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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016225日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

22793分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

25日午前9時半ごろ、さいたま市岩槻区本町2丁目の3階建て雑居ビルでエレベーターが落下、点検作業をしていたエレベーター点検会社社員のKさん(男性、38歳)が下敷きになり、死亡した。

 

警察や消防によると、同10時すぎ、点検会社の男性社員から「エレベーターが落下した。点検中の作業員が下にいる」と119番があった。

消防が駆け付けると、Kさんがエレベーターの下敷きになり、既に死亡していたという。

 

エレベーターは貨物用で、幅1.5m、高さ2.1m、奥行き1.5m。

昨年末に異音を発する不具合が見つかり、昇降を休止していた。

 

この日午前、Kさんは営業担当の同僚とビルを訪れて1人でエレベーターの下部に入り、点検作業をしていた。

入居会社の社員が「ドスン」という音で事故に気付き、Kさんの同僚が119番した。

 

Kさんは、さいたま市浦和区に営業所があるエレベーターメンテナンス会社で点検業務を担当していた。

 

警察で、エレベーターが落下した原因や事故の経緯などを詳しく調べている。

 

出典URL

http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/02/26/02.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160225-OYT1T50172.html

 

 

 

 

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20162231155分に東日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

223735分にNHK東北NEWS WEBから、224日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

利府町の特別養護老人ホームでエレベーターの点検中に事故があり、作業していた男性が死亡した。

事故があったのは、利府町にある2階建ての特別養護老人ホーム。

 

警察によると、22日午後4時半ごろ、エレベーターを点検していた会社員の斎藤さん(男性、53歳)が、エレベーターが上下に動く空間の底にいたところ、下がってきた重りと床に設置されているバネの間に挟まっているのが発見された。

斎藤さんは塩釜市内の病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。

 

点検は2人1組で行っていて、エレベーターの半地下部分に入った斎藤さんと、かごに乗った同僚の男性が互いに声をかけあって作業を進めていた途中で、突然、斎藤さんの声が聞こえなくなったため、男性が様子を確認したところ、挟まって動けなくなっていたという。

 

警察は、安全管理上の問題が無かったかなどを調べている。

 

出典URL

http://www.khb-tv.co.jp/news/localNews/201602231200010.html

http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20160223/3112521.html

 

 

 

 

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201621133分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午前11時半ごろ、名古屋市熱田区熱田西町の名古屋国際会議場センチュリーホールで、70代の女性3人が下りエスカレーターで転倒した。

このうち、77歳と73歳の女性が重傷、72歳の女性が軽傷を負った。

エスカレーター自体に不具合があったかなどは不明で、警察などが、当時の状況や原因を調べている。

 

警察によると、最初に女性が転倒したのは、4階から3階へエスカレーターで降りた踊り場付近。

他の2人も、折り重なるように倒れた。

 

会場では集会が開かれており、3000人が参加。

事故直前に集会が終わり、参加者が一斉にエスカレーターに向かった。

 

エスカレーターを利用していた女性は、「いつもより流れが遅く感じられ、たくさんの人が乗っていたのがわかった。事故の時は、3階の踊り場に人がたまり始めたと思ったら、女性が次々と倒れていて驚いた」と話した。

 

同国際会議場は、市制100周年を記念して1989年に開かれた「世界デザイン博覧会」の際に整備された市の施設。

延べ床面積は7万2000m2で、市内最大規模の会議場。

事故のあったセンチュリーホールは3000人収容で、他に大小26の会議室などを備える。

 

同国際会議場のエスカレーターでは、デザイン博の会期中も事故が発生。

89年7月、団体見学の小学生が折り重なるように倒れ、36人が負傷した。

警察は、業務上過失傷害の疑いで主催者などを捜査したが、刑事責任を問うのは難しいと判断。書類送検を見送った経緯がある。

 

出典URL

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016020190115654.html 

 

 

212021分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午前11時半ごろ、名古屋市熱田区熱田西町の名古屋国際会議場で「エスカレーター付近で人が重なって倒れた」と119番があった。

消防によると、70代の女性3人が頭を打ち、けがをした。うち77歳と73歳の2人は重傷。

 

