ブログ内検索 Site Search
アーカイブ Archive
最新記事 Latest Articles
最古記事 Oldest Article
2015年5月3日17時16分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月4日1時9分に毎日新聞から、5月4日0時15分に朝日新聞からは写真付きで、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後4時15分ごろ、大阪市北区中之島の「中之島まつり」のイベント会場で、鉄パイプ(単管)を組んで設置していたやぐらが倒れ、音楽ライブを鑑賞していた観客約50人のうち10人ぐらいが下敷きになり、そのうち69歳の女性があばら骨を折るけがをし、50~58歳の男女4人が頭などに軽傷を負った。
やぐらは、日除けに使っていた園芸用のネットが風にあおられた影響で倒れたとみられ、警察は、業務上過失傷害容疑で捜査している。
中之島まつりは、毎年5月の大型連休中に中之島公園一帯で開かれる市民参加型のイベント。3日が初日だった。
主催者の中之島まつり実行委員会によると、倒れたやぐらは市中央公会堂東側のエリアに設置されていた。
音楽ライブの観客席(パイプ椅子約20席)の両サイドにやぐらを組み、上部に園芸用のネットを張り渡して日陰を作っていた。
イベント関係者が、2日夜から3日朝にかけて組み立てた。
倒れた足場は高さ3.5m、横幅3.7m、奥行き約1mで、西側にあった。
実行委員会によると、東西の足場は、転倒防止のために鉄パイプでつないでいたという。
目撃者の男性(58)は、「ゆっくりと倒れたので、ステージに注目していた観客は気づくのが遅れたと思う」と振り返った。
実行委事務局の担当者は、「楽しみにしていただいていた方々が負傷する事態になり、誠に申し訳ない」と話した。
4、5日は、予定通り開催する。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150503/wst1505030054-n1.html
http://mainichi.jp/select/news/20150504k0000m040063000c.html
http://www.asahi.com/articles/ASH535S9TH53PTIL02Q.html
(ブログ者コメント)
写真には、畑などでよく見かける、目の細かい黒色のネットが写っている。
※関連記事のURL
http://www.asahi.com/articles/ASH535S9TH53PTIL02Q.html
http://www.sankei.com/west/news/150503/wst1505030063-n1.html
(2016年5月26日 修正1 ;追記)
2016年5月25日12時49分に朝日新聞から、足場が地面に固定されていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)
大阪府警は、25日、催しの実行委員長の男性(53)と委員の男性(50)を業務上過失傷害の疑いで書類送検し、発表した。
容疑を認め、「倒れない措置をすべきだった」と話しているという。
天満署によると、2人は昨年5月3日夕、中之島公園の音楽ライブ会場で、客の頭上に広げる日よけ用ネットをつないだ高さ3.6mの足場を、地面に固定しなかった。
このため、ネットが風にあおられて足場が倒れ、客の女性(70)が胸の骨を折るなど5人にけがをさせた疑いがある。
出典
『足場固定せず客にけがさせた疑い 催し責任者ら書類送検』
http://www.asahi.com/articles/ASJ5T3DNHJ5TPTIL00D.html
(2016年9月22日 修正2 ;追記)
2016年9月20日17時3分に産経新聞westから、不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
処分は15日付。
地検は処分理由を明らかにしていない。
出典
『「中之島まつり」5人重軽傷事故 書類送検の実行委員長らを不起訴 大阪地検』
http://www.sankei.com/west/news/160920/wst1609200064-n1.html
2015年5月4日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月4日12時43分に東日本放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後1時20分ごろ、大崎市の運送会社「I社」の駐車場で、同社社長の男性(69歳)が、排土板と呼ばれる鉄製の重機部品の下敷きになって死亡しているのを従業員が見つけた。
警察によると、排土板は除雪車の前部につける板状の部品で、高さ60cm、幅180cm。
近くにはクレーン付きトラックが停められ、クレーンのフックに切れたロープがかかっていた。
男性が、別の軽トラックの荷台に積んでいた排土板を移動する作業を行っていたが、何らかの理由で車を降り、その際、排土板を釣り上げていたロープが切れ、落下したものとみられる。
出典URL
http://www.khb-tv.co.jp/news/localNews/201505041300011.html
※関連記事のURL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20150504/4520461.html
2015年5月2日8時16分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
