







2014年5月31日15時37分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後7時35分頃、札幌市東区の札幌市東消防署1階ボイラー室から煙が出ているのを、職員が発見した。
室内の分電盤から出火しており、職員がバケツの水で消火したが、コンクリートの壁面約2m2が焼けた。
分電盤は、ボイラー室に隣接する車庫に電力を供給するために必要で、5月9日の点検時には異常はなかったという。
同消防署で、出火原因を調べている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140531-OYT1T50090.html
2014年5月31日付で朝日新聞栃木全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前9時15分ごろ、上三川町三村のⅮ社野外作業場でベトナム国籍の研修生(32)が作業中に鉄骨に挟まれ、胸などを強く打ち、搬送先の病院でまもなく死亡した。
警察によると、研修生は別の男性作業員(54)と2人でクレーンを使って鉄骨(縦1.3m、横5.9m、重さ3トン)を移動させる作業をしていた。
作業中にトイレに行った男性が大きな音に気付いて戻ると、積み上がっていた鉄骨と動かそうとしていた鉄骨に挟まれた研修生を見つけたという。
警察は、業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。
(2014年7月5日 修正1 ;追記)
2014年5月31日付の下野新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察によると、クレーンはリモコン式。
研修生は、作業中、何らかの原因で既に運び終えていた鉄骨との間に挟まれたという。
2014年5月30日14時43分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前3時40分頃、相模原市緑区のJR橋本駅構内で、レールを運搬する工事用車両(3両編成)が脱線し、約1時間20分にわたって立ち往生した。
乗っていた作業員5人にけがはなかった。
この影響で、横浜線、相模線の上下線が始発から4本運休したほか、7本が最大約30分遅れ、約3500人に影響した。
JR東日本横浜支社によると、工事用車両は相模線と、車両が待機する留置線の分岐点付近を時速10kmで走行中、最後尾の車両の車輪二つがレールから外れた。
相模線相武台下駅から橋本駅に戻る途中だった。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140530-OYT1T50063.html
2014年5月29日12時39分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月29日20時12分に日テレNEWS24(テレビ金沢)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前9時半ごろ、金沢市神田の県道の交差点で、信号機を点検していたリフト付きの高所作業車に大型トラックが衝突した。
リフトに乗っていた作業員の男性(42)が3.6mほどの高さから道路に転落し、近くの病院に搬送されたが、頭を強く打ち意識不明の重体となっている。
警察によると、交差点の脇に停車していた作業車から車道に向かってリフトを伸ばして信号機を点検していたところ、リフトを支えるアームの部分にトラックがぶつかったという。
現場は見通しのよい交差点で、トラックは歩道寄りの車線を走っていたということで、警察はトラックを運転していた43歳の男性から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。
当時、男性は1人で作業をしていたという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024813961.html?t=1401397976908
http://www.news24.jp/nnn/news8718990.html
(ブログ者コメント)
映像には、トラックは荷台ケーシングの左前面がややつぶれ、高所作業車はアームを伸ばしたまま倒れもしない状態で映っていた。
そこから考えると、安全帯をリフトに固定していなかったために転落したということかもしれない。
(2015年1月22日 修正1 ;追記)
