2020年6月11日20時0分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が弾痕の写真付きでネット配信されていた。
11日午前11時20分ごろ、福岡市早良区飯倉の住宅街で女性から「発砲音が聞こえた」と110番があった。
警察官が駆けつけたところ、民家2階の外壁に穴が開いており、福岡県警早良署は、民家に住む非常勤職員の男性(63)が屋内でライフル銃の弾丸1発を誤射したとみている。
弾丸は男性宅の壁を突き抜け、約10メートル離れた隣家1階の雨戸をも貫通したとみられる。
隣家では雨戸前で女性が庭仕事をしていて、危ないところだったが、けがはなかった。
早良署によると、男性は狩猟目的のライフル銃を所持する許可証を持っており、弾丸の装塡(そうてん)状況などを点検中に誤って引き金を引いたとみられる。
弾丸は隣家の3枚重ねの雨戸も貫通したとみられ、雨戸内側の壁に弾痕が見つかった。
庭で植木の枝切りをしていた隣家の女性は、「急にパーンと音がして、何だろうと思ったら雨戸に穴が開いていた。怖いですよ。命拾いした」と驚いた様子だった。
県警によると、県内では2019年末時点で1995人が許可を受けた猟銃など計4433丁を所持しており、このうちライフル銃は471丁。
ライフル銃は散弾銃や空気銃より殺傷能力が高いため、所持には10年以上の射撃経験などが必要になる。
https://mainichi.jp/articles/20200611/k00/00m/040/199000c
(2020年8月8日 修正1 ;追記)
2020年8月7日11時53分に毎日新聞からは、狩猟目的でもないのに銃弾を装填したとしてライフル所有者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
福岡市早良区の住宅街で6月、狩猟用ライフル銃の誤射とみられる事件で、福岡県警早良署が、銃を所有する同区の男性(63)を銃刀法違反容疑で書類送検していたことが、捜査関係者への取材で判明した。
送検は3日付。
男性は、「数日後に射撃場で撃つために銃弾を装塡(そうてん)していたところ、誤って発射してしまった」と話している。
送検容疑は6月11日午前11時20分ごろ、同区飯倉の自宅2階で、狩猟目的ではないのにライフル銃に実弾1発を込めたとしている。
男性の自宅の壁や隣家の雨戸に穴が開く被害が確認され、県警は誤射による弾丸が貫通したとみている。
けが人はなかった。
男性は、県公安委員会から狩猟目的でライフル銃を所持する許可を得ていた。
https://mainichi.jp/articles/20200807/k00/00m/040/092000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。