日本救急医学会は、熱中症の診療指針を初めてまとめた。
重症度を3つに分け、頭痛や嘔吐などがあれば、医療機関の受診が必要としている。
学校や職場、介護の現場、一般の人にも役に立つとしている。
重症度の分類は、周囲にいる人が早く異常に気付いて治療につなげる目的でつくられた。
体温などにかかわらず、めまいや立ちくらみがある状態を「1度」、頭痛や嘔吐があれば「2度」、意識障害などがあれば「3度」とした。
「1度」は、体の表面を冷やすことや水分・塩分の補給など現場で応急手当てをし、「2度」以上は、医療機関へ連れて行く。医療機関では、経口か点滴による水分・塩分の補給や、体を冷やす処置などを受ける。
「3度」は、入院が必要となる。
指針づくりにあたった三宅康史・昭和大教授は、『「1度」の人でも、誰かがそばで必ず見守り、回復しなければ医療機関を受診してほしい』と注意を促す。
また指針では、高齢者は重症例が多いと指摘。
室内で熱中症になるのは、高齢の女性やひとり暮らしの人に多く、高血圧、糖尿病、認知症などの持病があると重症化しやすいとしている。
予防や治療では、0.1~0.2%の食塩水を飲むことを推奨。水だけでは、体内の塩分が薄まってけいれんを起こしやすくなる。予防には一般的なスポーツドリンクでも問題ないが、塩分量が少なく糖分が多いとしている。梅昆布茶やみそ汁なども有効という。
指針は、全国の救命救急センターなどを対象にした隔年の調査や、国内外の最新の論文をふまえた。
学会のウェブサイト(http://www.jaam.jp/index.htm
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH4X4149H4XULBJ003.html
2015年5月3日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月3日17時34分に常陽新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前8時50分ごろ、土浦市東中貫町のリサイクル会社「F社」の土浦営業所で、同社社員の男性(35歳)が倒れてきた掘削機にぶつかり、胸を強く打って死亡した。
警察によると、男性はトラックの荷台で回収してきた掘削機を下ろす作業をしていた。
固定していたワイヤを外したところ、重さ約4トンの掘削機が倒れてきたという。
当時は1人で作業していた。
約10m離れたところで作業していた社員が「ガシャン」という音で事故に気付いたという。
掘削機は鉄くずとしてリサイクル場に運ばれ、4本脚のうち1本が壊れていたため、ワイヤで固定されていたという。
出典URL
http://joyonews.jp/smart/?p=4288
2015年5月2日12時42分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月2日付で毎日新聞中部版夕刊から、5月3日10時55分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後10時半ごろ、岐阜市門屋勢引のガソリンスタンド「S社」のタンクからガソリンが流出していると、通行人から110番通報があった。
消防によると、9650ℓがスタンド敷地内のほか、周囲の水路や田などに流出。吸着マットで回収するなどしており、今のところ、健康被害などの報告は入っていないという。
警察によると、ガソリンスタンドを経営する男性(65)は、「タンクから別のタンクへガソリンを移し替える作業用モーターのスイッチを切り忘れて帰った」と話しているという。
警察は、消防法違反の疑いがあるとみて調べている。
ガソリンスタンドは午後8時に閉店。通常は午後7時から店舗裏の貯蔵タンク(約5万ℓ)から、地下に埋設された給油用タンク(約1万ℓ)に電動ポンプを作動させてガソリンの移し替え作業をして、従業員が帰宅する前の午後9時ごろにスイッチを切るという。
通報があった午後10時半までの1時間半ほどの間、タンクからガソリンがあふれ出ていたとみられる。
油量を検知して自動的に電源が切れるような装置がなかったため、タンクからガソリンがあふれ出した。
現場は、田んぼと山に囲まれた場所だが、近隣には民家などが数軒点在。
警察は、引火の危険性があることから、周辺の道路を一時、通行止めにした。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015050290124247.html
http://mainichi.jp/area/news/20150502ddh041040008000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150503-OYT1T50011.html
2015年4月29日21時29分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前11時半ごろ、東北新幹線の郡山駅(福島県郡山市)付近で上り線の架線が切れ、新白河−福島間で停電が発生した。
東北、秋田、山形新幹線は午後4時過ぎまで全線で運転を見合わせ、上下58本が運休、66本に遅れが出た。
ゴールデンウイーク(GW)最初の祝日のトラブルで、帰省客ら計約6万1000人に影響した。
JR東日本によると、この停電で、仙台・新庄発東京行き「やまびこ・つばさ136号」(17両編成)が郡山駅から約500mの地点で停車。
乗客約550人は午後0時50分ごろから降車し、郡山駅まで徒歩で移動した。乗客2人が体調不良を訴え、病院に運ばれた。
