







2013年6月26日2時30分に毎日新聞から、6月26日付の東京新聞夕刊から、再発防止策を記した報告書案が文科省に提出されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
再発防止策を協議してきた市検討委員会の報告書原案が分かった。
市立小学校全20校の教員や調理師らにアレルギーの研修を義務づけ、授業時間で取り扱う、などが柱で、市は「全国初の取り組み」としている。
検討委は26日の最終会合後に、報告書案を文部科学省に提出する。
原案によると、大半の教員、栄養士、調理師にアレルギーの専門家らによる研修を受けさせた上、学校ごとに「年間指導計画」を作成。
給食時間や道徳、家庭科などの教科の中で、アレルギーと好き嫌いとの違いや、誤食が死に至る危険性などを教える。
クラスに食物アレルギーのある児童がいる場合は、原因食材や誤食時の症状、対応方法などについてクラス内で情報共有し、理解を深める。
さらに、強いアレルギー発作を起こしやすいソバやピーナツ、キウイの3品目の使用を禁止する、特定の食品にアレルギーのある児童が多い場合は食材を変更したり、調理法を変えたりするなど献立を工夫する、ことも求める。
検討委員を務める国立病院機構相模原病院アレルギー性疾患研究部長の海老沢元宏医師は「チーズが入っているとは本人も分からなかったはずだ。誤食のリスクを減らす取り組みが必要」と指摘。
検討委の塚越博道会長は「これまでの献立は栄養面や味ばかり重視されてきた。誤食のリスクを減らすため、今後は献立の発想の転換を迫りたい。教員ら大人だけで事故に対応するには限度がある。児童のプライバシー配慮より安全優先へ一歩踏み込んだ」と話す。
文部科学省学校健康教育課は「クラスで子供たちが情報を共有することは、事故を防ぐ可能性も高まり、望ましい形だ。踏み込んだ考え方ではないか」と話している。出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20130626k0000m040119000c.html(ブログ者コメント)
事例の横展開という意味で、この「全国初の取り組み」がどこまで拡がるか、興味あるところだ。
平成24年に電気用品や自動車などの欠陥が原因で起きた火災は前年より18件多い199件だったことが25日、総務省消防庁のまとめで分かった。
消防庁は、メーカーが公表している製品の不具合の情報に注意するよう呼び掛けている。
内訳は、電気用品が143件(前年比2件増)で最多。
韓国の倒産企業が製造した電気ストーブによる名古屋市の火災では、1人が死亡した。
製品ごとにみると、米アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod nano」第1世代が4件で最も多かった。
自動車は28件(7件増)、ガス風呂がまなど燃焼機器は28件(9件増)。
製品が燃えたのに原因が分からなかった火災は715件で、前年より61件少なかった。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130625/dst13062517100006-n1.htm
24日午後10時半ごろ、名古屋市南区の大同特殊鋼星崎工場第8工場のチタンを研磨する工程から出火、天井約4m2と床約25m2、工場内の金属くずなどを焼いた。
従業員らが消火用の砂をかけて約3時間後に消し止めたという。
9人が作業中だったが、けが人はなかった。
警察によると、出火当時、従業員が研磨機で金属を加工していた。
研磨機から出た火花が、周囲の箱にたまっていた金属くず(チタン鋼の粉じん)に引火し、高さ約15mの天井まで炎が上がり、屋根に燃え移ったという。
消防によると、重さ約3〜4kg分の金属くずを焼いたという。
星崎工場はステンレス鋼などを製造している。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20130625k0000m040145000c.html
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=201306240091824日午前10時ごろ、坂井市丸岡町にある自動車整備会社「F自工」で、タンクローリーの点検作業中にタンクの内部を仕切る金属製の板が突然、膨らむように飛び出し、作業をしていた男性(38)の頭部に直撃した。
男性は、病院に運ばれたが、約1時間半後に死亡した。
警察によると、事故のあったタンクローリーは、灯油やガソリンなど油種ごとにタンクの内部が仕切られており、男性は、タンクの内部の圧力を高め、油漏れがないか調べていたという。