警察によると、4階から3階に下るエスカレーターに乗っていた女性3人が、3階の踊り場で降りる際に滞留し、後続の人たちに押されるような形で倒れたとみられるという。

 

同会議場によると、この日は会議場内の「センチュリーホール」で3000人規模の講演会が開かれていた。

市観光推進室によると、来場者の整理・誘導はイベント主催者に任せており、この日も主催者が警備員ら数人を配置していたという。

市は、会議場を休館などにせず、改めて口頭で注意喚起していく。

 

同会議場は、世界デザイン博覧会のテーマ館を転用して1990年4月に開館。

名古屋市では最大級の会議場で、同ホールのほか大小22の会議室などを備える。

 

デザイン博が開かれていた89年7月にも、小学生が別のエスカレーターで折り重なり、36人が重軽傷を負う事故があった。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20160202/k00/00m/040/059000c

 

 

 

 

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2016151812分にNHK横浜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

152121分に読売新聞から、16日付で毎日新聞神奈川版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午後1時ごろ、川崎市高津区のタイヤなどを販売する「S店」で、「点検中の業者がエレベーターに挟まれた」と消防に通報があった。


警察と消防が調べたところ、1階の作業場と3階の倉庫を結ぶ業務用のエレベーターで、天井部分と2階の入り口の間に上半身を挟まれた状態の男性を見つけた。
男性は千葉県船橋市の会社員(44)で、病院に運ばれたが、およそ1時間半後に死亡が確認された。


警察によると、エレベーターは幅1.2m、奥行き2m、高さ2.3mで、扉は手動式。

天井やドアがなく、男性は上半身をエレベーターの天井部分と扉に挟まれ、頭、右手などがエレベーターの外に出ていた。

エレベーターが作業中に上昇したとみられる。

 

男性は、5日午前11時半から1人でエレベーターの定期点検を行っていたということだが、作業終了の予定時間が過ぎたことを不審に思った店舗の従業員が様子を見に行ったところ、男性を見つけたという。


警察は、事故の原因を調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1054810381.html?t=1452026361532

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160105-OYT1T50118.html 

http://mainichi.jp/articles/20160106/ddl/k14/040/147000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの映像によれば、1階の昇降ボタンのすぐ上には、「点検中」という表示札が取り付けられている。

 

 

 

 

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20151217日付で毎日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

16日午後5時35分ごろ、東京都千代田区三崎町2のJR水道橋駅で、東口改札からホームに上がるエスカレーターの踏み段が突然破損して降り口の吸い込み口に入らなくなり、緊急停止するトラブルがあった。

踏み段は計9枚が破損したが、エスカレーターに乗っていた客にけがはなかった。

 

JR東日本東京支社などによると、壊れた9枚のうち最上段の踏み段が何らかの原因で割れて跳ね上がり、吸い込み口に入らなくなった。

これに後続の踏み段が次々とつかえたとみられる。

 

エスカレーターは建築基準法に準じた点検を月1回実施しているが、異常はなかったという。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20151217/ddm/041/040/141000c

 

 

 

 

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2015126日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午後1時15分ごろ、恵那市明智町の電気設備製造会社「A社」大久手工場で、貨物用リフトが落下。

リフトの整備をしていた同市のメンテナンス会社員の梅本さん(男性、42歳)が下敷きになり、死亡した。

整備に立ち会っていたA社社員の男性(42)も、頭に軽傷を負った。

 

警察によると、リフトは最大で高さ約2mまで上がる。

落下前の高さは不明という。

床部分は鉄製で、縦1.7m、横2.7m。

 

リフトは油圧式で、油漏れが起きたため、梅本さんら作業員3人が、同日朝から整備作業をしていた。

 

 

 

(2015年12月21日 修正1 ;追記)

 

2015126日付の岐阜新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。(新情報のほうがより正しそうだと感じたため、新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

リフトが2階から落下して、1階で補修作業をしていた梅本さんに当たり、床との間に挟まれ、死亡した。

近くにいた明知ガイシの社員もリフトに接触、頭に軽傷を負った。

 

警察によると、リフトは製品を1階から2階に運ぶためのもので、縦2.7m、横1.7m。

2階に固定してあったが、梅本さんがリフトの下で後片付けをしていたところ、突然、落下したという。

 

 

 

 

