2015年7月25日10時10分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎県佐世保市の県立佐世保北高(708人)の化学室で22日、部活動の実験中にフラスコが破裂し、1年の男子生徒3人が顔や腕などをやけどし、うち1人が入院する事故が起きていたことがわかった。
病院には教諭の車で搬送し、警察や消防に事故を通報していなかったという。
同校によると、同日午後1時50分頃、科学部1年の男子生徒6人が、水酸化カリウムとアルコールを使ってせっけんを作る実験の最中、加熱していたフラスコが突然、破裂したという。
連絡を受けて駆けつけた同部顧問の男性教諭が、部員を車で市内の病院に搬送。
2人は治療を受け、その日のうちに帰宅したが、1人は検査のため現在も入院しているという。
事故当時、顧問は校内で三者面談をしており、実験に立ち会ってはいなかった。
同校は、「通常行っている実験で危険という認識が足りなかった。今後、実験には必ず顧問が立ち会うようにする」と話している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150725-OYT1T50013.html
2015年7月24日21時58分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎県佐世保市の県立佐世保北高で22日、科学部の実験中にフラスコが爆発し、1年生の男子生徒3人が顔や腕などをやけどする事故があったことが分かった。
うち1人は入院したが、学校は、警察や消防に通報していなかった。
同校によると、事故は22日午後1時50分ごろ、化学室で起きた。
1年生男子部員6人がせっけんを作る実験で、薬品を入れたフラスコをガスバーナーで加熱していたところ爆発した。
化学室にいたのは生徒のみで、連絡を受けた顧問の男性教諭が負傷した3人を車で病院に搬送。
学校側は同日、保護者に謝罪したという。
通報しなかった理由について同校は、「負傷者や保護者への対応を優先した」と説明。初村教頭は、「危険がつきまとう実験にも関わらず教員が立ち会っておらず、大変申し訳ない。再発防止に努める」と話した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150725k0000m040033000c.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。