このため、警察は、タンクの内部が膨張し、金属製の板が飛び出したと見て、事故の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055528751.html?t=1372106545034また、6月25日2時2分にmsn産経ニュース福井からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性ら社員2人が事故当時、タンク内を4つに分けている仕切り板の油漏れの点検作業を実施。
男性は、空気圧をかけて点検中していた仕切り板が突然大きく膨らんだため、頭を強く打ったらしい。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130625/fki13062502020002-n1.htm24日午後0時25分ごろ、隠岐の島町中町の県道で、下水道の工事業者が土管を地中に埋設していたところ、深さ約1.2mにあったNTT西日本の通信ケーブルを誤って切断した。
同社島根支店によると、同町栄町や中町の一部で電話回線など約300回線が不通になった。
資材の搬送に時間がかかるため、復旧は25日以降になるという。
町上下水道課によると、業者が直径2mの立て坑を機械で約1.3m掘り下げた時、回線の一部を切断したという。
同課は「業者による回線の位置などの事前調査が不十分だった。今後はNTT側とも連絡を密にし、業者に安全対策と調査を徹底させたい」と陳謝した。
(2013年7月15日 修正1)
2013年6月25日付で山陰中央新報紙面に掲載されていた、より詳しい状況を、本文中に追記した。
23日午前9時40分ごろ、大阪市北区西天満にある9階建て雑居ビルで「男性が落下し意識がない」と近くの住民から119番があった。
病院に運ばれたが、9階部分から約30m下の地面に落下して全身を強く打っており、死亡が確認された。
警察によると、男性は大阪市内のビル管理会社の社員(57)で、9階廊下の窓を拭くために、窓ガラスの外側にせり出した植栽部分(幅70cm)に立って窓ふきをしていた。
3人組で作業していたが、落下時は一人だったという。
警察は、安全管理に問題がなかったか、業務上過失致死の疑いで調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130623/waf13062318320011-n1.htm
大阪府泉佐野市のJR阪和線東佐野駅で5月、駅付近に設置する自動列車停止装置(ATS)が作動せず、普通電車が減速しないまま駅を通過していたことがわかった。
装置の内部に約20匹のアリが入り込んでおり、不具合を起こした可能性があるが、JR西日本はこれまで公表していなかった。
21日に大阪市内であった株主総会で株主から指摘され、JR西側が認めた。
JR西によると、5月22日午前、天王寺発日根野行き普通電車が東佐野駅に近づいても減速しないため、車掌が非常ブレーキをかけた。電車は駅を約130m行き過ぎて止まった。
直接の原因は運転士の居眠りだったが、調査したところ、駅の数100m手前のATSが作動しておらず、制御機器内の一部から約20匹のアリが見つかった。
回路が遮断されていた可能性があるという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130622-OYT1T00277.htm(ブログ者コメント)
小動物によるトラブル事例として紹介する。
22日午前9時半ごろ、苫小牧市勇払のセメント製品の工場で、会社員の男性(42)が屋根の張り替え作業を行っていたところ屋根が抜け落ちた。
男性はおよそ9m下のコンクリートの床に体を打ちつけ、苫小牧市内の病院に運ばれたが、およそ10時間後に死亡が確認された。
警察によると、屋根はプラスチック製で、男性はもう一人の作業員といっしょに作業を行っていたという。
これまでの調べで、男性はヘルメットや安全ベルトを身につけていたということで、警察は当時の状況について詳しく調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130623/b0c87359352ca3ff92d6d1f8cbffe086.html一方、2013年6月23日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性が屋根に上ったところ、突然、屋根が抜け落ちたという。
警察は、男性が落ちた状況や作業の工程などを調べている。
2013年6月21日17時15分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
