







花巻市二枚橋のめっき加工業黒坂鍍金工業所の花巻工場で、猛毒のシアン化ナトリウムを含むニッケルめっき剥離液5~6トンが25日朝に貯蔵タンクから流出していたことが26日、分かった。
近くの油沢川への流出は確認されていないが、市は同日の目視調査で川と約100mしか離れていない花巻第一工業団地の貯水池で、微量のシアン化ナトリウムを確認。流出から丸1日以上経過した後に公表した同社や市の姿勢に、市民から疑問の声が上がった。
同社によると、事故は25日午前7時ごろに発生。工場東側に設置する貯蔵タンクのバルブに、除雪を依頼した業者が誤って除雪車をぶつけて壊し、液体が漏れたという。
剥離液の多くは敷地内の雪に吸収され、これまでに雪や土壌約30トンを回収したが、一部はコンクリート製の側溝や雨水溝をたどり、工業団地内の貯水池まで達したという。
液体には、1ℓ当たり5gのシアン化ナトリウムが含まれていた。致死量は200mgとされ、5トン漏れたとすると、12万5千人分になる。
市が25日に行った機械による詳細調査では、貯水池南側の同川でシアン化ナトリウムは検出されなかったが、工場近くの雨水溝では水質汚濁防止法が定めるシアン化合物の排水基準の約1400倍に当たる1ℓ当たり140mgを検出した。
漏出事故のあった剥離液は、ニッケル鍍金をはがすために使用していた。
出典URL
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130227_3
また、続報が2月27日23時20分に朝日新聞から、下記趣旨でネット配信されていた。
水質検査の結果、近くの貯水池や油沢川からシアン化合物が検出された。
環境基準では「不検出」とされており、市は26日夜、災害対策本部を設置した。
水質検査は、県と市が25、26日に実施した。
工場北側の敷地外の集水マスの水からは、水濁法の排水基準の140倍に当たる、1ℓ当たり140mgのシアン化合物が検出された。
また、環境基本法の環境基準では「不検出」とされる場所になる、敷地外の公園貯水池と油沢川の合流地点で、1ℓ当たり0.7mg、油沢川下流では1ℓ当たり0.2mgが検出された。油沢川が合流する北上川からは検出されていない。
市では事故のあった25日から、北上川からの上水道の取水を停止。豊沢川など他の水源からの取水で対応し、市民への影響は出ていない。
県や市は水質検査を継続し、市のホームページでデータの公開を始めた。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0227/TKY201302270579.html
(2013年3月9日) 修正1 ;追記)
2013年3月7日21時37分にNHK盛岡から、毒性軽減措置が始まったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
花巻市は、環境基準を超えるシアンが検出されている工場近くの貯水池で、毒性を低くするための応急処置を始めた。
7日、市の依頼を受けた業者が貯水池に水に溶かした塩化鉄およそ72ℓをまいた。
塩化鉄が水中に溶けたシアンと結合して沈殿するため、貯水池内の水の毒性を低くすることができるという。
市では、8日以降も作業を続けてシアンの濃度を下げながら、貯水池内の水の処理方法について検討をすすめることにしている。
市の検査では事故直後、工場の近くを流れる北上川の支流の油沢川でも環境基準を超えるシアンが検出されたが、その後の検査では検出されていないという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043007201.html?t=1362690392118
(2013年3月17日 修正2 ;追記)
2013年3月16日21時50分にNHK盛岡から、土壌も汚染されていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
会社側は、工場の敷地内の土から国の基準を上回る濃度のシアンが検出されたと発表した。
工場の近くを流れる川では、先月末から環境基準を超えるシアンは検出されていないが、会社側は事故の直後から敷地内の土を採取して、仮に地下水を飲んだ場合に健康への影響がないかどうか、国の基準に基づいて調べていた。
