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2018年4月30日12時48分に佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後11時5分ごろ、武雄市山内町鳥海のK製鋼佐賀工場から「男性が作業中に全身にやけどを負い、心肺停止している」と119番があった。
工場内の一角が爆発したとみられ、全身やけどを負った男性作業員(28)が搬送先の病院で約40分後に死亡が確認された。
作業員を救出しようとした男性作業長(45)も、右半身をやけどする重傷を負った。
警察や工場によると、工場1階の電気炉で鉄くずを溶かす作業中、炉内に酸素を送る高圧ホースを乗せた台車が動かなくなるトラブルが起きた。
ホースの巻き取り機がある地下の機械室からは煙が漏れていた。
作業員が確認のため降りると、午後11時ごろに室内が爆発し、救出のため後から入った作業長もやけどを負ったという。
工場内は当時、2人のほか10数人が作業していた。
警察と消防で原因などを調べている。
出典
『武雄市の工場で爆発、作業員2人死傷』
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/211474
4月30日11時52分にテレビ朝日からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地下の機械室に通じる床の扉から煙が出ていたため、作業員の男性(28)が確認に行ったところ、突然、爆発した。
K製鋼によると、地下の機械室には1階の電気炉へ酸素を供給するホースやホースを巻き取るリールがあるという。
地下の機械室で何らかの原因で火事が起きてホースの中の酸素に引火して爆発したとみて、警察が30日朝から実況見分を行って調べている。
出典
『工場で爆発 2人死傷 機械室原因か 佐賀・武雄市』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000126236.html
(2018年5月19日 修正1 ;追記)
2018年5月1日付の佐賀新聞紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。
作業長は、中に入って作業員を外に運び出した際に、やけどを負ったという。
機械室のホースが一部焦げており、ホースから酸素が漏れて室内に充満し引火した可能性もあるとみて、原因を調べている。
(2019年8月26日 修正2 ;追記)
2019年8月23日17時57分にNHK佐賀から、安全点検や対策が不十分だったとして当時の安全管理責任者らが書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は23日、安全への配慮を怠ったとして、当時の安全管理責任者など5人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
捜査関係者によると、爆発が起きた地下には鉄を溶かす電気炉に酸素を送って燃焼させるためのホースがあり、何らかの理由でホースから酸素が漏れて室内に高濃度の酸素が充満し、断線した電源ケーブルから火花が出て爆発した可能性があるという。
警察は、設備の安全点検や事故が起きた場合の対策が不十分だったなどとして、当時の安全管理の責任者など5人を業務上過失致死の疑いで23日、佐賀地方検察庁に書類送検した。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20190823/5080003705.html
8月23日20時31分に毎日新聞からは、断線した電気コードの発火で爆発的に燃え広がったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警武雄署が23日、必要な安全管理を怠ったとして、作業員の当時の上司ら5人を業務上過失致死容疑で佐賀地検に書類送検したことが、捜査関係者への取材で判明した。
送検容疑は、昨年4月29日午後11時ごろ、工場地下の機械室で、男性作業員(当時28歳)が工場1階の電気炉に延びる酸素用ホースを確認中、断線した電気コードが発火して燃え広がり、男性を全身やけどで死亡させたとしている。
同署は5人の認否を明らかにしていない。
捜査関係者によると、地下室には高濃度の酸素が充満しており、爆発的に燃え広がったという。
同署は、安全な作業範囲の確認や作業員への指導、設備の点検などを怠ったと判断した。
https://mainichi.jp/articles/20190823/k00/00m/040/272000c
(2020年4月3日 修正3 ;追記)
2020年4月2日17時38分にNHK佐賀から、書類送検されていた5人全員が不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故で、設備の安全点検や事故が起きた場合の対策が不十分だったなどとして、工場長だった70代の男性など5人が業務上過失致死の疑いで書類送検されましたが、佐賀地方検察庁は先月31日付けで全員不起訴としました。
検察は、不起訴の理由を明らかにしていません。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20200402/5080005404.html
2018年4月28日9時51分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
化学物質ホルムアルデヒドを含む家具で体調不良になったとして、香川県丸亀市の女性(62)が販売元のホームセンター大手「K社」(新潟市)に約7000万円の損害賠償を求めた訴訟で、高松地裁は27日、被害との因果関係を認め、同社に約470万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
判決では、女性は2011年5月、「K社坂出店」(香川県坂出市)でカラーボックス(収納箱)を6個購入。
使用中に体調を崩した。
同社が1個を調べたところ、板の接着剤から国の指針値を上回るホルムアルデヒドを検出。
女性は12年2月、気分不良などの症状を引き起こす化学物質過敏症と診断された。
同社は訴訟で、同種の板を使った家具類は約192万台仕入れ、異変を訴えた顧客は他にいないとして、因果関係を争った。
森実裁判長は、女性がカラーボックスを使い始めてから健康被害が出たとし、原因と認定。
「漫然と商品を販売した過失がある」と指摘した。
同社によると、問題の板を使った家具類の販売数は確認できないという。
同社広報部は、「これまで同種商品を回収したことはない。現時点で今後の対応は判断できない」としている。
出典
『化学物質含む家具で体調不良、販売元に賠償命令』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180428-OYT1T50042.html
2018年4月28日6時30分に日本経済新聞電子版から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
2018年1月の草津白根山(群馬県草津町)の噴火は予想外だった。
専門家でも場所と時期を事前に予測できず、現在の火山研究の限界が露呈した。
噴火から4カ月がたち、その原因として、岩盤の亀裂に目詰まりが起きる「シーリング」と呼ぶ現象がかかわっている説が急浮上してきた。
今回の噴火がなぜ起きたのか、最新事情を追った。
「ノーマークの本(もと)白根山の噴火は驚きだ。本命だった白根山の最近の活動低下と表裏一体の現象と考えざるを得ない」。
草津白根山の火山活動に詳しい東海大学の大場武教授は、こう解説する。
草津白根山は、標高2000mを超える3つの山の総称だ。
南側から北に向け、順に本白根山、逢ノ峰、白根山と一列に並ぶ。
白根山周辺は、江戸時代から1980年代まで10回以上の噴火が記録されている。
湯釜と呼ばれる火口湖周辺では、今も高温の火山性ガスが噴出している。
多くの人が、「次に噴火するなら、やはり白根山」と考えていた。
ただ、時期はもう少し先になるとみていた。
白根山の地下を震源とする火山性地震は14年に活発になったが、15年以降は低調になっていたからだ。
湯釜周辺の噴気活動も低下し、気象庁は17年6月、白根山の噴火警戒レベルを、火口周辺の立ち入りを規制する「レベル2」から、特に規制のない「レベル1」へ下げていた(現在はレベル2)。
一方、本白根山は、噴火を記録した古い文書がない。
現場で観察できる噴気は気温とあまり差のない低温で、活動は低調だ。
火山性地震の活動の大きな高まりなどの前兆がないまま、突如噴火した。
「なぜ起きたのか」。
大場教授は疑問に思いながらデータを整理した。
その結果、白根山と本白根山のそれぞれの直下にある「熱水だまり」を加熱する高温のガスの流れが大きく変化したに違いないと思い当たった。
高温だが液体状態の「熱水だまり」は、白根山の湯釜の直下にある。
この周辺で江戸時代から繰り返し起きている噴火は、熱水だまりから押し出された熱水が大量の水蒸気に変わって地表に噴出する際、周囲の岩や土砂を吹き飛ばして起きる「水蒸気噴火」だと考えられている。
熱水だまりの下には、地球深部で溶けた岩石などがたまる「マグマだまり」があり、そこから上昇する高温のガスが熱水だまりを加熱している。
15年以降の白根山直下の熱水だまりの活動低下から、大場教授は「熱水だまりに向けたガスの供給が絞り込まれた」と推測する。