食品添加物としてケーキや菓子パンなどの一部に含まれているアルミニウムについて、子どもたちの一部が国際的な基準を超える量を摂取しているとみられることがわかり、厚労省は、食品に含まれる許容量について基準を作ることを決めた。
これは、21日開かれた食品添加物に関する厚労省の専門家が集まった部会で決まった。
厚労省によると、アルミニウムはケーキや菓子パンを膨らませる膨張剤の一部や、ウニなど魚介類や野菜の煮物の形が崩れないようにする安定剤などの一部に含まれている。
国内には摂取量に基準はないが、動物実験で神経の発達などに影響が出るおそれが指摘されていることから、国際的には、体重1kgあたり1週間の摂取量を2mgまでとする基準が設けられている。
厚労働が、昨年度までの2年間、年代別に食事の摂取について調べた結果、1歳から6歳までの子どもの20人に1人が、国際的な基準を超える量のアルミニウムを摂取していると推計されることがわかったという。
この年代の子どもは、ケーキなどの「砂糖類・菓子類」と菓子パンなどの「穀類」から全体のおよそ70%のアルミニウムを摂取しているとみられるという。
このため厚生労働省は、アルミニウムの使用実態を調査したうえで、食品に含まれる許容量について基準を作ることを決めた。
大手の菓子パンメーカーでは、数ヶ月前からアルミニウムが含まれていない膨張剤に切り替える動きが広がっているというが、厚労省は近く、パンや菓子、それに製粉業者の業界団体に対してアルミニウムの使用量を減らすよう、自主的な取り組みを要請することにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20130621/6c80daa717f9bb193d2332238bd94092.html
(ブログ者コメント)
アルミが神経系に悪影響を及ぼしているのではないか、認知症にも関係しているのではないか?という報道は昔からあり、ブログ者も1997年に報文などを目にしたことがある。
それが、どんなきっかけがあって、最近になって実態調査することになったのだろうか?
アルミと認知症との関係については、以下に詳しく解説されている。
http://www.fsc.go.jp/sonota/alumi/alumi_201010.pdf
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail970.html
21日午後1時40分ごろ、白山市松本町のプラスチックなどの製品を製造している「S化学」の工場で「爆発が起きた」と消防に通報があった。
警察などが調べたところ、従業員の男性2人が広さ3m2ほどの作業部屋で、機械に付着したプラスチックを溶かしてとりのぞくためガスバーナーに点火しようとしたところ爆発したという。
この事故で、作業をしていた2人の男性とすぐそばにいたもう1人の男性の合わせて3人が顔や手などに軽いやけどを負って、金沢市などの病院に運ばれたという。
警察などではガス漏れによる爆発ではないかと見て、当時の詳しい状況や安全管理に問題がなかったかなどについて調べている。
「S化学」は金沢市に本社があるプラスチックなどの合成樹脂の製品を製造・販売している会社で、爆発のあった工場では主に目薬などの医薬品を入れる容器を製造し、事故当時、従業員およそ120人が働いていたという。
工場は北陸自動車道の美川インターチェンジから東におよそ2km離れたところにあり、石油化学工場や物流会社など30余りの企業の建物が建ち並ぶ「松本工業団地」の中にある。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025473383.html?t=1371842233668また6月22日付で朝日新聞石川全県版(聞蔵)から、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによると、医薬品容器の製造ラインで、鉄の棒に付いた樹脂をガスバーナーで溶かす作業をしていた。
バーナーの管を取り付ける元栓の一つが外れていたため、ガスが漏れて引火したとみられる。
21日午前11時45分ごろ、太田市小舞木町の建設用機械設置業「A鉄工」で、鉄製水槽タンクの溶接作業をしていた社員の男性(45)ら4人が、タンクを移動式クレーンでつり下げて移動させていたところ、クレーンのつり下げ部が外れ、脇でタンクを支えていた男性にタンクが倒れた。男性は右足と尻の骨を折る重傷を負った。
警察によると、タンクは深さ約180cm、重さ約1.7トン。
警察は事故原因を調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130622/gnm13062202070004-n1.htm