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20151110日付で朝日新聞備後版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今年5月に福山市の製パン工場で女性が転落死する事故があり、福山労基署は、9日、同社と男性社長(56)を労安法違反の疑いで書類送検した。

社長は容疑を認めているという。

 

同署によると、5月1日、60代の女性従業員が作業場の2階から荷物用エレベーターでサンドイッチなどを運ぼうとして、約4m下の1階にあったかごの床面に転落。その後、死亡した。

 

2階のエレベーターの扉が、かごがないのに開いており、同社と社長は、かごが停止していない階で扉が開かないようにする安全装置の設置義務を怠り、エレベーターを動かしていた疑いがある。

 

 

 

 

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2014114日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3577/

 

  

(2015年11月15日 修正2 ;追記)

 

20151191253分に読売新聞から、1191017分に共同通信から、調査報告書が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国交省の昇降機等事故調査部会は、9日、「整備不良などが原因でエスカレーターを動かすチェーンが破断した可能性がある」などとする調査報告書を公表した。

同部会は、チェーンの伸びやたるみについての検査基準を見直すよう、国交省に求めた。

 

報告書によると、1996年の設置から事故までの約18年間、エスカレーターを動かすチェーンは一度も交換されず、経年劣化のためたるんでいた。

 

事故の約10か月前、保守点検会社・三菱電機ビルテクノサービスの社内基準を超えるたるみが確認され、事故5日前にはエスカレーターが非常停止。

駆けつけた同社の点検員は、チェーンの緩みに気づいたものの、手元に工具がなかったため調整を行わなかった。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20151109-OYT1T50026.html

http://www.47news.jp/CN/201511/CN2015110901001032.html

 

 

1191136分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

報告書によると、設置当初から約18年間未交換だったモーター部分のチェーンに緩みが生じ、歯車とうまくかみ合わず、切れた。

 

逆走を止める安全装置は、汚れや部品のすり減りによって、うまく作動しなかった。

 

少なくとも事故の10カ月前には緩みが生じていたが、三菱電機ビルテクノサービスは、毎月2回の保守点検で気付かなかった。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASHC66F9LHC6UTIL05J.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

報告書の概要は下記。

http://www.mlit.go.jp/common/001108664.pdf

 

報告書の全文は下記。

http://www.mlit.go.jp/common/001108665.pdf

 

 

 

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20151191021分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

千葉県船橋市のJR西船橋駅で2012年12月、上りエスカレーターが逆走して2人が軽傷を負った事故があり、国交省の社会資本整備審議会は、9日、ゆがんだ状態で回転した駆動チェーンが金属疲労で切れ、安全装置も作動しなかったのが原因とする調査報告書を公表した。

報告書によると、12年12月3日朝、ホームから改札階に向かう上りエスカレーターが26人を乗せたまま逆走した。

駆動チェーンは、モーター側とステップ側のそれぞれに付いた歯車をつないでいるが、調整ミスのため歯車の軸が斜めにずれ、チェーンはゆがんだ状態で回転していた。

出典URL

http://www.47news.jp/CN/201511/CN2015110901001038.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

調査報告書の概要版には、原因が以下のように記されている。

 

駆動くさりが破断したのは、駆動スプロケットとメインスプロケットとの間で芯ずれが発生した状態で運転していた期間があり、そのときに駆動くさりに疲労による亀裂が生じ、それが進展したためと推定される。

 

駆動くさり切断時停止装置が作動しなかったのは、リンク機構部がステップカバーと干渉したためであるが、その可能性について、設計、機器検証、製造、据付のいずれの段階においても認識できなかったことが考えられる。

 

http://www.mlit.go.jp/common/001108664.pdf

 

 

調査報告書の45ページには、駆動くさりが破断した原因が以下のように記されている。

 

駆動くさりが破断したのは、駆動くさりに繰り返し応力が作用したため、疲労破断したことが考えられる。

 

駆動くさりに繰り返し応力が作用したのは、一定の期間、駆動スプロケットとメインスプロケットとの間で芯ずれが発生した状態で運転を行っていたためと考えられる。

 

駆動スプロケットとメインスプロケットとの間で芯ずれが発生したのは、保守において駆動くさりの張力を調整するために駆動機を移動させる際に、芯ずれの位置で駆動機を固定させた可能性が考えられる。

