







2024年6月21日21時17分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後4時すぎ、福山市沼隈町にある「T造船」の工場で「タラップから人が落ちた」と消防に通報がありました。
警察によりますと、岸壁と船をつなぐタラップが落ちて、作業していた男性4人が落下したということです。
4人は病院に搬送されましたが、このうち50代の男性1人の死亡が確認されました。
ほかの3人もけがをしているということです。
会社によりますと、事故が起きたのは船の修繕を行う工場で、当時、船に乗るためにタラップをかける作業をしていたということです。
警察は詳しい事故の原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20240621/4000026157.html
6月21日21時28分にTBS NEWSからは、大型船に取り付けた高さ10mほどのタラップで作業していた、3人は地面に1人は海に転落したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後4時ごろ、広島県福山市沼隈町の造船所で、大型船に取り付けたタラップで作業をしていた男性4人が転落する事故がありました。
この事故で50代の男性作業員が意識不明で病院に運ばれましたが、およそ3時間後に死亡が確認されたということです。
また、50代の男性2人が重傷、20代の男性1人が軽傷見込みだということです。
造船所の関係者から「タラップから墜落した」と通報があり、消防が駆け付けたところ、3人が地面に、20代の男性は海に転落していたということです。
タラップは大型船に取り付ける階段状のもので、高さは約10メートルとみられています。
4人はタラップごと転落したとみられていて、警察が詳しい事故の原因を調べています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rcc/1246737?display=1
6月21日19時13分にYAHOOニュース(中国新聞)からは、タラップの架け替え工事をしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後4時5分ごろ、広島県福山市沼隈町のT造船の修繕工場で「タラップから落ちた。けが人がいる」と関係者から119番があった。
広島県警福山西署によると、作業員男性4人のうち1人が死亡し、3人が負傷した。
現場は市沼隈支所の南西約1・2キロ。
同社によると、当時はタラップの架け替え作業をしていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f64cf87fc9359662a7c8c128673aa88406ed7981
2024年6月21日18時50分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前、新潟市北区の工場で、トラックの荷台から荷下ろし作業をしていた男性作業員が荷台から転落し、意識不明の重体となっています。
意識不明の重体となっているのは、阿賀野市の会社員・高橋さん(60)です。
高橋さんは21日午前10時前、新潟市北区のM社本社工場内で、トラックの荷台から荷下ろし作業をしていたところ、荷台から転落。
高橋さんは後頭部を打ち、意識不明の重体です。
警察によりますと、高橋さんの同僚から「男性がトラック脇に倒れている」と通報があり、現場に駆けつけると、高橋さんが後頭部から血を流して倒れていたといいます。
高橋さんは当時、1人でトラックの荷台からプラスチック製のコンテナ(高さ約70cm、幅160cm、奥行き120cm)を手作業で1人で下ろしていて、その際にトラックの荷台から落ちてしまったとみられています。
トラックの荷台は約110cmの高さがあったということです。
警察が事故の原因について詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c89c744f29b3e91f2f7b9d971d94c63646c23c12
6月22日11時11分にYAHOOニュース(新潟テレビ21)からは、空のコンテナを2段重ねで移動させていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前9時45分ごろ、阿賀野市金田町の会社員・60歳の男性がプラスチック製コンテナの荷下ろし作業を行っていた際、高さ約1.1mのトラックの荷台から転落しました。
男性は後頭部を打ち、新発田市内の病院に救急搬送されましたが意識不明の重体です。
プラスチック製コンテナは、高さ約70cm・幅約160cm・奥行き約120cmの中身が入っていない空の状態のもので、このコンテナを2段重ねで移動させていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4018a120c2908962ea0e45888a7cfcdfb43fe09f
2024年6月20日20時22分にYAHOOニュース(テレビ熊本)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【平井記者リポート】 :
「熊本市西区の国道501号線です。事故にあったトレーラーが両車線をふさぐ状態で停車しています」
熊本市西区西松尾町にある国道501号線では20日午後1時ごろ、玉名市方面に向かっていた大型トレーラーが、中央線に設置された反射板にハンドルを取られ、 スリップ。
上下線をふさぐ形で止まり、現場の道路は通行できない状態となりました。
この事故で、運転していた40代の男性にけがはありませんでした。
【現場近くの工場の従業員】 :
「中央分離帯の所に石みたいな、縁石みたいなものがあるんですけど、そこに乗り上げてスリップしたと言っていた」
現場の国道は上下線ともに、およそ3時間にわたって通行止めとなりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/48d6f1266408043915f42354a2de2de27c7d3f2e
6月20日19時35分にYAHOOニュース(熊本朝日放送)からは、スピードを出し過ぎていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本市西区で大型トレーラーの事故。
防犯カメラに事故の瞬間が捉えられていました。
ピンク色の貨物を積んだ大型トレーラーの事故の瞬間。
スピードを出したまま、駐車していた車に衝突した後、反対車線までふさいでいます。
事故があったのは、熊本市西区西松尾町の国道で、20日午後1時ごろ、大型トレーラーが自損事故を起こしました。
この事故によるけが人はいませんでしたが、道路は、約4時間にわたって全面通行止めとなりました。
大型トレーラーの運転手は「スピードを出しすぎた」などと話しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/99805259209e9b17279db17c1159879202e6d831
(ブログ者コメント)
防犯カメラの映像を見たところ、路面は濡れていたものの、雨はさほど降っていなかった模様。
2024年6月19日20時29分にYAHOOニュース(熊本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR上熊本駅の屋根の一部が落下した事故についてです。
熊本市は施工業者の工事に不備があったと主張し、施工業者は「市が対策を放置していた」と主張しています。
果たして責任はどこにあるのでしょうか。
【写真を見る】【自治体か施工業者か】『屋根落下事故』責任の所在は? 「損害賠償を求める方針」の熊本市に対し業者は「市の責任」を主張 市議会で説明へ
去年7月、JR鹿児島線の上熊本駅で歩行者通路の屋根の一部が落下しました。
屋根を管理する熊本市は、業者側の工事に不備があったと訴え、担当した2社に損害賠償を求める方針を示しています。
一方、施工業者は熊本市の責任を主張します。
施工業者T土木の社長:
「落下する可能性があるということは、業者側も再三、市に申し入れていた。市の方が見過ごしていた、放置していた」
■5年前の書類には「屋根に不具合」
熊本市と施工業者が5年前に交わした確認書には、屋根に不具合があるため、市と業者で原因を究明し補修に取り組むことが記されていました。
施工業者によりますと、雨漏り対策の工事をすることを決め、市からの最終的な着工許可を待っていましたが、その後、市の担当課が代わり改修工事が進まなくなったということです。
T土木の社長:
「われわれは今まで対策について協議してきていますよと話したけど、(市は)引き継ぎ資料を持っていなかった」
業者側はそれ以降、何度も屋根の安全対策を提案しましたが、市からは「確認します」という回答が続いたと訴え、憤りを感じています。
T土木の社長:
「われわれは誠実に対応してきていたのに、いざ屋根が落下する事故が起きたときに業者のせいにするのはやっぱりおかしい」