列車は、架線が破断した場所で止まっていた。
4つあるパンタグラフのうち前方2つが破損しており、原因を調べる。
午前11時5分にも同区間で一時停電が起きており、関連を調査するとともに、管内の新幹線の全架線と車両を緊急点検する。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150430k0000m040061000c.html
5月2日0時20分に毎日新聞からは、原因に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
切れた架線は年1回しか検査せず、開業以来33年間、一度も交換されていないことが分かった。
問題の架線は、下り線と上り線をつなぐ「渡り線」にあるため、本線より検査頻度が低く、老朽化などの異常が見過ごされた可能性もある。
JR東日本は、検査に問題がなかったかも含め、調査を進めている。
JR東によると、架線の寿命は一般に約40年とされるが、本線の架線は、パンタグラフとの摩擦で生じる金属疲労による破断を防ぐため、10日に1回程度、摩耗やひずみを専用車両で検査し、寿命を迎える前に交換してきた。
一方、切れた渡り線の架線を通るのは、折り返しの始発など1日5本程度で、摩耗なども進みにくく、開業時の架線がそのまま使用されていた。
検査も年1回、たるみや金具の状態などを係員が調べるだけで、直近は昨年11月だった。
数日前に地上からの目視で確認した際も、異常は発見されなかったという。
切れたのは、上り線と交差する手前の1カ所。切れた架線が車両などに接触してショートし、停電が起きたとみられる。
直前に現場の上り線を通過し、近くで停車した「やまびこ・つばさ136号」は、2両目と4両目のパンタグラフが大きく破損しており、切れてたるむなどした架線と接触した可能性がある。
その25分ほど前に「やまびこ134号」が通過した際、短時間の停電が起き、134号のパンタグラフに軽度の変形があった。
JR東は、134号の通過時に渡り線の架線が損傷したとみて、調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150502k0000m040112000c.html
(ブログ者コメント)
事故が起きるパターンの一つに「付帯設備等の事故」があると、ブログ者は考えている。
これは、メインの設備の安全には皆の目が向いているが、付帯設備の安全となると、そうでもないところがある・・・といった意味あいの事故だ。
今回のトラブルは、そのパターンだったのだろうか?
それとも、たとえば、列車の通過回数に応じて検査・取り換えするといった管理をしていたとすれば、その回数設定などに甘さがあったということだろうか?
今回事故の詳細は不明だが、連休初日の大トラブルの報に数多く接しているうち、そんなことが頭に浮かんだ。
(2015年5月29日 修正1 ;追記)
2015年5月21日23時24分に毎日新聞から、金具の重みなどで架線がたるんでいたことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (タイトルも修正した)
東北新幹線の郡山駅(福島県郡山市)付近で上下線をつなぐ「渡り線」の架線が切れ、停電による全線不通が長時間続いた問題で、JR東日本は21日、この架線がたるんで上り本線を走る新幹線のパンタグラフと繰り返し接触し、急速に摩耗して切れたとの調査結果を発表した。
同社は、張った架線のバランスに問題が生じていた可能性があるとみており、さらに調査を進める。
同社によると、新幹線のパンタグラフは通常、架線を最大約4cm押し上げながら走行する。
このため、折り返し運転などで使う渡り線と本線の架線が交差する部分では、上を通る渡り線側と本線側の接触を避けるため、上下の間隔を5〜8cm程度とするよう、社内規定で決めている。
ところが、現場の渡り線の架線は通常位置より下がっており、本線を走る列車のパンタグラフと接触する形になっていた。
渡り線と本線の架線の電流を整える器具(重さ約10kg)が断線部近くにあり、同社は、架線を張るバランスの崩れが、たるみの原因になった可能性があるとみている。
切れた架線は、33年前の開業時に直径15.5mmで、本線より通過車両が少ないため、昨年11月時点でも14.4mmあった。
しかし、断線部は交換基準の8.5mmを大幅に下回る4.5mmまで摩耗し、鋭い刃物で削られたような形状になっていた。
同社が昨年12月と今年1月に検査した際は、2つの架線の上下間隔に問題はなかった。
東北新幹線は、2013年に最高時速320kmでの運転を始めるなど、スピードアップの過程でパンタグラフによる架線への負荷が急速に高まり、以前より架線のバランス調整が難しくなっているとされる。
こうした事情も、今回の問題の背景にあるとみられる。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150522k0000m040105000c.html
2015年4月28日付で読売新聞秋田版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙北市の温泉にある源泉近くで先月、市企業局職員ら3人が死亡した事故で、仙北市は27日、事故を教訓にした「温泉事業安全作業マニュアル」を作成したと発表した。
作業時、ガス測定器と防毒マスクの携帯・使用を徹底し、安全確保の作業チェックシートも盛り込んだ。
市は来月、専門家ら第三者による事故調査委員会を発足させることも、明らかにした。
