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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201712191442分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午前8時55分頃、松山市勝山町の5階建てビルで、70歳代女性が3階のエレベーター乗り場から、3~4m下の1階に止まっていたかごの天井部分に転落、左足に軽いけがを負った。

 

警察などによると、女性はエレベーターの扉が開かなかったため、手でこじ開けたところ、かごは1階に止まったままで、気付かずに足を踏み外してしまったという。

 

エレベーターを点検している会社によると、定期点検は年間に数度行っており、先月の点検の際に異常はみられなかったという。

同社は、「けがをされた方にお見舞い申し上げる。社としても調査したい」とコメントした。

 

出典

『エレベーターの扉こじ開け、かご上に転落軽傷』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171218-OYT1T50115.html 

 

 

 

 

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20141223日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4512/

 

 

(2017年12月2日 修正2 ;追記)

 

20171125日付で毎日新聞東京版から、シ社と遺族の間で和解が成立したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

男子高校生(当時16歳)がエレベーターに挟まれて死亡した事故から11年。

遺族が製造元の「シンドラーエレベータ」(中央区)などに損害賠償を求めた訴訟は、24日、東京地裁で和解が成立した。

 

他に遺族と和解したのは、マンションを所有する港区や、エレベーターの保守管理会社「エス・イー・シーエレベーター」(台東区)など。

 

和解は、シ社や港区などが遺族に「深い遺憾の意」を示し、和解金を支払う内容で、金額は明らかにされていない。

 

再発防止に向けた取り組みの確約も盛り込まれた。

 

和解金の一部は、遺族や支援者らが事故の再発防止活動を続けるための基金の創設に充てられる。

 

港区が所有・管理する全エレベーターに事故防止装置を取り付けることも約束された。

 

母正子さん(65)は和解成立後、都内で「賠償を受けるだけの判決ではなく、息子の命を安全にいかす道を選んだ。安全項目の実行を約束させたことに意味がある」と語った。

 

男子高校生は06年6月3日、自室のある12階で降りる際、エレベーターが扉が開いたまま上昇し、体を挟まれて死亡した。

 

両親は08年に賠償を求めて提訴したが、訴訟は長期化し、父和民さんは13年に59歳で亡くなった。

 

刑事裁判では、東京地裁が15年、業務上過失致死罪に問われたシ社の1人を無罪、エス社の3人を有罪とする判決を言い渡し、控訴審が続いている。

 

事故後、正子さんは原因を知りたいと、メーカーや業界団体を回った。

しかし関係者の口は重く、原因につながる事故機の過去の不具合を示すデータも得られなかった。

正子さんは「絶望から闘いが始まった」と振り返る。

 

「息子のような被害者を二度と出してはいけない」。

再発防止を求める署名を集め始めたのは2年後の2008年。

約46万人分を集めて政府などに提出した結果、09年に消費者庁、12年に消費者安全調査委員会が設けられた。

 

建築基準法施行令も改正され、扉が開いた状態で昇降した場合に機能する補助ブレーキの設置がメーカーに義務付けられた。

 

正子さんは、「まだ道半ば。施行令改正前に設置されたエレベーター70万基は、補助ブレーキの設置が義務付けられていない。未設置のエレベーターがある限り、再発防止を徹底できない」と訴える。

 

出典

『東京・芝のエレベータ事故 事故から11年「やっと」 遺族、シンドラー社と和解』

https://mainichi.jp/articles/20171125/ddm/041/040/121000c 

 

 

また、11241747分にNHK首都圏からは、詳細な解説記事がネット配信されていた。(長文につき転記省略)

 

エレベーター事故で和解が成立

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171124/0004078.html 

 

 

 

(2018年3月17日 修正3 ;追記)

 

2018315142分に読売新聞から、保守点検会社の会長らが逆転無罪になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)

 

業務上過失致死罪に問われた保守点検会社「S社」会長・S被告(74)ら3人の控訴審判決が14日、東京高裁であった。

 

秋葉裁判長は、「最後の点検時点で異常が発生していたとは認められない」として、3人を有罪とした1審判決を破棄し、いずれも無罪を言い渡した。

ほかに無罪とされたのは、同社社長・NH(58)、同社元メンテナンス部長・NK(71)両被告。

 

事故では、同罪に問われたシンドラー社東京支社元担当課長の無罪が先月確定しており、判決を受けた4人全員が無罪とされたことになる。

 

控訴審では、事故の9日前に事故機を点検したS社担当者が、ブレーキ部品の異常摩耗に気付くことができたかどうかなどが争点となった。

 