■熊本市「原因が判明せず対応できなかった」
きょう(19日)の熊本市議会でも、市の対応について委員から質問が相次ぎました。
紫垣委員:
「(屋根が)落ちるときまで結果的に何もしなかった」
上野委員:
「安全対策を先にしなかった市の対応は考えないといけない」
これに対し市は、雨漏りの調査は続けていたが、その最中に事故が発生したといいます。
熊本市 道路整備課 永田課長:
「なかなか抜本的に『これだ』という部分の(雨漏りの)原因が判明しなかったということから、なかなか対応できなかった」
対応が不十分だったことは認めましたが、具体的ないきさつの説明はなく、委員会は中断。
議論はあす(20日)に持ち越しとなりました。
■業者側の訴えと熊本市の訴え
上熊本駅の屋根は2016年3月に完成しました。
4月には熊本地震が発生し、5月に雨漏りするようになりました。
その後、対策をするも、根本的には改善されない状況が続きました。
今回、業者側が問題視しているのは、熊本市と業者で屋根の補修に取り組むとした2019年の確認書です。
キャスター:
「業者側の訴えでは、改修工事をしようとしたのに市の着工許可が出なかったと言っているわけですね」
業者は雨漏りの状況が悪化したため応急処置を提案しましたが、市の着工許可はずっと出なかったということです。
そして状況が悪化する中で、市の担当課が変わったことも影響したのか、さらに放置され続けたということです。
この確認書がありながら、なぜ、熊本市が業者側の工事に問題があったとして提訴する方針を示したのか。
20日の市議会で説明される見込みです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/47dedbf5a523df168789a73a2c298ae5c1388120
6月19日8時45分にYAHOOニュース(熊本日日新聞)からは、市は内部に雨水が入って重量が増えたことや水に長期間さらされてパネル板の接着強度が低下したことが原因と判断しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施工業者は菊池市と熊本市の2社でつくる共同企業体。
屋根は2016年3月に完成したが約2カ月後に雨漏りし、23年7月には高さ3・6メートルから重さ100キロの部材が落下した。
けが人はいなかった。
調査した市は、屋根を構成する「アルミハニカムパネル」内部に雨水が入り重量が増えたことや、水に長期間さらされてパネルを挟む板の接着強度が低下したことが原因と判断。
今年1月、品質や性能を欠いていたとして、業者側に屋根の撤去費約1600万円と新たな屋根の設置費約1億3千万円を請求した。
この日、業者側代理人の上田弁護士と寺内弁護士が会見。
「市は具体的な瑕疵[かし]や、雨漏りと熊本地震との因果関係を示していない」と指摘。
「業者側は市やパネルメーカーと雨漏りの補修について協議してきたが、コロナ禍以降は市が動かなくなった。業者側の早期着工の申し入れにも応じず、落下事故が起きた」と訴えた。
代理人2人は「市はこうした途中経過をかなぐり捨てて、業者側だけに責任があるように発表したため、会見に踏み切った」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee139964b18072fa098a4f00ed845d2b055889e9
6月20日20時3分にYAHOOニュース(熊本県民テレビ)からは、市は今年1月に損害賠償請求の通知を業者に送った、市による調査では雨漏りと地震との関連は確認できていないとされているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
19日、市議会の委員から「これまでの過程で熊本市側に責任はなかったのか」と指摘が。
このため熊本市は、事故が起こるまでの経緯を説明しました。
熊本市によりますと、 上熊本駅前広場の屋根は2016年3月に完成。
直後に熊本地震が起きました。
2016年5月に屋根の雨漏りを熊本市が建設会社と共に確認しました。
この間、原因の調査や補修に関する協議を進めていましたが、去年7月に屋根が落下。
ことし1月、市から建設会社に損害賠償請求の通知を送りました。
雨漏りを確認して事故が起きるまでの約7年2か月。
この間、なぜ補修などの安全対策が行われなかったのか…。
・・・
■熊本市土木部 :
「今回の提訴はあくまで、完成から2か月後に雨漏りがはじまった屋根という、納品物の瑕疵(かし)について判断を仰ぐものでございます」
一方、委員からは、熊本市による事故原因の調査で「熊本地震との関連は確認できていない」としていることについて、再調査などを行うべきという指摘がありました。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/07a14c908fbb5ba0ff6f2dcc0ae72424ef3de8fa
2024年6月19日16時3分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
香料メーカーのR香料工業(東京都港区)で製造業務に従事していた女性(33)が19日、原料の化学物質「ジアセチル」に暴露し呼吸器疾患になったとして、同社に約1300万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。
代理人弁護士によると、女性は国内初のジアセチルによる労災認定を受けたが、会社側は因果関係を認めていない。
訴状によると、2015年4月に入社した女性は、同6月から大量のジアセチルを調合して香料を製造する作業に従事。
18年1月ごろ呼吸困難の症状が出てジアセチルによる閉塞性細気管支炎と診断され、20年12月に労働基準監督署から労災認定された。
現在も休職している。
女性は会社側が特段の安全対策を取らず、作業を続けさせたと主張。
同社は「予見可能性がなく法的責任はない」などと回答したため、提訴に踏み切った。
https://www.sankei.com/article/20240619-XSQ3NB4DS5MOZDMM34LKG52K6M/
(ブログ者コメント)
同種事例として先日、小田原市の化学物質過敏症提訴事例を紹介している。
2024年6月19日11時5分にYAHOOニュース(共同通信)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
インターネット通販で海外製品を国内向けに販売する事業者に対し、安全管理を担う責任者を国内に配置するよう求める改正消費生活用製品安全法など4法が19日の参院本会議で可決、成立した。
海外製モバイルバッテリーの発火事故などが増えていることへの対応で、国は危険な製品を通販サイトから削除するよう要請できる。
対象は電化製品やガス関連製品など、使い方によっては危険を伴う製品で、安全基準に適合していることを証明する「PSマーク」の表示義務があるものを扱う事業者。
国内の責任者の名前を公表する制度も創設した。
改正法には、子ども向け玩具を対象に、不適合製品の販売を禁止する事前規制も盛り込んだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5be9b9f74174351aa9cecd8fa1a09949836f02f
2024年6月18日付でNHK首都圏(かながわ情報羅針盤)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「化学物質過敏症」。
耳にしたことはありますでしょうか。
柔軟剤の香りなどに含まれるわずかな化学物質に触れただけで、頭痛や倦怠感といった症状が出る病気です。
小田原市立病院に勤めていた女性は、病院の環境などが原因で発症したとして、公務災害を申請しました。
化学物質過敏症の内容や、女性の訴えを取材しました。
■柔軟剤の香りでも頭痛が
化学物質過敏症に苦しむ30代の女性です。
3年前まで小田原市立病院で臨床検査技師として働いていました。
化学物質に触れると顔や背中にできものができるほか、けん怠感や頭痛、腹痛といった症状が出ます。
柔軟剤など、わずかな量の化学物質でも反応するため、電車に乗ることは困難で、外出すると数日寝込むこともあるといいます。
小麦や香料を使った食べ物は食べられなくなりました。
発症してからほとんどの家具を捨て、化学物質がなるべく使われていないものを選んで買い直しました。
大きな制約の中で生活しています。
■病院で有害な化学物質扱う
女性が体調に異変を感じたのはいまから4年前、病理検査室で働くようになってからでした。
患者の臓器から標本を作り、顕微鏡で観察するため、ホルムアルデヒドやキシレンといった有毒な化学物質を扱っていました。
刺激臭はきつく目にしみるほどで、頭痛やけん怠感を頻繁に感じるようになり、帰宅すると全く動けないほどになったということです。
女性:
「かなり強い匂いがしている状況が多くて、目にしみる作業も多かったです。この環境は大丈夫なのかなとすごく不安に思っていました。」