仙北市企業局では従来、担当者間だけで作業の安全管理の方法を引き継いでいたという。
マニュアルはA4判29ページ。
第1章で硫化水素の基礎知識や危険性を説明し、第2章で市職員や委託業者を対象にした作業管理の方法を示した。
第3章で温泉利用施設側の対応をまとめ、第4章は緊急時連絡先などの資料編とした。
職員や委託先の作業員を対象にしたチェックシートには、「換気」「ガス濃度測定」「マスク装着」など24項目を列記し、チェック欄も設けた。
委託先に任せきりにせず、市が定期的に作業現場をパトロールする。
一方、事故調査委員会のメンバーは6人。
火山が専門の東京工業大・野上健治教授ら2人を専門委員として招き、残る委員4人には、県、消防署、民間企業、温泉利用施設から加わってもらう。
事故原因と安全対策を取りまとめ、8月中の報告書提出を目指す。
記者会見で門脇市長は、「(死亡した)3人は命をかけて警鐘を鳴らしてくれた。同じ事案を引き起こしてはならない」と、再発防止を誓った。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20150427-OYTNT50531.html
(ブログ者コメント)
事例は下記参照。
2015年3月24日掲載
2015年3月18日 秋田県仙北市の温泉で源泉の湯量調節のため雪穴の中で配管の空気抜き作業中、硫化水素中毒で2人が倒れ、救出しようとした人とあわせ3人が死亡 (第1報、第2報)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4716/
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4717/
※関連記事URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6014210631.html?t=1430168311677
2015年4月28日0時3分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省は27日、建物の外壁に取り付けられた広告看板の緊急調査で、全国1516棟に「落下の恐れがある」との結果を公表した。
2月に札幌市でビルの外壁から看板の金属製部品が落下し、通行人が大けがをした事故を受けたもの。
埼玉県161棟、北海道148棟、神奈川県121棟の順に多かった。
対象は、都市部や大規模地震の際の避難路沿いなどにあり、地上3階以上で築10年以上の建物。
自治体が壁への取り付けや金具の腐食状況などから危険性を調べ、4月10日時点での報告状況を国交省がまとめた。
それによると、外壁に広告看板がある建物は全国で7万1542棟あり、うち4万8204棟で調査を終えた。
自治体が「落下の恐れがある」と判断したのは1516棟。1036棟で建物所有者らに是正指導をしたが、改善済みは162棟にとどまる。
なお2万3338棟が調査途中で、落下の恐れがある建物数は増える可能性がある。
一方、国交省の担当者は、「落下の恐れといっても、本当に危険な建物から、金具のサビまで程度には幅がある」と説明する。
全国最多の埼玉県は、「札幌のような事故を起こしてはならないと、丁寧に調査した」(建築安全課)としている。
国交省は27日、自治体に引き続き調査と対策を進めるよう要請。改善状況は定期的に公表する。
さらに建物からの部材の落下事故は、同省への報告分だけで2010年12月~15年3月に46件あった。
内訳は、壁・タイルなどが28件、天井11件、広告看板が5件、テラス2件となっている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH4W5DGQH4WUTIL027.html
(ブログ者コメント)
札幌のビル看板落下事例は下記参照。
2015年2月22日掲載
2015年2月15日 北海道札幌市のビルで看板部品が落下し通行人の女性が重体、3時間前にも別の部品が落下したが対応せず、過去の点検は目視だけで報告しない年も (1/2、2/2)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4636/
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4637/
2015年4月30日18時22分に北日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月30日18時7分にチューリップテレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日、射水市にある富山県立大学の講堂で、フットサルをしていた男子学生が床に滑り込んだ際、床板の一部がはがれ、体に刺さっていたことがわかった。
命に別状はないという。
先ほど、県立大学の山本事務局長らが県庁で会見し、説明した。
それによると、28日午後8時半ごろ、県立大学の大谷講堂でフットサルのサークル活動をしていた21歳の男子学生が床に滑り込んだ際、床板の一部がはがれ、上半身に刺さった。
はがれた床板は長さおよそ30cm、厚さ2cmほどで、背中側から体に刺さり、肝臓まで達していたという。
男子学生は手術を受け、容態は安定しているが、2、3週間の入院が必要だという。
大谷講堂は短大時代の昭和39年(1964年)に建てられ、平成2年(1990年)の県立大学開学に合わせて、床板が張り替えられていた。
大学側は施設の老朽化が原因とみていて、「直前の清掃などでは異常は見られなかったが、大学側に施設の管理責任があると考えている」と話し、当面の間、講堂の使用を禁止するとともに、再発防止策を検討するとしている。