この日の判決は、S社担当者が事故の約2か月前から事故機を計4回にわたり定期点検したことを重視。

「異常摩耗が発生していれば、異臭や異音などに気づかなかったとは考えがたい」とし、「異常摩耗は(事故9日前の)最後の点検以降に発生、進行し、事故に至った可能性が十分にある」と結論づけた。

 

15年9月の1審・東京地裁判決は、事故9日前には異常摩耗が生じていたと認定。

「担当者に点検方法を十分理解させることを怠るなど、保守管理体制に不備があった」として、3人を禁錮1年6月~1年2月、執行猶予3年としていた。

 

出典

『シンドラー事故、保守会社3被告に逆転無罪判決』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180314-OYT1T50075.html

 

 

315日付で毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15年9月の1審・東京地裁判決は、S社が事故前、最後にエレベーターを点検した06年5月の時点でブレーキ部品の異常摩耗が起きていたのに、対策を講じなかった過失があったと認定。

3人に執行猶予付きの有罪判決を言い渡していた。

 

これに対し高裁判決は、ブレーキ部品の摩耗量に関する1審判断は算定方法などが不適切だったと指摘。

 

その上で、異常摩耗の発生時期について、「(6月の)事故発生前の比較的短期間で進行し、限界に達した可能性があることをうかがわせる」と言及。

S会長ら3人に過失はなく、事故を回避できなかったと結論付けた。

 

出典

『東京・芝のエレベーター事故死 シンドラー事故、逆転無罪 管理会社幹部ら「点検時、異常なし」 高裁判決』

https://mainichi.jp/articles/20180315/ddm/041/040/082000c 

 

 

 

(2018年4月1日 修正4 ;追記)

 

2018329033分に産経新聞から、無罪が確定したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3人を逆転無罪とした東京高裁判決について、東京高検は期限の28日までに上告せず、無罪が確定した。

 

製造元「シンドラーエレベータ」の元保守担当課長は既に無罪が確定しており、事故の刑事責任は誰も問われないまま終結した。

 

東京高検は28日に上告しないと発表。

曽木次席検事は、「何ら落ち度のない16歳の命が突然奪われたご遺族の気持ちを考えると誠に残念ではあるが、本判決には適法な上告理由を見いだせず、上告を断念せざるを得ないとの結論に達した」とコメントした。

 

出典

『シンドラー事故、全員の無罪が確定 検察上告せず』

http://www.sankei.com/affairs/news/180329/afr1803290001-n1.html 

 

 

(2021年6月25日 修正5 ;追記)

20216241825分に毎日新聞からは、区の最終報告書が公表された、区の担当者は施設ごとに異なる仕様を統一する必要があったなどと述べていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

区の事故調査委員会(委員長・青木副区長)は24日、マンションを管理する区住宅公社の関係者らへのヒアリング結果や区の今後の取り組みなどをまとめた最終報告書を公表した。

事故を巡っては、国土交通省による事故調査や、刑事裁判と民事裁判が進み、事故以前からエレベーターに不具合があったことを公社職員が把握していたことが判明。

今回は、区として改めて調査していた。

区は調査で、昨年1112月に当時の公社の幹部や直接の担当者ら計3人に聴取。

報告書では、幹部2人は事故前のエレベーターの保守管理方法や不具合発生時の対応について「特段、課題や検討、協議すべき案件はなかった」などとしたが、担当者は「(公社が管理する)各施設で異なる仕様書を使用しており、統一した仕様書に見直しをする必要があった」、「公社職員の専門知識が不足しており、研修会を実施するなど専門知識の向上を図る必要があった」などと話したとしている。

また、今後の区の方針としては

①再発防止のため、区有施設での安全対策の取り組みをさらに充実させる

②事故の記憶を風化させない取り組みを継続する

③民間の建物のエレベーターへの戸開走行保護装置(二重ブレーキ)の設置を促進する

ことなどを進めると記した。

武井区長は、報告書で「区民の安全を最優先とする区の基本姿勢を示すため、さまざまな安全対策を進めていく」としている。

https://mainichi.jp/articles/20210624/k00/00m/040/185000c

 

6241712分に産経新聞からは、二重ブレーキの設置は区の施設はほぼ終わったが民間施設は進んでいないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