朝起き上がれないほど体調が悪化した女性は、翌年病院を退職。
当初は精神的なストレスが原因かと考え、少し休めば治ると思っていましたが、症状は悪化し続けました。
数か月間はトイレや食事以外はベッドから起き上がれない状態だったといいます。
不安に思った女性はインターネットで化学物質過敏症のことを知り、クリニックを受診して化学物質過敏症と診断されました。
退職から1年以上がたっていました。
■有害物質濃度が基準超えていた
病院の環境が原因だったのではないか。
女性は、法律で義務づけられた、病院内の有害物質の調査結果を情報公開請求しました。
すると、複数回にわたって基準値を超える濃度のホルムアルデヒドが検出されていたほか、一部の部屋では調査自体が行われていないことが分かったのです。
女性は病院の対策が不十分だったことなどが発症につながったとして、民間の労災にあたる公務災害を申請しました。
2度と同じことを起こさないよう訴えています。
女性:
「臨床検査技師の仕事はずっと続けたいと思っていたので残念です。
雇用主は労働者の体調管理のために、化学物質の取り扱いなどをしっかりしてほしいし、補償もしてほしい。
困ったときの相談窓口もきちんと作ってほしいです。
今の世の中だと化学物質を身の回りから遠ざけることは難しく、苦しい生活はずっと続いていています。
身近にある化学物質で体調が悪くなる人がいることを少しでも理解してほしいです。」
■小田原市立病院のコメント
指摘された事項には、そのつど適切な対策を講じてきた。
1年に数件しかホルムアルデヒドなどを扱わない部屋については、業務委託先の指示に従い、測定を行っていなかった。
公務災害の調査には協力を惜しまないし、化学物質の濃度を低減させる努力を続けていく。
■社会の理解進めて
化学物質過敏症は、どのような仕組みで発症するかは分かっておらず、治療法も確立されていません。
専門の医師も少なく、診断まで時間がかかるケースも多いとされています。
日本では2009年に保険診療の対象に加えられました。
化学物質のリスク管理に詳しい都留文科大学の小島恵准教授は、化学物質過敏症についてはここ30年ほどで少しずつ理解が進み、司法の判断も変わってきているといいます。
1990年代は病気の存在自体が裁判で争われることもありましたが、保険診療の対象になってからはほとんどなくなり、2010年以降は職場で化学物質に接したことと、発症との関係性を認める判決が出されるようになりました。
小島准教授は今回のケースについて、「法令を守っていても、労働者が化学物質過敏症を発症することはあるが、小田原市立病院は果たすべき義務を果たしていないおそれがあり、非難されてもしかたない」と指摘しました。
また化学物質がなければ今の生活はできないとした上で、「科学の進歩とともに新しい被害や疾病が生まれてくるのは歴史を見ても明らかだ。自分も被害者になりうるという姿勢で社会全体が当事者意識を持つ必要がある」と述べました。
■取材を終えて
労働災害などを取材していると、「未然に防げた事案ではないか」と感じることが少なくありません。
勇気を出して答えてくれた女性の訴えが少しでも多くの人に届き、今後こうした被害が生まれないことを願います。
それとともに、化学物質過敏症という病気自体への理解も広がってほしいと思います。
「無理解」はおそれや偏見につながることもあるからです。
次々と新しいものが生じている被害・事案について、今後も取材を続けていきます。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/yokohama/articles/101/006/59/
2024年6月19日12時26分にYAHOOニュース(富山テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
上市町の北陸電力の発電所で18日、作業をしていた男性が倒れた鉄塔の下敷きになって死亡する事故がありました。
リポート :
「解体中の鉄塔が倒れる死亡事故。ここから30メートルほどの高さにある、黒色の足場付近で作業中に起きたとみられます」
事故があったのは上市町伊折の北陸電力の馬場島発電所で、18日午後3時40分ごろ、鉄塔を解体する作業をしていた長野県飯田市の会社員、鳥居さん(46)が倒れてきた鉄塔の下敷きになりました。
鳥居さんは救急搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察などによりますと、倒れた鉄塔は解体当時、高さ9メートル、重さおよそ5トンとみられていて、鳥居さんの頭部には傷が確認されたということです。
事故当時、現地では作業の監督1人を含め5人で作業が行われていて、警察は現場で実況見分を行うなどして事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/325e555201ab98ebc907b855b4f46698a9bd8fea
死亡したのは長野県飯田市の会社員鳥居さん(46)で、北陸電力から工事を請け負ってほかの作業員4人と一緒に、仮設クレーンを載せていた鉄塔の解体作業をしていたということです。
北陸電力によりますと、この発電所は設備更新のため稼働を停止し、4年前から改修工事が行われていて、現場の仮設クレーンは資材の運搬などに使われていたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20240619/3060017090.html
6月19日0時6分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)からは、山間部で資材などを運ぶ索道施設の鉄塔を解体していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後3時40分ごろ、富山県上市町伊折の早月川上流にある馬場島発電所付近で、鉄塔の解体作業をしていた鳥居さんが倒れてきた鉄塔の下敷きになりました。
近くにいた作業員からの連絡で工事関係者が119番通報し、救急隊が駆け付けましたが、鳥居さんは頭を強く打っていて、約1時間15分後に救急隊によって死亡が確認されました。
鳥居さんが勤務する会社は、北陸電力から山間部で資材などを運ぶ索道(さくどう)と呼ばれる施設の鉄塔を解体する工事を請け負い、作業をしていました。
現場の索道は、標高約700メートルの馬場島発電所付近から南東側の標高950メートル付近までの斜面に敷設されていて、鳥居さんは合わせて5人で鉄塔の解体作業をしていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/26a09a636aadfee11748bf25835a12500d0c6fd3
6月18日付で北陸電力からは、仮設クレーンの解体中、倒れ落ちてきた仮設クレーンの部材に当たったという、下記趣旨のニュースリリースがネット配信されていた。
本日(6月18日)15時40分頃、馬場島発電所(中新川郡上市町大字伊折地内)において、仮設クレーンを解体していた工事請負会社の作業員1名が、倒れ落ちてきた仮設クレーンの部材に当たり、受傷しました。
直ちに救急搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
https://www.rikuden.co.jp/press/attach/24061801.pdf
2024年6月19日12時26分にYAHOOニュース(KTS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後、鹿児島県薩摩川内市の甑島の工場で、セメント車のタンクが爆発し、運転手の男性が死亡しました。
警察によりますと、18日午後1時半ごろ、薩摩川内市の甑島の里町里の生コン工場で「爆発事故です、1人の男性が心肺停止です」と、工場の人から消防に通報がありました。
この事故で、セメントの粉を運んできたバラセメント車のタンクが破裂していて、近くには、この車を運転してきた薩摩川内市下甑町長浜の会社員、下野さん(66)が倒れていたということです。
下野さんは顔などから出血していて、ドクターヘリで病院へ搬送されましたが、約3時間後に死亡しました。
下野さんは、バラセメント車のタンク内の圧力を上げてセメントの粉をサイロに移動させる作業を行っていたということです。
警察が事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1067b1584eceaaa7a2437311a6101adea51d936
6月18日22時2分に南日本新聞からは、死亡した男性はセメントの納入業者だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後1時25分ごろ、鹿児島県薩摩川内市里町里の生コンクリート工場の関係者から「人が倒れていて意識がない」と119番があった。
工場で、粉状のセメントを運搬するバラセメント車のタンク部分が破裂し、同市下甑町長浜、会社員男性(66)が顔などから出血。