 

http://www.mlit.go.jp/common/001108665.pdf

 

 

 

 

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201510192054分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10192114分にNHK関西NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午後4時半ごろ、大阪市住之江区平林北の容器洗浄会社「N社」の食品トレイを洗浄する工場で「荷物搬送用のリフトに男性が首を挟まれた」と119番があった。
男性は、同市西成区内の派遣社員(44)とみられ、現場で死亡が確認された。
警察が原因を調べている。

警察によると、リフトは床以外は枠だけの簡易な作りで、高さ2.6m、幅2.7m、奥行き1.6m。

当時、被害にあった男性は、工場の2階でリフトに食品トレイを積んでいた。
1階にいた男性作業員が2階から1階にリフトを降ろそうとした際、男性がリフトと床に首を挟まれたという。

警察は、作業員から事情を聴くなどして、当時の状況を詳しく調べている。

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/151019/wst1510190076-n1.html

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20151019/5816941.html 

 

 

 

 

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201510211527分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

102172分に産経新聞千葉版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

千葉県船橋市のJR船橋駅前にある船橋北口駐車場(563台収容)で、18日、機械式立体駐車場のパレット(床)が沈み込み、入庫中の車の夫婦が、約1時間閉じこめられたことが分かった。

パレットをつり下げる鉄製の「スチールバー」の破断が原因で、経営する「船橋都市サービス」が20日、明らかにした。

 

事故が起きたのは、地下2階の2段式駐車場。

3台分ずつのパレットを上下させて車が出入りするが、18日午前10時15分ごろ、下段パレットのスチールバー(長さ約1m50cm、直径約3cm)4本のうち、1本が切れた。

 

下段パレットは、下の空洞に最大で約70cm沈み込み、傾いた。

下段には、夫婦の車以外に誰も乗っていない2台が駐車していた。

入庫させる途中だった夫婦の車は、前部の底が通路に引っかかった状態になった。係員が危険を避けるため車内にとどまるよう求め、約1時間後、消防署員が救出した。

 

スチールバーは、1990年の同駐車場開設当時から使われ、破断原因は不明という。

毎月1回、点検しており、9月24日の点検時には、異常は発見されなかったという。

 

船橋都市サービスは、同駐車場内の鉄製バー全80本を、11月中に交換する。

同社は、船橋市などが出資する第3セクター。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20151020-OYT1T50164.html

http://www.sankei.com/region/news/151021/rgn1510210034-n1.html

 

 

 

 

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20151013938分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10
1380分に秋田魁新報から、10121955分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午後5時半前、秋田市大町4丁目の雑居ビルのエレベーターで金属製の天井の板が落ちて、乗っていた30代の女性に当たる事故があった。

警察によると、エレベーターの天井は3枚の板で構成されている。

落ちてきた板は中央部分、縦1m41cm、横50cm、重さおよそ10kgで、女性は病院に運ばれたが、肩や背中に打撲やすり傷を負う軽いけがをしたという。

女性は、このビルに入る飲食店に勤務していて、事故当時は出勤のため、1人で1階からエレベーターに乗って上昇中だった。
警察は、ビルの管理会社から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。

現場は、秋田市の繁華街・川反にある、スナックなどが入る6階建てのビル。
祝日のため、営業している店は少なかった。

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6015631351.html?t=1444770420995 

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20151013a 

http://www.sankei.com/affairs/news/151012/afr1510120017-n1.html

 

 

 

(2015年11月14日 修正1 ;本文修正)

 

2015年10月13日付の秋田魁新報紙面に掲載されていた内容を、本文中に追記修正した。

 

 

 

 

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2015102日付で毎日新聞都内版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午前11時ごろ、多摩都市モノレール玉川上水駅(東大和市)自由通路のエレベーターで、かごが1階から2階に上昇中、約2mの高さで緊急停止し、男性1人が閉じ込められた。
駆けつけたエレベーター管理会社の作業員が1階に下ろし、約30分後に男性は救出された。
男性にけがはなかった。

