2017年4月8日23時17分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後2時55分ごろ、京都市の四条大宮-嵐山間など、京都の観光名所を結ぶ京福電鉄=通称・嵐電(らんでん)=が全線(嵐山本線、北野線)でストップした。
送電線にできた鳥の巣によってショートしたのが原因という。
約6時間半後の同日午後9時22分に復旧したが、両線で計152本が運休し、約1万2000人に影響した。
花見客らで混雑していたが、長時間の閉じ込めや負傷者はなかった。
京福電鉄によると、鳥の巣は同市右京区の嵐山本線の線路わきの高圧送電線にあり、巣の一部が真下の変圧器に落下し、ショートした。
このトラブルで、一部の車両は駅間に停止。
乗客を降ろして道路などに誘導した。
路線の一部は路面を走行するが、他の交通への大きな影響はなかった。
この日は、京都地方気象台が桜の満開宣言をして初の週末。
嵐山駅前にある嵐山商店街の会長で、土産物店を経営する細川さん(55)は、「今日は朝から雨で観光客が比較的少なく、嵐電の運休は痛手だ」と話した。
出典
『京都・嵐電 全線一時運休、鳥の巣ショートで 1万人影響』
http://mainichi.jp/articles/20170409/k00/00m/040/093000c
4月9日11時19分に朝日新聞から、名古屋で同種の停電があったという、下記趣旨の記事もネット配信されていた。
中部電力名古屋支店は、9日、名古屋市北区と西区の一部の住宅約1400戸が、午前6時45分ごろから最長1時間15分にわたって停電したと発表した。
電柱上につくられた鳥の巣が、電気の流れを制御する開閉器に接触したためという。
停電は午前8時ごろまでに復旧した。
出典
『電柱に鳥の巣、機器に接触して停電 名古屋の1400戸』
http://www.asahi.com/articles/ASK493PSSK49OIPE005.html
(ブログ者コメント)
烏ではなく鳥の巣と報じられているが、これまで本ブログで紹介してきた情報から考えれば、両事例ともにカラスの巣かもしてない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。