高温のガスは熱水と混じって液状の流動体となり、岩盤の細かな亀裂を伝わって上昇している。
周囲の岩盤の温度が上に行くにつれて下がるため、流動体に溶けていた様々な鉱物が析出する。
この鉱物が時として、岩盤の亀裂を埋めてしまう。
これが「シーリング」と呼ばれる現象で、亀裂が目詰まりした結果、マグマだまりからのガスの供給量が減少する仕組みだ。
上に伝わりにくくなった高温のガスはどうなるのか。
本白根山に近い逢ノ峰の南東側の地下にも、地下探査によって別の熱水だまりが見つかっている。
大場教授は、これまで湯釜の熱水だまりに向かっていた高温のガスは、行き手を阻まれ新たに逢ノ峰南東側の熱水だまりに向かったと考えた。
その結果、「今回の本白根山の水蒸気噴火が起きたのだろう」(大場教授)。
この仮説を裏付けるデータを集めている。
一つは、近年の火山性地震の震源の位置の変化だ。
湯釜の熱水だまりの活動による地震の震源は、14年当時、白根山山頂部の地表近く(標高約2000m)に達していた。
15年以降、地震活動の衰えとともに震源の上限も下がり、17年には標高1500mになった。
一方、逢ノ峰南東側の熱水だまりに由来する地震の震源の上限は、14年当時、標高1000mだったのが、15年以降、次第に上昇し、17年には同1200mに達した。
この考え方が正しいとすると、逢ノ峰南東側の熱水だまりには高温のガスが供給され続け、これからも本白根山付近で水蒸気噴火が起きる恐れがある。
難しい問題は、シーリングが長く続くのか、一時的で済んでしまうのかだ。
シーリングがなくなれば、湯釜直下の熱水だまりの活動は再び高まる。
この地域では、これまでのように白根山周辺だけでなく、草津白根山全域で火山性地震や噴気活動に目を光らせる必要がある。
長野県と岐阜県にまたがる御嶽山の14年の噴火や大涌谷(神奈川県箱根町)の15年の噴火にシーリングが関係しているとの見方もある。
注意深い観測が重要だ。
出典
『予想外だった草津白根山の噴火 地下岩盤で新現象か』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29934650X20C18A4MY1000/?n_cid=NMAIL007
2018年4月29日10時10分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後2時40分頃、佐賀市神園4の神野公園こども遊園地で、稼働中のミニジェットコースターが高さ約5mのレール上で止まった。
乗っていた子どもを含む14人は消防に救出され、けがはなかった。
遊園地の納見園長(42)によると、ミニジェットコースターは16人乗りで、約200mのコースを1分10秒かけて回る。
止まったのは前半にある上り坂で、上りきれずに後進し、最も低いところで停止したという。
開園前の点検で異常はなく、この日は停止するまで77回稼働していた。
同園は、佐賀市観光協会が福岡県大野城市の遊具業者に運営を委託。
ミニジェットコースターは1991年から稼働している。
4歳以下の幼児も保護者と一緒なら乗れるため人気の遊具で、多い時は1日約1500人が利用するという。
長崎市から家族と訪れた会社員(33)は、「並んでいたらトラブルで運休と告げられた。しばらくしてパトカーなどが来て驚いた。佐賀まで来たのに残念」と話していた。
遊園地によると、ミニジェットコースターの運行は原因が分かるまで取りやめるが、園は29日以降も営業するという。
納見園長は、「あってはならない事故。今後起きないよう点検や運営の仕方を見直したい」と話している。
出典
『ジェットコースター停止、子どもら14人救出』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180428-OYT1T50121.html
4月29日付で毎日新聞西部版朝刊からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14人(うち8人が幼児を含む子供)は、約1時間後に救助された。
遊園地は、「車輪のねじが1個緩んでいたことで、車輪とレールの摩擦で止まったようだ」と説明している。
遊園地は昨年12月にジェットコースターを点検しており、警察が原因を調べている。
出典
『ジェットコースター停止 14人乗り、けが人なし 佐賀』
https://mainichi.jp/articles/20180429/ddp/041/040/029000c
5月1日8時14分に佐賀新聞からは、緩んだネジが飛び出してガイド金具に接触したことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運営会社は、最後尾車両の左後ろの車輪のねじが緩んでいたとする事故原因の調査結果をまとめた。
遊具専門の業者に調査を委託し、29日に原因が分かった。
1日にも佐賀市に報告する。
運営会社によると、コースターは4車両からなり、いずれも4つの車輪がある。
最後尾車両の左後輪は、樹脂製の車輪部分と一回り小さい円盤のような金属部品が、ねじ6本で取り付けられているが、うち1本が緩んで飛び出した。
このため、ねじの頭がガイド金具に接触。
スピードが遅くなり、コース前半の坂を登り切れずに後退するトラブルにつながったとみている。
このねじを交換し、他の同型車輪を含めた全てのねじを緩み止めの接着剤を使って締め直した。
緩みを確認するためのマーキングも施したという。
同社は、早くて3日からのコースターの営業再開を目指しており、日常点検を一日1回から2回に増やすとしている。
納見園長は、「二度とこのような事故が起きないように、整備点検の強化に努めたい」と話している。
出典
『神野公園コースター停止 車輪ねじ緩みが原因 日常点検、一日1回から2回に』
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/211697
5月1日16時24分にNHK佐賀からは、これまでと今後の点検内容に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施設では、毎日の営業を始める前に必ず、目視で点検していたが、この日の点検で、異常は確認できなかったという。
このため、緩んだねじを交換し、接着剤を塗り直したうえで、緩みが生じないよう、すべてのねじを締め直したほか、今後は、朝と昼の2回、専用の工具を使って点検を行うなど、再発防止を徹底させるとしている。
出典
『コースター停止ねじの緩みが原因』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20180501/5080000443.html
2018年4月29日付で毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後2時20分ごろ、奈良県桜井市大福の大型ディスカウント店「MEGAドン・キホーテ桜井店」で、出入り口付近の屋外の棚に陳列されていた商品の殺虫剤のスプレー缶3缶が突然破裂し、近くにいた客の女性(26)が破片などで顔や目に軽いけがをした。
警察などによると、現場は店の西側で、日光が直接当たる場所。
この日は晴天で、警察は強い日差しでスプレー缶が高熱になって膨張し、破裂した可能性もあるとみて、原因を詳しく調べている。
出典
『スプレー缶破裂 奈良のドン・キホーテで 客1人けが』
https://mainichi.jp/articles/20180429/ddm/041/040/089000c
2018年4月22日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8263/
(2018年5月3日 修正1 ;本文修正)
2018年4月26日23時1分に中日新聞から、石灯籠はすべて撤去されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県などは26日、伊勢神宮の内宮と外宮を結ぶ5.5kmの道路沿いなどの灯籠514基全てを撤去すると発表した。
以前も落下事故があり、大地震での崩落の恐れも指摘されていたが、「神宮周辺の風情を守ってほしい」との声も根強かった。
だが、今回の事故を受け、バス停付近などの26基を撤去したところ、想定以上に危険なことが判明した。
灯籠がある道路を管理する国、県、市の担当者が26日に津市で会合を開き、「安全と言えない」との認識で一致。
国道沿い94基、県道沿い328基、市道沿い8基と市管理駐車場などの84基を、各管理者が撤去すると決めた。
342基を撤去する県は、7月に県内を中心に開かれる高校総体までに撤去する方針で、費用は約8千万円を見込む。
国、市も早急に撤去する方針。
出典
『石灯籠、全514基撤去へ 伊勢神宮周辺、死亡事故受け』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018042690230124.html
4月27日付で読売新聞中部版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故後の緊急点検では上部の固定が不十分な石灯籠が多数見つかっており、今後も老朽化が進むとして、それぞれが管理する道路などで撤去する。
出典
『伊勢の石灯籠514基撤去へ 7月下旬までに』
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20180427-OYTNT50007.html
(2018年7月8日 修正2 ;追記)
