ミッション計画助言グループ(SMPAG)」の2組織が動きだした。

 

JAXAによると、人類の存亡にかかわる直径1km以上も含め、地球に接近する小惑星は約1万5000個。

いずれも軌道が分かっており、現時点で衝突の恐れはないという。

 

心配なのは、都市が壊滅する恐れがある数10~数100mのもの。

スピードが速く暗いため見つけにくく、未発見のものが多いとみられる。

 

吉川さんは、「小惑星を早く発見し、軌道を割り出すことが重要だ。衝突が避けられなくても、落下場所と日時が分かれば避難を呼び掛けられる」と話す。

 

将来は、小惑星の軌道を変えることも構想されている。

探査機を体当たりさせたり、近くで核弾頭を爆発させたりするアイデアがある。

 

会議は5月15~19日、日本科学未来館で開かれる。

 

 

[小惑星と隕石

 

主に太陽を周回する軌道上で火星と木星の間に点在する小さな天体を小惑星と呼ぶ。

太陽系の誕生直後にできたとされる。

小惑星やその破片が地球に飛び込み、大気圏で燃え尽きず地上に落下したものが隕石。

火星や月から飛来するものもある。

 

出典

小惑星 地球守れ衝突被害への備え、東京で5月国際会議

http://mainichi.jp/articles/20170405/k00/00e/040/265000c

 

 

2017421151分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

《新たな小惑星が見つかった。

国際天文学連合は「2017PDC」と命名し、軌道計算から、地球に衝突する可能性がある「潜在的に危険」と分類された。

NASA(米航空宇宙局)とESA(欧州宇宙機関)は、10年後に衝突の可能性があると推定。

直径は100~250mとみられる。

当初、4万分の1だった衝突確率は、各国の観測機関の追跡観測の結果、2カ月あまりで1%近くに上昇した。

衝突危険エリアは北太平洋から東京、韓国、中国、ロシア、英国北部にまで広がる。

人類はどう対処するのか。》

 

 

世界の専門家が集まり、天体の地球衝突を議論する「第5回プラネタリー・ディフェンス・カンファレンス(PDC)」が5月、東京・日本科学未来館で開かれる。

 

冒頭のシナリオは、この会議の演習に使われる。

2017年3月6日に小惑星を見つけた、という想定だ。

 

天体衝突が現実の脅威として共有されたのは、1994年のシューメーカー・レビー第9彗星がきっかけ。

約20個に分かれた直径1~4kmの破片が次々と木星を直撃。

大火球やキノコ雲が、地球からも観測された。

 

もし地球に衝突したら――。

 

96年、地球に接近する天体を発見し対策を立てるための国際組織「国際スペースガード財団」が発足。

日本でも、研究者を中心に「日本スペースガード協会」ができた。

 

地球に接近する天体は、これまでに約1万6000個発見され、現状では、地球に衝突する可能性はない。

ただ、小さなものほど暗く観測しにくい。

都市・地域に壊滅的な被害を与える100mサイズのものは、推定数の3~4割しか見つかっていない。

日本協会の浅見敦夫副理事長は、「未知の天体が衝突する可能性はある」と話す。

 

実は、地球に衝突することが事前に分かったケースがある。

2008年、米アリゾナの観測チームが発見した天体は、NASAやESAによって約20時間後にアフリカ・スーダンに落ちると予測され、その通りにヌビア砂漠上空で爆発した。

2~3m程度と小さく、被害はなかった。

 

天体の発見と観測経過は、国際天文学連合の専門家向け電子メールで逐一通知されたが、一般には知らされなかった。

浅見さんは「予測場所が東京やワシントンだったら、情報公開がこれでよかったか」と話す。

 

 

               (2/2へ続く)

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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