2015年1月20日19時37分にNHK金沢から、会社側は道路の通行に支障が出ると思い交通規制などの計画を作っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性が勤務していた会社が十分な安全策を講じていなかったとして、金沢労基署は、会社と代表取締役の男性を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、金沢市の有限会社「F電気商会」と65歳の代表取締役。
この事故は去年5月、金沢市神田の交差点で、作業車にトラックが衝突し、リフトに乗って信号機の点検をしていた当時42歳の男性作業員が道路に転落し、死亡したもの。
同署は、会社側が周辺で交通規制をするなど安全対策の計画を作っていなかったとして、会社と代表取締役を労安法違反の疑いで書類送検した。
これまでの調べに対し、会社側は「道路の通行に支障が出ると思い、交通規制などの計画を作っていなかった」と話しているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024823531.html?t=1421787501651
2015年1月21日付で朝日新聞石川全県版(聞蔵)からも、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。
信号機の電球交換作業の際、高所作業車の作業計画を定めずに、社員に作業をさせた疑いがある。
工事を知らせる表示などを怠った結果、作業車のアーム部分に大型トラックが接触し、アーム先のカゴに乗って作業をしていた男性が転落し、頭を強く打って亡くなった。
(ブログ者コメント)
「道路の通行に支障が出ると思い・・・」という話しが本当だとすれば、何を最優先すべきか、判断を誤ったような気がする。
情報量が多いため、主要記事の趣旨のみ抜粋して掲載する。
(2014年5月29日13時16分 朝日新聞)
29日午前9時20分ごろ、姫路市の姫路港沖約5kmの播磨灘で、S海運所有のタンカー聖幸丸(998トン、全長約81m)が爆発、炎上した。
乗員8人のうち船長(64)が行方不明で、海保が捜している。残りの7人は救助されたが、やけどを負い男性4人が重傷という。
タンカーはほぼ全焼し、沈没の恐れがあるとして、同海保はタンカーの半径約1.8kmで他船の航行を禁止した。
http://www.asahi.com/articles/ASG5Y3CTNG5YPIHB009.html
(5月29日13時39分 msn産経ニュースwest)
聖幸丸は23日に相生市の関西電力相生発電所に重油2000kℓを運搬した後、姫路港を出港。和歌山県の下津港へ向かう予定で、姫路沖で停泊していた。
積み荷は空の状態で、油漏れなどはないという。
同社によると、聖幸丸のデッキ上では当時、複数の乗組員で重油などでこびりついたさびを工作機械(グラインダー)を使って除去する作業を行っていたという。
デッキと重油タンクは複数の縦穴で通じているが、タンクにはガスがたまりやすく、作業前には必ずガスを完全に抜かなければならないという。
同社の担当者は「乗組員らはガス抜き作業を適正に行っていたらしいが、ガスが抜け切れておらず、マンホールから漏れて火花に引火したのかもしれない」と説明した。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140529/waf14052913390027-n1.htm
(5月30日付 読売新聞兵庫版)
高さ100mのオレンジ色の火の玉が上がった後、「ドーン」という衝撃音が海面を揺らせた――。
爆発当時、現場近くを通りかかり、負傷した乗組員を救助した漁船と貨物船の関係者が、読売新聞の取材に対し、爆発と救助の様子を語った。
姫路市家島町の坊勢漁協によると、救助したのは、同組合の漁師男性(39)の漁船「光栄丸」(4.4トン)。
タンカーの南約4kmで一人で漁をしていたところ、爆発音を聞き、黒煙が上がるのを見た。
漁船で約10分かけてタンカーに向かい、海に投げ出されて泳いでいた2人を船に引き上げた。
その後、タンカーに4人が残されているのに気づき、タンカーに寄り、全員を乗り移らせた。
姫路港に向かう途中、携帯電話で119番。「けが人を乗せて港へ向かっている。救急車を向かわせてほしい」と要請し、港で4人を引き渡した。
けがをしていなかった2人は、途中ですれ違った救助に向かうボートに引き渡し、現場の状況などを説明させるために現場へ戻らせたという。
男性は、けが人の状況について、見るに見られない状態だったと説明。「ものすごい黒煙と炎で、とてもタンカーの救命ボートを下ろせる状況ではなかった」と話したという。
男性は約20年前から、地元の消防団にも所属しているといい、「ほっとくわけにはいかん」と救助に向かったという。岡田組合長(64)は「責任感が強く、働き者。冷静で的確な判断をしてくれた」と話した。
