







2022年9月10日15時49分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県姫路市は10日、市が管理するJR姫路駅北側広場のエスカレーターで、9日早朝に男性1人が転倒し、膝を打撲するなどの軽傷を負ったと発表した。
委託業者がエスカレーターの運転設定を誤り、本来は上り方向にすべきところ、事故当時は逆向きになっていたことが原因という。
市によると、事故の起きたエスカレーターは、JR姫路駅と路線バス乗り場や山陽姫路駅を結ぶ連絡デッキにつながっている。
長さ約20メートル。
2基が並び、地上から見て左側が上り、右側が下りと決まっていた。
夜間は運転を停止し、一帯の管理を委託している業者が毎朝起動作業を行っている。
上り下りの設定は、エスカレーターにある操作盤で切り替えられるといい、事故当日の午前6時に起動する際、委託業者社員の思い込みで運転方向を左右逆にしたという。
男性は、本来上りである左側のエスカレーターに乗ろうとしたところ転倒。
その後、市に連絡したことで設定ミスが判明し、約5時間後の午前11時前に正しい方向に改められた。
市産業振興課は、「起動後に別の社員による確認を徹底するなど、再発防止に努める」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c824313b65ca283507324705bd859834b2491a7
(ブログ者コメント)
〇なぜ、左が下りだと思い込んだのだろうか?
ほとんどの施設では、2つ並んだエスカレーターの場合、左が上りになっていると思うのだが・・・。
操作盤の表示に、思い込みを誘発する要因でもあったのだろうか?
〇ブログ者がエスカレーターに乗る場面を思い出してみたところ、ステップを踏み外さないよう、ちゃんとステップの動きを見るようにしていた。
今回転倒した男性、スマホでも見ていたのだろうか?
2022年7月24日付で伊賀タウン情報YOUから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月24日午前11時ごろ、三重県伊賀市ゆめが丘7丁目にある照明器具製造工場の3階建て倉庫内で、前日から点検のために訪れていたエレベーターメーカー社員の男性(54)=津市=が、資材運搬用エレベーターのかごの下敷きになっているのが見つかった。
男性は同日午後に救出されたが、死亡が確認された。
伊賀署によると、男性は23日昼に工場を訪問し、1人で定期点検を開始。
24日になっても「点検中」の表示があるのを工場の警備員が不審に思い、メーカーに連絡。
通報を受けて駆け付けた救急隊員が、1階に下がっていたエレベーターのかご(高さ約2・8メートル、幅・奥行き約3メートル)の下から、仰向け状態の男性を発見したという。
亡くなった男性は、エレベーターの点検歴が15年ほどで、普段から1人で点検を任されていた。
エレベーターを吊り下げるワイヤは切れておらず、同署で事故の原因などを調べている。
https://www.iga-younet.co.jp/2022/07/24/61044/
7月25日6時29分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、エレベーターに不具合は見当たらなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
青井さんは23日午後0時半ごろから、月1回のエレベーターの定期点検を1人で行っていたということです。
エレベーターに不具合は見当たらず、カゴとリールをつなぐケーブルも切れていなかったということで、警察は何らかの作業ミスでエレベーターが落下したとみて、事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/533b9a3335b113b0c0bd13816fdc4f1316cd85a6
2022年7月20日6時33分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日夜、愛知県豊田市の中学校で給食配膳用のエレベーターのカゴが4階から落下し、1階で作業をしていた59歳の男性作業員に衝突し、まもなく死亡しました。
19日午後7時ごろ、豊田市立浄水中学校で「エレベーターが落下して作業員が挟まれた」と教員から119番通報がありました。
警察によりますと、給食配膳用のエレベーターの調整作業中、4階付近にあったエレベーターのカゴが落下し、1階部分で作業をしていた男性に衝突しました。
この事故で、名古屋市中川区の会社員、菅生さん(59)が下敷きになり、病院に搬送されましたが、死亡しました。
菅生さんはエレベーターに不具合があったため、もう1人の作業員と部品の交換作業に当たっていたということで、警察は事故原因などを詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/26538b244d9c256d69be107be77dbcee8e253eac
7月20日10時49分に読売新聞からは、巻き上げ機などを交換後、調整作業をしていた、カゴを固定せず作業していたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
豊田署の発表によると、当時、菅生さんは他の作業員と2人で巻き上げ機などを交換し、1階配膳室の昇降路内で調整作業をしていたところ、4階付近にあったエレベーター(高さ約1メートル20、幅約86センチ、奥行き約1メートル38)が落ちてきたという。
エレベーターを固定せずに作業していたとみられ、同署が原因を調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220720-OYT1T50138/
7月20日11時23分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、同僚が4階でエレベーターを固定する作業をしていた時に事故が起きたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故は、菅生さんの同僚が4階でエレベーターを固定する作業中に起きたとみられていて、警察が詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/43657587ed62768da2ffecbf8dd3d0a651d32ec2
7月20日16時0分に中日新聞からは、メインロープも交換していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