ドクターヘリで県内の病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。
薩摩川内署によると、男性はセメントの納入業者。
タンクからセメントを工場のサイロに入れる作業中だった。
原因は調査中。
https://373news.com/_news/storyid/196604/
(ブログ者コメント)
〇バラセメント車とはどんなものか調べところ、今回事故が起きた車と同じタイプかどうかは不明だが、KYB社の粉粒体運搬車パンフレットに、タンク内に空気を注入しセメントを流動化させた状態でタンクに移送するシステムが紹介されていた。
図にはコンプレッサー出口に安全弁が記されている。
〇また、タンクローリー車からバラセメンをト圧送する準備中に蓋が
外れ、運転手が死亡した事例も見つかった。(骨子のみ紹介)
『タンクローリー(バラセメント積込)のタンクマンホールの蓋が内圧により外れ、運転手が吹き飛ばされて死亡』
(職場の安全サイト)
・・・
□被災者Aは、乙生コン会社のセメントサイロ付近に車を停め、タンクローリー車のホースを連結し、バラセメント圧送の準備のためタンクローリー車搭載のコンプレッサーによりタンク内の空気圧を上げていた。
□現場より約25m離れた事務所にいた者の話によれば、ドカーンという破裂音がしてタンク上から大量のセメント粉が舞い上がるのが見えた。
□当タンクローリー車は10トン積みの粉体専用運搬車で、搭載型コンプレッサーによりタンク内を1.9kg/cm2にまで圧縮空気で加圧し、その後弁を開いてタンク内のセメント粉を圧送する構造となっている。
コンプレッサーは高速、低速の変速装置がついており、災害発生時には低速運転に切り換えられていた。
災害発生時、前後2ヶ所あるタンクのマンホールの後部マンホールの蓋があいていたこと等からみて、タンク上に上る必要性のある作業はマンホールの点検以外に考えられないことから、被災者Aはコンプレッサーを始動してタンク内の圧力を上げたが、蓋の閉め忘れか何らかの理由で、空気漏れに気付き、高さ約2.95mのタンク上に上ったものと推定される。
□マンホール蓋は「留め金」及び「安全ロック」でマンホールに固定される構造となっており、「留め金」3本は「円板」でネジ廻しの要領で押えられ、蓋にかかる最高1.9トンの内圧に耐えられる。
災害発生後、この蓋の蝶番は破損したが、「留め金」が破損していないことから、「留め金」を十分に締めていない状態で被災者はタンクの内圧を上げてこの付近に近づき安全ロックを誤って解除したため蓋の部分から破裂したものと思われる。
□このマンホール蓋には注意書が書かれており、また、タンクの前後2ヵ所にあるエアー抜きを使用すれば6~7分でタンク内を減圧でき、その後蓋を締め直せば破裂の危険がないものである。
□会社は各従業員に保護帽を支給しているが、被災者Aは災害発生時着用していなかった。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/sai_det.aspx?joho_no=28
2024年6月18日15時53分に夜(山陽放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう(18日)午前11時20分ごろ、香川県綾川町の会社敷地内で、台車に積まれた飲料水を大型トラックに積み込み作業中、台車が倒れ、作業していた男性が負傷しました。
警察によりますと、けがをしたのは、岡山県倉敷市の会社員の男性(56)で、約350kgの飲料水を台車に乗せトラックに積み込む作業をしていた際、台車が倒れ、下敷きになったということです。
関係者が119番通報し、男性は病院に搬送されましたが、頚椎と頚髄を損傷していて重傷の見込みだということです。
警察は、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b371cb099d56fa1f1aa4f333a14addb11f535313
2024年6月18日15時11分にYAHOOニュース(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前9時20分ごろ、住之江区平林北の木材加工工場で「高重量の物が従業員に落ちた」と、従業員から警察に通報がありました。
警察によると、工場内で突然、天井に設置されていた金属製のダクトがおよそ10メートルの高さから落下したということです。
下で作業していた60代の男性が巻き込まれ、意識不明の重体で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によると、落下したダクトは直径およそ50センチ、長さはおよそ20メートルに渡っていて、落下直前、ダクトに接触した人はいないということです。
警察は、業務上過失致死の疑いも視野に、事故の原因などを詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fee8bb9775690cff9c38851b38f2d0e6708d39a
6月18日15時40分にmBS NEWSからは、落ちたダクトは木の切りくずなどを排出するためのものだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前9時20分ごろ、大阪市住之江区平林北の木材加工会社の工場で「高重量のものが従業員に落ちた」と警察に通報がありました。
警察によりますと、60代の男性従業員が後頭部などを強く打ち倒れているのが見つかり、病院へ搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
亡くなった従業員はベルトコンベア上で木材が滞留するのを防ぐ作業をしていたということです。
工場の上部には木の切りくずなどを排出するための直径約50センチメートルの金属製ダクトが設置されていましたが、高さ約10mから落下したということです。
また、別の従業員が「音がしたら従業員が仰向けに倒れていた」とも話しているということです。
警察は、落下したダクトに従業員が接触したとみて、落下の原因について、調べています。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20240618/GE00058227.shtml
2024年6月17日16時52分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前9時ごろ、愛知県刈谷市小垣江町にある自動車のメッキ加工などを行う「S社大津崎工場」からオレンジ色の煙が発生していると、付近の住民から消防に相次いで通報がありました。
警察や消防は、付近の通行を規制するとともに、近くで働く人たちに避難するよう呼びかけ、現場は一時、騒然としました。
警察によりますと、消防が、薬品を薄めるために放水を行った結果、正午すぎに煙は収まり、午後0時40分ごろ、規制は解除されました。
煙が発生した当時、工場では、およそ500人の従業員が働いていましたが、近くで働く人も含めて、けが人や「気分が悪くなった」などと訴える人はいなかったということです。
警察によりますと、工場の従業員が、自動車のメッキ加工で使う「無電解ニッケル」が入ったタンクに、誤って硝酸を投入したと話しているということで、発生したのは、人体に有害な「亜硝酸ガス」とみられるとしています。
警察は引き続き、詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20240617/3000036052.html
2024年6月17日18時15分にYAHOOニュース(山形放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山形県上山市で17日午前、バックしていた観光バスを誘導していた宮城県のバスガイドの女性が電柱との間に挟まれて死亡しました。
死因は脳破裂で、即死状態でした。
警察は、過失運転致傷の疑いで運転手の69歳の男を現行犯逮捕しました。
山川アナウンサー:
「バスガイドの30代の女性がこの電柱とバスの間に挟まれたということです。ぶつかった衝撃で電柱の一部が曲がっているのがわかります。衝撃の大きさを物語っています」
過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されたのは、宮城県松島町に本社を置くバス会社「N交通」に勤務する運転手の阿部容疑者(69)です。
警察によりますと、阿部容疑者は午前7時45分ごろ、上山市新湯にある旅館の玄関口にバスをバックで横付けしていた際、後方で誘導していたバスガイドの女性をはねた疑いです。
女性はN交通にバスガイドとして勤務する宮城県涌谷町の佐々木さん(39)で、バスと電柱の間に挟まれて死亡しました。
死因は脳破裂で病院には搬送されず、即死だったということです。
警察の調べによりますと、事故当時、バスは出発前で乗客はいませんでした。
死亡した佐々木さんは助手席側の後方で誘導に当たっていたということです。
旅館の従業員:
「バタンという音が出てお客様が倒れていた。意識はなかった。」
(悲鳴がしたのは女性の声?)