同モノレールによると、かごが移動する空間にハトが入り込んでワイヤに絡まり、安全装置が作動した。
作業員がワイヤから外すと、ハトは飛び去ったという。

自由通路の床下の隙間からエレベーター内に入り込んだとみられ、同モノレールは、侵入口を塞ぐ対策を取った。

出典URL

http://sp.mainichi.jp/area/tokyo/news/20151002ddlk13040281000c.html

 

 

101日付で多摩都市モノレールからは、事故時の状況が下記趣旨でネット配信されていた。

発生原因
外部からエレベーターピット内に鳩が入り込んで、籠位置検出装置に鳩が絡まり、安全装置が働いて緊急停止した。

http://www.tama-monorail.co.jp/info/list/mt_img/271001press.pdf

 

 

 

 (キーワード)小動物

 

 

 

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2015814日にテレビ熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8
14203分に読売新聞からも、同趣旨の記事が掲載されていた。

 

14日午前11時20分ごろ、芦北総合庁舎内に設置されたエレベーターに清掃会社の従業員の女性(65)が2階から乗り込み、1階のボタンを押したところ、エレベーターが約4m急降下した。

エレベーターは1階の通常の停止位置よりも20cm低い位置で止まり、扉は開かなかったという。

 

女性は、エレベーターの外にいた職員と協力して約30分後、扉をこじ開けて脱出したが、首を捻挫する軽傷を負った。

 

このエレベーターはシンドラー社製で、1993年3月に設置。

月に1回、委託業者による点検を行っていて、14日の事故の直近にあたる先月27日に実施した点検では、異常はなかったという。

 

県は、委託業者に急降下の原因を調査してもらうとともに、シンドラー社製のエレベーターを設置している宇城、有明、水俣の3つの保健所でも緊急の点検作業を実施し、安全が確認されるまでは使用しないとしている。

 

出典URL

http://www.tku.co.jp/web/news_article/%E8%8A%A6%E5%8C%97%E5%BA%81%E8%88%8E%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%8C%E6%80%A5%E9%99%8D%E4%B8%8B%E3%80%80%EF%BC%91%E4%BA%BA%E8%BB%BD%E5%82%B7?iframe=true&width=560&height=420

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150814-OYT1T50108.html?from=ycont_top_txt

 

 

 

 

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20157271144分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京都小平市の都営住宅で2013年1月、シンドラーエレベータ社が製造・管理するエレベーターの戸が開いたまま上昇する事故があり、国土交通省の昇降機等事故調査部会は27日、「ブレーキの制御部品が耐久回数の2倍近く使用され、接触不良を起こしていた」などとする調査報告書を公表した。


事故では、母子3人が1階から乗り込んだエレベーターが動かずに閉じ込められ、約20秒後に戸が開いた。3人が外に出た2秒後、戸が開いたまま約1m上昇。

3人にけがはなかったが、同部会は、死傷事故につながる恐れがある「重大事案」として調査を行った。


その結果、ブレーキに電気信号を伝える部品が接触不良を起こしていたことが判明。

部品の耐久作動回数は約70万回だが、このエレベーターが使われ始めた01年から交換されておらず、事故までに約140万回使われていた。

同社は事故後、同型機種の約500台で部品を交換した。


同社製のエレベーターを巡っては、06年に東京都港区の集合住宅で、12年には金沢市のホテルで死亡事故が発生。

今回のエレベーターとはブレーキの種類が異なり、関連はないという

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150727-OYT1T50048.html

 

 

727100分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

報告書によると、電子部品が老朽化し、ブレーキ回路にある銀製の接点が溶けていた。

制御コンピューターの設定にも誤りがあった。

出典URL

http://www.47news.jp/CN/201507/CN2015072701000964.html

 

 

報告書は下記参照。

http://www.mlit.go.jp/common/001097759.pdf

 

 

 

 

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20157221652分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

エスカレーターから転落するなどの事故が相次いでいることを受けて、消費者庁は、エスカレーターでは立ち止まって手すりにつかまるなど、安全な利用を心がけるよう注意を呼びかけた。


消費者庁によると、エスカレーターでの事故で救急搬送された人は、おととしまでの3年間に、東京都内だけで3865人にのぼっているという。
このうちの1年間についてみると、立ち止まらずに歩いていて人とぶつかって転んだり、手すりを持たずに乗っていてバランスを崩して転倒したりするケースが、事故全体の9割あまりを占めていたという。


