2014年8月18日20時41分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後2時半ごろ、小松市園町のガス会社の工場で、タンクローリー車に積んでいた液化天然ガス10トンを工場のタンクに移し替えようとしたところ、車のタンクからガスが漏れ出した。
警察によると、作業を行っていたのはタンクローリー車の運転手の54歳の男性で、液化天然ガスが体に触れ、病院に搬送されたが、両手などに軽いやけどをしたという。
消防によると、液化天然ガスに毒性はないということだが、市と消防は現場の近くに住む8世帯13人を、一時、公民館などに避難させた。
消防によると、タンクローリー車の後部にある、管のバルブが何らかの原因で外れ、ガスが漏れ出したということで、警察と消防はさらに詳しい原因について調べている。
近くの公民館に避難した65歳の男性は、「毒性はないということを消防から聞いて少し安心したが、爆発する可能性もあったと考えると危なかったと思う」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023889891.html?t=1408398236793
8月19日付の北國新聞紙面には、やや詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
漏れたガスを止めようとした運転手が、両手と上半身の一部に低温やけどを負った。
警察などによると、タンクローリー後方にあるバルブのハンドルが外れ、あふれた氷点下162℃の液体が運転手にかかった。
運転手は、タンク内の圧力を下げるため、液体を気化させる「大気放散」を施し、消防隊員が約4時間後、ハンドルが外れた箇所に木栓を詰めて応急処置して止めた。
(2014年8月25日 修正1 ;追記)
(ブログ者コメント)
読者の方から、低温やけではなく凍傷では?というコメントを頂戴した。
まことにその通り。
その旨、コメントに返信し、また、タイトルも変更した。
拙ブログの本文は、報道された記事の表現を、てにをは以外は変えることなく記すようにしていますので、ああいった表現となりました。
ブログ者コメントとして注記しておけばよかったと反省しております。
ご指摘、有難うございました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。