その結果、シアンは検出されないことが基準になっているが、28か所のうち11か所でシアンが検出されていたことがわかった。
また、土を直接口にした場合の別の基準については、28か所のうち7か所で基準値を超え、なかには基準の4倍を超えるところもあった。
会社側は、「土を通じて川にシアンが溶け出す可能性は否定できない」として、地下水を調べるボーリング調査も行って川に溶け出すことが無いよう注意深く監視することにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043246661.html?t=1363465110939
JR西日本金沢支社は25日、北陸線親不知-市振間の「第1外波トンネル」(新潟県糸魚川市)の天井が剥がれ、コンクリート片12個(計約1.7kg)が落ちたと発表した。
垂れ下がったつららを通じて架線の電流が天井に伝わったのが原因とみられるという。
列車の運行に影響はなかった。
同支社によると、午前1時45分ごろ、同区間を含む青海-越中宮崎間で一時停電が発生。架線などの点検作業で、上りの線路でコンクリート片が見つかった。
天井の高さは5.25mで、30cm四方の範囲でコンクリートが剥げ落ちていた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130225/dst13022521030023-n1.htm
23日午後3時ごろ、田野畑村蝦夷森の住宅で凍結した水道管の氷を溶かす作業をしていたところ、金属製の器具が破裂した。
この事故で、作業をしていた水道工事業の男性(40歳)が頭を強く打って病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。
また、破裂の衝撃で住宅の窓ガラス5枚が割れたという。
警察によると、男性は金属製の容器に入った水をバーナーで温めて水蒸気を発生させ、ホースを使って水道管に吹きつける作業をしていたという。
容器とホースの間には弁が付いたということで、警察はこの弁が閉まっていたかホースが詰まるなどして容器の中の圧力が高まり破裂したとみて、事故の原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045733271.html?t=1361656130349
23日午後1時20分ごろ、大阪府東大阪市加納7丁目の運送会社「O運送」の資材置き場で、「酸素ボンベが飛んできて作業員がけがをした」と119番通報があった。
警察によると、この事故で従業員の男性(65)が間もなく死亡。警察は、何らかの理由で酸素が急激に漏れてボンベが飛び、男性を直撃したとみている。
警察によると、ボンベは長さ約1.4m、重さ約60kg。
ボンベの位置を変えるため、別の作業員がフォークリフトでボンベ2本を横倒しにして動かそうとしたところ、うち1本が突然白煙を噴き出した。
このボンベが5mほど離れていた男性の腹部や顔にあたったとみられる。男性は衝撃で15mほど吹き飛ばされたという。
警察は、管理方法などを調べる。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0223/OSK201302230049.html
21日午後3時55分ごろ、川崎市の日本触媒川崎製造所浮島工場で、猛毒性の劇物を含む酸化エチレン水溶液が流出した。けが人や体調不良を訴える人はいなかった。
同社が別の薬品を加えて気化させる措置をとったという。
警察は、周辺の道路で一時、交通規制を行った。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130221/dst13022118390009-n1.htm
市原市八幡海岸通の市原公共埠頭に停泊中の貨物船「アイトリップ(カンボジア船籍)」で21日午後2時45分ごろ、火が出ていると消防に通報があった
積み荷の鉄くずやプラスチック片などが燃えて、一時は黒煙が高く立ち上り、消防車18台が消火活動にあたった。
この火災では、消火活動が難航した。
水の重みで沈没しないよう船内にたまった水を抜いたり、水量を調節したり、鎮火まで6時間半かかった。
警察などによると、中国人ら8人の乗り組み員は全員無事。
積み荷は、クーラーなどの廃家電をスクラップして生じた鉄くずで、この日は約1000トンを積み込む予定だったが、約450トンを搬入したところで煙が上がったという。