このため消費者庁では、エスカレーターに乗る際には、手すりにつかまることや、歩かずに立ち止まること、それに子どもと乗る際には保護者が手をつなぐことなど、安全な利用を心がけるよう注意を呼びかけた。


エスカレーターの事故を巡っては6月、消費者庁の安全調査委員会、いわゆる消費者事故調が、エスカレーターの手すりに不意に接触すると体が持ち上げられて転落する危険性があるとする報告書をまとめ、国に対して安全対策を求めている。


記者会見した消費者庁の板東久美子長官は、「相次ぐエスカレーターでの事故を防ぐために、安全な利用方法について知ってほしい」と話している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150722/3448781.html

 

 

722207分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京都内で平成23~25年にエスカレーターで転んだり落ちたりして搬送され、けがをした人が3865人に上るとして、消費者庁は22日、エスカレーターに乗る際は必ず手すりにつかまるよう注意を呼び掛けた。


消費者事故調が6月、エスカレーターからの転落事故の防止策を盛り込んだ報告書を公表、利用者に注意を促すよう消費者庁に求めていた。


東京消防庁によると、都内のエスカレーターで起きた事故で搬送された負傷者は、23年1196人、24年1289人、25年1380人と増加。いずれも65歳以上が6割前後を占めた。


25年の事故の原因は、「転ぶ、落ちる」が1302人で圧倒的に多く、全体の94・3%。

他は、「ぶつかる」32人(2・3%)、「挟む、挟まれる」20人(1・4%)など。

搬送時のけがの程度は、軽傷が1015人と多いが、重傷や命に関わる程度の人も計18人いた

 

出典URL

http://www.sankei.com/life/news/150722/lif1507220036-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○平成27年7月22日付の消費者庁ニュースリリースは、下記参照。

エスカレーターでの事故に御注意ください!

http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150722kouhyou_1.pdf

 

○エスカレーターでの転倒事故については、2日前、札幌市白石市の事例と「片側並び」の弊害を紹介したばかり。

それ以外、エスカレーターの安全な乗り方に関しては、今年だけで下記などの記事がリリースされている。


2015717日 ITmediaビジネスオンライン)

エスカレーター「片側空け」は危ない! 鉄道各社が一斉に「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーン

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1507/17/news102.html

 

201519日 日本経済新聞)

片側空け→歩行禁止 マナー変わる? エスカレーター 

『・・・・・エスカレーターの標準的な勾配は30度で公共の階段よりも急。ステップの高さや奥行きも大きいのでつまずきやすい。ステップの幅は1.1メートル以下。1.4メートル以上とされる公共の階段よりも狭く、追い越しは想定していない。「1つのステップに乗れるのを2人までとし、利用者が必ず手すりにつかまれる構造にする」(日本エレベーター協会)ためだ。・・・・』

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO81616470W5A100C1000000/

 

 

 

 

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20157211514分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

21日午前10時50分ごろ、札幌市白石区の市営地下鉄・東西線の白石駅で、「エスカレーターで人が倒れた」と駅員から警察に通報があった。

警察によると、転倒したのは70代の女性2人と30代の男性のあわせて3人で、いずれも背中などを打撲して痛みを訴えているが、病院には搬送されていないという。


当時、上りのエスカレーターに乗っていた女性の足に後ろにいた男性の傘が引っ掛かり、この男女を含む3人が70cmほどの高さから転げ落ちたという。


現場は、地下鉄白石駅の地下2階から地下1階に向かう全長11mほどのエスカレーターで、警察が事故の詳しい状況を調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150721/3510871.html

 

 

 

20157271710分に北海道新聞から、本事例を引用した『エスカレーターで転倒急増 札幌地下鉄、昨年度43件 「片側並び」が一因』というタイトルの記事が、下記趣旨でネット配信されていた。

 

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0161433.html

 

 

 

 

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2015791222分にNHK神戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

791257分に朝日新聞から、791211分にYAHOOニュース(産経新聞)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午前9時半ころ、神戸市兵庫区にある和菓子の製造・販売会社「F」の2階で、従業員の52歳の男性が製品運搬用のエレベーターに頭を挟まれた。
男性は、消防などによっておよそ1時間後に運び出されたが、その場で死亡が確認された。