21日午前10時半ごろ、銚子市の銚子漁港に接岸したイワシ運搬船内で作業をしていた乗組員ら20歳から64歳までの男性6人が、相次いで気分が悪くなって倒れるなどし、病院に搬送された。
5人が中等症、1人が軽症で全員が快方に向かっている。
消防によると、船は海匝漁協(旭市)所属の第21恵比寿丸(19トン)。
64歳の乗組員が船底にある深さ2.6mの水槽に入り、ひざ下くらいにたまった海水を排水しようとしたところ、突然倒れた。
助けようとした乗組員ら5人も水槽内で倒れたり、甲板でうずくまるなどしていた。
救出のため救助隊が水槽内に酸素を送り空気を入れ替えて測定したところ、人体に影響がある濃度15ppmの硫化水素を検出。
救出後の再測定では濃度は40ppmに上昇していた。
水槽は、ふたをして2~3日、使用していなかったらしく、長時間密閉状態が続き、何らかの原因で発生した硫化水素が高濃度になって滞留したとみられる。
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/national/143275
きょう午後1時36分、兵庫県上郡町の上郡高校から「女子生徒10数人が倒れている」と消防に通報があった。
消防が駆けつけたところ、意識がもうろうとし呼びかけに反応が薄い生徒や、過呼吸のような症状の生徒らが計18人おり、病院に搬送された。
学校によると、昼休みに入った直後、生徒の一人が過呼吸のような症状になり、周囲にいたほかの生徒が次々と同様の状態になったらしいが、詳しい原因は分かっていないという。
教頭は「お昼休みに入るときに、あるひとつのクラスの生徒たちが興奮状態になっていて、それをほかのクラスの生徒が昼休みに見に行って、その子も同じような過呼吸というような状態に陥った。そうすると周りの子達も次々とそういう状態になってしまった」と話している。
出典URL
2013年6月20日0時9分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによると、搬送されたのは3年生1人、1年生17人。
休み時間中に校舎4階で1年生1人が過呼吸になり、保健室に運ばれた。
症状が治まり教室に戻った後に再び過呼吸になった。その様子を見た女子生徒らが次々と気分が悪くなったという。
過換気症候群は精神的不安や緊張などが要因となり、浅く速い呼吸を繰り返す。熱中症で引き起こされることもあるという。
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2013年6月19日22時54分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによると、休憩時間だった同日午前11時45分頃、校舎女子トイレ前で1年生の女子生徒が急に呼吸が苦しくなる過呼吸症状を訴えた。
その様子を見た別の教室の女子生徒ら計21人が次々に体調不良を訴え、うち18人が搬送された。
神戸海洋気象台によると、この日の同町の最高気温は平年並みの26℃で、教室内でクーラーはつけていなかったという。
呼吸器病学などに詳しい長井苑子・京都健康管理研究会中央診療所長は「蒸し暑い気候など自律神経が乱れやすい環境にあった可能性が考えられる。1人が倒れたのを見たことで、恐怖などの精神面から連鎖していったのでは」と話している。
出典URL
19日午前11時40分ごろ、群馬県千代田町にある「サントリー酒類利根川ビール工場」の敷地内にある排水処理施設の屋上で突然、爆発が起きた。
警察によると、この爆発で屋上の床に設置されていた縦横およそ3mの鉄板が飛んで現場にいた男性作業員2人に当たり、49歳の作業員が右足の骨を折るなどの大けがをしたほか、42歳の作業員も足に軽いけがをした。
警察によると、爆発が起きた施設はビールなどを製造する過程で出る排水を処理している3階建ての建物で、当時、2人は電動工具などを使って配管を移設する作業をしていたという。
工場などによると、工場ではビールやノンアルコール飲料を生産。
排水処理場には、可燃性のメタンガスをためる槽もあるという。
警察は、作業中に飛んだ火花が、処理場で発生したメタンガスに引火した可能性があるとみて調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065412011.html?t=1371675416385
http://www.asahi.com/national/update/0619/TKY201306190349.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130619/dst13061918170010-n1.htmまた、2013年6月22日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