菅生さんは当時、同僚と二人で作業中で、エレベーターの巻き上げ機とメインロープの交換に携わっていた。
同僚は四階にいた。
同校の教員が一一九番したという。
https://www.chunichi.co.jp/article/511648
(ブログ者コメント)
報道を総合して考えると、同僚が4階でカゴを固定したことを確認しないまま、1階で作業し始めた・・・ということかもしれない。
2022年5月6日16時59分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後4時まえ、台東区・寿の地上5階・地下2階建てのビルの解体現場でエレベーターが落下する事故がありました。
警視庁などによりますと、ビルの地下1階で50代の男性作業員がエレベーターの天井部分に立ち、壁のアスベストを除去する作業の準備をしていたところ、エレベーターを吊っていたワイヤーが何らかの事情で突然外れたということです。
そのままエレベーターは地下2階に落下し、外れたワイヤーと部品が男性作業員の体にぶつかり、左腕を切断するなどして意識不明の状態で病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。
警視庁などが事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4db1cf4840ba92131c3aec127199a35030dc720
5月6日21時37分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、現場ではエレベーターのワイヤーを切る作業が行われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
午後4時前、東京・台東区のビルの解体工事現場で、「人がエレベーターの下敷きになっている」と119番通報がありました。
東京消防庁によりますと、作業員の男性が落下したエレベーターの下敷きになり、左腕が切断され、意識不明の重体となったが、搬送先の病院で死亡したという。
現場ではエレベーターのワイヤーを切る作業が行われていて、ワイヤーが切れた際、男性もエレベーターと一緒に下に転落したとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/231c2ff88bcd4843c183ec3af847b98ef96968f8
5月6日21時37分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、エレベーターでの作業は死亡した作業員1人で行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
蔵前署によると、男性は地下1階でエレベーターの天井の上に乗り、壁に含まれたアスベスト(石綿)の除去作業をしていた。
作業中に誤ってエレベーターをつるすワイヤを切断した可能性があり、地下2階に落下して切断されたワイヤが左腕に当たるなどしたという。
解体工事現場では9人が作業していたが、エレベーターでの作業は男性が1人で行っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aaf9b99d91828647cd3766d3c8fb531103e8deec
5月6日19時24分に朝日新聞からは、死亡した作業員はかごの上に乗ってワイヤーを外す作業をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
蔵前署によると、ビル地下1階で50代の男性作業員がエレベーターのかごの上に乗って作業していたところ、何らかの原因でエレベーターごと地下2階まで落下。
男性は上から落ちてきたワイヤなどが当たって左腕に大けがを負い、意識不明の状態で病院に搬送されたが、死亡が確認された。
男性は、エレベーターをつるすワイヤを外す作業をしていたという。
現場は都営大江戸線蔵前駅から北に約260メートルの住宅街。
https://www.asahi.com/articles/ASQ566FLGQ56UTIL02Y.html
5月6日20時28分に読売新聞からは、死亡した作業員はアスベスト除去のための足場作りを行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後3時55分頃、東京都台東区寿の解体工事中の5階建てビルで、地下1階で止まっていたエレベーターが突然、同2階まで落下した。
この際、上方から落ちてきたワイヤと部品が、エレベーター上にいた50歳代の男性作業員にぶつかり、男性は体全体を強く打って、搬送先の病院で死亡した。
蔵前署幹部によると、男性は当時、壁のアスベストを除去するための足場作りを1人で行っていたという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220506-OYT1T50185/
2022年4月21日6時39分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後、岐阜市の立体駐車場で作業員の男性が上昇した車用のエレベーターから転落し死亡しました。
20日正午ごろ、岐阜市県町の立体駐車場・Mガレージで「同僚がエレベーターから落ちた」と駐車場の管理会社から消防に連絡がありました。
警察によりますと、Mガレージの管理会社の作業員・山本さん(73)が駐車状況を確認する作業をしていたところ、何らかの原因で車用のエレベーターが上昇し、転落したということです。
山本さんは市内の病院に搬送されましたが、全身を強く打っていて、まもなく死亡しました。
山本さんは1人で駐車場内に入り作業をしていたということで、警察は業務上過失致死の疑いもあるとみて、作業時のマニュアルや事故当時の状況について詳しく捜査しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4baad9d8cc1695a621dc0dc5b7a155b26e611350
4月20日20時50分に岐阜新聞からは、収容車の台数を数えていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日正午ごろ、岐阜市県町の立体駐車場で作業をしていた駐車場管理会社の社員の男性(73)=同市桜木町=が、上昇した車用のエレベーターから転落した。
市内の病院に搬送されたが、外傷性ショックと多発外傷で間もなく死亡した。
岐阜中署などによると、男性は収容車の台数を数える作業をしていた。