「男性ですね」
バス会社によりますと、阿部容疑者は16日から2泊3日で山形県内などを巡るツアーの運転を1人で担当していました。
これまでに阿部容疑者の健康状態に問題はなく、事故発生前の朝に実施したアルコールチェックでも異常はなかったといいます。
また、バスには通常、バックモニターが搭載されているほか、バスガイドがマイクを着用していて誘導する声を運転席のスピーカーから聞くことができるようになっているということです。
警察は容疑を過失運転致死に切り替えて、詳しい事故原因などを調べる方針です。
N交通の高橋社長は、「利用客をはじめとする関係者にご心配とご迷惑をおかけして 大変申し訳ない。亡くなった社員は家族同然の関係で、社員一同大変動揺している」とコメントしています。
6月17日付でさくらんぼテレビからは、バスの後ろは凹んで穴が開いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
(乗客の宿泊先ホテルの支配人)
「バスは後ろの左側が衝撃でへこんでいた。あとは電柱の棒のようなものが刺さり、車体に穴が開いていた」
ホテルの関係者によると、このバスは宮城のバス会社が所有し、事故当時、宿泊客約10人を乗せて次の目的地に向かうため、ホテルの前にバックで横づけしようとしていたという。
https://www.sakuranbo.co.jp/news/2024/06/17/2024061700000003.html
6月18日12時17分にYAHOOニュース(山形放送)からは、バスには運転席で外の音を聞ける集音マイクが搭載されていた、ガイドはストップと大声で複数回叫びながら車体を叩いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故のあったバスを運行する宮城県内のバス会社によりますと、バスには後方を確認できるバックモニターや運転席で外の音を聞くことができる集音マイクが車体の後方に搭載されていて、事故前にこれらの装備に異常はなかったということです。
また、事故の目撃者によりますと、事故直前、バスガイドの女性は「ストップ」と複数回、大声で叫びバスの車体をたたいていたということです。
こうした状況から、警察は運転手の69歳の男性が事故発生当時、バスに設置されているバックモニターなどの確認を十分に行っていなかったことが事故につながったとみて、詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed416469aa77b0a4509b6cb4161751dffb34e433
6月19日12時14分にYAHOOニュース(テレビユー山形)からは、運転手はバックモニターを見ていたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
バス会社の高橋社長に、TUYがインタビューした。
・・・
■逮捕された運転手について
逮捕された運転手は、数年前にバスで物損事故を起こしたことがあるが、人身事故、大きな事故ははじめて。
■バスの安全機器、整備状況は
バスにはバックモニター、マイクもついていた。
前日までの整備では、異常はなかった。
前日の業務終了後、午後5時半ごろに点検、異常なしの報告。
事故の当日は出発予定の30分ぐらい前に点検、異常はないとの報告があった。
■バックモニター、マイクが故障することは
どちらかが壊れることはあっても、両方いっぺんに壊れることは考えにくい。
両方が壊れるとバックのランプもつかなくなる。
整備不良になるので放置も考えにくい。
■運転手のバック時の様子は
現場にいた人によると、ドライバーはバックモニターを見ていたと聞いている。
左のミラーを見ているなら顔がもう少し上に上がっていたはず、と言っていた。
■バスのバック時の誘導ルールは
明確なマニュアルは弊社にはない。
教育段階でバスの左後ろに立つように、真後ろには立たないように話をしている。
ドライバーには、マイクの音の聞こえ具合、モニターの死角の確認はもちろん、ボディーをたたいた場合に音がどんな風に聞こえるのかも確かめる。
■以前はガイドが笛を使って誘導していたように思うが?