消火しようと鉄くずを出し入れするうちに船倉に空気が流れ込み、炎が激しくなったらしい。
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130222ddlk12040260000c.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1085683161.html?t=1361481297145
21日午後1時半ごろ、新庄市松本の国家公務員宿舎の敷地内で、ガスボンベ庫のボンベ1本が爆発した。
金属製の天井の一部がめくれ、吹き飛んだ鉄製扉が近くに停めてあった乗用車に傷をつける被害がでた、けが人はいなかった。
警察によると、ボンベ庫は15m2のコンクリート製で、宿舎に供給するプロパンガス50kgボンベ16本を置いてあった。
電気系統による可能性もあるとみて、警察が原因を調べている。
(2013年3月29日 修正1 ;追記)
2013年2月23日付の山形新聞紙面に、高圧ホースの亀裂から流れたガスが配電設備に触れて爆発した可能性があるという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察などによると、ボンベにつないでいた高圧ホースの亀裂からガスが流れたとみられ、警察は、小屋の配電設備にガスが触れ、爆発した可能性があるとして調べている。
ホースは直径が約2cm。中心が樹脂で、外側がゴムや金属の網でコーティング処理したタイプ。
2006年12月に設置し、使用期限まで3年残っていたという。
小屋は宿舎とは別棟で平屋。
爆発したボンベのほか、同サイズのボンベが15本あったが、影響はなかった。
21日午前10時すぎ、大分市の新日鉄住金大分製鉄所の沖合にあるシーバースで、貨物船に給油を始めたタンカーから重油が漏れ出した。
給油の際、貨物船の周りにはオイルフェンスが設置されていたため、重油の大半はフェンス内に留まっているが、一部がフェンスの外に流出したという。
出典URL
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=02210022476&day=20130221
21日午前9時前、輪島市町野町の電気工事会社、T電気商会の倉庫から火が出ていると近所の人から消防に通報があった。
消防車9台が出ておよそ1時間後に火は消し止められたが、木造2階建ての倉庫およそ410m2が全焼し、倉庫の中にあった車2台が焼けた。
この火事で倉庫の近くにあった電柱に火が燃え移り、通信ケーブルが損傷したため、周辺では電話やインターネットおよそ190回線が使えない状態になっていたが、午後8時すぎに復旧したという。
警察によると、この倉庫には工事用の資材や車が保管されていて、火事が起きる30分前には資材を持ち出すため従業員が倉庫内でライターを使って作業をしていたという。
警察では、このライターの火が何かに燃え移った可能性もあるとみて、火事の原因を調べている
出典URL
(2013年3月30日 修正1 ;追記)
2013年2月22日付の北国新聞紙面に、ライターなどでビニールひもを切るなどしていたという記事が下記趣旨で掲載されていた。
警察によると、午前8時半すぎ、電気工事店の従業員が資材の積み込み作業時にライターなどでビニールひもを切るなどしており、警察では何らかの火の不始末による失火の可能性があるとみて調べている。
浜松市の天竜川で2011年に川下り船が転覆し、5人が死亡した事故を受け、国交省は今春から、川下り船の全乗客に救命胴衣の着用を義務づける方針を決めた。
簡易式の救命クッションは認めず、クッションを使ってきた業者には13年度中に救命胴衣に切り替えさせる。
国交省によると、川下り船は昨年夏時点で全国に約100業者がある。
救命胴衣を乗客に着用させていたのは8割。ほかの川下り船では、二つの輪に腕を通して抱える座布団型の救命クッションを使っていた。
天竜川で転覆した船もクッションを使っていたが、投げ出された乗客の多くがつかめず、2歳児を含む5人が死亡した。
国交省は、海上運送法に基づいて、12歳未満の子どもに救命胴衣を着用させるよう業者に義務づけていたが、大人については努力義務にとどめていた。
国交省は、事故後に立ち上げた検討会で業者向けのガイドライン案をまとめ、大人を含めた全乗客の着用を義務づけ、各社の安全規定に明記させることにした。