工場は21日、停止していた生産を再開した。事故の原因を特定し、安全が確認されたためという。
同工場によると、事故当時、配水管の移設工事で使用していたグラインダーの火花が可燃性ガスに引火したことが、爆発の原因と考えられているという。
施設の貯水槽には可燃性のガスが発生しやすいが、当時、ガスを空気中に滞留させないための措置がとられていなかったという。
工場側は、警察などに調査結果を報告し、安全が確認できたとしている。
6月19日午前8時45分、金属メッキ加工業(溶融亜鉛メッキ)のYガルバー株式会社(埼玉県東松山市古凍地内)において、工場内で貯蔵していた廃塩酸の漏洩事故が発生したとの通報が同社から東松山環境管理事務所にあった。
6月19日午前5時頃、Yガルバー(株)社員が出勤したところ、工場内のFRP製の廃塩酸タンクが破損し、横倒しになっているのを発見した。
タンク内部には前日19m3が入っており、防液堤内には12m3が残っているため、廃塩酸約7m3が場内外に流出した。
流出した廃塩酸の大部分は場内の敷地内に流出し、浸透したが、一部が工場脇の道路に流出した。
タンクは3基あり、容量は1基あたり20m3。FRP製で1996年に設置された。
埼玉県では東松山環境管理事務所が現地確認を行い、同社に対して廃液回収や清掃などの対応を指示した。
漏洩した廃塩酸の濃度は約9%。
10%の希塩酸は、皮膚刺激、強い眼刺激、呼吸器への刺激のおそれがある。
また、県は20日、同社周辺の河川から国の環境基準を超す亜鉛と鉛が検出されたと発表した。
県は、上水道への影響はないとしている。
県から委託された外部業者が同日午後、周辺を流れる荒川支流の新江川と市野川の計3カ所の水を採取して調査したところ、3カ所全てで国の環境基準(0.03mg)を上回る亜鉛(0.085~3.6mg)が検出された。そのうち1カ所では鉛も環境基準(0.01mg)を上回り、0.020mgだった。
下流の大久保浄水場取水口(さいたま市桜区)などでは、鉛、亜鉛、カドミニウムは検出下限値以下という。
同社は「今後、このような事故を二度と起こさないように万全を期して点検管理に努めていきたい」とコメントした。
出典URL
http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news130619-09.html
http://www.saitama-np.co.jp/news06/21/08.html
(2013年7月15日 修正1 ;追記)
2013年6月20日付の埼玉新聞紙面に掲載されていたタンク基数などの情報を、本文に追記した。
2013年6月19日付で伊勢新聞から、最終報告書が発表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
シーテックは18日、事故原因や対策をまとめた最終報告を発表した。
風の強さに応じて羽根の角度を変える装置の摩耗によって風車が過回転したことが原因と特定した。
同社によると、風車の過回転により羽根が鉄塔に衝突。その衝撃で発電機や羽根と鉄塔を固定するボルトが破断し、羽根などが落下したと特定した。
羽根の角度を変える装置が摩耗した原因は、アルミ合金製だったためだと説明。4月下旬までに耐性が約7倍というステンレス製に変える対策を取った。
点検周期は3年に1回から半年に1回に増やすという。
また、羽根の角度を固定する力が弱まっていることを知らせる機能がなかったため、自動で確認する機能を今月末までに追加する。
台風など強風が予想される際は手動で行うという。
津市のシーテック三重支社で会見した野坂社長は、ウインドパーク笠取の風車18基の再稼働について「地元に丁寧に説明し、一つ一つの対策の効果を確認した上で、稼働に持っていく。スケジュールありきではない」と話した。
出典URL
http://www.isenp.co.jp/news/20130619/news01.htm
(2014年5月12日 修正3 ;追記)
2014年5月10日9時43分にNHK東海NEWS WEBから、対策をとった風車が再建されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施設を運営する中部電力の関連会社「シーテック」では、羽根の向きを調整する装置に使われている部品の強度が不十分だったことが事故を引き起こしたとして、部品を違う素材に交換したうえで、強度を自動的にチェックする機能を追加するなどの再発防止策を講じてきた。
そして、地元の自治会からも、理解が得られたとして、再建工事に着手した。