1階で作業中、立ち入ったエレベーターが上昇したため、バランスを失い転落したとみられる。
同僚が119番した。
署は詳しい事故原因を調べている。
2022年4月15日18時5分にYAHOOニュース(ABCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東大阪市の工場で、15日、従業員の男性がエレベーターの下敷きになり死亡しました。
15日午前9時半ごろ、若江東町2丁目にあるプラスチック製品を製造する「K工業」の工場内で、「男性が業務用エレベーターに挟まれている」と従業員から消防に通報がありました。
約5分後に救急隊が駆け付けたところ、この工場で働く松浦さん(40)が、重さ500キロ以上ある資材運搬用のエレベーターの下敷きになっていました。
松浦さんは心肺停止の状態で搬送され、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、事故の前、従業員が空のエレベーターを2階から1階に降ろしていたところ、1階の床から約170センチの高さで突然停止。
工場内のカメラには、その後、松浦さんがエレベーターの下に入っていく様子が映っていて、点検中に何らかの原因でエレベーターが落ちたとみられています。
警察は、詳しい事故の原因を調べるとともに、会社の安全管理に問題がなかったか捜査する方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7abcbd6163d588d9eaaccdfd7577d90c1cb65486
(2022年9月6日 修正1 ;追記)
2022年9月5日21時31分に産経新聞からは、エレベーターは安全装置が機能していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東大阪労働基準監督署は5日、エレベーターの安全対策を怠ったとして労働安全衛生法違反の疑いで、大阪府東大阪市のプラスチック製品製造業「K工業」と同社の工場長を書類送検した。
このエレベーターが落下し、男性従業員が死亡する事故が4月に起きていた。
書類送検容疑は4月15日、法令で定める安全装置が機能していない資材運搬用エレベーターで従業員に荷物を運搬させたとしている。
同署などによると、エレベーターが下降中、1階の手前で停止。
メンテナンスを担当していた男性従業員がかごと床の隙間に入り込んだ際にかごが落下し、全身を強く打って死亡した。
https://www.sankei.com/article/20220905-3EPKEO2JOVMIPM7LUOPH5KWF2A/
2022年3月31日20時23分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・銀座のビル建設現場で31日、工事用のエレベーターが10階から落下し、作業員の男性1人が死亡しました。
31日午後4時すぎ、警察官や救急隊員がブルーシートを広げ、救急車へと搬送するなど、現場は騒然としていました。
事故が起きたのは、ビルも多く立ち並ぶ東京・銀座です。
記者 :
「31日午後4時前、ビルの建設工事現場で突然、エレベーターが10階から1階に落下したということです」
警視庁などによると、現場では11階建てのビルを建設中で、落下した工事用のエレベーターには、40代くらいの作業員の男性1人が乗っていたということです。
ビルの真横で働いていたという男性は――
事故現場の隣で働く男性 :
「最初はガス爆発したのかと思ったくらいの『ドン』という音でした」
現場近くにいた人 :
「突然ガシャーンっていう音。救急車やら消防車が来て、はじめて事故があったんだなって」
落下したエレベーターに乗っていた男性は病院に搬送されましたが、死亡が確認されたということです。
警視庁などが詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddcff314442bd4fba55822a5b0eb952b88114df5
3月31日18時58分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、建築資材などを運ぶための仮設エレベーターが落下したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・銀座の建築現場で工事用のエレベーターが10階から1階に落下しました。
中に人がいたということです。
最新の情報では、落下したエレベーターに乗っていたのは40代くらいの男性作業員で、死亡が確認されました。
また、当時、事故現場で作業していた男性に話を聞きますと、ドカーンという音で上から物が落ちてきて大きな火花が散ったと話しています。
警視庁などによりますと、31日午後3時45分ごろ、中央区銀座1丁目の11階建てビルの新築工事現場で「エレベーターが落下し、中に人が閉じ込められている」と通報がありました。
エレベーターは10階くらいの高さから1階に落ちたということです。
エレベーターに乗っていたのは40代くらいの男性作業員で、意識不明の状態で救助され病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
落下したのは建築資材などを運ぶための仮設エレベーターで、作業をしていた2人のうち1人がエレベーターの中にいたということです。
このビルは飲食店が入る予定で、高さはおよそ50メートルあり、今年1月に着工し、9月に完了予定でした。
エレベーターがなぜ落下したのかなど、警視庁が当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/37895e8b7bbdd120377dcc3a40f8d14ccd356b53
4月1日0時47分にTBS NEWSからは、エレベーターを上下に動かすためのレールを上の階に伸ばす作業中にレールが外れたらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きのう午後4時前、中央区・銀座の11階建てビルの建設現場で工事用のエレベーターがおよそ40メートルの高さから地上に落下しました。
警視庁によりますと、この直前に工事用エレベーターを上下に動かすためのレールを10階から11階に伸ばす作業が行われていたということです。
その最中にレールが何らかの原因で外れたとみられ、エレベーターが地上に落下。
中で作業をしていた塚田さん(49)が全身を強く打ち、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6010836.htm
(ブログ者コメント)
資材を出し入れするために内部に入っていた?