2018年7月5日18時56分にNHK三重から、県道沿いの石灯籠がすべて撤去されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県では、県道沿いのすべての石灯籠の撤去を進めていたが、今日、最後の石灯籠が撤去された。
5日は県道沿いの最後の1基の撤去が行われ、工事を受注した業者がクレーンなどを使って地中から灯籠を引き抜いていた。
県伊勢建設事務所の市川副所長は、「思っていたよりも早く撤去できたと思う。南海トラフ巨大地震など、今後も危険な事象が考えられるので、危険がなくなり安心している」と話していた。
ただ、国道と市道沿いなどには、まだ、65基の石灯籠が残されていて、国は今年10月ごろまでに、市では7月13日までに、すべての撤去を終える見込みだとしている。
出典
『石灯籠撤去 県道沿い完了』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3073144801.html
(2018年11月22日 修正3 ;追記)
2018年11月19日19時30分にNHK三重から、運転手に有罪判決という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日、津地方裁判所で開かれた裁判で浜口裁判官は、「バス運転手には、より一層注意して周囲の構造物に衝突しないよう注意する義務があり、過失は小さくない」などと指摘した。
その上で「時速10kmのスピードで構造物に接触した場合、人命にかかわるような重大な事故になるのはまれで、石灯籠の十分安全でない構造も原因である」などと述べて、禁錮1年6か月、執行猶予3年の判決を言い渡した。
出典
『石灯籠事故で執行猶予付き判決』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20181119/3070000639.html
11月19日付で毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
判決理由で浜口裁判官は、「バス停付近にいた男性に注視しすぎて、石灯籠に注意を払うことなく、通常以上に歩道に接近させた過失は小さくない」と指摘した。
一方、「簡易に柱と接着した石灯籠の安全でない構造に起因しているのは否めない」と述べた。
出典
『三重・伊勢の石燈籠の落下 元運転手に有罪 津地裁判決』
https://mainichi.jp/articles/20181119/dde/041/040/040000c
2017年12月27日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7897/
(2018年5月3日 修正2 ;追記)
2018年4月26日20時44分にNHK群馬から、顧問不在ゆえ練習なしと認識していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬県教育委員会が設置した、有識者による検証委員会の2回目の会合が開かれた。
同教委によると、学校が部活動の顧問や生徒から聞き取り調査したところ、通常、ハンマー投げの練習を行う場合には、陸上部の顧問がグラウンドに立って安全を確認していたが、事故当日は顧問がグラウンドにいなかったため、サッカー部の生徒たちはハンマー投げの練習が行われていないと認識していたという。
この日、顧問は私用のため、午後6時過ぎにグラウンドを離れていて、事故はその直後に起きたという。
出典
『ハンマー事故 練習ないと認識』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20180426/1060001711.html
(2018年9月2日 修正3 ;追記)
2018年8月31日付で東京新聞群馬版から、検証委員会は報告書で顧問の指導方法を問題視したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
陸上部の顧問が男子生徒に、女子用が男子用の半分程度の重さしかなく、飛距離が伸びるなどの危険性を指導していなかった実態が30日、事故検証委員会の報告書で分かった。
検証委は、「顧問が注意事項の指導や相応の安全対策を施さなかったのは問題だ」と、厳しく指摘した。
報告書によると、ハンマーの重さは男子用の7.26kgに対し、女子用は4.0kg。
報告書は、「男子生徒が女子用のハンマーを投げれば、通常より飛距離が伸びたり、方向が不安定になったりする危険性の増大は、顧問であれば十分に予見できる」と指摘した。
陸上部の男子生徒は、女子生徒にフォームを教えるため、女子用のハンマーを選択。
男子生徒は投げた直後、「すっぽ抜けた」との言葉を発し、左側に大きく外れた。
ハンマーは陸上部の練習エリアからはみ出し、Oさんがいたサッカーゴールの付近まで、約48mも飛んだ。
陸上部の顧問は、事故発生時は帰宅しており、報告書は「ハンマー投げの練習が、これまでも顧問不在で行われており、問題だ」とも指摘。
県庁で記者会見した検証委の渡辺正樹委員長(東京学芸大教授)は、「顧問は練習時にいるべきだった。生徒たちにハンマー投げの危険性などを、言葉ではなく、文字に書いて指導する必要があった」と苦言を呈した。
再発防止策として、ハンマー投げの練習時にカラーコーンで立ち入り禁止エリアを明示し、競技別の安全対策指針を策定することなどを挙げた。
出典
『藤岡中央高ハンマー死亡事故 検証委が報告書 女子用投げる危険性、指導せず』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201808/CK2018083102000174.html
8月31日3時0分に朝日新聞群馬版からは、検証委員会は報告書で過去のヒヤリ事例を放置していたことも一因などと指摘したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
報告書では、原因について、
▽陸上競技部とサッカー部が共有するグラウンドの使用方法について、明確なルールがなかった
▽事故発生前にも、ハンマー投げで危険な場面があったが、顧問や管理職の間で情報を共有していなかった
▽陸上競技部の顧問が練習に立ち会っていなかった
▽投てき場所が暗く、サッカー部の生徒から見えづらかった
ことなどをあげた。
検証委によると、事故前にもサッカー部員がボールをとりに来たため、回転動作に入った陸上競技部員が急きょ動作を止めたり、ハンマーがサッカーゴールに当たったりするなどの事例があったが、サッカー部顧問や管理職は知らなかったという。
委員長の渡辺正樹・東京学芸大教授(安全教育学)は、「(原因となった環境は)この学校に特別な問題ではないが、こうした事故が起きた学校に共通するものの一つが、過去のヒヤリハット事例を放置していること。防げる事故を防げなかった」と指摘した。
その上で、再発防止策として、ハンマー投げは他の部活動が活動していない時間に行い、ハンマーが落ちる可能性のある場所をコーンなどで示して立ち入り禁止にすることなどをあげた。
また、大きなけがの危険がある競技の練習には、顧問が立ち会うことも必要とした。
県教委では、報告書の内容を踏まえ、競技別の安全対策ガイドラインを年内にまとめ、学校などに配布する方針という。
出典
『ハンマー投げ事故検証委、報告書を公表』
https://www.asahi.com/articles/ASL8Z3QHPL8ZUHNB001.html
(2019年2月28日 修正4 ;追記)
2019年2月27日付で読売新聞から、当時顧問だった女性教諭が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警は26日、当時の陸上部顧問だった50歳代の女性教諭を業務上過失致死容疑で書類送検した。
女性教諭はこの日、事故の約10分前に学校を後にしていた。
県警は、女性教諭が練習に立ち会わず、事故の発生を防ぐ注意義務を怠ったと判断した。
県教委が設置した第三者による検証委員会の報告書によると、同校のグラウンドでは以前にも、サッカーゴールにハンマーが当たる危険な事例があった。
だが、陸上部とサッカー部の顧問の間で情報が共有できておらず、グラウンドの使い方についても明確なルールがなかった。
出典
『ハンマー死亡、練習立ち会わず…元顧問書類送検』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190227-OYT1T50128/
(2019年11月11日 修正5 ;追記)
2019年11月8日18時1分にNHK群馬からは、両親と県教委との間で和解が成立したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、県教育委員会が設置した専門家による検証委員会は学校の安全管理が不十分だったなどとする報告書をまとめ、県教育委員会は死亡した生徒の両親と和解に向けて話し合いを進めてきました。
その結果、県教育委員会によりますと、8日、両親に謝罪したうえでおよそ4900万円の賠償金を支払うことで和解が成立したということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20191108/1060005850.html
2017年8月5日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7429/
(2018年5月3日 修正2 ;追記)