警察によると、エレベーターは高さと奥行きが1m50cm、幅が1m25cmで、男性は開いている扉からエレベーターの中に体を入れた状態だったという。


警察によると、男性は和菓子のケースを運ぶため1階でエレベーターを待っていたが、ボタンを押しても降りてこないため、様子を見に2階へ向かった。

「ガーン」と大きな音がしたため、別の従業員が2階に上がったところ、エレベーターの扉が開き、男性がかごの天井と2階の床に挟まれていたという。

当時、従業員2人が1階で荷物をエレベーターに入れて2階に上げる作業をしていた。


警察は、男性がエレベーターの中をのぞき込んだ時に挟まれたとみて、詳しい状況を調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023204881.html?t=1436471204074

http://www.asahi.com/articles/ASH793QY2H79PIHB00H.html

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150709-00000535-san-soci

 

 

 

 

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201578日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

791638分にNHKさいたまからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後2時40分ごろ、白岡市白岡、市立白岡中学校校舎で、同校3年の女子生徒(14)がエレベーターの扉に挟まれ、右手中指の第1関節を切断するけがを負った。119番で駆け付けた救急隊が、女子生徒を病院に搬送した。


警察と消防によると、事故当時、女子生徒は足にけがを負っていた別の女子生徒ら同級生2人とともに校舎1階からエレベーターに乗り、2階で降りた。

この際、右手に所持していたシューズ袋が扉に挟まり、袋のひもを巻き付けていた右手中指が第1関節から切断された。


女子生徒は、足を負傷している同級生が降りた後にエレベーターを降り、その直後に扉が閉まった。

エレベーターは11人乗りで、同校では、給食や食材などの運搬用と許可を受けた人だけが使用していたという。

学校と市教委は、既に女子生徒の入院先の病院を訪れ、謝罪したという。

橋本校長は8日、「今後学校の指導体制の見直しを図りたい。(本人と保護者には)安全配慮が不十分だったとおわびした」と述べた。


同校は、約1カ月前から足を骨折し松葉づえを使用していた女子生徒のために、エレベーターの使用を許可していた。付き添いの女子生徒の同行も認めていたという。

橋本校長は、「エレベーターの乗り降りについて指導の徹底が行われなかった。エレベーターは6月に点検を行い、故障はなかった」と話した。

学校側によると、2階以上に上昇したエレベーターは、自動的に1階に降りる仕組みだった。

シューズ袋が室内に残り、右手の中指に巻かれた袋のひもを扉が挟んだ状態で、誰もいなくなったエレベーターが降下。ひもが指を締め付ける形になった。

エレベーターは、扉に物が挟まれば安全装置が作動するが、細いひもは感知しなかった可能性があるという。

 

事故を受けて埼玉県教委は、エレベーターでは体や物が挟まって大けがをしたり物が挟まった状態で動き出したりするおそれがあることを児童・生徒に指導するよう、各市町村の教育委員会などに文書で通知した。

 

出典URL

http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/07/09/01.html

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106850311.html?t=1436470995784

 

 

 

(関連記事)

78日 産経新聞

女子生徒が指先切断 中学校のエレベーター、靴袋のひも挟んだまま下降 埼玉・白岡市

http://www.sankei.com/affairs/news/150708/afr1507080003-n1.html 

78日 フジテレビ

袋のひも挟んだままエレベーター降下、指先切断 埼玉・白岡市

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150708-00000860-fnn-soci

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○テレビでは、シューズ袋を右肩ごしにひもで背負っているイラストを使って説明されていた。

 

○調べたところ、平成18年9月に、今回と同じような事故が五反田のビルで起きていた。

(平成18928日付 国交省HP)

ビルの8階で、住人の女性(95)が連れていた犬がエレベーターの外に飛び出した直後にドアが閉まり、犬をつないでいた麻製のひも(長さ約4.6m、太さ10mm)が挟まったままエレベーターが上昇したため、ひもを指に何重にも巻き付けていた女性の指4本が切断された。

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/07/070928_.html

 