一方、タンカーから約1km離れた海上を航行中、事故を目撃し、救助に加わった貨物船もあった。
姫路市の海運会社「宝祥海運建設」の従業員で、貨物船「第五宝祥丸」の船長(38)は、高砂市から岡山県の水島港に向けて航行中、タンカーが突然、爆発したという。
船長は無線で海保に連絡した後、「もう一度爆発するかもしれない」と救助に向かうかどうか一瞬ためらった。
だが、船の乗組員たちは積載しているボートを下ろす用意を始めていたため、タンカーに向かった。
ボートには、船長の弟(32)ら2人が乗り込み、現場にいた光栄丸による救助活動に加わった。
タンカーが左舷側に徐々に傾いていく中、船尾に乗組員が取り残され、手すりにつかまって歩いているのを見つけた。「おーい」と大声で呼びかけ、ボートをタンカーの縁の下まで寄せて「飛び移れ」と指示した。「大丈夫か」。ボートを安全な場所まで離し、船長の弟が話しかけても乗組員はぼうぜんとして無言だったという。
船長の弟は「もうもうと黒煙が上がり、熱い風が吹き付けてきた。恐ろしかったが早く助けなければとの一心でした」と振り返り、船長は「船長として会社の従業員の命を預かっている立場。船を寄せて弟に救助に向かわせるのはぎりぎりの決断だったが、助け出せてよかった」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20140529-OYTNT50582.html
(5月30日10時57分 朝日新聞)
国交省は全国のタンカー業者に対し、安全管理の徹底を求める通達を出した。29日付。
国交省令では、引火性の液体を積んだ石油タンカーやケミカルタンカーで工事や清掃をする場合、事前にガスの有無を検知して、火災の恐れがないことを確認するよう義務づけている。
http://www.asahi.com/articles/ASG5Z3DGBG5ZUTIL007.html
(5月31日23時38分 朝日新聞)
船長の遺体が31日、船内で見つかった。
海保などによると、聖幸丸からの油漏れを調べていた民間会社の潜水士が船尾付近の原油タンク内で見つけた。
船長は2003年10月からS海運に勤務。船長歴は35年以上のベテランだった。
http://www.asahi.com/articles/ASG505Q0SG50PIHB01G.html
(6月5日6時30分 神戸新聞 ;船の構造図解付き)
四つある原油タンクのうち、タンクの破損状況から、船首と船尾付近の2カ所で爆発が起きた可能性があることが4日、海保への取材で分かった。
聖幸丸は、船首から船尾にかけて船倉に四つのタンクが並ぶ構造だった。
海保の調べでは、船首に近い左舷部分でタンクの隔壁が破れて大きく破損。亡くなった船長の遺体が見つかった船尾近くのタンクは右舷側が壊れ、海水で満たされていた。
船は約9時間後に沈没した。
爆発の瞬間、近くの海域にいた複数の漁師や船員が「ドン、ドーン」という2度の爆発音を聞いていることから、船首と船尾に近いタンクの2カ所で連続して爆発が起きたとみられるという。
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201406/0007023656.shtml
2014年5月29日23時40分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月29日17時31分にYAHOOニュース(日本テレビ)から、5月30日付で岩手日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前9時前、宮古市高浜の宮古港内で、防潮堤建設などの復興工事に向けて海底の地質を調べるボーリング調査を行っていたやぐらが崩れ、やぐらの上で作業をしていた男性3人が海に転落した。
このうち2人は自力で岸に泳ぎ着いたが、近くに住む男性(61)は、倒れたやぐらの下に入ってしまったため海面に上がれず、近くにいた人や海保などに助け出されたが、およそ2時間後の午前11時すぎに搬送先の病院で死亡した。
男性は、今回のボーリング調査のため、アルバイトとして雇われていたという。
海保などによると、工事が行われていたのは岸から20mほどの宮古港内で、水面からの高さが4mほどの鉄パイプのやぐらを組み、堀削作業をしていたという。
3人が作業をしていた足場は約4m四方で、大人4人まで乗れる構造になっていたという。
警察によると、3人は作業前に服装点検や安全確認を行い、それぞれ救命胴衣とヘルメットを着用していた。
ボーリング調査を発注していた岩手県によると、東日本大震災をきっかけに新たに防潮堤を建設するため、現在ある漁船を陸に揚げる施設を沖に移転させようと、海底の地質を調べていたという。