2018年4月26日付で読売新聞中部版から、バルブが腐食していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)
愛知県警は25日、作業時にタンク内を空にするなどの安全確保を怠ったとして、現場責任者だった同社の作業主任者と操業長の男2人(ともに58歳)を業務上過失致死傷容疑で書類送検した。
・・・・・
作業員が故障したタンクの計器を交換するため、配管のバルブを工具で閉めていたところ、バルブが腐食していたために根元から破損。
配管とつながっていたタンクからアンモニア水が噴出した。
現場責任者だった2人は、作業時にタンクのアンモニア水を空にしたり、安全服の着用を指示したりするなどの事故防止策をとることを怠り、3人を死傷させた疑い。
調べに対し、ともに容疑を認めている。
同社は事故後、アンモニア水を浄化処理に使用することをやめたといい、同社の広報担当者は「死亡事故を発生させた事実を重く受け止めている。今後も捜査に対しては誠実に対応する」としている。
出典
『王子製紙事故で2人書類送検 業過致死傷容疑』
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20180426-OYTNT50004.html
4月25日13時23分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
書類送検容疑は、タンクの液面計の交換作業に際し、バルブが破損してアンモニア水が噴出する危険性を認識していたのに、タンクを空にするなどの事故を防止する具体的な措置を取らず、3人を死傷させたとしている。
県警によると、故障した液面計の交換のため配管のバルブを閉じようとしたところ、根元が破断して濃度25%のアンモニア水が噴出した。
バルブはさびて回転しなくなっていた。
アンモニア水は工場の排水を浄化する過程で使用し、前日に10トンを補充したばかりだったという。
出典
『3人死傷、王子製紙工場アンモニア噴出で社員2人を書類送検 事故防止措置講じず 愛知県警』
http://www.sankei.com/west/news/180425/wst1804250048-n1.html
(2018年12月8日 修正3 ;追記)
2018年12月6日22時11分に毎日新聞から、2人は不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋地検は6日、県警から業務上過失致死傷容疑で書類送検された工場の男性幹部2人を不起訴とした。
理由は明らかにしていない。
地検は、名古屋北労基署から労安法違反容疑で書類送検された同社と操業長についても不起訴とした。
出典
『作業中アンモニア水で死傷事故 王子製紙工場の幹部2人が不起訴に』
https://mainichi.jp/articles/20181206/k00/00m/040/286000c
2018年4月26日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後1時40分ごろ、春日部市粕壁東の県立春日部女子高校の養護教諭が「学校内で理科の実験に失敗、二酸化硫黄が発生し、学生が不快を訴えている」と119番した。
県高校教育指導課によると、1年生11人と女性教諭(26)が喉の痛みや息苦しさ、気持ち悪さなどの体調不良を訴え、同市内の4病院に救急搬送された。
うち3人が大事を取って入院したが、命に別条はない。
実験は化学室で実施し、1年生41人と女性教諭1人、実習助手1人が参加。
硫黄の粉末を入れた試験管を加熱、冷却し、硫黄の状態の変化を確認する実験を行っていた。
加熱した硫黄に対し、本来、試験管の中に水を流し込み冷やすところを、生徒が誤って試験管ごとビーカー内の水に浸し、水から引き上げると試験管が割れ、拡散した内容物が空気中の酸素と反応して、二酸化硫黄が発生したという。
同課は「今後、さらに生徒に対する指導を徹底するよう、学校を指導していく」とコメントした。
出典
『生徒や教諭ら12人搬送、理科の実験で事故 春日部女子高 試験管割れ二酸化硫黄発生、4病院に救急搬送』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/04/27/02_.html
2018年4月26日17時45分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前10時前、平塚市明石町のマンションで、マンションに住む57歳の女性が、出入り口の床下にあった深さ2m40cmの地下倉庫に転落し、胸の骨を折るなどの大けがをした。
地下倉庫のふたは、外装工事のために来ていた業者が開けたままにしていて、業者2人のうち1人が倉庫に入り、もう1人が携帯電話が鳴ったため倉庫のふた付近から目を離していたという。
警察に対し、業者は「ふたが開いていることを注意する目印などを設置していなかった。私たちのミスです」と話しているという。
警察は、女性がふたが開いていることに気づかずに転落したとみて、業者側に問題がなかったか、詳しいいきさつを調べている。
出典
『マンション床下に転落女性大けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180426/1050002420.html
2018年4月25日付で読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前7時45分頃、近鉄南大阪線矢田(大阪市東住吉区)~河内天美(大阪府松原市)間の大和川にかかる橋(197m)に設置されたセンサーが異常を感知した。
近鉄は徐行運転を続けていたが、約25分後、橋を通過した列車の乗務員が揺れを感じたため、同8時10分頃、大阪阿部野橋~河内天美間で運転を見合わせた。
近鉄によると、橋上のレールにゆがみが確認された。
現在、橋では9本ある橋脚のうち1本を補修工事中で、センサーはその傾きを検知するために設置されていた。
近鉄が原因を調べている。
25日中の運転再開は困難といい、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)やJR、南海で振り替え輸送を実施している。
南大阪線は大阪阿部野橋(大阪市阿倍野区)と橿原神宮前(奈良県橿原市)を結ぶ約40km。
駅は28あり、1日の利用客は約16万人に上る。
通勤時間に重なり、大阪阿部野橋駅は利用客らでごった返した。
出典
『線路にゆがみを確認、近鉄南大阪線が部分運休』
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20180425-OYO1T50008.html
4月26日9時17分に毎日新聞からは、原因などに関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「大和川橋梁」上の線路がゆがんだトラブルで、近鉄は25日、雨で川が増水し、橋脚下の川底が削られて傾いたことが原因とみられると発表した。
同日午前から大阪阿部野橋~河内天美駅間の上下線で運転を見合わせているが、再開のめどは立っておらず、影響人員は、この日だけで約16万2000人に達する見通し。
近鉄によると、橋脚は9本あり、矢田駅側から4本目の橋脚上部が上流側に7.8cm傾き、線路も上流側に最大で2.4cmずれていた。
3本目が昨年10月の台風21号で川底が削られて約2cm傾き、この2本の補強工事を実施している最中だった。
25日午前6時半ごろ、橋脚に設置した計測器が約8mmの傾きを検知したと、工事会社から近鉄に連絡があった。
その後、工事会社から線路がゆがんでいるとの報告があり、同7時44分から橋梁上では徐行運転。
乗り込んだ社員が通常より大きな揺れを感じたため、同8時8分に運転見合わせを決め、JRや南海、大阪メトロによる振り替え輸送を実施した。
近鉄によると、大和川橋梁付近の水位は、雨のない時と比べ、約3m上昇していた。
水位が下がるのを待って対応を検討する方針で、担当者は「水位が下がり、これ以上傾かないように措置をすれば、運転を再開できる」と説明している。
府内では、昨年10月の台風21号で、府南部の男里(おのさと)川にかかる南海本線の橋上の線路がゆがむトラブルが発生。
現場を通過した普通電車が一時脱線するなどして、乗客5人がけがをした。
出典
『近鉄 橋脚、上流側に7.8センチ傾く 南大阪線・大和川』
https://mainichi.jp/articles/20180426/k00/00e/040/210000c
4月25日17時31分に京都新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
近鉄は25日、記者会見し、橋脚が上流側に78mmずれていたことを明らかにした。
枕木などがあることからレールのゆがみは24mmにとどまったという。
運転再開のめどは立っておらず、同日は約16万2000人に影響する見込み。
近鉄によると、雨のため水位が24日夜から上昇し、川底が削られた可能性があるという。
橋の強度に問題はなく、水位が下がり次第、原因を調査する。
出典
『近鉄南大阪線橋脚78ミリずれる レールもゆがむ、16万人影響』
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180425000125
(ブログ者コメント)
今回は、たまたま工事用にセンサーが設置されていたため、事なきを得た。
仮にセンサーが設置されていなかったら、どうなっていただろうか?