以前は笛を使っていたが、騒音で苦情が来るようになり、今は笛を持たないで誘導している。
■今後について
どこでドライバーが事故に気づいたのか、気づかなかったのか、なぜガイドの女性が挟まれてしまったのかが一番知りたいところ。
今後このような事故を起こさないように、しっかり考えていかなければならない。
また、お客さまも不安に感じるところがあると思うが、今後一層気をつけて誠実に業務にあたるようにと社内で話をしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/683501a7508dca611510c5908101de3e9c0b119a
6月19日17時54分にYAHOOニュース(TYU)からは、バスはホテルの斜め前にある駐車場から右折で狭い道路に出た後、バックして横付けしようとしていた、関係者が集まった対策会議では駐車場での乗り降りを推奨するという対策案が示されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受け、きょう関係者が集まり、対策会議が開かれました。
参加者からは温泉街特有の道路環境や、高齢化するバス業界について報告があり、意見がかわされました。
矢野アナウンサー:
「状況説明によると、大型バスは駐車場から一旦道路に出て右折をし、そこからバックで車を寄せようとした際、事故にあった」
道路の幅はおよそ6メートルで、電柱に向かって若干の上り坂になっていたということです。
地域交通安全活動推進委員:
「狭い道路の前で、なぜ大型バスに乗降しなければならないのかが疑問」
会議では、温泉街ならではの道路環境についての意見も多く、上山市の温泉旅館組合からは、観光バスについて「宿の入り口への車寄せはせず、駐車場での乗り降りを推奨する」という対策案が示されました。
県バス協会 栗田課長:
「対岸の火事ではないので、(協会の)乗務員には真摯に受け止めてもらうことを強く要望した」
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/d52c314003c408836d480910718cd9d7d0c26fa6
6月19日18時11分にYAHOOニュース(山形放送)からは、別の会社がとっている安全対策に関し、下記趣旨で報じられていた。
運転手の目線では実際にどう見え、どう聞こえるのか。
山形市で大型観光バスを取り扱う「八千代交通」を訪ねました。
こちらの大型バスにもバックモニターに加え、車外の音を拾う外部スピーカーが搭載されています。
県バス協会によりますと、バックする際の誘導方法に規定はなく、会社によって違いがあるといいます。
この会社では誘導する際、車体の真後ろに入らないよう呼びかけています。
八千代交通 亀谷乗務員:
「真後ろに入ると危険なので、後ろには入らない。
車体左後方にマイクがあって、このマイクに声が入るので、バスガイドは車体の左側と後ろを担当する感じ」
では、バックをする際、どのよう確認するのか、実際に走行してもらいました。
山川アナウンサー:
「ギアをバックに入れると、まずバックモニターがつきます。
バスガイド役の人の姿も見えます。
さらに、スピーカーからは音が鮮明に聞こえます。
さらに窓を開けたのは…」
亀谷乗務員:
「外の音が聞こえるように何かあった時に」
実際にバックすると…
山川アナ:
「オーライという声も十分聞こえますね。
バックモニターとミラーを確認しながら下がっていきます」
バスガイドは従来、ホイッスルなど音の出るものを使用して危険を知らせていました。
しかし、最近ではモニターに加え、スピーカーは音量を調節する機能を備えているため、大声を出さずとも運転手に伝わる設備が整っています。
ただ、亀谷さんの場合、危険を察知する際に最も頼りにするのは、聞こえてくる声でも、モニターでもないといいます。
亀谷乗務員:
「危険な時には叩いてもらうのが一番いい。
今回は気づけなかったみたいだが…。
バックモニターやスピーカーよりも叩いてもらうのが自分としては一番いい。
車体に響いて伝わってくるので」
八千代交通では年に数回、乗務員を対象に安全管理の研修会を実施するなど、長年、事故防止に取り組んでいます。
八千代交通 本田常務取締役:
「どこのバス会社もお客様だけでなく、社員も大切な人材。
バックするときのモニターや、声出しでお互い連携がとれるようになっているか点検しているが、機械なので運行中にトラブルで聞こえないことも起こりうる。
同じような事故は防げるように、今後も指導していきたい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c24b0f7f86966f8fa4a78f645d88dbc638089bd9
6月21日19時35分にNHK山形からは、運転手はバックカメラの映像をよく確認していなかた、電柱があることは認識していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
バス会社によりますと、バスには後ろを確認するためのバックカメラがついていたということですが、関係者への取材で、バスの運転手が「バックカメラの映像をよく確認していなかった」と話していることがわかりました。
また、運転手はバックする際、「サイドミラーで旅館の建物の角は確認していたが、電柱があることは認識していなかった」という趣旨の話もしているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20240621/6020020848.html
2024年6月16日18時17分にYAHOOニュース(ABCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県市川町で、撤去作業中の電柱が折れ、登って作業していた男性が死亡しました。
警察によりますと、16日午前10時前、市川町西川辺のスーパーの跡地で解体作業員の男性ら3人が電柱の撤去作業をしていたところ、突然、電柱が根元から折れました。
電柱に登って作業していた35歳の男性が地面に頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。
電柱は直径約32センチ、高さは10メートルほどあり、設置された時期などは分かっていないということです。
警察は電柱が折れた原因を調べるとともに、現場にいた他の作業員に当時の状況を聞き、業務上過失致死容疑にあたるかどうかも視野に捜査を進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3e3ae737162f5b4ea5ef1fa27b161c54abbc23a
6月17日7時51分に読売新聞からは、電線は撤去スミだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前9時50分頃、兵庫県市川町西川辺で、撤去中のコンクリート製電柱(高さ約10メートル、直径32センチ)が倒れ、電柱の上で作業中だった姫路市の会社員男性(35)が転落し、頭などを打って死亡した。
県警福崎署が業務上過失致死容疑を視野に調べている。
発表では、電柱は高さ約50センチ付近で折れていた。
電線は既に撤去済みだった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240616-OYT1T50132/
(ブログ者コメント)
現場写真では鉄筋が入っていないように見えるが、日本コンクリートパイル・ポール協会作成のリーフレット?によれば、最近の製品に限るのかもしれないが、鉄筋が入っている。
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/hoan_shohi/denryoku_anzen/tettou/pdf/002_05_03.pdf
2024年6月17日17時18分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日、青森市で開催された中学校の陸上競技の大会で、競技を前に練習を行っていた男子生徒にほかの生徒が投げた砲丸が当たり、頭の骨を折る大けがをしました。
大会を主催する体育連盟や警察が詳しい状況を調べています。
青森市など東青地区の中学校が加盟する「東青中学校体育連盟」などによりますと、16日午前8時前、青森市の新青森県総合運動公園の「補助陸上競技場」で、大会の競技が始まる前に砲丸投げの練習をしていた男子生徒の頭に、ほかの生徒が投げた砲丸が当たったということです。
当時、生徒たちは競技で使用する専用の円形のサークルから1人ずつ順に砲丸を投げる練習をしていて、男子生徒は自分の投てきを終えてサークルから離れた場所に立っていたところ、砲丸が当たったということです。
男子生徒は、頭の骨を折る大けがをして病院に運ばれましたが、運ばれた時に意識はあり、命に別状はないということです。
中学生の大会で使われる砲丸の種類は男子用の5キロと女子用の2.72キロの2種類ありますが、連盟では生徒の特定につながるとして、砲丸の重さは公表できないとしています。
この会場では16日までの2日間、東青地区の中学校が参加する夏季陸上競技大会が開催され、砲丸投げにはけがをした生徒を含めて男女合わせて46人が出場登録を行っていて、競技は予定どおり行われたということです。
「東青中学校体育連盟」の大友会長は、「事故が発生した以上、安全管理に何らかの問題があったと言わざるを得ない。当時の状況をしっかり検証したうえで、安全管理の体制を強化して再発防止策を講じる」としています。
今回の事故について警察も関係者から詳しい話を聞くなどして、当時の状況について調べを進めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20240617/6080022884.html
2024年6月15日13時10分にYAHOOニュース(WEB CARTOP)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
クルマのシートに座ると、頭の後ろまで高さのある「ヘッドレスト」がついています。
1969年に日本でシートベルトの装着とともに運転席へのヘッドレスト設置が義務化され、1973年には助手席にも義務化されました。