詳細不明だが、荷物用エレベーターの内部に人が入ることは禁止されている。
2022年1月27日17時52分にYAHOOニュース(サンテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2019年、神戸市兵庫区のビルでエレベーターを点検中に、男性従業員が重りの下敷きになって死亡した事故で、遺族が1月27日、勤務先の会社などに対し、およそ1億6000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは、事故で夫(当時48)を亡くした妻の直子さん(49)ら遺族の4人です。
この事故は2019年2月、神戸市兵庫区にあるビルで、当時、日立ビルシステムに勤務していた義幸さんが点検作業をしていたところ、別の従業員が誤ってエレベーターのかごを高速で動かし、上から降りてきた重りに義幸さんが頭部を挟まれて死亡したものです。
遺族は、会社が安全配慮義務を怠ったなどとして、日立ビルシステムと、当時一緒に作業をしていた従業員に対し、合わせておよそ1億6000万円の損害賠償を求めています。
日立ビルシステムは、「訴状が届いていないので、コメントできない」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/47a0b22a893ac1f2bd29fbd1568387984917f8ba
1月27日21時38分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、社内規定では高速運転厳禁になっていた、妻は保守点検員の命が尊重されるよう業界全体の問題として社会に提起したいと語ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸市兵庫区で2019年、エレベーターの点検中に男性が機械に挟まれて死亡する事故があり、尼崎市に住む遺族が27日、勤務先だった日立ビルシステム(東京)と当時の同僚の男性を相手に、安全配慮義務を怠ったとして約1億6千万円の損害賠償を求める訴訟を神戸地裁に起こした。
亡くなったのは同社の社員だったHさん=当時(48)。
訴状によると、事故は19年2月15日に神戸市兵庫区内のビルで発生。
一緒にエレベーターの点検作業をしていた同僚の男性が、かごを高速で上昇させ、昇降路にいたHさんは下降してきた「釣り合い重り」に挟まれて死亡した。
原告は、同僚男性は安全確認が不十分なまま運転し、同社は高速運転を厳禁とする社内規定の周知徹底を怠ったなどとしている。
20年9月、神戸東労働基準監督署に労災認定された。
兵庫県警は業務上過失致死容疑で同僚男性を書類送検したが、神戸地検は不起訴処分としている。
提訴後、妻の直子さん(49)が神戸市内で会見。
全国で類似の労災事故が続いているとし、「保守点検員の命が尊重されるよう、業界全体の問題として社会に提起したい」と語った。
同社は「訴状が届いておらずコメントできない」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ea85af4712cc2efb5f4089134ed71b772f4bf99
(ブログ者コメント)
上記サンテレビの映像によれば、ビルは4階建て。
2021年12月15日付で毎日新聞東京版から下記趣旨の記事が、エレベーター内で地震に遭った場合の対応説明図付きでネット配信されていた。
10月、東京23区で10年半ぶりに震度5強の地震があり、過去の震災の記憶がよみがえった人も多いだろう。
首都直下地震や南海トラフ地震で懸念されながらも、利用者による対策は進んでおらず、盲点になっているのが、エレベーター内に閉じ込められる問題だ。
閉じ込めに遭遇したら、どうすべきなのか。
日本エレベーター協会によると、全国のエレベーターの台数は今年3月現在、77万2715基。
マンションなどが多い都市部で大地震が起きると、閉じ込めが発生しやすい。
2018年の大阪北部地震では、大阪など11府県で約6万3000基が停止。
うち5府県の346基で閉じ込めがあった。
今年10月に東京都と埼玉県で震度5強を観測した地震では、首都圏を中心に約7万8000基が止まった。
夜間で利用者が少なかったことなどから、閉じ込めは25基にとどまったものの、国の中央防災会議が13年に公表した首都直下地震での想定では、閉じ込めの被災者は「最大約1万7400人」となっている。
なぜ、閉じ込めが起きるのか。
大きな揺れにより、エレベーターのかごがレールから外れるなどのトラブルが起きたり、階の途中で安全装置が働いたりするからだ。
これを避けるため、揺れを検知すると最寄りの階に自動停止して乗客を逃がす「地震時管制運転装置」の設置などが09年、建築基準法施行令で義務づけられた。
日本エレベーター協会によると、全国約77万基のうち、約59万基にこの装置が設置された。
最近では、一旦閉じ込められても、異常がなければ再び動き出し、最寄り階で乗客を逃がす機能が付いたものもある。
それでも、地震によっては、閉じ込めが防げない場合がある。
地震は、振幅が小さく小刻みに揺れる初期微動(P波)の後に、被害をもたらす強い揺れの主要動(S波)が来る。
この装置は、P波を検知すると最寄り階にエレベーターのかごを停止させて、乗客を逃がす仕組みだ。
ところが、震源が近く、最寄り階に到着する前にS波に襲われると、かごが止まってしまう。
また、地震の性質にかかわらず、エレベーターに予備電源がないと、停電が閉じ込めの原因になることもある。
「震源の浅い直下型地震では、震源地から45キロ圏内で震度5強以上の揺れだと、装置があっても閉じ込められる可能性は高い」と、防災対策を進める民間のグループ「災害対策研究会」の釜石事務局長は指摘する。
大阪北部地震の震源は都市部で浅かったこともあり、139基は、この装置を備えていたのに閉じ込めがあった。
全体(346基)の4割に上る。
地震大国でエレベーターに乗っていたら、いつ閉じ込めに遭ってもおかしくない。
だが、マンションを中心に、対応は進んでいない。
閉じ込められた人の救出は、エレベーター保守会社の保守員や消防のレスキュー隊員に任せるのが大前提になっている。
住民による救出活動は2次災害につながる危険性があるためで、それゆえ、住民参加の救出訓練に及び腰の保守会社は多い。