当時、波や風はなく、海保では、やぐらが崩れた原因を調査するとともに、構造上の安全性に問題がなかったか詳しく調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044815021.html?t=1401397696665
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140529-00000050-nnn-soci
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140530_3
2014年5月28日21時24分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月29日付の朝日新聞大分全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後5時40分ごろ、大分市三佐の自動車整備工場で、ダンプ式2トントラックの荷台と車体の間に男性が挟まれているのを、工場を訪れた人が見つけ消防に通報した。
警察によると、車体と荷台の間に挟まれていたのは、この自動車整備工場の経営者の男性(72)で、大分市内の病院に運ばれたが、午後7時すぎに死亡が確認されたという。
警察によると、男性はトラックの整備作業をしていたとみられるということで、警察は荷台が降りてきた原因など、当時の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5074800711.html?t=1401310772727
2014年5月29日13時18分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後3時10分頃、仙台市青葉区一番町の「アイシスビル」で、同ビルの一角にある立体駐車場の解体工事をしていた男性作業員(63)が、8階から約25m下に転落した。
男性は3階付近の床にたたきつけられ、あごや両足の骨を折るなどの重傷を負ったが、命に別条はないという。
消防などによると、同ビルは9階建てで、工事のために設置されていた8階部分の足場が崩れたとみられる。
消防などが詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140529-OYT1T50091.html
(ブログ者コメント)
出典元の記事タイトルに「九死に一生」と書かれていたが、まこと、その通りだ。
2014年5月29日10時34分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月29日付の朝日新聞ちば首都圏版紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
28日午前11時ごろ、市川市須和田1のマンホール内で、ポンプで雨水の排水工事をしていた男性作業員(53)が倒れた。男性は意識不明の重体。
救助しようとした39~42歳の同僚男性3人も気分が悪くなったが、軽症とみられる。
警察などによると、工事中にポンプのホースが外れ白い煙が立ちこめ、換気のためエンジンを切っていったん中断。
約20分後にホースをつなぎ直そうと、地上にいた男性作業員がマンホール内に入ったところ、内部の足場の上に倒れたという。
同僚3人は、男性作業員を助けようと中に入ったが、すぐに気分が悪くなり、自力で脱出して119番通報した。
警察は、ポンプトラブルの際にエンジンから排出された排気ガスが充満し、一酸化炭素(CO)中毒になった可能性があるとみている。
同工事は、市川市発注の下水道工事。
市河川・下水道整備課によると、マンホールは深さが約6mあり、水を排出するホースが地上から底まで届かないため、中間部分の足場にエンジン付きポンプを置いていた。
作業員らの搬送後に市消防局が酸素濃度を測定したところ、約16.5%で通常よりやや低かったという。
同課は「工事業者への注意喚起を行い、再発防止に努める」としている。
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/195506
(ブログ者コメント)
「20分も換気したのだからもう大丈夫だろう」、あるいは「白い煙がなくなったので大丈夫だろう」などと思ってガス検知器で確認することなく、中に入ったのだろうか?
もしそうだったとすれば、定性的評価ではなく、定量的評価をすべきだった。
定量的評価をするためにはガス検知器が必須アイテム。
マンホール内にエンジンポンプを置いていたのだから、酸素濃度やCO濃度を測定できる検知器を準備していたと思うのだが・・・。
準備はしていたが使わなかった?それとも準備していなかった?
