忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(11/22)
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/18)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
(11/15)
(11/14)
(11/14)
(11/13)
(11/13)
(11/13)
(11/12)
(11/12)
(11/12)
(11/11)
(11/11)
(11/10)
(11/10)
(11/09)
(11/08)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[2972]  [2971]  [2970]  [2969]  [2967]  [2966]  [2965]  [2964]  [2963]  [2962]  [2961

2013618日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、6172022分に日テレNEWS24(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、電気化学工業のHPにも同趣旨のお知らせが掲載されていた。    

 

17日午前9時半ごろ、糸魚川市の電気化学工業青海工場のカーバイドを製造する建物の電気炉の炉上から熱風や炎が吹き出し、近くで作業していた会社員の男性(53)が直撃をうけて病院に運ばれた。

男性は、全身やけどの重傷。現場には、ほかに3人の作業員がいたが、いずれもけがはなかった。

 

警察によると、事故があった電気炉は、生石灰とコークスを電気熱で溶かして混ぜ合わせる炉で、炉内の温度は約2000℃にもなる。

 

男性は、電気化学工業の協力企業の地元電気会社の社員で、事故当時、電気炉近くで酸素濃度計測機器を取り付けるための準備作業をしていたという。

 

電気化学工業によると、事故があった電気炉は安全装置がついていて、ふだんは外に熱風や炎が吹き出ることはないという。    

 

出典URL

http://news24.jp/nnn/news8825026.html

http://www.denka.co.jp/news/pdf/20130617_oumidenrojiko.pdf

 

 

 

(2016年3月12日 修正1 ;追記)

 

該社2014年CSR報告書に、現場の状況図や事故原因などが詳しく掲載されていた。

ポイントは下記。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

○電気炉内部でカーバイド原料の大規模な落ち込みが発生した。

○大規模な落ち込みにより、安全弁の能力を超える熱風が発生した。

○原料シュートが動き、レンガシール部の耐圧性が低下して熱風が噴出した。

○対策としては、炉圧上昇でインターロック停止、安全弁適正配置、作業エリア区分の見直し等

 

http://www.denka.co.jp/sustainability/report/bklist/pdf/rc_2014.pdf

 

 

また、201638日付で毎日新聞新潟版から、課長が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

糸魚川署は、7日、糸魚川市青海の化学メーカー「電気化学工業」青海工場で2013年に起きた死亡事故で、同工場の男性課長(49)を業務上過失致死容疑で書類送検した。

 

送検容疑は、同年6月17日午前9時半ごろ、作業員らへの安全管理の指示を怠ったため、同工場のカーバイド製造電気炉で発生した熱風で作業員の男性(当時53歳)に全身やけどを負わせ、同年8月2日に敗血症ショックで死亡させたとしている。

 

男性は、炉から数メートル離れた場所で、酸素濃度計測器などの設置作業をしていた。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20160308/ddl/k15/040/139000c

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]