ある大手保守会社の保守員は、「住民による訓練はほとんど聞いたことがない」と明かす。
地震の被害状況によっては、保守会社やレスキュー隊員が駆けつけられない恐れがある。
釜石事務局長は、こうした現状に危機感を持ち、各地の講演会で住民参加の訓練の必要性を訴える。
「住民同士で訓練の必要性や危険性について十分議論し、訓練の実施に向け保守会社と粘り強く交渉してほしい」
【全ての階のボタン押して】
一方、エレベーターの中で大きな揺れがあった場合、どうすればいいのか。
エレベーター保守会社「i-tec24(アイテックツーフォー)」(東京都世田谷区)の吉村専務が教えてくれた。
全国約77万基のうち約18万基には、揺れを検知すると最寄りの階に自動停止する装置が付いていない。
ただ、地震に遭った時、自分がたまたま乗っていたエレベーターにこの装置が付いているかは分からない。
「やってほしいのは、揺れを感じた直後に、全ての階のボタンを押すことです」。
すると、どこかの階に止まって扉が開くかもしれないからだ。
そうしたら、速やかに外へ避難できる。
その後、揺れが大きいと扉が閉まって、保守会社の保守員が点検するまで停止状態になる。
もし、正しい位置で停止した後、扉が閉じて避難し損ねても、焦る必要はない。
エレベーター内の「開」のボタンを押せば開くからだ。
外のボタンを押しても開けられない。
もし、外に出られなかった場合は、できるだけ早く外に知らせることが重要だ。
覚知が早いほど、救出が早まる可能性は高い。
11年の東日本大震災では、覚知までに80分ほどかかった事例があった。
マンションだと、エレベーター内のインターホンのボタンを押すと、管理人室や保守会社などにつながる。
つながらなければ、携帯電話で連絡してもいい。
吉村専務は、「連絡がつけば、保守員は必ず復旧に向かうので、慌てずに救助を待ってほしい。密室で不安になると思うが、閉じ込め自体でけがをすることはほとんどなく、酸欠などの心配もない」と話す。
家族や知人が閉じ込められたら、どうすればいいのか。
その場合、インターホンや携帯電話がつながれば、「中は安全だ」と伝えた上で状況を聞き取り、保守会社や消防のレスキュー隊に救助を求めると、よりスムーズな救出につながる。
【主な地震でのエレベーターの閉じ込め件数】
2011年 3月 東日本大震災 210件
16年 4月 熊本地震 54件
18年 6月 大阪北部地震 346件
21年 10月 東京都と埼玉県で震度5強を観測
した地震 25件
※国土交通省などへの取材に基づき作成
https://mainichi.jp/articles/20211215/ddm/012/040/078000c
2021年11月25日21時11分にYAHOOニュース(神奈川新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前11時ごろ、神奈川県南足柄市関本の南足柄市役所で作業中のゴンドラが落下した、と119番通報があった。
ゴンドラに乗っていた藤沢市在住の自営業の男性(30)が腰の骨を折るなどの重傷を負い、ゴンドラのワイヤに接触した綾瀬市の自営業の男性(30)が腰に軽いけがを負った。
松田署によると、同日同8時半ごろから、4人の作業員が2人ずつ2台のゴンドラに乗車し、庁舎のネジの交換作業に当たっていた。
綾瀬市の男性が庁舎屋上でゴンドラを降車後、ゴンドラのワイヤを固定していた庁舎設置のアンカーが抜け、ゴンドラは庁舎屋上から正面玄関の屋根部分まで、約9メートル落下した。
もう1台のゴンドラも地上1メートル付近から落下したが、作業員2人にけがはなかった。
署が事故原因を調べている。
市管財契約課によると、市では今年9月から来年1月中旬まで、庁舎や天井などの防水工事を行っており、ネジの交換作業はこの日から実施していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1c49827eb55e553d08212997c8093d0c9c03032
11月25日23時29分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
作業用のゴンドラが落下し、男性作業員2人がけがをしました。
25日午前11時すぎ、神奈川県南足柄市の職員から、「市役所で作業をしていた人が屋根に落ちて倒れている」と119番通報がありました。
警察などによりますと、市役所の窓の防水作業をしていたゴンドラが高さ10メートルの場所から6メートルほど下の屋根の上に落下していました。
乗っていた30代の男性作業員がけがをしたほか、直前にゴンドラを降りた20代の男性作業員も外れたワイヤが直撃し、けがをしました。
いずれも命に別状はないということです。
警察が事故原因について調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4a9dc83d3588c818311b820e5f73aa85f108fe4
2021年8月24日19時38分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島市の高層ビルで清掃作業員2人が乗ったゴンドラが宙づりになりました。
JR広島駅前の一等地に建つ52階建ての高層ビル。
警察や消防などが出動し、騒然とした事態になりました。
午前11時半ごろ、「清掃作業中のゴンドラが回転し、宙づり状態になっている」と付近の人から消防に通報がありました。
ゴンドラが宙づりになったのは25階付近です。
30代の男性作業員2人を乗せた状態で風にあおられ、揺れ続けます。
消防がビル側から救助に当たります。
目撃した人:
「上見上げたらゴンドラが止まっていて、しかも人が乗って
いて風が強かったんですよ。これはよっぽど怖いなと。
揺れるし、高いし」
通報から約1時間後、作業員2人はゴンドラの衝突で割れた窓から救助されました。
1人が軽傷だということです。
広島市中区では、午前11時頃に最大瞬間風速14.7メートルを記録していました。
通報によると、事故当時も強い風が吹き、ゴンドラは風にあおられていたといいます。