(2014年6月6日 修正1 ;追記)
2014年6月3日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
それに伴い、タイトルも変更した。
市川市は2日、意識不明の重体となっていた男性作業員が1日に死亡したと発表した。
2014年5月28日20時2分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月28日16時10分にMBCニュースからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前9時半ごろ、与論町茶花にあるホテル(鉄筋コンクリート2階建て)の改修工事の現場で、建設作業員の男性(58)が、およそ7m50cm高さの屋上から地面に転落して全身を強く打ち、死亡した。
警察の調べによると、男性が乗っていたコンクリートの屋上は、改修工事中のホテルと隣りのホテルの間を行き来する人のための雨よけにもなっていたが、隣りのホテルが取り壊されたことから、壁から突き出るような状態となっていた。
男性は、屋上部分から外側に飛び出していたコンクリート板の状態を確認するために上に乗ったところ、コンクリート板が崩れ落ちたために、男性もいっしょに転落したという。
当時、男性は転落防止のための安全ベルトをつけたりヘルメットをかぶったりしていなかったということで、警察が安全管理の状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5054802321.html?t=1401310929806
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014052800002958
2014年5月29日付の毎日新聞千葉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月29日付の千葉日報紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
鎌ケ谷市立第四中学の第二理科室で28日早朝、ごみ箱などを焼くぼやがあった。市教委によると、理科教員が前日、鉄と硫黄をごみ箱に捨てたのが原因と考えられるという。
午前5時15分ごろ、理科室の火災報知機が作動し、消防署員が駆けつけて消火したところ、プラスチック製のごみ箱が燃えていたほか、床が焦げ、流しの配管も溶けていた。
この教室では前日、2学級が鉄と硫黄を化学反応させる実験をした。
理科教員は午後8時ごろ、実験で使った鉄粉31gと硫黄18gをごみ箱に捨てたという。
鉄と硫黄の混合物は水分を含むと化学反応で発熱するため、1週間ほどかけて化学反応を終わらせてから捨てるように教科書にも書かれている。
ごみ箱の中でも化学反応が進んで発熱し、出火したとみられる。
市教委は「処理方法が不適切だった」として、教員の処分を検討する。
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20140529ddlk12040087000c.html
2014年5月29日10時27分にYAHOOニュース(東奥日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月29日17時55分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日未明に青森市で起きた停電をめぐり、JR東日本青森支店は同日午後、協力会社の作業員が作業対象の電柱を間違えたことが原因だったと明らかにした。
同支店は「夜間作業で、電柱の形状や電気の止め方が似ていたようだ」と釈明した。
同支店によると、停電時は協力会社「東日本電気エンジニアリング」の作業員6人が、同市金浜の配電所で高圧ケーブルを点検していた。
作業員は、感電防止のために、東北新幹線の線路を融雪する機器に電気を流す電柱のスイッチを切ろうとして、誤って隣り合う東北電力の電柱に上り、住宅に電気を供給するスイッチを切ってしまったという。
停電は午前0時半から23分間、同市高田、金浜など1637戸で発生。二つの電柱は数mの近さで隣接していたという。
同支店は28日におわびの文書を発表した。担当者は、取材に「過去にないケース」と述べた。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140529-29102708-webtoo-l02
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140529-OYT1T50088.html
5月29日付の朝日新聞青森全県版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
作業員は、JR東の電柱上のスイッチを切って漏電を調べようとした際、電柱を間違えたという。
停電地域内に住んでいた東北電力の社員が現場に駆けつけて発覚した。
(ブログ者コメント)
「停電地域内に住んでいた東北電力の社員が駆け付けて・・・」というくだりが気になる。
東北電力では、停電になったら現場に一番近い社員が現場確認に行くという仕組みを作っているのだろうか?
2014年5月28日付で朝日新聞栃木全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時35分ごろ、高根沢町石末の高根沢消防署で、訓練中の喜連川消防署の男性消防士(23)が高所訓練塔から落下、頭や手首の骨が折れるなどの大けがをした。命に別条はないという。