港区は24日、事故調査委員会の最終報告書を公表した。

民間施設を含め、扉が開いたまま上昇するのを防ぐ「二重ブレーキ」の設置を促進するといった、今後の取り組みをまとめた。

報告書によると、区の施設への二重ブレーキ設置は25年度から順次進めており、令和2年度末までに対象の103台のうち、101台が設置を終えた。

民間施設は、費用や運行停止期間が生じることから設置が進まないとして、費用の助成制度を始めている。

区によると、調査委は同年8月以降、4回にわたって中間報告書を公表。
関連する訴訟の終結に伴い、最終報告書をまとめた。

https://www.sankei.com/article/20210624-W7OBZXLLGZNBVA6K266AUC6J3U/

 

 

 

  

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201711162153分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後1時50分ごろ、名古屋市中村区名駅4の高層ビル「ミッドランドスクエア」の立体の機械式駐輪場の地下部分で、作業員の男性(41)が駐輪場の機械に挟まれた。

男性は20分後、他の作業員と消防隊員に救出されたが、意識不明の重体。

 

警察やビルを管理する東和不動産によると、駐輪場は地上約21m、地下2mで、左右に2基並んでいる。

それぞれに自転車4台を載せられる金属製の駐輪台28枚が観覧車のように動く機械が設置されている。

左右の駐輪場は地下でつながっている。

 

男性は、稼働していない左側で他の作業員2人とモーターの交換をしていたが、何らかの理由で稼働している右側に向かい、動きだした駐輪台と床の間に挟まれたとみられる。

 

出典

駐輪場機械に挟まれ作業員重体 名古屋・ミッドランドスクエア

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017111690215345.html 

 

 

11161955分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、駐輪場は高さ約21mで、4台収容できる駐輪台が回転する仕組み。

男性は、2基の駐輪場のうち1基を止めて、他の作業員2人と地下で作業していた。

 

何らかの理由で男性が地下でつながっている稼働中の駐輪場に移動、台と床に挟まれたとみられる。

 

出典

『回転式駐輪台と床に挟まれ保守作業員重体 名古屋の高層ビル』

http://www.sankei.com/west/news/171116/wst1711160094-n1.html 

 

 

 

 

 

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2017717日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7353/

 

 

(2017年10月29日 修正1 ;追記)

 

201710232030分に日本経済新聞から、夫が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

高松南署は23日、妻(79)を乗せた車いすを押していた無職の夫(81)を過失致死の疑いで書類送検した。

 

転落して他人に危害が及ぶ可能性があったのに、回避する義務を怠り、下段にいた女性(76歳)を死亡させた疑い。

 

出典

車いす転落、夫を書類送検 高松のエスカレーター事故

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22595640T21C17A0AC8Z00/

 

 

 

(2018年3月10日 修正2 ;追記)

 

2018381921分に産経新聞westから、夫が略式起訴されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

高松区検は8日、過失致死の罪で、妻(80)を乗せた車いすを押していた無職の夫(81)を略式起訴した。

 

起訴状によると、夫は昨年7月10日午前、エスカレーターのステップには十分な大きさがないのに車いすをエスカレーターに乗せ、前輪を降り口付近の段差に引っ掛からせてバランスを崩して後方に転落。

後ろにいた渡辺さんに腰椎骨折のけがを負わせ、出血性ショックで死亡させたとしている。

 

出典

『車いす転落によるエスカレーター事故、夫を略式起訴』

http://www.sankei.com/west/news/180308/wst1803080074-n1.html

 

 

ちなみに20177131248分に毎日新聞からは、福祉協議会HPから車椅子でのエスカレータの乗り方に関する解説が削除されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

香川県社会福祉協議会は12日、エスカレーターで車椅子を使う方法などを挿絵とともに解説していた介助の手引きをネットのホームページ(HP)から削除した。

協議会は、「今回の事故にかんがみた」と説明している。

 

県社協によると、削除したのは「街で障害者に出会ったら 知っておきたい援助の仕方」。

少なくとも2010年ごろには冊子版(A4判、25ページ)を発行し、HPにも掲載していた。

 

エスカレーターでの車椅子使用については、「危険を伴いますので注意が必要です」としたうえで、上りに乗る際は「キャスター(前輪)を上げてステップに乗る」などと記載していた。

 

県社協は12日、市町の社協に冊子が残っている場合、配布を中止するよう要請。

担当者は、「エレベーターのない建物もあるので、安全に使う方法を掲載していた。今後、障害のある方の移動をどう考えるか、関係者で話し合いたい」と説明する。

 

国交省建築指導課によると、車椅子をエスカレーターに乗せることは、法令上、禁じられていない。

 

しかし、エスカレーターは基本的に車椅子を乗せる設計になっておらず、同省は、エレベーターの使用を求めている。

担当者は、「過去数年の事故を調べたが、同様の事故はなかった。通常の使い方ではない」と指摘した。

 