後席への義務化は行われていませんが、現在販売されているほぼすべてのクルマで、乗車定員分のヘッドレストが設置されています。
なぜかというと、ヘッドレストは乗員の安全を守るためになくてはならない、とても重要な安全装置のひとつだからなのです。
ヘッドレストという名前は通称で、正式名称は「ヘッドレストレイント」といいます。
つまり、頭を「レスト=休めるもの」ではなく、「レストレイント=拘束するもの」。
衝突事故の際の衝撃から頭を守り、鞭打ちなどの被害を最小限に抑えてくれる、大切な働きをもっています。
ちなみに日本語では「頭部後傾抑止装置」と呼ばれ、道路運送車両の保安基準第22条の4で設置が定められており、その性能についても次のように基準が定められています。
「一 他の自動車の追突等による衝撃を受けた場合において、当該自動車の乗車人員の頭部の過度の後傾を有効に防止することのできるものであること」
「二 乗車人員の頭部等に傷害を与えるおそれのない構造のものであること」
「三 頭部後傾抑止装置の後面部分は、衝突等による衝撃を受けた場合における当該後部後傾抑止装置を備える座席の後方の乗車人員に過度の衝撃を与えるおそれの少ない構造であること」
シート差し込み式で取り外しができるタイプのへッドレストについては、振動や衝撃などによって脱落することのないように備えられたものであることも条件です。
最近は部品点数やコストの削減、スペースの効率化やデザイン的な理由、包まれるような座り心地へのこだわりなどによって、ヘッドレスト一体式のシートも増えていますが、まだまだシート差し込み式が主流ではないでしょうか。
じつは、このシート差し込み式のへッドレストは、自分で高さを正しい位置に調整しておかないと、万が一の衝突事故の際に安全性能がうまく発揮されない可能性があることをご存じでしょうか。
交通事故総合分析センター(イタルダ)では、衝突の際に瞬時にヘッドレストが正しい位置に自動で調整されるアクティブヘッドレストが装備されていた場合と、装備されていなかった(つまり正しい位置ではなかった可能性が高い)場合で、2000年から2004年の間に起こった760件の追突事故において、運転者がむち打ち症を発症したかどうかを調査。
その結果、アクティブヘッドレストありのほうは発症しなかった割合が16.7%、なしのほうは7.4%と明らかに差がついたことがわかっています。
では、へッドレストの正しい位置とはどこなのでしょうか。
シートに深く腰掛け、背もたれに身体を密着させた際に、自分の頭頂とへッドレストの上部が水平(同じ高さ)にくるのが正しい位置です。
もし、長身の方で自分の頭のほうが上に出てしまう場合には、できる限りへッドレストレイントの高さを上げ、「頭を後ろに傾けたときにヘッドレストの上部に乗り上げてしまうことがないような高さ」、かつ、 「車両前方に、つまり、頭の近くにくるように」というふたつのポイントを意識しましょう。
もし、正しい位置に調整していなかった場合、追突事故が起こってしまったらどうなるのか。
茨城県つくば市周辺でイタルダが独自に調査した例によれば、右折待ちをしているところに後ろから追突された女性は、ヘッドレストが低い位置のままだったため、全治14日間のむち打ち症と腰椎捻挫を負ったそうです。
ヘッドレストは決して頭を休める枕のようなものではなく、頭を守ってくれる安全装置であるということをしっかり認識して、走り出す前に乗員全員が正しい位置に調整することが大切ですね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/66462da3d127fe0dfb0bac347269c1628c3de7e4
2024年6月14日19時47分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋市教育委員会は14日、滝ノ水中学校(同市緑区)の2年の男子生徒が部活中に頭を強く打ったのに、顧問が救急車を呼んでいなかったと発表した。
市教委がまとめた「緊急度判断基準」によると、今回の事例は救急要請が必要だった。
母親が病院へ連れていき、男子生徒は急性硬膜外血腫と診断されたが、命に別条はないという。
市教委によると、5月25日午前9時ごろ、市内で練習試合中に相手校の生徒のひざが男子生徒の頭部に強く当たった。
引率していた顧問の20代男性教諭は接触の瞬間を見ておらず、別の生徒から報告を受け、頭部の腫れに気づいた。
生徒が受け答えができ、呼吸の乱れもないことなどから救急車を呼ばず、約1時間後に生徒の母親に連絡したという。
迎えに来た母親が近くの病院へ連れていき、その後、救急救命センターに緊急搬送された。
名古屋市では2022年にも、小学校で児童が顔の骨を折る大けがをしたのに救急車を呼ばず、母親が119番通報して入院に至る事案があった。
これを受け、市教委は救急車を呼ぶ症状例などを記した「緊急度判断基準」を作成した。
今回のケースは、頭を強く打っているため治療の遅れは危険とし「救急車を呼ぶ」事例だったという。
市教委は「救急搬送の要請の徹底ができていなかった。当該校へ厳しく指導し、教育委員会の指導体制について猛省する」としている。
https://www.asahi.com/articles/ASS6G33HJS6GOIPE01GM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
6月14日19時35分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からは、顧問は管理職や保護者の連絡網を持っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月25日、緑区の滝ノ水中学校の2年の男子生徒は、他校での練習試合中に相手校の生徒の膝があたり、目の上が大きく腫れました。
その際、顧問の20代の男性教師は管理職や保護者の連絡網を持っておらず、約2時間、救急搬送の要請などを怠りました。
男子生徒は保護者が近くの病院に連れて行き、その後、救命救急センターへ救急搬送され、急性硬膜外血種の緊急手術を行い、12日間入院しました。
教育委員会は、教師の対応が不適切だったとして、今後、生徒が負傷した際の緊急対応を徹底していくとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe52499f600ee61ae68092c6856399ffa99f90ae
6月14日19時6分にNHK東海からは、生徒は休憩中に気分の悪さを訴えた、別の保護者が生徒の保護者に連絡した、病院からは更に処置が遅れていたら命にかかわっていたと言われたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
生徒は休憩中、気分の悪さを訴えましたが、当時、顧問の教員は保護者の連絡先を携帯していなかったことから、別の保護者がこの生徒の保護者に連絡し、生徒は1時間後、迎えに来た保護者と近くの病院を受診しました。
生徒は、専門医による対応が必要だとして救急搬送された別の病院で「急性硬膜外血腫」と診断され、開頭手術を受けたということです。
生徒は病院から「さらに処置が遅れていれば命に関わっていた」と説明を受けたということで、12日間入院しましたが、現時点で後遺症はなく、13日から登校しているということです。
名古屋市では、2年前にも、頭を打った小学生をすぐに病院へ搬送せず、その後、緊急手術を受ける事案が起きていて、教育委員会は、頭を強く打った場合はすぐに救急車を呼ぶよう手引きを改定していました。
市教育委員会は、「救急車を呼ばなかったことや保護者の連絡先を持っていなかったことなど、適切な対応ができていなかった」として陳謝しました。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20240614/3000036015.html
2024年6月13日14時2分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛媛県の紙産業技術センター(四国中央市)と繊維産業技術センター(今治市)は、触るとひんやりと冷たさを感じる新素材の紙「冷感紙」を開発した。
地球温暖化の影響で夏の猛暑が続く中、マスクや寝具などで「冷感商品」が好調なことを受け、新たにティッシュペーパーや壁紙などにも生かす。
冷感紙を細く切って糸状にし、ひんやりした感触のタオルなど織物製品に加工することも検討する。
冷感紙とその加工技術は、繊維産業技術センターで6、7日に開かれた研究成果展示会で発表された。
両センターによると、触って冷たく感じる素材は熱伝導率、熱拡散率が高く、肌から生地に瞬間的に熱が移動することで冷感が得られる。
そこで、冷感性能に特化して既に商品化された冷感繊維(高密度ポリエチレン繊維)とパルプを混合してすき込んだ紙「冷感紙」を試作した。
詳しい混合比を示すことはできないが、冷感繊維は数十%の割合という。
繊維製品の接触冷感性の評価方法はJIS規格で定められており、数値が高いほど冷たい。
通常、冷たく感じる目安の数値は0・2とされる。
パルプ100%の紙は0・2であるのに対し、今回開発した冷感紙は0・3で、「ひんやり感」は1・5倍だった。
国内の紙需要は縮小する傾向にあり、新たな市場開発が急がれる。
両センターは知恵を絞りながら「冷たい紙製品」の開拓を目指す。
https://mainichi.jp/articles/20240613/k00/00m/040/105000c
2024年6月12日20時2分にYAHOOニュース(山陽放送)から下記趣旨の記事が、電柱をよじ登るヘビの写真など付きでネット配信されていた。
この時期(6月)、とある理由で停電することが多いといいます。
原因は、電線のそばで「卵を育むスズメ」。
【写真を見る】ヘビが「スズメの巣」めがけ電柱をスルスル登る?! ⇒ 感電死「6月に起こる停電」の意外な理由【画像閲覧注意】
中国電力ネットワークによりますと、【画像(1)】のように、電線のカバーにスズメが巣をつくり、卵を温めるというのです。
しかし、これだけでは停電しません。
スズメの産卵時期は2~9月。
停電は4~6月が多く、真夏にも朝晩の涼しい時間帯には発生するといいますが、どうして停電するのでしょう。
実は、スズメの巣の中にある卵を狙って、【画像(2)】のようにヘビが電柱をスルスルと登るというのです!