警察によると、当時、男性は他の消防士5人と合同訓練中で、高さ約10mの高所訓練塔から降下訓練をしていたところ、訓練塔の上部のバーに結んだナイロン製のロープがほどけ、約7mの高さから安全マットに落下した。
警察は、業務上過失傷害の疑いも視野に入れ、原因を調べている。
(ブログ者コメント)
訓練前にロープを結んだのか、それとも既に結んであったロープの状態を確認しないまま訓練したのか、詳細は不明だが、安全のプロでも安全面で見落とすことがある・・・ましてや一般の人なら・・・という教訓的事例のように感じた。
(2014年7月4日 修正1 ;追記)
2014年5月28日付の下野新聞紙面に、補足的内容の記事が下記趣旨で掲載されていた。
同日午前9時ごろから、消防署員4人と低い場所から人を救出する訓練中だった。
降下ロープを手に、壁伝いに降下しようとしたところ、ロープの結び目が外れたという。
同消防本部によると、ベテラン署員2人が立ち会い、昨年度に採用した同本部管内の署員5人が訓練していた。
ロープを体に巻き付け、専用器具で固定するなどの安全対策は講じていたという。
2014年5月27日21時12分にNHK松江から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月28日付で毎日新聞島根版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時45分頃、出雲市斐川町にある中国電力の直江変電所で、鉄塔の上で作業していた中国電力の孫請け会社社員の男性が現場の足場の上で倒れているのが見つかった。
男性が倒れていた場所は高い電圧の電気が流れている立ち入り禁止区域だったため、送電を一時止めて、およそ2時間後に救出されたが、男性は感電していて、その場で死亡が確認された。
中国電力によると、男性はほかの作業員11人とともに、高さおよそ8mの地点に設置された足場の上で変圧器の定期点検作業をしていたということで、警察は誤って高い電圧の電気が流れている区域に入ったものと見て詳しい原因を調べている。
この事故で変電所からの送電が一時、止まったため、雲南市のほぼ全域と出雲市の斐川町や旧平田市で最大5万3千世帯あまりが停電した。
中国電力によると、停電がすべて復旧したのは午後2時45分頃で、停電は最大で4時間ほど続いたという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4034753611.html?t=1401234603206
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20140528ddlk32040612000c.html
5月28日付で読売新聞島根版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
電気設備会社の社員(26)が電線などの点検中に感電し、まもなく死亡した。
警察の調べや同社によると、この社員は午前10時30分頃から約10人で作業をしていた。
送電を制御する遮断器の周囲にある足場に上り、設備を点検している最中に感電したという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/news/20140527-OYTNT50174.html
(2014年7月5日 修正1 ;追記)
2014年5月28日付の山陰中央新報紙面に、男性は旗を設置しようとしていたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
中電島根支社によると、男性は地上約8mの電線付近で、定期点検前の安全対策のため、進入禁止を知らせる旗を設置しようとしたところ、誤って電圧約6万ボルトが通電している電線が張られた区域に入り、感電した。
現場には、男性のほかに監視員や作業員11人がいたという。
(2014年9月6日 修正2 ;追記)
2014年9月4日20時5分にNHK松江から、9月5日付で朝日新聞島根版(聞蔵)から、現場責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
出雲労基署は、工事を請け負う電気工事会社の安全管理に問題があったとして、この会社と現場の責任者を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、鳥取県米子市の電気工事会社、「Y社」と、59歳の現場責任者。
同署によると、「Y社」は、法律で義務づけられている作業全体を指揮する立場の社員の配置を怠っていたという。
このため同署は、会社側の安全管理に問題があったなどとして、労安法違反(作業指揮者の未選任)の疑いで書類送検した。
事故当時、10人が2組に分かれて作業をし、男性の組は作業責任者とは別の組で、作業指揮者を決めていなかった。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4034330491.html?t=1409862358357
2014年5月27日15時40分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時40分ごろ、岩見沢市志文町にある穀物倉庫の建設現場で、高さおよそ10mの作業用の足場がおよそ36mにわたって横倒しになった。