2018年4月24日19時8分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島第一原発の事故をめぐり、東京電力の旧経営陣3人が強制的に起訴された裁判で、当時、東京電力で津波対策の部署を統括する立場だった元社員が証言した。
元社員は、事故の3年前に社内でまとめられた巨大な津波の想定は信頼性が低いと考えていたと証言した。
東京電力は、高さ15.7mの津波が福島第一原発に押し寄せる可能性があるという想定を事故の3年前の平成20年にまとめていて、旧経営陣がこの想定をどう受け止めていたのかが裁判で争われている。
東京地裁で開かれた24日の審理では、当時、東京電力で津波対策の部署を統括する立場だった元社員が証言した。
元社員は、津波対策を取ることについて社内を説得しなければならないと考え、当時の上司と相談し、武藤元副社長に報告することになったと証言した。
その後、武藤元副社長からは、津波対策を保留し、専門の学会に検討を依頼する方針が示されたが、元社員は、「私も想定は信頼性が低いと考えていた。元副社長の話は合理的だと感じた」と証言した。
一方、元社員の当時の部下は、今月10日に開かれた法廷で、対策の保留について「予想外で力が抜けた」と証言していて、違いが表れた。
次回は今月27日に引き続き、元社員が証言する。
出典
『東電元社員「想定は信頼性低い」』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180424/6050000866.html
4月24日12時49分に産経新聞からは、上記記事とはニュアンスの異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
第8回公判が24日、東京地裁で開かれ、東電で津波の試算を担当する部署の責任者だった元社員が、巨大津波が襲来するとの試算結果が出る前から「対策を始める必要があると思っていた」と証言した。
検察官役の指定弁護士の尋問に答えた。
元社員は東電の地震対策センターで土木調査グループのマネジャーを務め、これまでに計3回の公判で証言した社員の元上司。
2人は2008年6月、最大15.7mの津波が福島第1原発を襲うとの試算結果を、被告の武藤元副社長(67)に報告していた。
出典
『元東電社員証言「津波対策始める必要あると思っていた」東電強制起訴公判、東京地裁』
https://www.sankei.com/affairs/news/180424/afr1804240013-n1.html
(ブログ者コメント)
当時の部下の証言内容は、本ブログでも紹介スミ。
2018年4月24日19時1分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岡山市の市道をロードバイクで走っていた男性が幅2cmほどの溝にタイヤが挟まって転倒し、道路の安全性に問題があったとして市を訴えていた裁判で、岡山地裁は道路の設置や管理に問題があったと認め、岡山市に38万円あまりの賠償を命じる判決を言い渡した。
おととし6月、岡山市に住む50代の男性が岡山市北区大供本町の市道の路肩をロードバイクで走っていたところ、幅2cmほどの溝に前輪が挟まって転倒し、胸や指の骨を折るなどの大けがをした。
タイヤの幅は2.3cmだったという。
この溝は、大雨の際の排水のために設けられているもので、男性は、道路の安全性に問題があったとして、岡山市に57万円あまりの賠償を求める訴えを起こしていた。
24日の判決で岡山地裁の佐々木裁判官は、「溝は黒い直線に見え、傾斜もあるため、認識できずに近づいてしまう可能性がある。ロードバイクの普及率は高くないとはいえ、車道を走行することはすでに珍しい光景ではなく、2cmの幅は広すぎる」と指摘した。
そのうえで、この道路は「通常あるべき安全性を欠いていた」として設置や管理に問題があったと認め、岡山市に38万円あまりの賠償を命じる判決を言い渡した。
判決について岡山市の大森市長は、「弁護士とも相談し、今後の対応を検討したい」としている。
出典
『自転車で転倒「道路管理に問題」』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20180424/4020000235.html
4月24日21時35分に山陽新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
判決理由で佐々木裁判官は、溝の形状と構造について、黒い直線と見える上、溝に向かって勾配があるため、(自転車などが)徐々に近づいてしまう可能性があると指摘。
ロードバイクが車道を走行することが珍しくないことを踏まえ、「タイヤのはまり込みを抑制するには広すぎる幅で、設置・管理の瑕疵に当たる」と述べた。
一方で、「注意深く観察すれば隙間を認識できた」と、男性の過失も一部認めた。
男性側は「主張がおおむね認められ評価できる」とし、岡山市の大森市長は「顧問弁護士とも相談し、今後の対応について検討したい」とのコメントを出した。
出典
『道路管理に瑕疵 岡山市へ賠償命令 市道で自転車転倒しけが 地裁判決』
http://www.sanyonews.jp/article/704760
(ブログ者コメント)
NHKの映像を見ると、車道と歩道との間に縁石があり、その縁石から15~20cm程度離れた車道側に溝が掘られている。
ブログ者が、この車道を自転車走行したとして、後方からの車との接触を恐れ、縁石ギリギリに走ったかもしれない。
ママチャリではあるが・・・。
(2018年5月8日 修正1 ;追記)
2018年5月7日18時59分にNHK岡山から、市は控訴したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道路を管理する岡山市は、賠償を命じられた岡山地方裁判所の判決を不服として控訴した。
岡山市は、「市の主張は、今後の裁判で明らかにする」としている。
原告の男性は、「岡山市が控訴したことは残念だ。現場はロードバイクで通行するには危険な場所なので、裁判で争うのではなく、一刻も早く安全性を確保してほしい」と話している。
出典
『「自転車で溝に」岡山市が控訴』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20180507/4020000287.html
(2018年5月23日 修正2 ;追記)
2018年5月22日18時52分にNHK岡山から、市は溝に金網を置くなど対策を検討するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大森市長は22日の定例記者会見の中で、「ロードバイクは増えつつあり、溝に落ちることがないように対応していきたい」と述べた。
具体的には、溝をふさぐ網のようなものを設置することや、溝を狭めるために溝の間に金属の板を設置するなどの対策を、試作品を制作した上で検討し、対応方法が決まりしだい、速やかに対処していくとしている。
出典
『自転車事故受け溝に対策実施検討』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20180522/4020000356.html
5月23日付で読売新聞からは、同様の溝は市内に計30kmあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大森市長は22日の定例記者会見で、事故現場と同じ幅20mmの溝が、市内に計2か所あることを明らかにした。
市道路港湾管理課によると、市が管理する道路で同様の構造をした溝は、計約30kmある。
幅20mmは事故現場とその近くの計1.1kmで、残りは幅15mm以下という。
市は1日、20mmの溝がある2か所に、注意喚起する看板を計6枚設置した。
出典
『道の溝20ミリ 2か所に看板』
http://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20180522-OYTNT50295.html
(2019年4月15日 修正3 ;追記)
2019年4月12日19時14分にNHK岡山から、原告側が逆転敗訴したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島高裁岡山支部は、岡山市に賠償を命じた1審の判決を取り消し、訴えを退けた。
12日の2審の判決で広島高裁岡山支部の橋本裁判長は、「ゴミなどによる目詰まりを防ぎ、排水の性能を確保するには2cmの幅が広すぎるとは言えず、タイヤの幅が狭いなら、それを考慮した運転が求められる」と指摘した。