○上記事例への対応かどうかは不明だが、日立や三菱といったエレベーターメーカーでは、ひもの挟まれを感知するセンサーを開発している。ただ、3mm太さまでとか、床から1.2m高さまでなどといった制約がある。

http://www.hbs.co.jp/products/renewal/elevator/function/linecatchsensor/index.html

http://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/giho/1102/pdf/1102103.pdf

 

 

○今後は、そういったセンサーを付けたエレベーターが主流になるのかもしれない。

ただ、そうなったにしても、それは人が乗るエレベーターだけが対象で、荷物運搬用エレベーターにまでは普及しないような気もする。

 

 

 

 

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201377日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

※第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3009/

 

 

(2015年7月2日 修正2 ;追記)

 

2015627日付で毎日新聞東京版から、事故調が最終報告書をまとめたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都港区のビルで2009年4月、男性がエスカレーターの手すりに乗り上げて転落死した事故について、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は26日、側面からの転落を防止する対策がなかったとする最終報告書をまとめた。
手すりに接触して体が乗り上がるメカニズムも確認。
太田国交相らに、エスカレーターの設置された環境に応じた転落防止のガイドラインの策定や、法整備の検討などを求めた。

この事故について、国交省の昇降機等事故調査部会は昨年10月、「機器の不具合や乗り場周辺の安全対策の欠如が原因ではなかった」とする報告書を公表した。

一方で、事故調は今回、建築基準法などに基づく安全対策が取られていたことを認めながらも、側面から転落した他の事故を挙げつつ、「設置環境を踏まえたさまざまな人の行動を想定し、事故の発生をより広く確実に予防する必要がある」として、対策が不十分だったと事実上認定した。

事故調は、手すりと被害者がはいていたズボンとの摩擦係数などを測定し、コンピューターを使ってシミュレーションを実施。
接触から0.37秒で体勢が不安定になり、0.53秒で体が完全に持ち上がったとの検証結果を公表した。

報告書を受け、父親(81)は、「事故は息子の意図的な行為によるものではないと認められ、手すりとの接触で体が持ち上がることがあると初めて明らかになった」と内容を評価。
「事故防止策が徹底され、今後、息子のような犠牲者が出ることのないように強くお願いする」と求めた。


出典URL

http://mainichi.jp/shimen/news/20150627ddm041040106000c.html

 

 

62750分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

消費者安全調査委員会(事故調)は26日、東京都内で起きたエスカレーター死亡事故の報告書を公表した。

「確実な安全対策が必要」として、エスカレーターを管轄する国交省に、転落防止板を設置するなどの対策を業界に求めるよう提言した。

「構造に問題はなかった」として新たな対策に動いていなかった業界側に、一石を投じた。


エスカレーターからの転落事故は、1996年以降、12件発生し、うち5人が亡くなっている。

だが、転落対策は建築基準法などの法令で義務化されておらず、国交省も本格的な調査をしていない。

このため、事故調は、事故防止策として、

(1)本体側面に「転落防止板」

(2)手すりへの偶発的な接触を防ぐ「誘導手すり」

の設置を求めた。

 

事故調は12年、暮らしに関わる事故の原因と再発防止策の調査を目的に発足。

ただ、これまでに出した3件の報告書は、原因が確認できなかったり、所管官庁がすでに出した再発防止策を追認するだけだったりした。

 

今回の報告書は、再発防止に向けて新たな基準づくりの必要性を前面に打ち出し、持丸正明委員長代理は取材に対し、「初めて事故調に求められた役割を果たせた」と述べた。


対策案は今後、管轄の国交省で検討されることになる。

法的に義務づけられてはいないが、事故調は、措置内容の報告を求めるという。

事故調関係者は、「新設のエスカレーターは業界が自主対策をつくり、既設のものも独自に対策が進むのではないか」と見ている。


報告書を受けて記者会見した片山さんの父親(81)は、「裁判では認められなかったが、エスカレーターの設置者は出された対策を守り、再発防止をしてほしい」と訴えた。

 

出典URL

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11828584.html

 

 

 

関連記事

月26日 共同通信

エスカレーター事故で提言 手すりや板で転落防止を

http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015062601001981.html 

20日 朝日新聞

エスカレーターに転落防止板推奨へ 消費者事故調報告書

http://www.asahi.com/articles/ASH6K65TVH6KUTIL047.html

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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