消防は、ゴンドラの設置業者とともに、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ea88f83ece099cbc881adaf50290c11c9b61e1c
8月24日12時19分にYAHOOニュース(テレビ新広島)からは、ゴンドラ内の作業員は窓の付近を手で持ち、ゴンドラが揺れたりしないようにしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防は救助工作車など8台を出動させ、ゴンドラにいる清掃員2人の救助活動を行いました。
ゴンドラはビルから垂直に飛び出した格好となり、また、ゴンドラを吊り下げるワイヤーは、途中で交差した状態でした。
ゴンドラの中にいる作業員が窓の付近を手で持ち、ゴンドラが建物から離れたり揺れたりしないようにした状態が続き、時折、ゴンドラが風で揺れる様子も見られましたが、通報からおよそ1時間後に、消防隊員が建物の窓から作業員を救助しました。
この事故で、警察と消防は現場付近の道路を一部規制しました。
このビルはJR広島駅南口すぐそばにある高層ビルで、周囲は普段から人通りの多い場所です。
なお、ビルの下層、中層階は店舗やホテルで、上層階はマンションになっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2810f0c6fd0eae331bf77d9321f5c887aad902c6
8月24日15時52分にNHK広島からは、ゴンドラが回転してビルの窓ガラスを割ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前11時半ごろ、広島市南区松原町のJR広島駅前にあるマンションなどが入る高層ビルで「作業員が乗るゴンドラが回転しビルの窓ガラスを割って、宙づりになっている」と、ビルの管理会社から消防に通報がありました。
警察によりますと、ゴンドラには30代の男性作業員2人がビルの清掃をするために乗っていて、52階建てのビル25階付近、地上およそ100メートルの高さで動かなくなったということです。
ゴンドラは、およそ1時間にわたって宙づりの状態になっていましたが、消防隊がビルの25階付近のガラスを割るなどして、午後0時40分に2人を救助しました。
この事故で、1人が指を切る軽いけがをしました。
このマンションに住む40代の男性は、「当時は風が強く、ゴンドラがかなりゆれていた。今までにこのようなことはなかった」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20210824/4000013936.html
(ブログ者コメント)
日本クレーン協会のHPには、ゴンドラの安全対策について、以下の記述がある。
『可搬型ゴンドラの安全作業のポイント』
・・・・・
4.ゴンドラ使用時の注意事項
・・・
⑥ 強風,大雨,大雪などの悪天候時*には作業を行っては
ならない。
* 悪天候:強風とは10分間の平均風速が毎秒10m以上
大雨とは一降りの降雨量が50mm 以上
大雪とは一降りの積雪量が25cm 以上
・・・・・
http://www.cranenet.or.jp/susume/susume09_04.html
2021年6月21日19時55分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
重さ100キロを超える荷物用のエレベーターが3階から落下しましたが、作業中の男性は命に別条はありませんでした。
騒然とする事故現場。
119番通報 「荷物エレベーターが落下し、作業員1人が挟まれている」
事故があったのは21日午前、台東区にある5階建てビル。
警視庁によりますと、40代の男性作業員が1階部分で、古くなった荷物用エレベーターの取りかえ作業を行っていたといいます。
120センチほどの脚立の上で作業していたという男性。
すると3階部分から、重さ100キロを超えるエレベーターが落下してきたといいます。
しかし、右足などにケガをしただけで済んだという男性。
どのようにして、一命をとりとめたのでしょうか。
男性は、箱が落ちてくる前に脚立脇の隙間に落下したため、エレベーターの下敷きにならずに済んだといいます。
現場では、なぜ事故が起きたのか。
通常、取りかえは、エレベーターが落ちてこないように固定した上で、作業を行うといいます。
しかし、男性は作業の手順を間違え、固定する前にエレベーターのワイヤを切ってしまったため、エレベーターが落下したということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4aac7d5c269c7bbbec75d0c0565c31830edd0cd
2021年5月26日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知・刈谷労働基準監督署は、構造規格に適合しないエレベーターを使用したとして、自動車部品製造業のT社(愛知県碧南市)と同社専務取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で名古屋地検岡崎支部に書類送検した。
労働者2人が大腿骨などを骨折する労働災害が発生している。
労災は令和2年9月に、同社北工場で発生した。
エレベーターを用いて荷を工場の3階から1階に運搬していたところ、搬器が突然停止した。
状態を確認しようと労働者2人が2階の昇降路の扉を開けて確認した際、突然、再度降下した搬器に挟まれている。
安衛法ではエレベーターについて、搬器が昇降路の出入口の戸の位置に停止していない場合には、カギを用いなければ外から戸が開かないようにする装置を備えるものでなければ使用してはならないと規定している。
災害発生当時、エレベーターには該当する装置が設置されていなかった。
愛知県内におけるエレベーターおよびリフトに関する労災は、直近10年で平均した致死率が7.22%で、休業4日以上の全労災の致死率0.73%と比べて高くなっている。
https://www.rodo.co.jp/column/105909/
2021年4月26日17時13分にYAHOOニュース(中京テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前9時半ごろ、名古屋市千種区の貸衣装店でエレベーターの修理作業中にエレベーターが落下し、1階部分で部品交換の作業をしていたベトナム国籍で愛知県稲沢市の会社員、ファンさん(30)が下敷きになりました。
