2015年7月21日15時14分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前10時50分ごろ、札幌市白石区の市営地下鉄・東西線の白石駅で、「エスカレーターで人が倒れた」と駅員から警察に通報があった。
警察によると、転倒したのは70代の女性2人と30代の男性のあわせて3人で、いずれも背中などを打撲して痛みを訴えているが、病院には搬送されていないという。
当時、上りのエスカレーターに乗っていた女性の足に後ろにいた男性の傘が引っ掛かり、この男女を含む3人が70cmほどの高さから転げ落ちたという。
現場は、地下鉄白石駅の地下2階から地下1階に向かう全長11mほどのエスカレーターで、警察が事故の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150721/3510871.html
2015年7月27日17時10分に北海道新聞から、本事例を引用した『エスカレーターで転倒急増 札幌地下鉄、昨年度43件 「片側並び」が一因』というタイトルの記事が、下記趣旨でネット配信されていた。
札幌市営地下鉄の駅構内のエスカレーターで転倒事故が相次いでいる。
昨年度は43件あり、過去5年間で最多。
21日には、市営地下鉄東西線白石駅で男女3人が負傷した。
JR北海道の駅構内でも事故は発生しており、左側に立ち右側を空ける「片側並び」の慣習が事故を誘発しているとみられる。
エスカレーター利用は「歩かず手すりにつかまる」が原則だが、ラッシュ時などに右側を駆け抜ける利用者が事故の原因となるケースも多く、札幌市などは注意を呼び掛けている。
午後7時ごろ、帰宅ラッシュの市営地下鉄東豊線大通駅の下りエスカレーター。
人々は左側に立って長い列をつくり、その右脇を小走りで駆け降りるサラリーマンらの姿も目立つ。
豊平区の60代女性は、「駆け降りてきた男性に後ろからぶつかられたこともある。高齢者には危ない」とこぼす。
札幌市交通局によると、地下鉄駅構内での転倒事故は2010年度29件、11年度27件、12年度23件、13年度31件と、毎年30件前後で推移していたが、昨年度は43件と前年度比1・4倍になった。
21日の地下鉄白石駅の事故では、上りエスカレーターで男女3人が高さ約1mからあおむけに転倒し、軽傷を負った。
警察によると、左側に立っていた70代の女性2人の間に30代男性が右側から入り、その弾みで先頭の女性が転んで将棋倒しに。
男性は、「後ろから人が来たので右側を空けようとした」と説明したという。
市交通局は08年度から、ポスターで片側並びと歩行禁止を呼び掛け、JRも11年度から取り組みに加わっている。
ただ、「右側に立つ利用者に対し、後ろから『どけ』と怒鳴る人もいる」(交通局担当者)のが現状で、「急いでいる人に片側並びは助かる」(30代会社員男性)と歓迎する声も根強い。
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0161433.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。