一方、高松南署は12日、司法解剖の結果、女性の死因が腰椎骨折による出血性ショックだったと発表した。

 

出典

『エスカレーター事故 香川県社協、車椅子介助の手引き削除』

https://mainichi.jp/articles/20170713/k00/00e/040/234000c

 

 

 

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20179221115分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

921030分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

川崎市川崎区日進町の「太田総合病院」で、20日にエレベーターの点検作業をしていた会社員の男性(24)=横浜市旭区南本宿町=が、エレベーターのカゴと壁の間に首をはさまれて死亡する事故があった。

 

作業中にエレベーターが突然上昇したとみられ、警察は業務上過失致死の疑いもあるとみて、当時の詳しい状況などを調べている。

 

警察によると、エレベーターは主に病院食の運搬に利用される小型のもので、男性は、エレベーターが5階で動かなくなったことから、エレベーターのカゴの上部で天井部分を外からのぞきこみながら点検作業をしていたとみられる。

病院の男性職員も作業に立ち会っていたという。

 

騒ぎを聞いた別の職員が同日午後0時35分ごろに119番通報。

男性は病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。

首を強く圧迫されたとみられ、警察は司法解剖して詳しい死因を調べる。

 

出典

『エレベーター点検中の男性作業員死亡 突然上昇、首はさまれ 川崎市』

http://www.sankei.com/affairs/news/170922/afr1709220010-n1.html 

エレベータ-点検中に男性死亡 壁に挟まれる

http://www.asahi.com/articles/ASK9N7T1KK9NULOB01X.html

 

 

921650分にNHK神奈川からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

入院患者の食事を配膳するためのエレベーターが故障したという連絡を受け、5階部分で1人で作業をしていたという。

 

当時、別の階でエレベーターの昇降ボタンを押したと話す人もいて、警察は当時の状況について詳しく調べている。

 

出典

配膳用EVに挟まれ作業員死亡

http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20170921/1050000127.html 

 

 

 

 

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2017812830分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

エスカレーターに車いすやベビーカーを直接乗り入れたことが原因となった事故で、平成27年までの5年間に東京都内で計40人が救急搬送されていたことが11日、東京消防庁への取材で分かった。

 

7月には高松市でエスカレーターから車いすが転落、巻き込まれた女性が死亡する事故が起きており、改めて、こうした使用方法の危険性が浮き彫りになった。

 

同庁によると、23~27年にエスカレーターの事故で救急搬送された人は6724人。

このうち、車いすが乗り入れたことで10人が、ベビーカーが乗り入れたことで30人が、それぞれ救急搬送された。

 

車いすが横転する事故や、ベビーカーのバランスが崩れて男児が放り出される事故があったほか、下りのエスカレーターにショッピングカートを乗せ、そのまま転落したケースもあった。

 

国交省によると、車いすやベビーカーでのエスカレーター利用は、法令上、規制されていないという。

製造メーカーなどでつくる「日本エレベーター協会」は、ベビーカー、カート、車いすなどを乗せるのはやめるように利用者に呼びかけている。

 

 

頻発するエスカレーター上での車いすやベビーカーによる事故。

利用者らが「つい乗ってしまう」背景には、十分なバリアフリー意識が社会に浸透しておらず、エレベーターなどの設備が不足している現状もあるとみられている。

専門家は、こうした行為の危険性に警鐘を鳴らすとともに、周囲の人たちの配慮も必要だと指摘する。

 

高松市で死亡事故が起きたのは7月10日。

家具インテリア店の上りエスカレーターに、車いすの妻(79)と付き添いの夫(81)が乗っていた際、バランスを崩し転落。後方にいた女性(76)が巻き込まれて死亡した。

夫は「エスカレーターがそこにあったのでつい乗ってしまった」などと説明したという。

 

商業施設や百貨店、駅では、車いすやベビーカーでのエスカレーター利用を原則禁止しているところが多いが、利用者は後を絶たない。

 

「車いすでエスカレーターに乗ってしまったことがある。絶対やってはいけなかったと反省している」

車いす利用者で、障害者の自立を支援するNPO法人「車椅子の会サイレントフット」(相模原市)の佐藤会長(52)は、こう打ち明ける。

 

国交省によると、1日平均3000人以上が利用する3542駅のうち、エレベーターやスロープを設置している駅は3045駅(27年度末時点)。

2000m2以上の施設や店舗のバリアフリー化は、同年度末までに56%にとどまる。

 