出典URL
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=7305
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20150430180741
(ブログ者コメント)
この種の事故は過去にもあり、本ブログでも紹介済。(どういうわけか、みな4月だが・・・)
2014年4月13日掲載
2014年4月5日 宮崎県都城市の総合体育館でバレーボールの大会中、レシーブで滑り込んだ際に床の集成材がめくれて脇腹に刺さる (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3826/
2012年4月8日掲載
2012年4月4日 相模原市の中学校体育館でバレーの練習で飛び込んだ際に床板が胸に刺さる、昨夏にも同様な事故
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1632/
ただ、本来、産業安全とは異なる分野の事故につき、今後は特段のものでない限り、紹介を省略する。
2015年4月29日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後1時15分ごろ、水戸市鯉淵町の鯉淵学園農業栄養専門学校から「爆発があった」と119番通報があった。
燻製室で作業をしていた職員の男性(27)が、顔やひじなどにやけどを負った。命に別条はないという。
警察などによると、職員は28日正午すぎ、ソーセージを燻製にするため、携帯用ガスコンロに点火。
一旦、室外に出て約1時間後に戻り、火が消えていたためライターで着火したところ、周囲に火が広がり、顔などに引火したという。
(ブログ者コメント)
詳細は不明だが、燻製室というからには、そう広くないスペースでは?
また、煙が外に出ないよう、燻製室の扉は閉めたはず。
とすれば、室内の酸素が消費し尽くされて火が消え、しかしガスは出放しだったところに扉が開いて空気が入り、そこに火をつけたため爆発した・・・ということだったのかもしれない。
2015年5月1日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
さいたま市は1日、同市西区宝来の市西部環境センターで、プールの殺菌や上下水道の殺菌消毒に使用する次亜塩素酸ソーダ約600ℓが、4月28日から29日にかけて、敷地外の排水路を経由し、西堀川に流出していたと発表した。
市は、健康被害の報告はなく魚など生物の異常死は確認されていないほか、残留塩素も検出されていないとしている。
市西部環境センターによると、同センターは機器の冷却などに井戸水をろ過して使う過程で次亜塩素酸ソーダ(12%溶液)を使用する。
次亜塩素酸ソーダはセンター内にある3000ℓの保管タンクで保管しており、1日1回、100ℓ補助タンクに補充して使用していた。
4月29日午前11時ごろ、職員が補充作業を行おうとしたところ、補助タンク上部から薬品が漏れているのを発見。
前日の28日午前10時ごろに作業を行ったことから、約25時間流出していたという。
原因について同センターは、保管用タンクから補助タンクに薬品を補充する作業を終えた際、コックの動作不良などもあり、確実に閉じていなかったためとしている。
同センターは「このようなことが起こらないよう、施設の改修も含め万全を期したい」としている。
出典URL
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/05/02/02.html
2015年4月27日19時15分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月28日0時30分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後4時半すぎ、旭川市東鷹栖にある産業廃棄物の処理会社、旭星クリーンの工場、「リサイクルセンター」の従業員から「コンベヤーの周りの木くずから火が出ている」と消防に通報があった。
警察によると、火は2階建ての工場の1階の作業所から出て、出火から1時間半が過ぎた午後6時すぎの時点でも燃え続けているということで、消防が消防車14台を出して消火活動にあたっている。
警察などによると、この火事で工場の従業員の40代から60代の男性10人が煙を吸ったりのどにやけどを負うなどしていて、容体をみて病院に搬送する見通しだが、いずれも外傷はなく軽傷とみられるという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150427/4379951.html
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=news&v=874606671002
2015年4月29日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋市守山区瀬古東2丁目で27日、名古屋市上下水道局の配水管工事中、請負業者が使っていた排水用ホース(直径約5cm)に下校途中の小学1年生の男児がつまずき、顔に軽いけがをする事故があった。
同局によると、段差をつくらないよう、上にマットをかけたり、ガードマンが誘導したりするなどの対策が必要だったが、いずれも不十分だったという。
先日も下水管調査用のケーブルに女性がつまずき、顔に軽傷を負う事故が起きており、同局は、安全確認の徹底を業者に呼びかけている。