警察と消防によりますと、ファンさんは約15分後に救出され病院に搬送されましたが、頭などを打っていて意識不明の重体です。
当時、4人で作業を行っていたということで、警察が事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/66ab382a1c2a18213f2e294941b44902ae8635f8
4月26日16時53分に読売新聞からは、荷物運搬用のエレベーターだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前9時25分頃、名古屋市千種区今池の5階建てビルで、「作業員がエレベーターの下敷きになっている」と119番があった。
消防が荷物運搬用エレベーターの下から30歳くらいの男性作業員を救助したが、男性は意識不明の重体。
愛知県警千種署によると、男性は1階で部品の交換作業中だった。
約1メートル50センチ四方のエレベーターが何らかの原因で上層階から落下したとみられ、同署が原因を調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210426-OYT1T50163/
2021年4月22日17時58分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後0時半ごろ、習志野市津田沼の飲食店などが入る商業ビルで「女性がマンホールの下に落ちた」と通報がありました。
警察と消防が駆けつけると、50代の女性がビルの1階部分のエレベーターホールの床にある水道設備の点検口から3メートルほど下に転落していて、すぐに救助されました。
女性は足や腕にけがをしましたが、命に別状はないということです。
警察によりますと、点検口は1メートル四方で、エレベーターを降りるとすぐ目の前にあり、ふだんはふたがしてありますが、当時は点検のために開けられていたいうことです。
点検口の近くには作業員がいたということで、警察は安全管理が適切に行われていたのかなど詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20210422/1080014300.html
2021年3月2日12時21分にYAHOOニュース(長崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東彼・川棚町の食品会社の工場内で1日夕方、社員の男性が簡易リフトに首を挟まれる事故がありました。
男性は意識不明の重体で病院に救急搬送されました。
警察によりますと1日午後5時頃、東彼・川棚町百津郷のO食品工業の工場内で、社員の山口さん(男性、52歳)が、1階と2階の間で資材などを運ぶための簡易リフトの天井と金属製の防護柵に首を挟まれました。
同じ工場内で作業をしていた別の従業員が首を挟まれ意識がない山口さんを見つけ消防に通報。
山口さんは大村市内の病院に救急搬送されました。
警察によりますと、山口さんは事故当時、2階にあった簡易リフトを1階に下ろす作業をしていたということで、警察が事故の原因などを詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/54f9cccbb3457345f9484231671c79d7aa2ab41d
3月2日12時36分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、下を覗き込んだ際に昇降機が下りてきた可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東彼・川棚町の食品加工会社の工場で1日、作業中の男性が 運搬用の昇降機に首を挟まれる事故がありました。
男性は意識不明の重体です。
事故があったのは東彼・川棚町で、豆腐などを作るO食品工業の工場です。
警察や消防によりますと、1日午後5時すぎ、従業員の山口さん(52)が運搬用の昇降機に首を挟まれているのを同僚が発見し、119番通報しました。
山口さんは大村市内の病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
昇降機には、高さ約1メートル30センチの防護柵が設置されていましたが、警察は、山口さんが下をのぞき込んだ際に、昇降機が下りてきた可能性もあるとみて、詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c066db3cfb948d683dd25be3ecd7c663baa16243
2020年12月13日1時3分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後4時前、浦安市富岡の12階建てマンションで「ゴンドラが傾いて人が落ちた」と通行人から110番通報がありました。
警察によりますと、マンションの11階から12階の間で、男性作業員2人がゴンドラに乗り、窓枠の交換作業をしていたところ、ゴンドラが傾き、1人がマンションの下に転落したということです。
男性は千葉市稲毛区のガラス工事業、鶴岡さん(49)で、病院に搬送されましたが、およそ40分後に死亡が確認されました。
もう1人の男性は自力でゴンドラから脱出し、けがはありませんでした。
警察は助かった男性から話を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f20b08c90655d0f7c8cd3b9d2f19eb474fc3d99
12月13日5時0分に千葉日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後3時55分ごろ、浦安市富岡3の12階建てマンションで、窓枠交換の準備作業を行っていた年齢不詳の男性がゴンドラから転落し、市内の病院で死亡が確認された。
浦安署によると、通行人の女性から「ゴンドラのケーブルが切れてぶら下がり、人が落ちた」と110番通報があった。
当時は11階と12階の間にゴンドラが宙づりになっていたという。