そのうえで、「タイヤが挟まる事故が起きる危険性は高くなく、道路が通常あるべき安全性を欠いていたとは言えない」として1審の判決を取り消し、原告の訴えを退けた。
出典
『「2センチの溝」原告逆転敗訴』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20190412/4020002592.html
2018年4月24日6時30分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年12月に起きた新幹線台車亀裂問題は、JR西日本が抱える組織の課題を改めて示した。
JR福知山線脱線事故から25日で13年。
安全という「使命」について考える。
【重圧感じる人いてもおかしくない】
複数の異音があり、焦げた臭いもした。
昨年12月、台車に破断寸前の亀裂が見つかった新幹線のぞみ34号の運行中、それらは計30回にも及んだ。
しかも、明らかな異常を、車掌ら現場の社員は認識していた。
にもかかわらず、なぜ止められなかったのか。
「あれ(台車亀裂)が起きる前までは、自分にもできれば止めたくないという思いがあった」
新幹線総合指令所(東京)の指令員として約10年のキャリアを持つJR西日本の30代の男性社員は、そう語る。
列車を停止させれば遅延が起き、払い戻しなどで莫大な損害が生じる。
「できれば止めたくない」という言葉からは、それらを起こす責任を負いたくないという思いが見える。
のぞみ34号の運行でも、さまざまな異常の報告を受けた車掌は、当初、「正常の範囲内」と判断。
指令員に「運行に支障なし」と伝えた。
その指令員は、岡山駅から乗り込んだ保守点検担当者と電話でやりとりしたが、「新大阪駅で床下点検をしたい」との申し入れを、別の対応で受話器から耳を離し、聞き逃した。
保守点検担当も、提案への回答を確認しなかった。
新幹線は、速度超過しても自動的に停止する自動列車制御装置(ATC)など、高度な安全設備に守られている。
だが、異常があった場合に「(運行の続行を)迷ったら止める」というのは、安全の基本動作だ。
「列車遅延」への懸念が、その基本動作を阻害し、重大な事案を引き起こしたのではないか。
新幹線の車掌として約20年勤務する50代の男性社員は、「今回はそれだけ判断に迷うケースだった」と推測しながら、こう指摘する。
「(遅延すれば)お客さまにすごく言われることもある。自分は仕事だと割り切っているが、重圧を感じる人がいてもおかしくない」
【上意下達に批判】
安全より経営重視。
乗客106人が犠牲になった平成17(2005)年のJR福知山線脱線事故では、JR西のそうした姿勢が問題視され、安全投資の不十分さに加え、自由な議論を許さない「上意下達の雰囲気」が批判された。
そうした教訓を踏まえ、外部機関による安全管理評価制度の導入やヒューマンエラー(人為的ミス)を懲戒処分の対象から外し、申告しやすくするなど、先駆的な安全対策を進めてきた。
だが、今回の問題は、安全対策が次々と打ち出されている一方、それを実行する現場の間には、「列車遅延に伴う影響」に重きを置く姿勢が残っていることを示した。
それは、組織としての問題でもある。
有識者会議の座長を務めた関西大教授の安部誠治(65)は、「JR西が脱線事故前に戻ったとは思わない」とした上で、「対策をとったらそれで終わりで、適正に進んでいるかという検証が不十分だった」と指摘する。
有識者会議は3月、再発防止策とともに、「(JR西は)安全第一の組織風土に変革していない」などとする提言書を公表。
安部は「新幹線で起きた部分的な問題としてとらえず、組織全体にかかわるものとしてとらえなくてはならない」と強調した。
【安全優先 浸透せず】
脱線事故から2年後の19年に開館したJR西の社員研修施設「鉄道安全考動館」(大阪府吹田市)。
館内にある過去に起きた重大な鉄道事故の原因などを学ぶ学習スペースに、今月、「異常がないことを確認できない場合は、躊躇なく列車を止める」という教訓とともに、台車亀裂問題の記述が追加された。
「自ら考え、動く」社員の育成を目的に、考動館では全社員約3万人とグループ会社員約1万人に対し、定期的に講習を実施。
これまでに社員は3巡、グループ会社員も2巡したが、今回の問題は、「安全がすべてに優先する」という理念を現場に浸透させる難しさをあらわにした。
JR西社長の来島(63)は、今月18日の定例会見で、台車亀裂問題についてこう言った。
「謙虚に受け止め、(会社の安全対策を)見直す必要がある。形だけで終わらせることなく、中身を伴うようにすることが大事。現場と一緒に進めていく」
出典
『安全という使命(上) 「自分なら止められたか…」 JR福知山線脱線事故13年 変えられなかったJR西の体質』
http://www.sankei.com/west/news/180424/wst1804240006-n1.html
以下は続編。
(中)(下)ともに文章転載は省略。
(4月25日6時30分)
(中)『加害企業に任せっきりにせず「声上げ続ける」遺族の責務 JR福知山線脱線事故13年』
http://www.sankei.com/west/news/180425/wst1804250004-n1.html
(4月26日6時30分)
(下)『「監視役」の運輸安全委員会、のぞみ台車亀裂問題で存在感示せず』
http://www.sankei.com/west/news/180426/wst1804260004-n1.html
2018年4月23日18時38分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
事故防止や緊急避難を知らせる標識に使われる日本工業規格(JIS)の「安全色」が、13年ぶりに改正された。
色覚に障害がある人も含め、誰もが識別しやすい「ユニバーサルデザインカラー」になり、経産省は2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、普及を図る。
JISが定める安全色は、赤、黄赤、黄、緑、青、赤紫の6種類で、「火気厳禁」「足元注意」「非常口」などの標識に使われている。
ただ、従来の定義では、一部の人には、赤が暗くて黒と紛らわしい、青と緑の区別が付きにくい、などの難点があった。
そこで、関係団体で作る委員会が2年がかりで「識別しやすい色」を研究。
検討した結果、赤や緑は少し黄色がかった、黄や青は明度がやや上がった色合いになった。
弱視や色覚障害、白内障の人も含む132人への調査では、「色の違いがとても分かりにくい」と感じた割合が、これまでの11%から3%に減った。
また、幅広く使えるよう、蛍光にする場合や、パソコン画面やプリンター出力での色指定の推奨値も初めて定めた。
色覚障害の人は国内に300万人以上、世界で約3億人いるとされる。
選定に加わったNPO法人「カラーユニバーサルデザイン機構」の伊賀副理事長は、「当事者としてもありがたい。どんどん普及させて、世界の色を変えたい」と話す。
出典
『JIS 「安全色」13年ぶり改正 色覚障害者に配慮』
https://mainichi.jp/articles/20180424/k00/00m/040/028000c
4月24日付で化学工業日報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
標識の安全色の指標となるJIS(日本工業規格)が、13年ぶりに改正された。
多様な色覚に配慮したユニバーサルデザインカラーの観点を初めて導入。
既存のJIS規格の大幅改正が難しいなか、原案作成委員会の献身的な活動が結実した。
JISで規定する塗料のマンセル値などだけでなく、インキやカラーフィルターでも対応値を提示。
大規模な訪日客が見込まれる2020年の東京五輪に向けて、普及が期待される。
関係者は、今回の成果を弾みに、ISO(国際標準化機構)への反映も目指す方針。
出典
『JIS安全色 13年ぶり改正 ユニバーサルの観点で』
(ブログ者コメント)
色覚障害を持たないブログ者が見ると、改正後の色は、改正前よりも若干薄く感じられるものの、ほとんど変わらない。
2018年4月23日16時48分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年10月、川西市で市の選挙管理委員会の52歳の職員が運転する公用車が軽乗用車と衝突し、運転していた66歳の女性が死亡し、後部座席の59歳の女性が大けがをした。
公用車はさらに別の車にもぶつかって、この車に乗っていた男女3人も軽いけがをした。
川西市によると、この職員は翌日に投票が行われた衆議院選挙の準備のため、1か月余り前から1日も休まず、過労死ラインとされる月80時間を大幅に上回る200時間を超える残業をしていたという。