3月中旬に正式決定し、5月の大型連休の川下りシーズンに間に合わせる。
運輸安全委員会の事故報告書では、救命胴衣の不備に加え、船頭への教育不足が指摘された。
ガイドラインでは、社内審査制度を設けて船頭の技量を向上させたり、渦など危険な場所の情報を共有したりする対策も盛り込んだ。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0220/TKY201302200135.html
手軽に使える家庭用除雪機が主婦やお年寄りの間で人気を呼んでいる。
一方で、県内では今年1月、操作ミスによる重傷事故が発生。全国各地でも事故が相次いでおり、販売店や国民生活センターは注意を呼びかけている。
家庭用除雪機は小型耕運機のように両手で押して進み、回転刃でかき込んだ雪を遠くに吹き飛ばす仕組み。
富山市内4店舗で家庭用除雪機を取り扱う農機具販売「小出農機」では、2009年まで年間販売台数は150~200台程度だったが、10年に452台、11年に624台、12年に818台と年々増加。主婦や高齢者が利用しやすい小回りのきく小型モデル(20~40万円)が特に人気があるという。
同社の小出社長(76)は、「最近は『近所の家で使っているのを見て欲しくなった』と話す客も多い」と話す。
昨年から除雪機を利用している富山市の男性(71)は、これまでスノーダンプとスコップを使って駐車場周辺の除雪を行っていたが、「1時間半かかっていた雪かきが、30分でできるようになった」とうれしそうに語る。
一方、ヒヤリとした経験もある。「前進するつもりで動かしたところ、運転操作を誤ってバックさせてしまい驚いた」と振り返る。
県内では、魚津市で1月下旬、除雪機の吹き出し口にたまった雪を手でかき出そうとした男性が回転する刃に接触し右手の中指と薬指を切断。
11年3月には、男性が誤って除雪機を後進させ、後方の壁との間にはさまれる事故が起きた。
除雪機を巡る事故は全国で相次いでおり、国民生活センターによると、09年9月~12年11月に36件の事故が起き、8人が死亡した。
同センターでは
〈1〉手を放すと自動的に刃の回転が止まる安全装置を正しく使う
〈2〉詰まった雪はエンジンを止め棒でかき出す
〈3〉後進時は障害物に注意する
など注意を呼びかけている。
出典URL
除雪機による事故は、今冬もしばしば報道されている。以下は、その一例。
(2013年2月23日0時40分 NHK秋田)
22日午前9時半過ぎ、湯沢市秋ノ宮の会社員の男性(56)が家庭用の除雪機で自宅の敷地内を除雪していたところ、除雪機に右足をはさまれた。
男性は市内の病院に運ばれたが、約1時間後に死亡した。
警察によると、男性は午前9時ごろから小屋の雪下ろしをしたあと、その雪を除雪するためひとりで作業をしていたという。
警察で事故の原因を調べている。
http://www.nhk.or.jp/lnews/akita/6015716761.html?t=1361569164877
23区の家庭ごみを処理する新江東清掃工場(江東区夢の島)で1日、焼却炉の定期補修工事中に下請け会社の男性従業員(当時41)が死亡する事故があった。
労基署が原因などを調べている。
死亡したのは、補修工事を請け負ったプラントメーカー「タクマ」の下請け会社「Y炉研」の従業員。
工事を発注した清掃組合によると、1月10日午後、停止していた焼却炉内で清掃工事を終えた男性が、炉内で出た灰などを運ぶコンベアー内で倒れているのが見つかり、間もなく死亡が確認された。
男性は、はしごなどを使って出口に向かう際、高さ3mの足場の開口部(縦60cm、横75cm)からコンベアーに落ちた可能性がある。
清掃組合は、事故を公表していなかった。
組合は、「安全対策を含め、事故の第一義の責任は請負業者にあると考える。区民の生活に直接影響のある事故ではないと判断した」としている。
きょう午前、建替え工事が進む宇陀市立病院で、作業をしていた建設作業員の男性(61)がショベルカーにひかれて死亡した。
警察によると、男性は、きょう午前9時30分ごろ、宇陀市立病院の解体工事現場で鉄筋をコンテナへ入れる作業をしていたところ、後退してきた20トンのショベルカーに右足を轢かれた。
男性は病院に運ばれたが、約3時間後に死亡した。
病院は現在、建替え工事中で、約30人で解体作業をしていたという。