新しく建設される風車は、事故のあったものと同じ規模で、7月中旬ごろに運転を開始する予定。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20140510/4322771.html
商船三井は17日、同社運航のコンテナ船「MOL COMFORT」(86000トン、バハマ船籍)がインド洋のソマリア沖約1000kmを航行中、船体中央部に亀裂が入り、その後、船体は前後に裂け、コンテナを積載したまま2つに分かれた状態で漂流を始めたと発表した。
フィリピン人乗組員ら26人は救命ボートで脱出し、付近を航行中の船に救助されて全員無事。日本人の乗組員はいなかった。
発生は同日正午ごろ(現地時間17日午前7時ごろ)で、同社は武藤社長を本部長とする重大海難対策本部を設置し、情報収集を急いでいる。
ほぼ満載状態に積載していたコンテナ約4400個の大部分は船体に固定されているが、一部が海に流出した可能性がある。
船は、シンガポールからサウジアラビアに向かっていた。
日本郵便の外国向け郵便も積んでいた。
事故当時は荒天で、衝突や海賊の情報はないという。
同社は、曳航するタグボートの手配を急いでおり、また、建造造船所である三菱重工業と共同で事故原因の調査を開始している。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013061701002388.html
(ブログ者コメント)
このような大型船が真っ二つになる事故は、昔は荒れた冬の海でしばしば起きていたが、最近は聞いたことがない。
何が起きたのだろう?
2013年6月18日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、6月17日20時22分に日テレNEWS24(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、電気化学工業のHPにも同趣旨のお知らせが掲載されていた。
17日午前9時半ごろ、糸魚川市の電気化学工業青海工場のカーバイドを製造する建物の電気炉の炉上から熱風や炎が吹き出し、近くで作業していた会社員の男性(53)が直撃をうけて病院に運ばれた。
男性は、全身やけどの重傷。現場には、ほかに3人の作業員がいたが、いずれもけがはなかった。
警察によると、事故があった電気炉は、生石灰とコークスを電気熱で溶かして混ぜ合わせる炉で、炉内の温度は約2000℃にもなる。
男性は、電気化学工業の協力企業の地元電気会社の社員で、事故当時、電気炉近くで酸素濃度計測機器を取り付けるための準備作業をしていたという。
電気化学工業によると、事故があった電気炉は安全装置がついていて、ふだんは外に熱風や炎が吹き出ることはないという。
出典URL
http://news24.jp/nnn/news8825026.html
http://www.denka.co.jp/news/pdf/20130617_oumidenrojiko.pdf
(2016年3月12日 修正1 ;追記)
該社2014年CSR報告書に、現場の状況図や事故原因などが詳しく掲載されていた。
ポイントは下記。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
○電気炉内部でカーバイド原料の大規模な落ち込みが発生した。
○大規模な落ち込みにより、安全弁の能力を超える熱風が発生した。
○原料シュートが動き、レンガシール部の耐圧性が低下して熱風が噴出した。
○対策としては、炉圧上昇でインターロック停止、安全弁適正配置、作業エリア区分の見直し等
http://www.denka.co.jp/sustainability/report/bklist/pdf/rc_2014.pdf
また、2016年3月8日付で毎日新聞新潟版から、課長が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
糸魚川署は、7日、糸魚川市青海の化学メーカー「電気化学工業」青海工場で2013年に起きた死亡事故で、同工場の男性課長(49)を業務上過失致死容疑で書類送検した。
送検容疑は、同年6月17日午前9時半ごろ、作業員らへの安全管理の指示を怠ったため、同工場のカーバイド製造電気炉で発生した熱風で作業員の男性(当時53歳)に全身やけどを負わせ、同年8月2日に敗血症ショックで死亡させたとしている。
男性は、炉から数メートル離れた場所で、酸素濃度計測器などの設置作業をしていた。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160308/ddl/k15/040/139000c


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。