(ブログ者コメント)
ケーブルに女性がつまずいた事例は、下記参照。
2015年3月10日掲載
2015年3月2日 愛知県名古屋市の横断歩道で下水管調査のためにひかれた電気ケーブルに80代女性がつまずき、転倒して軽傷、段差解消用カバーがつけられていなかった
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4681/
2015年4月27日20時39分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前9時ごろ、酒田市穂積で送電線の鉄塔に上って高圧電線の取り替え作業を行っていた会社員の佐藤さん(男性、60歳)が感電したと、一緒に作業していた同僚から119番通報があった。
佐藤さんは病院に運ばれたが、すでに意識がなく、1時間後に死亡が確認された。
警察によると、佐藤さんは27日午前8時ごろから、6人で高さ80mほどの鉄塔に上って作業にあたっていたという。
警察によると、鉄塔には6本の電線があり、このうちの3本を取り替えていたということで、当時、佐藤さんは一番高い位置にある電線の作業にあたっていた。
当時、下の方の電線の取り替え作業をしていた男性が、上から「バチン」という音が聞こえて確認したところ、佐藤さんが安全帯につながれて宙づりになっているのを見つけたという。
警察によると、電線の取り替え作業は、通常は電源を切って送電しない状態で作業を行っているという。
警察は、現場の責任者から話を聞くなどして、当時の状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024372451.html?t=1430168461711
2015年4月27日17時7分にTBS News iから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月27日2時5分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後3時半ごろ、群馬県伊勢崎市で、「ドラム缶が飛んできて屋根を直撃した」と110番通報があった。
住宅の敷地内には、200ℓ入りのドラム缶が転がっていた。
警察によると、このドラム缶は、およそ130m離れた木工所の屋外に、シンナーなどの廃液およそ160ℓが入った状態で置かれていたもので、木工所には底の部分だけが残っていた。
けが人はいなかったが、廃液が飛び散ったほか、近くの住宅などの窓数枚も割れた。破裂の際の風圧で割れたとみられる。
2009年、京都市のJR西大路駅の駐車場に突然ドラム缶が。
「振り返ろうと思ったら、『あ、飛んでます』って言われて、見上げようと思ったら落ちてきて、15mくらいしかないところだったので危なかった」(近くにいた人)
およそ120m離れた製薬会社の敷地内にあったドラム缶が破裂し、東海道新幹線などの高架線路を飛び越えたのだ。
「シンナーは揮発性の物質ですから、気温が結構上がったために、温められて膨張して限界を超えてドラム缶が破裂したのではないか」(神奈川大学 常石敬一名誉教授)
26日は、工場は休みだった。
警察は、破裂した原因を詳しく調べている。
出典URL
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2478733.html
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000049229.html
(ブログ者コメント)
○TBSの映像によると、ドラム缶は膨らんだ様子はなく、口が開いた状態でひしゃげていた。
テレビ朝日の映像によると、直撃を受けた住宅の屋根は、洋瓦?が20~30枚程度割れていた。
○記事中の2009年事例は、下記参照。
2010年9月18日掲載、2011年4月15日転載
[昔の事例の顛末]2009年11月16日 京都の日本新薬ドラム缶爆発事故の原因
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/179/
○その他、以下のような事例もある。
2012年4月29日掲載
2012年4月25日 にかほ市の産廃処理工場で屋外に保管していたドラム缶1本が破裂、破片で屋根や車が破損したがけが人なし (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1729/
2015年4月27日7時33分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後3時20分ごろ、神戸市北区の「F社」神戸工場で、酸化チタンを製造するタンク(内径1.6m、高さ2m)の中で従業員の男性(45)が倒れているのを別の従業員が発見し、119番した。
男性は病院に運ばれたが、軽症。
警察によると、男性は、同日午後1時半ごろからシンナーを使って、1人でタンク内を清掃していたという。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150427/wst1504270012-n1.html
2015年4月27日19時29分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月28日7時30分に福井新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日、午後2時30分頃、福井大学文京キャンパスの図書館の3階にある閲覧室で、天井の石こうボードが落ちていたほか、コンクリートの塊が書棚や電灯などにひっかかって宙吊り状態になっているのを、職員が発見した。