消防によると、この事故により、現場で作業していた20代の男性作業員が倒れた足場の下敷きになり、脚にけがをしたということだが、意識はしっかりしていて病院で手当てを受けている。
当時、現場付近では強い風が吹いていたということで、岩見沢市では27日午前11時すぎに最大瞬間風速15.9mを観測していた。
当時、同じ建設現場にいた別の作業員の男性は「すごい音がして、見ると、足場が倒れて砂ぼこりが上がっているのが見えた。その時には現場には強い風が吹いていた」と話している。
警察などが、足場が倒れた原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140527/4755331.html
2014年5月20日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
(2014年6月3日 修正1 ;追記)
2014年5月27日8時10分にmsn産経ニュースから、消防に無届けだったため工場前で燃えている車に水をかけ爆発的に燃え広がったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社が消防当局の指導を無視してマグネシウムの取り扱いを届け出ていなかったことが26日、消防関係者への取材で分かった。
その結果、消防は出火直後、工場内のマグネシウムを認識できないまま放水し、爆発的に炎上していたことも判明。
同社は市側の指導に従っていなかったことも明らかになっており、度重なる指導無視が被害を拡大させた疑いが強まっている。
この火災で重体となっていた工場長の男性(42)が同日、全身やけどで死亡。ほかに従業員の男性1人が重体、男女6人が重軽傷を負っている。
消防関係者によると、火災発生時、工場内には少なくともマグネシウム80kgとアルミニウム20kgなどが保管されていたとみられるが、地元の町田消防署への届け出はなかったという。金属材料は、携帯電話やパソコンなどの部品製造に使われていた。
町田消防署は工場内にマグネシウムなどの危険物があるとの認識がなく、工場前で炎上中の車両に放水したため爆発的に燃え広がった。工場関係者から「マグネシウムを扱っている」との説明を受け、すぐに放水を中止したという。
結果的に工場1~2階約1300m2が焼け、鎮火までには約38時間かかった。
消防関係者は、「工場本体には直接放水していないが、飛散した水がマグネシウムにかかった可能性はある。マグネシウム保管の届け出があれば初動対応が違った」と指摘する。
同社は平成15~16年、同市内の別の場所で操業していた工場で3件のぼやを起こした。いずれもマグネシウムへの引火が原因とみられる。
町田消防署は、現在の場所に工場を移転後の24年5月に立ち入り検査し、マグネシウムなどの危険物を少量でも保管する場合は届け出るよう指導していた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140527/dst14052708100003-n1.htm
(2015年11月7日 修正2 ;追記)
2015年11月6日11時52分に毎日新聞から、社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警視庁捜査1課は、6日、男性社長(72)と機械設備責任者の男性従業員(34)を業務上過失致死傷容疑で、火災で死亡した男性工場長(当時42歳)を同致傷容疑で、書類送検した。
捜査関係者によると、火災を予見できる可能性は低かったなどとして、いずれも起訴を求める意見は付けていない。
捜査関係者によると、設備責任者が研磨装置のコントローラーの電源を入れた後、何らかの原因で近くにたまっていた金属粉に引火したとみられる。
警視庁は、社長らが工場内にたまった金属粉の除去を徹底させていなかった可能性もあるとみて、捜査していた。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20151106k0000e040191000c.html
(ブログ者コメント)
マグネシウムの粉が存在する職場であれば、火災を予見して当然のような気がする。
どういう理由で、火災を予見できる可能性は低かったと評価したのだろうか?
2014年5月27日11時38分に福島放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月27日付でテレビユー福島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日正午ごろ、動物用医薬品の研究開発や製造などを行っている郡山市安積町笹川のN工業本社工場第二工場で、従業員4人が吐き気がするなどと訴え、病院で診察を受けた。
男性1人と女性3人が入院した。いずれも軽症という。
他に5人が診察を受けたが、けがはなかった。
警察の調べでは、工場内で酸化エチレンガスの漏出警報ランプが点灯していた。
酸化エチレンガスは、薬品を作る際に容器や原料を殺菌するために使っていた。
吸入すると吐き気、嘔吐、頭痛などの症状が出るという。
工場の担当者によると、殺菌室の開け閉めをする扉のハンドルの締め付けが弱かったために中からガスが漏れた可能性があるという。
現時点で外部への影響はないとみている。
同社によると、入院した4人は牛用の塗り薬を作る製造工程で働いていた。