この日も、期日前投票所の片づけに向かっていたということで、警察は、過労の状態で運転したことが事故につながったとして、23日、この職員を過失運転致死傷の疑いで書類送検した。
さらに、上司だった55歳の選挙管理委員会の当時の事務局長も、長時間労働を把握しながら過労運転を命じたとして、道路交通法違反の疑いで書類送検した。
警察によると、運送業や旅客業以外で、過労運転を命じた疑いで立件されるのは異例だという。
調べに対して、2人は容疑を認めているという。
川西市選挙管理委員会は、当時の状況について、突然の衆議院の解散、総選挙だったうえ、区割りの変更で市内が2つの小選挙区に分割されたため、業務が極めて多忙になっていたとしている。
川西市選挙管理委員会の水和事務局長は、「職員の書類送検を厳粛に受けとめている。事故の原因については疲れがあったのだと思う。今回の事故をきっかけに業務のしかたを見直し、選挙の準備期間中は応援職員を増やすなどの改善策を検討したい」と話している。
出典
『選管職員過労運転疑いで書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2024134401.html
4月23日17時33分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県川西市で昨年10月、衆院選投開票の前日、市選挙管理委員会の男性職員(52)=休職中=が公用ワゴン車を運転中に死傷事故を起こしたことをめぐり、兵庫県警は23日、職員が衆院選の事務で過労なのを認識しながら運転させたとして、道交法違反(過労運転下命)の疑いで、当時、選管事務局長をしていた市職員の男性(55)=現・市会計責任者=を書類送検した。
市選管によると、職員は昨年9月19日から事故当日の10月21日まで約1カ月にわたり休日がなく、残業は200時間を超えていた。
県警は、事故を起こした職員だけでなく、過労を知りながら運転させた上司の責任も重いと判断した。
県警は、眠気を感じながら運転したとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで職員本人も書類送検した。
事故は昨年10月21日午後4時50分ごろ発生。
職員は、期日前投票所の片付けに向かっていた。
正面衝突した軽乗用車の女性1人が死亡、同乗の女性1人も重傷。
対向車線の別の乗用車でも男女3人が軽傷を負った。
当時の事務局長の送検容疑は、職員が過労だと認識していたのに、選管事務局で運転を命じたとしている。
職員は、公用車を運転中に計5人を死傷させたとされる。
出典
『1カ月休日なしの市選管職員が死傷事故…上司を書類送検 過労知りながら運転
させた容疑』
http://www.sankei.com/west/news/180423/wst1804230062-n1.html
2018年4月23日8時15分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都市は、昨年11~12月に市内のスーパーで、賞味・消費期限が近づいた食品を店頭に並べる期間を通常より1日延長し、廃棄量がどう変化するか調べた実証実験の結果を発表した。
前年同期と比べて廃棄量を約1割減らせる効果が確認できたといい、市は「食品ロス削減に取り組む店舗の認定制度をつくるなど、さらに機運を高めたい」としている。
実験は「イズミヤ」「平和堂」が運営する市内5店舗で、牛乳やヨーグルト、食パン、豆腐など15品目で実施。
各店舗が賞味・消費期限の1~2日前に設定している販売期限を1日延ばし、売れ残って廃棄された量を前年同期と比較した。
実験期間中、15品目の売上数量計39万4910個に対して廃棄されたのは606個で、廃棄率は0.15%。
前年同期は計37万4242個に対して618個が廃棄され、率は0.17%だった。
実験期間中の売上数量は前年同期より約2万個増えたが、廃棄数と率は減少し、販売期限を延ばした効果がみられた。
さらに、前年同期の売上数量が実験期間中と同じだったと仮定し、廃棄率を0.17%として計算。
前年同期の廃棄数は671個となり、取り組みによって65個(9.7%)少なくなったとしている。
この取り組みは市民の理解を得やすい、という調査結果も。
実験に合わせて市内の20歳以上の男女1062人にインターネットで行ったアンケートでは、92%が「良いことだと思う」と回答。
「取り組みを進めるために必要なこと」(複数回答)は、「適切な値引」が63.9%で最も多く、「期限の近づいた商品を集めて販売」(57.6%)、「目的を十分伝える」(40.9%)が続いた。
一方、市内の小売業者に対する調査では、各店舗が独自で賞味・消費期限当日よりも早い期限を設定している実態が明らかに。
回答があった30社のうち、16社が「常温加工食品・乳製品」で設定し、その理由(複数回答)は「過去からの踏襲」が最多の53%だった。
市ごみ減量推進課は、「販売期限の延長に好意的な消費者が多く、企業が独自に設定している期限は、必ずしも消費者ニーズを踏まえたものではないともいえる」と分析。
今年度、賞味・消費期限の当日まで販売するなど、食品ロス削減に積極的な店舗の認定制度をつくる予定で、「先進的な取り組みを広く情報発信し、消費者と企業双方の理解を深めていきたい」としている。
出典
『販売期限1日延長、食品ロス1割減…京都市実験』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180421-OYT1T50134.html
(ブログ者コメント)
以下は京都市からの広報資料(2018年3月29日付)。
【広報資料】販売期限の延長による食品ロス削減効果に関する調査・社会実験の結果について
http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000235121.html
2018年4月23日7時41分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
業務時間外の職場の宴会で起きた従業員同士のトラブルに企業が責任を負うべきかどうかが争われた民事裁判で、東京地裁が企業の使用者責任を認め、賠償を命じる判決を言い渡した。
入社や異動に伴い歓送迎会が増えるこの季節、宴席に参加する社員の行動には、企業も注意を払う必要がありそうだ。
提訴したのは、東京・新橋の海鮮居酒屋で正社員として働いていた男性(50)。
訴状などによると、男性は2013年12月、上司の店長から忘年会に誘われた。
休みの予定だったが、「参加しますよね?」と念を押され、他の従業員も9人全員が参加すると聞いて承諾した。
忘年会は、深夜から焼き肉店で1次会が開かれ、午前2時30分頃からカラオケ店で2次会が始まった。
男性は、その席で酔った同僚から仕事ぶりを非難され、「めんどくせえ」と言い返すと、殴るけるの暴行を受けた。
男性は肋骨を折るなどして、約3週間後に退職した。
加害者の同僚は15年3月、傷害罪で罰金30万円の略式命令を受け、男性は15年8月、居酒屋の経営会社「Fホールディングス」(東京)と同僚に約177万円の賠償を求めて提訴した。
同社側は、「業務外の私的な会合で、本社に報告がなく、忘年会も禁じていた」と主張したが、今年1月22日の東京地裁判決は、忘年会への参加を店長から促され、本来休みだった従業員を含む全員が参加した経緯を重視。
2次会は電車もない時間に始まり、判決は「全員が2次会にも参加せざるを得ず、1、2次会とも仕事の一環だった」と判断した。
さらに、判決は「会社が忘年会を禁じても、会社は使用者責任を負う」として、約60万円の支払いを同社と同僚に命じ、確定した。
男性は取材に対し、「会社員として、上司に誘われて自分だけ忘年会に参加しないのは難しい。判決が忘年会を業務と認めたのは当然だ」と話す。
同社の担当者は「コメントできない」としている。
労働問題に詳しい嶋崎弁護士は、「建前上は自由参加の宴会でも、実質的には全員参加で断れない状況であれば、企業に責任が生じ得ることを再認識すべきだ」と指摘している。
出典
『忘年会での暴行「会社に責任」…「業務の一環」』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180423-OYT1T50002.html
2018年4月23日18時54分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後1時半ごろ、東伊豆町にあるIゴルフクラブのコース内の川で横浜市西区の無職、Tさん(男性、80歳)が倒れているのを一緒にゴルフをしていた友人が見つけた。