警察は、ショベルカーを運転していた男性から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www.naratv.co.jp/news/news_r.php
インフルエンザ予防用として首にぶら下げて使う携帯型の除菌剤でやけどを負う事故が今月に入って6件続いており、消費者庁で商品をテストしたところ、薬剤の成分が皮膚に障害を与える恐れがあることがわかった。
消費者庁は18日、「ダイトクコーポレーション」が販売する空間除菌剤「ウイルスプロテクター」について直ちに使用を中止するよう、注意喚起した。
同庁によると、この商品は「首から掛けると、塩素成分で周りのウイルスや菌を除去する効果がある」とうたって先月下旬に発売、約70万個が市場に出回っているという。
袋には、漂白剤として使用する次亜塩素酸ナトリウムの錠剤が入っており、汗などで溶けて皮膚に触れ、やけどの被害が出ているという。今月2日には、千葉県の幼児が胸に1か月以上のやけどをした。
厚労省は、既に同社に自主回収を促している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130218-OYT1T01389.htm?from=ylist
(ブログ者コメント)
kis-netで調べた次亜塩素酸ナトリウムの特性は下記。
・無色透明な液体
・殺菌剤、漂白剤、水処理剤などに使用
・空気、熱、光などにきわめて不安定で放置すると徐々に有効塩素を失う
・液が長時間皮膚に接触すると刺激作用があり、皮膚炎、湿しんを生じる。目に入ると角膜が侵される。経口摂取および吸入により毒性を示す。
http://www.k-erc.pref.kanagawa.jp/kisnet/hyouji.asp
(2013年3月31日 修正1 ;追記)
2013年3月29日18時31分に共同通信から、二酸化塩素を用いた別の商品でも同様な事故があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
首に掛けるだけでウイルスなどを除去できるとうたった「ウイルスプロテクター」を使用した人がやけどを負う事故が報告されている問題で、消費者庁は29日、同様の「除菌」効果をうたった他の複数商品でも計11件の事故情報が寄せられたとして注意を呼び掛けた。
消費者庁によると、新たな事故情報があったのは、次亜塩素酸ナトリウムを含むウイルスプロテクターとは異なり、二酸化塩素を用いた商品。
「ズボンのポケットに入れていたら化学熱傷で皮膚がただれた」など、いずれもやけどをしていた。
消費者庁はこれらの商品名を公表していない。
出典URL
(ブログ者コメント)
・室温で黄または黄赤色の気体。赤黄色のガスあるいは澄赤色の結晶。
・不快臭、強酸化性。
・水、水蒸気とは有毒、腐食性のガスを発する。
・分解性は水、光、熱に不安定。
http://www.k-erc.pref.kanagawa.jp/kisnet/hyouji.asp
(2013年5月1日 修正2 ;追記)
2013年4月30日20時6分に毎日新聞から、類似3商品にも問題ありというテスト結果が、下記趣旨で写真とともにネット配信されていた。
首から下げるだけでウイルスなどを除去できるとした除菌用品「ウイルスプロテクター」を使った人がやけどを負う事故が発生している問題で、国民生活センターは30日、同様の商品について行ったテストの結果を発表した。
6商品のうち3商品で、皮膚が赤くなったりかさぶたができたりするなど「中等度の刺激性」がみられた。
対象は複数のインターネット通信販売などで入手できる6商品。
商品を動物の皮膚に張り付けて24時間おいたところ、ティエムシィ「ウイルスガード」、ザッピィ「Space Washer」、ERA Japan「ERA空気除菌グッズ」の3商品で、赤みやかさぶた、脱毛が見られた。
同センターは「薬剤の成分が外に出てくる穴などが体に触れると、化学やけどのおそれがある」として、肌に強く触れるような使い方を避け、乳幼児や高齢者は使わないよう呼びかけている。
出典URL
17日午前9時すぎ、大仙市のJR田沢湖線羽後長野駅構内で、線路のポイント付近の雪を溶かす装置に燃料を送る鉄製の配管(直径約22mm)が折れ、側溝などに灯油が漏れているのが見つかった。