正午ごろ、従業員から「気持ちが悪い」と訴えがあり、吐き気や嘔吐などの症状が現れた。
同社関係者が4人を車で市内の病院に運んだ。
他の5人は症状は出ていなかったが、同じ職場だったため大事を取って病院に行った。
警察には午後4時50分ごろ通報した。
同社の担当者は「原因を調査し、早急に再発防止策を講じる」としている。
警察と労基は、27日朝から立ち入り調査を行う。
現場はJR郡山駅から南西に約5km。
4号国道バイパス沿いで、約300m西側に安積三小がある。
出典URL
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2014052710
(2014年6月15日 修正1 ;追記)
2014年5月27日付の福島民報紙面に、事故時の詳しい状況などが、下記趣旨で掲載されていた。
医薬品を殺菌する「滅菌室」付近から酸化エチレンガスが漏れた可能性が高いことが27日、関係者の話しで分かった。
同社によると、滅菌室はステンレス製で、「容器室」と「充填室」の2部屋にまたがる。
殺菌でガスを注入する際は滅菌器内は真空で、通常、ガスが器外に漏れることはないという。
滅菌室は、殺菌前に従業員がハンドルで開閉する仕組み。
10数年使用しており、最後に点検したのは、昨年3月だった。
外部業者が26日午後3時ごろに行ったサンプリング調査によると、現場付近の酸化エチレンガス濃度は最大で14ppm以上だった。
労安法によると、事業者が守る作業環境濃度は1ppm以下となっている。
同社によると、従業員が搬送された病院が警察に通報するまで、同社は警察に通報しなかった。
毒物・劇物取締法では、毒物などが飛散し、多数の者に危害が及ぶ恐れのある場合、直ちに警察などに届け出るよう定めている。
滅菌室付近で複数の従業員が体調不良を訴えたことなどから、同社は26日午後0時半までにラインを停止。
この時点で、ガスが漏れている可能性があると認識していたという。
同社は、「現状を確認する作業に追われていた」などと説明した。
一方、福島民友紙面にも、事故時の詳しい状況を報じる記事が下記趣旨で掲載されていた。
(5月27日付)
第2工場にいる従業員が「吐き気がする」など体調不良を訴えた。
同社が確認したところ、酸化エチレンガスが漏れたことを示す警報のランプが点灯していた。
警報ランプは、酸化エチレンガスの大気中濃度が10ppm以上で点灯、50ppm以上になると警報音が鳴る設定。当時、警報音は鳴らなかったという。
(5月29日付)
従業員が滅菌室のドアを十分に閉めていなかった可能性があることが28日、同社への取材で分かった。
滅菌室は、ドアのハンドルを一定回数回すことで密閉されるという。
警察などは同日も引き続き、立ち入り調査した。滅菌室も調べたが、滅菌室のドアは一定回数回すことで密閉され、ガス漏れは確認されなかったという。
(2015年4月10日 修正2 ;追記)
2015年4月8日19時57分にNHK福島から、安全対策不十分で責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
郡山労基署は、安全対策が十分でなかったとして、工場を経営する会社と責任者を、8日、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、郡山市安積町の動物用医薬品の製造メーカー「N工業」と生産部門の責任者だった元生産部長の男性(52)。
この事故は、去年5月26日、「N工業」の工場で、薬の原料や容器の殺菌作業に使う「エチレンオキシド」という有毒なガスが漏れ出して、従業員6人が体調不良を訴えたもの。
同署の調べによると、ガス漏れを知らせる警告ランプが点灯した後、元栓を閉める作業や従業員の避難の対応が遅れるなど、有毒なガスを扱うための安全対策が十分でなかったとして、会社と元生産部長に労安法違反の疑いがもたれている。
同署によると、会社側は必要な安全対策をとっていなかったことを認め、すでに再発防止策を講じているとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053866561.html?t=1428530213262
キーワード;エチレンオキサイド
2014年5月23日10時31分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
河北町の機械部品製造業・N精工谷地工場で昨年10月、社員の男性(当時30)が機械に体を挟まれて死亡した労災事故で、山形労基署は22日、同社のほか、同社の副部長(50)と課長(51)を労安法違反(安全装置等の有効保持)の疑いで書類送検した。
送検容疑は、同月5日午後11時45分ごろ、産業用ロボットとの接触防止用の囲いの扉が故障し、稼働中のロボットアームに挟まれるなどの危険性がある状態だったにもかかわらず、扉の修理など事故防止の措置を講じなかった疑い。
同署によると、男性はパワーショベルの油圧部品を製造する加工機械とロボットアームの間に胸を挟まれ、窒息死した。
囲いの扉は開けると、ロボットアームが停止する仕組みだったが、副部長と課長は,扉の安全装置が機能していないのを認識しながら放置したという。
出典URL
http://yamagata-np.jp/news/201405/23/kj_2014052300451.php


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。