Tさんは救急隊員に救助され、ドクターヘリで病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。
警察によると、Tさんは22日午前8時半から友人2人とゴルフ場でプレーをしていたが、第13ホールで2打目から3打目の場所へ移動する途中、姿が見えなくなった。
Tさんが見つかった川の真上には、長さ30m、幅1.5mの歩行者用の橋があったが、傷みが激しく、現在は使われていなかったという。
ところが、橋には進入禁止を知らせる看板などは設置されていなかったということで、警察は、Tさんが橋が傷んでいるのに気づかず渡ろうとして転落したとみて、詳しい原因を調べている。
出典
『ゴルフ場の川で男性死亡 転落か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3034169331.html
4月22日20時41分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コース内を徒歩で移動していた横浜市の80代の男性が木製の橋から約10m下の川に転落し、死亡した。
警察によると、男性は仲間2人とゴルフをしていた。
同ゴルフ場はカートで移動できるが、男性は健康のためいつも徒歩で回っており、事故当時もカートを使った仲間と別れて1人で歩いて移動していた。
男性が転落した木製の橋には破損した箇所が数カ所あり、警察が事故との関連を調べている。
橋は17~18年前にカートが導入されて以降、使用されなくなっていた。
出典
『ゴルフ場の橋から転落 横浜の80代男性死亡 静岡の稲取ゴルフクラブ』
http://www.sankei.com/affairs/news/180422/afr1804220011-n1.html
4月23日10時8分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
Tさんが木製の橋から約10m下の川に転落しているのを、仲間が見つけて119番通報した。
警察の発表によると、橋は老朽化が進み、崩れている部分もあった。
Tさんのそばには、橋の踏み板のようなものが落ちていた。
警察は、業務上過失致死の疑いも視野に、ゴルフ場の安全管理が適切だったかどうか捜査する方針。
出典
『ゴルフ場の橋から川に転落、80歳男性が死亡』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180423-OYT1T50028.html
(2019年2月25日 修正1 ;追記)
2019年2月24日に読売新聞から、支配人が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
下田署が、ゴルフ場支配人を務める50歳代の男を業務上過失致死の疑いで書類送検したことが、捜査関係者への取材で分かった。
送検は7日付。
橋は木製の板に穴が開くなど、老朽化が進んでいた。
同署は、ゴルフ場側が進入禁止を明示するなどの安全対策を怠ったとみて、捜査を続けてきた。
出典
『ゴルフ場の橋から川に転落死、支配人を書類送検』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190224-OYT1T50088/
(山形県の事例)
2018年4月22日19時0分にFNNニュース(さくらんぼテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後4時45分頃、西川町大井沢の山中で、県と町から有害駆除の要請を受け、クマの駆除を行っていた猟友会のSさん(男性、58歳)がクマに襲われた。
警察によると、Sさんは21日の午前8時半から、猟友会のメンバー5人とクマを囲んで追い込む「巻き狩り」をしていて、見つけたクマに銃弾1発を命中させ、仕留めようと近づいたところ、頭を引っかかれたり左腕を噛まれたりした。
Sさんは防災ヘリもがみで病院に運ばれたが、命に別条はないという。
襲ったクマは体長約1.8mのツキノワグマで、猟友会がその場で駆除している。
出典
『山形・西川町で猟友会の男性 クマに襲われケガ』
https://www.fnn.jp/posts/199SAY
(秋田県の事例)
2018年4月23日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後3時10分ごろ、秋田県北秋田市七日市の山林で、地元猟友会の男性(79)がクマに襲われ、頭や顔にけがを負った。
2週間の入院が必要という。
23日朝に北秋田署に届け出があった。
県内のクマによる人身被害は今年初。
同署によると、男性はほかの猟友会員5人と県の委託を受けて目視によるクマの生息数調査を行っていたところ、4mほど離れた茂みから体長約1mのクマが現れた。
3発ほど猟銃を発砲し、少なくとも1発がクマに命中したが、そのまま男性の頭にかみついてきたという。
クマはほかの猟友会員が駆除した。
現場は、赤利又集落の東約3kmの山中。
生息数調査は、推定生息数を算出する上での基礎資料とするため、県が毎年、この時期に県内各地で行っている。
県自然保護課は、「クマがいる場所での調査になるため、細心の注意を払うよう呼び掛けたい」としている。
出典
『クマに襲われ男性けが、北秋田市 県内今年初の人身被害』
http://www.sakigake.jp/news/article/20180423AK0024/
4月23日19時1分にNHK秋田からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後3時すぎ、北秋田市七日市の山林で、県から委託を受けた猟友会のメンバー6人がクマの生息調査をしていたところ、やぶからクマ1頭が現れた。
メンバーの一人の79歳の男性がクマに向けて発砲したが、クマは男性の顔にかみついたということで、男性は病院に入院して手当てを受けている。
命に別状はないという。
クマは他の猟友会のメンバーがその場で駆除したという。
県によると、クマの生息調査は、県が猟友会に委託して毎年3月下旬から5月上旬に行われ、これまでにクマが目撃された場所を回って、クマの頭数を調べるという。
県内でことし、人がクマに襲われてけがをしたのはこれが初めてで、県自然保護課は「ことしは例年よりも目撃件数が多い。山菜採りのシーズンが目前だが、山に入る場合は2人以上で入ってほしい」と話している。
秋田県は、クマによるけが人が出たことに加え、ことしに入ってからのクマの目撃件数が去年の同じ時期の3倍以上の25件に上っていることから、23日、ことし初めての「ツキノワグマ注意報」を出した。
期間は7月15日までのおよそ3か月間で、特に山菜採りで山に入る際には、一人で山に入らないことなど、十分なクマ対策をとるよう呼びかけている。
出典
『生息調査中 クマに襲われけが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20180423/6010000562.html
(ブログ者コメント)
山菜採りに出かけた人が突然襲われたという事例はしばしば報道されるところだが、クマとの遭遇を目的に出かけた猟友会の人が襲われたという事例は珍しいかと思い、紹介する。
(2018年5月2日 追記)
2018年5月1日21時7分に秋田から、また同じようなトラブルが起きたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後6時ごろ、東成瀬村椿川の展望台「ビューポイント栗駒」の近くの山林で見回りをしていた68歳の猟友会の男性がクマに襲われ、顔をひっかかれた。
一緒に見回りをしていた猟友会のメンバーが駆けつけ、クマに向けて発砲したが、クマに当たったかどうかは確認出来ていないという。
男性は仲間と共に自力で下山し、病院で手当てを受けているが、意識はあり、命に別状はないという。
当時、男性は、付近でクマの目撃情報があったことを受けて、仲間2人と共に山林を見回っていたという。
県内では、先月22日にも、北秋田市の山林でクマの生息調査をしていた猟友会の男性がクマに襲われてけがをするなど、被害が相次いでいて、クマに襲われてケガをした人はこれで3人目。
出典
『猟友会員熊情報で巡視中襲われる』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20180501/6010000609.html
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プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