流出量は約1000ℓと推定され、一部は近くの川にも流れ込んだ。
JR東によると、雪の重さなどで折れたらしい。
JR東が、配管とつながる灯油タンクとバルブを閉じ、県や市などに連絡した。
消防によると、駅の近くを流れる斉内川と、合流する玉川で、ともに流出したとみられる灯油の一部が確認され、合流地点近くの斉内川などにオイルフェンスを張った。
融雪装置説明記述を追記した。
関西電力は13日、和歌山県橋本市の変電所で、PCBを含んだ絶縁油を、誤って燃料油として社外に売却したと発表した。県や市などに同日報告した。
関電は、売却先や保管用タンクから約460kℓの絶縁油を回収処分する方針で、環境への影響はないという。
不適切処理があったのは、関電高野口変電所(同市)で、昨年12月の点検で新しい油と交換した際、PCBが含まれるという表示や記録を十分確認せず、法律で定められた取り扱いが行われないまま、基準値を超える1kg当たり0.8mgのPCBが混入した絶縁油236ℓなどを誤って運び出した。一般の廃油とともにタンクに移され燃料用油として売却されたという。
廃油は、1月に大阪市内の売却用廃油タンクで他の油と混ぜられ、今月に入って計66kℓが燃料油として売却された。
今月になって社員が誤りに気づいたといい、関電は県などに報告した。
関電によると、売却したときの調査で、油のPCBの濃度は基準値を下回っており、環境への影響はないという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130213/biz13021320550044-n1.htm
一方、関電HPには、以下の趣旨などのプレスリリースが掲載されていた。
http://www.kepco.co.jp/pressre/2013/0213-1j.html
(ブログ者コメント)
微量PCB入り機器といっても、一般のPCB入り機器と同じくらい厳重に管理している筈だ。
そのように管理していて、なぜ抜けが出たのだろう?
報道やプレスリリースを見ても、そこのところがよく分からない。
13日午前11時前、土岐市妻木町にある陶磁器の原料などを製造する工場で、粉末状の原料を袋に詰める作業をしていたアルバイトの男性(70)が、工場内の通路を走ってきたフォークリフトにはねられ、全身を強く打ってまもなく死亡した。
警察によると、フォークリフトは前に高さ2mの運搬用のかごをつけて粉末状のタイルの原料、約1600kgを積み、時速約15kmで約300m離れた工場に向かう途中だった。前が見えにくい状態だったという。
フォークリフトを運転していた43歳の作業員は、調べに対し「はねてしまうまで気づかなかった」と話しているということで、警察で事故の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085489271.html
(2013年7月20日 修正1 ;追記)
2013年7月18日19時27分にNHK岐阜から、安全措置がとられていなかった疑いで工場長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
多治見労基署は、安全措置を取っていなかったとして、この会社と工場の管理責任者である工場長を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、土岐市にある陶磁器の原料メーカー「M陶料」と46歳の工場長。
同署によると、フォークリフトには大きな金属製の箱が取り付けられていて、運転席から前が見えにくい状態で、誘導する人を配置するなど必要な安全措置が取られていなかったという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083114753.html?t=1374182146594
(2013年7月27日 修正2 ;追記)
2013年7月19日付の岐阜新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
フォークリフトの走行経路に立ち入りを禁止するなど危険防止対策を講じずに、男性社員にフォークリフトを運転させた疑い。
2013年2月13日18時40分にNHK盛岡から、2月14日付で朝日新聞岩手全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、2月14日付で岩手日報紙面にも同主旨の記事が掲載されていた。