大学によると、25日の閉館時間の午後4時には異常はなかったということで、コンクリートなどが落下したのは26日午前9時までの間だと見られ、閉館中だったため、けが人はいなかった。
福井大学によると、石こうボードは8m2ほどで、コンクリートの塊は横4m、縦1.5m、奥行きが0.2mで、約3トンだという。
大学は、安全が確認できるまで、図書館2階と3階の閲覧室を立ち入り禁止としている。
大学によると、図書館は昭和40年につくられ、その後、増築の工事が行われている。
落下部分は建設当時、バルコニーのひさしとして使われていたといい、現在は71年に増築した北側の建物への通路になっている。
大学によると、コンクリートを支える鉄筋が老朽化していた可能性が高いという。
業者が年1回程度、目視で点検しているが、異常の報告はなかったという。
福井大学は、「図書館は利用する学生が多いので、出来る限り早く利用できるように業者と協力して調査を行っていく」としている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3054370471.html?t=
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/accidentandincident/69837.html
5月1日9時18分に北海道新聞からは、『「予想外の事起きたのでは」安全重視のベテラン 知人「信じられぬ」』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ホクトの工場火災は、腕利きのベテラン作業員4人の命を奪った。
中でも最年長で、「東冷機工業」元社員の柴田さん(男性、69歳)は「道内の冷蔵設備業界で知らない人はいないほど腕の立つ職人」(業界関係者)だった。
「こんな事故が起きるなんて信じられない」。4人を知る業界関係者や知人らは深い悲しみとともに、やり切れない思いを募らせている。
「常に安全重視で危険な作業には時間をかける人。(安全確認が慎重すぎて)時にはお客さんを怒らせてしまうほどだった」。長く柴田さんと同じ現場で働いた石狩市の建設会社社長の男性(53)はそう振り返る。「柴田さんがいる現場でこんな事故が起きるなんてあり得ない」と漏らした。
柴田さんが東冷機工業に勤めていた当時、同僚だった男性も「仕事に厳しいが、後輩を一生懸命指導していた。技術があり確実に仕事をする。頼りになる人だった」。だからこそ「予想もつかない出火原因だったのではないか」との思いを抱いている。
業界関係者によると、亡くなった東冷機工業社員の高橋さん(45)は、柴田さんの「弟子」として高校卒業以来、25年以上、コンビを組んでいたという。別の同業の社長は「2人には安心して仕事を任せることができた」と断言する。
千葉さん(57)と松田さん(42)も、経験の長いベテランだった
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0129328.html
(ブログ者コメント)
今回事故の詳細は不明だが、過去の溶接工事時の事故としては、防炎シートの隙間から火花が落下、あるいは周囲のホコリに引火した事例などがある。
しかし、その程度のことなら、ベテランであれば熟知していた筈だと思うのだが・・・?
(2015年11月21日 修正1 ;追記)
2015年11月20日付で毎日新聞北海道版から、バックドラフトが起きていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月20日1時43分に北海道新聞からも、同趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
北海道苫小牧市で4月、キノコ生産・販売大手「ホクト」(長野市)の工場で4人が死亡した火災では、密閉室内に空気が流入した瞬間に起きる爆発的な燃焼現象「バックドラフト」が起きていたことが分かった。
苫小牧市が火災調査報告書を開示した。
出火は4月26日午前11時半ごろ。
報告書によると、鉄骨2階建て(延べ床面積約1万2000m2)のうち、1階と2階の一部約4000m2が焼けた。
火元は1階「第1放冷室」で、焼け跡からはガス溶接機が3基見つかり、うち1基のガス栓は開いたままだった。
第1放冷室では酸素が減って炎の勢いが弱まり、高温の可燃性ガスが蓄積。
気密性の高い部屋だったが、何らかの原因で隙間から空気が流入。一気に酸素が供給され、バックドラフトが起きた。
屋外では、前兆を示す「口笛のような異常音や(窓や扉の)ガタガタ音」を聞いた人がいたという。
道警は、業務上過失致死容疑を視野に、捜査を続けている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20151120ddr041040003000c.html
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0204018.html
(ブログ者コメント)
着火時の詳細な状況の報道あるいは調査報告書の公開がないか調べてみたが、見当たらなかった。
2015年4月27日1時13分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前11時半ごろ、北海道苫小牧市あけぼの町5のキノコ生産会社「ホクト」(本社・長野市)の苫小牧きのこセンター工場から出火、3棟のうちブナシメジを生産する第1センター(鉄骨2階建て、延べ約1万4800m2)の冷却室付近を中心に約3650m2を焼き、約8時間後にほぼ消し止めた。