そして、高圧6600Vの充電部に触れて感電(漏電)し、停電してしまうというわけです。
※この記事の最後、もしくは画像ギャラリーに「感電したヘビ」の画像があります。苦手な方はご注意を。
■「ヘビが原因の停電」は年間どれくらい?
6月11日午前10時前、中国電力ネットワークのホームページには、広島市安佐南区の約2390戸が2分程度停電し、その理由は「ヘビ・鳥獣類の接触」と記載されていました。
中国電力ネットワーク岡山ネットワークセンターによりますと、担当エリア(岡山、香川の一部、兵庫の一部)でヘビが原因となる停電件数は、2023年度は22件。
年間の停電件数409件の約5%だったといいます。
ヘビが原因で停電した場合、ヘビが接触し電気が漏れた箇所には「アーク痕」という焦げた跡が残ります。
短時間(5分以内)で自動的に復旧する場合もありますが、復旧しない場合には、作業員がヘビが接触した箇所を特定して、カバーを取り付けたり絶縁テープを巻いたりする処置を行います。
その復旧にかかる時間は、ヘビを発見した時点から約1時間以内。
発見するのに時間を要する場合が多く、「停電発生から3時間以内の復旧」を目標にしているといいます。
■「ヘビが電線にのぼらないように」⇒「鳥が巣を作らないように」工夫している!
鳥が巣を作るのは、「クランプカバー(電線のカバー)」の隙間と「腕金」の穴の中です。(【画像(3)(4)】参照)
そこで、鳥が巣を作らないように、最近のクランプカバーはスリムなデザインにして、巣作りのスペースをなくしました。
また、腕金の横に開いた穴に巣作りするケースがあったため、その穴をふさぐ対策をとっています。
最近の腕金は、横の穴がもともと発砲スチロールや金属のプレートで塞がれたデザインになっているということです。
しかし、設備の数が膨大で、ヘビ対策のためだけにクランプカバーや腕金を取り替える事はできないため、停電の件数はあまり減っていません。
中国電力ネットワークの担当者は、「少しずつではありますが、巣を作ることのできない部品に入れ替えていく事によって、いつかはヘビが原因の停電事故が減るものと考えています」と話しています。
もしも、電柱や電線に鳥の巣を発見した場合には、最寄りの電力会社までご連絡を。
【閲覧注意】
感電したヘビの画像からも、電線は非常に危険だということがわかります。
「電柱に営巣している」
「樹木が高圧線に接触している」
「ツタが巻き上がり、高圧線に接触している」
「台風・強風・積雪などで倒れた樹木が電線に接触している」
といった場合は、最寄りの電力会社に連絡しましょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bda4ff9e65def6f49c2c12b61a8169987ee0027f
2024年6月13日21時27分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日、埼玉県越谷市で民家のフェンスが約14メートルにわたり倒れる事故がありました。
この事故で、小学生の男の子がフェンスに挟まれ、頭の骨を折るなどして重傷です。
現場は、一軒家が密集する埼玉県越谷市の閑静な住宅街です。
その一角にある細い路地に多くの警察官の姿がありました。
記者(13日正午すぎ)
「ライトを照らしながら、フェンスの基礎の部分でしょうか、調べている様子が確認できます」
鑑識作業が行われていたのは地面に横たわるフェンスです。
その場所で12日、小学生が巻き込まれる事故がありました。
通報 :
「ブロック塀が倒れて、男の子が挟まれた」
近隣住民
「ドシーンとすごい音がしたよね。お母さんが来て、子どもを一生懸命動かしていたから、あまり動かさないで、そのまま寝かせておいた方がいいって」
警察などによると、フェンスに挟まれたのは、近くで遊んでいた10歳の男の子。
病院に運ばれましたが、頭の骨を折るなど重傷だということです。
約14メートルにわたって倒壊したフェンス。
記者 :
「4人がかりでフェンスを持ち上げています。かなりの重さがあるものとみられます」
大人の頭ほどの高さから倒れてきたことが推測できるフェンス。
市によると、フェンスは土地の所有者が管理しているもので、いつからあるかは不明だといいます。
なぜ事故は起きたのか──。
事故前の現場の写真には、倒れたフェンスの下にコンクリート製のブロック塀、さらにその下に別のコンクリートの土台が写っていました。
今回、倒れたフェンスはコンクリート製のブロック塀ごと地面に落ちていました。
専門家は…。
ブロック建築技能士会連合会 栁沼会長 :
「鉄筋がちゃんとつながっていない。もしくは少ししかつながっていない。定着がうまくいってないところが原因」
本来は、土台とブロック塀を鉄筋などで補強する必要があるといいますが、事故が起きた現場は土台が平らで、鉄筋のようなものは確認できません。
施工不良が原因ではないかということです。
ブロック塀が倒れる事故は過去にもあり、2018年の大阪北部地震では小学4年生の女の子が下敷きになり死亡。
このときも、ブロック塀を支える鉄筋の長さ不足などが倒壊の原因でした。
栁沼会長 :
「自分の家にあるブロック塀は、なにかあれば責任問題もでてくる。亀裂がある・倒れがある・欠けがある、などあれば専門家に相談して、どうすればいいのか検討するのが一番いい」
警察はフェンスが倒れた原因などを詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a40a5eab2f10699da16d34f79f9994fb52c2323e


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。