おととしの震災直後、盛岡市のデパートで爆発があり1人が死亡、9人がケガをした事故で、警察は、ガス警報器が鳴っていたにもかかわらず十分な点検をしなかったとして、当時、施設の管理を担当していたデパートの社員と、点検を行ったガス会社の社員ら3人を、業務上過失致死傷の疑いで書類送検した。
この事故は、東日本大震災直後のおととし3月14日、盛岡市のデパート「中三」の地下1階の食品売り場でガス爆発があり、テナントに入っていた飲食店店長の男性が死亡、デパートの従業員など9人が重軽傷をおったもの。
警察は実験の結果、建物から数m離れた肴町アーケード側の地中に埋設されたガス管の金属製結合部分が外れてガスが漏れ、地下1階との間の砂利が陥没してできた空間を伝わってデパートの地下1階に充満。営業再開のためテナントの従業員が給湯器のスイッチを入れたことで爆発したと断定した。
ガス管の故障や地盤沈下が震災の影響によるかどうかについては、「断定できない」としている。
警察では、震災翌日の12日に電気が開通した直後からガス漏れを知らせる警報器が鳴ったため、ガス会社の社員ら2人が点検したが、十分な確認をせずに点検を終えたこと、13日にも地下1階の複数の警報機が鳴ったにもかかわらず、地下1階の施設を管理していた「中三」の社員が再度点検を依頼しなかったことなど、安全管理が適切に行われなかったとして、「中三」の36歳の社員と、点検を行ったガス会社の社員ら2人のあわせて3人を書類送検した。
事故に巻き込まれ、現在も手術のために入院している男性は、「早く真相を明らかにして、二度とこのようなことが起こらないように再発防止に努めてほしいです」と話している。
「中三」は、震災とこの事故の影響で、同月中に経営破綻した。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045495831.html?t=1360792492349
(ブログ者コメント)
別報道によれば、開店前の午前8時ごろに爆発したとのこと。
(2013年2月27日 修正1;本文修正)
爆発時の状況に関し、岩手日報紙面に掲載されていた内容を本文に追記修正した。
(2013年3月25日 修正2 ;追記)
2013年3月24日11時17分に読売新聞から、「中三」がガス会社に10億円の賠償請求訴訟を起こしたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
[中三](本社・青森市)がガス会社「盛岡ガス」(盛岡市)を相手取り、10億円の損害賠償を求める訴訟を盛岡地裁に起こしていたことが23日、分かった。
[中三]関係者が明らかにした。提訴は2月21日付。
訴状などによると、事故を防げなかったのは、
〈1〉2日前に警報機が鳴って盛岡ガスの社員らが点検に訪れたのに、適切な措置や調査を施さなかった
〈2〉同店近くに埋設されたガス管には爆発前から複数か所の傷があり、強度を欠いていた
ためとしている。
取材に対し、[中三]は、「店の修繕費などの損害額は計約52億に上っており、一部を請求することを決めた」と説明。盛岡ガスは「担当者が不在のため、答えられない」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130323-OYT1T01179.htm
(2013年12月27日 修正3 ;追記)
2013年12月26日18時53分にNHK盛岡から、関係者が不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
盛岡地方検察庁は25日、ガス会社の社員ら3人について「起訴するだけの証拠が足りない」として嫌疑不十分で不起訴にした。
この事故をめぐっては、中三がガスを管理していたガス会社に10億円の損害賠償を求める裁判が行われている。
ガス会社は今回の不起訴処分について「妥当な判断だと受け止めています。事故の原因については、裁判で明らかにしていきたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044136121.html?t=1388090566788


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。