焼け跡から男性4人の遺体が見つかった。警察は、冷却室で作業中だった配管工事関係者とみている。
配管工事元請けの長野市の設備会社「マツハシ冷熱」によると、死亡した4人は40〜60代とみられ、札幌市東区東苗穂の設備会社「東(あずま)冷機工業」の従業員らが含まれるという。
ホクトの本社管理本部などによると、工場はこの日、操業しておらず、作業員ら6人が工事をしていた。
高温殺菌したキノコ培地(コーンコブミール)を冷却する装置に充填されているフロンを取り換えるため、うち4人が冷却室で配管の溶接作業をしていた。
室内で断熱材の発泡ウレタンが激しく燃えていたという。
他の2人は、工場の外にいて無事だった。
ホクトは、1964年に創業したキノコ生産販売の国内最大手。生産拠点は北海道から九州まで19カ所ある。
苫小牧きのこセンターは95年に開設された。
ホクトの工場を巡っては、宮城県古川市(現大崎市)で98年4月、建設中のきのこセンターから出火し、作業員1人が死亡し16人がやけどをした。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150427k0000m040003000c.html
4月27日12時21分に北海道新聞からも、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。
4月27日8時19分と28日13時2分に産経新聞から、4月28日19時0分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
火災は、バーナーで冷却装置の配管を切断する作業中、天井内部に詰められた断熱用の発泡ウレタンに引火し、燃え広がったとみられることが27日、警察への取材で分かった。
警察によると、4人は出火当時、苫小牧きのこセンター第1工場内の作業棟1階の冷却室で冷却装置の交換作業を行っており、天井に通された配管をガスバーナーで切断していたという。
冷却室は断熱のため、天井や壁の内部に石油由来の発泡ウレタンや発泡スチロールが詰められており、バーナーの火から引火しやすく、一気に燃え広がったとみられる。
火災は約8時間後にほぼ消し止められたが、消防によると、キノコ生産のために使われるとみられるおがくずなどが工場内に大量にあり、鎮火までにさらに時間を要した。
警察によると、鉄骨2階建てのキノコ栽培施設の内部を全焼し、出火から約15時間半後の27日午前3時過ぎに鎮火した。
4人の遺体は火元とみられる1階の冷却室に隣接する通路で見つかったことが28日、分かった。
作業をしていた冷却室から通路に出て屋外に通じる出入り口を目指す途中、火や煙の回りが早く倒れたとみられる。
通路で発見された4人のうち、2人は折り重なるように倒れていた。
通路は普段は人が通らない場所で、消防は「外に逃げる途中で、煙か火に巻かれた可能性がある」と話した。
冷却室は全体が激しく燃えており、27日の実況見分では出火場所を特定できなかった。
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0127871.html
http://www.sankei.com/affairs/news/150427/afr1504270006-n1.html
http://www.sankei.com/affairs/news/150428/afr1504280018-n1.html
http://mainichi.jp/select/news/20150429k0000m040036000c.html
2015年4月28日付で朝日新聞北海道総合版(聞蔵)からは、室内の状況などについて、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ガスバーナーによる配管工事で飛んだ火花が断得る熱材に引火し、さらにキノコの菌床や培地として使うトウモロコシの破砕床に燃え移ったとみられることが、同社などへの取材でわかった。
ホクトなどによると、ガスバーナーを使っていたところ、火花が壁や天井部に取り付けられた断熱材の発泡ウレタンに引火し、付近に敷き詰められたトウモロコシの破砕片に火が燃え広がったとみられる。
冷却室(放冷室)は、殺菌のため、高温で熱したトウモロコシの破砕片を冷やす施設で、スプリンクラーは設置されていない。
作業員らは、当時、水を入れたバケツを用意しており、建物内に消火器もあるという。
5月1日7時5分に北海道新聞からは、4人はシアン中毒死だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は30日、死亡した男性4人の身元を、同工場の配管工事を請け負っていた「東冷機工業」の社員らと確認した。
死因はいずれも、有毒ガスを吸い込んだことによるシアン中毒だった。
警察などによると、4人は、作業を行っていた同工場1階冷却室の断熱材として使われていた発泡ウレタンが燃えたことにより発生した、有毒性のシアン化ガスを吸い込み、死亡したとみられる
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0129330.html
通信欄
カテゴリー Category
最新コメント Latest Comments
ツイッターなどへの接続
製造業ブログランキングへの接続
最新トラックバック
カウンター
アクセス解析
プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