男性は機械式のゴンドラに乗り、2人組で窓枠のシーリング材を取り外す作業を行っていたが、何らかの原因でゴンドラが傾き、マンション敷地内の芝生に落下したとみられる。
一緒に作業していた男性は自力で脱出し無事だった。
同署は、死亡した男性の身元や詳しい状況を調べている。
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/747638
2020年11月6日18時2分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後1時半ごろ、高松市屋島西町にあるホームセンター、「Nジョイ屋島店」の従業員から「転倒した高齢の女性がいる」と通報がありました。
警察によりますと、このホームセンターでは通報の直前に3階建ての建物の1階から2階に向かうエスカレーターが急停止し、上から5段目のあたりにいた79歳の男性と76歳の女性の2人がバランスを崩して足に軽いけがをしたほか、下から2段目のあたりにいた85歳の女性も後ろに倒れて頭にけがをしたということです。
会社やメーカーによりますと、このエスカレーターは建物がスーパーとして利用されていた23年前に設置されたということで、現在は毎月1回点検が行われ、先月27日の点検でも異常は確認されなかったということです。
このエスカレーターは、強い衝撃が加わった場合に安全装置が働く仕組みになっているということで、警察がトラブルの原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20201106/8030008413.html
2020年9月30日18時30分にYAHOOニュース(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日朝、大阪メトロ「天王寺駅」で3歳の男の子がエスカレーターに手首を挟まれる事故がありました。
男の子は約20分後に救出されましたが、手首にケガをしました。
【記者リポート】
「男の子はJRと大阪メトロを結ぶ、こちらのエスカレーターで転び、手を挟みました」
午前9時50分ごろ、大阪メトロ「天王寺駅」で「男の子がエスカレーターに挟まっている」と通りかかった人から消防に通報がありました。
消防などによると、3歳の男の子が母親と歩いていたところ、駅の下りエスカレーターに乗りこむ際に転倒し、右手首がステップと側面部分との間に挟まれたということです。
エスカレーターは自動的に緊急停止し、男の子は約20分後に救出されました。
男の子は右手首にけがをして病院で治療を受けています。
大阪メトロによると、事故があったエスカレーターのステップと側面部分との間には3.5ミリほどの隙間しかなく、欠損や不具合などもないということで、事故が起きた原因を詳しく調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/79eb516d1b78d530e59d8fbb6b865714b223126c
9月30日12時4分にYAHOOニュース(読売テレビ)からは、通常は2mmの隙間で、駆け下りようとして転倒したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は、JR天王寺駅と大阪メトロ天王寺駅を結ぶ下りエスカレーターで、消防などによると、午前9時50分ごろ、「子供が挟まれて動けない」と119番通報があった。
挟まれたのは3歳の男の子で、駆け下りようとして転倒し、通常は2ミリの隙間に、右手の手先から腕にかけて挟まれたという。
エスカレーターは自動で止まり、男の子は約30分後に助け出された。
けがの程度はわかっていないが、意識はあり、命に別条はないという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9c9aa5394abd92f60f6a556bb95cf84b0c95528
9月30日13時4分に産経新聞からは踏み段脇の隙間に挟まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府警天王寺署や大阪メトロによると、男児は下りエスカレーターに乗った直後にバランスを崩して転倒し、右手が踏み段脇の隙間に挟まった。
エレベーターは直後に緊急停止。
男児は右の手首まで挟まっていたが、出血などはなかったという。
https://www.sankei.com/affairs/news/200930/afr2009300010-n1.html
(ブログ者コメント)
以下は、関西テレビ映像の2コマ。
2020年3月12日21時20分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後3時ごろ、横浜市旭区鶴ケ峰1丁目の商業施設のエスカレーターで、点検していたメンテナンス業者の男性(42)がエスカレーターに巻き込まれ、死亡する事故が起きた。
旭署が詳しい原因を調べている。
署によると、現場は施設1階と2階の間のエスカレーターで、男性は点検作業のため停止させた上で、一人で作業中だった。
エスカレーターが何らかの原因で動き出し、男性が巻き込まれたとみられるという。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-297447.html
3月13日0時39分にFNN PRIMEからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
午後3時ごろ、横浜市旭区の商業施設の1階と2階の間にあるエスカレーターで点検作業を行っていた藤沢市の会社員・高橋さん(男性、42歳)が、足から腹部付近までを巻き込まれ、その後、死亡が確認された。
警察によると、点検作業は高橋さん1人で行っていて、事故が起きる直前、高橋さんは2階で作業をしていたという。
https://www.fnn.jp/posts/00433772CX/202003130039_CX_CX
(ブログ者コメント)
以下は、FNN PRIME映像の1コマ。
事故が起きたエスカレーターだと思われる。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。