佐藤会長は、「エレベーターの位置などを下調べをしても、混雑で使えないことは少なくない。目的地までたどり着くのは大変」と明かす。

 

日本大学の八藤後(やとうご)猛教授(福祉まちづくり・安全工学)は、バリアフリーに関する法律が整備される以前はエレベーターのない場所が多く、階段かエスカレーターを使うしか選択肢がなかったとした上で、「特に中高年の人たちは、車いすでエスカレーターを使うことにそこまで抵抗感がないのでは」と分析する。

 

一方で八藤後教授は、「車いすやベビーカーでエスカレーターを利用する危険性を広く知ってほしい」と強調。
「エレベーター利用を促すアナウンスをすることは効果的だ」と話している。

 

出典

『車いす・ベビーカー・買い物カート 都内でエスカレーター事故多発、5年間で40件 原則禁止でも「つい利用」』

http://www.sankei.com/affairs/news/170812/afr1708120003-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

高松市の事故は本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

 

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201771355分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

 

高松市で、車いすでエスカレーターに乗って転倒し、後ろの利用者が巻き込まれて死亡する事故が起きた。

 

メーカーなどは、車いすでエスカレーターに乗らないよう呼びかけるものの、利用する人はいる。

エレベーターが使いづらい面もあり、障害者や支援する人々は頭を悩ませている。

 

事故は10日午前10時40分ごろ、高松市内の商業施設にあるインテリア店「N社高松店」で起きた。

 

警察によると、市内の無職男性(81)は、車いすの妻(79)を後ろから支えながら、エスカレーター(高低差約5m、幅約1m)で、2階から3階に向かっていた。

だが、3階降り口の段差に車輪が引っかかり、バランスを崩して車いすごと2人は転げ落ちた。

 

後ろにいた女性(76)が巻き込まれて全身を強く打ち、出血性ショックで死亡した。

男性は左腕に軽傷、妻は頭に重傷を負った。

悲鳴を聞いた店員が駆けつけ、緊急停止ボタンを押したという。

警察が、過失致死容疑で調べている。

 

妻は普段から車いす生活を送っていた。

この商業施設には、計7カ所ある1階の入り口やサービスカウンターで車いすを貸し出すサービスがある。

夫婦はこの日、車で訪れた。

男性が車いすを借りて駐車場まで運び、妻を乗せて移動していたという。

 

事故現場のエスカレーターから20mほどの場所には、エレベーターがあった。

男性は県警の調べに対し、「そこにエスカレーターがあったので乗ってしまった」と話しているという。

 

現場のエスカレーターには、車いすでの利用を禁止する注意書きなどはなかった。

N社は今回の事故を受け、全国の店舗に、エスカレーターでの車いすやベビーカーの使用禁止を呼びかける看板を設置した。

 

車いすメーカーは、「事故や転倒・転落の恐れがある」と取り扱い説明書に明記するなどし、エスカレーターで利用しないよう呼びかけている。

 

大手の松永製作所(岐阜県養老町)は、説明書に禁止と明記していないが、「そもそもエスカレーターでの利用を想定していない」と担当者は話す。

 

あるエスカレーター製造会社も、「車いすやベビーカーなどのエスカレーター使用は禁止している」とする。

「以前は、エレベーターがない駅舎などのために、車いすでも乗れるエスカレーターも製造していたが、エレベーターの設置も進んできたため、ここ数年は販売していない」。

 

ただ、国交省によると、車いすのエスカレーター利用に法的な規制はない。

エレベーターなどが一概に使いやすいとも言えず、エスカレーター利用に理解を示す声もある。

 

全国脊髄損傷者連合会(東京)によると、上半身がしっかりして力のある車いす利用者には、エスカレーターに乗る人もいる。

ただ、荷物を落とす、体のバランスを崩すといった報告が少なくないという。

 

電動車いすを利用する大浜・代表理事は、エスカレーターがデパートなどの入り口のそばにある一方で、エレベーターは奥にあって不便なことがあると指摘する。

エレベーターがいっぱいで乗れないことも多く、「ついついエスカレーターに乗りたくなる気持ちもわかる」。

 

1歳の息子がいる東京都豊島区の会社員女性(33)は、ベビーカーでエスカレーターを利用する。

エレベーターの待ち時間が長かったり、駅では乗り換えや遠回りが必要だったりで、「危険だと分かっているし、後ろめたさはあるけど、つい利用してしまう」。

 

香川県社会福祉協議会は、ウェブサイトに、車いすの広げ方やエレベーターの乗り降り、階段の上り下りなどとともに、エスカレーターでの車いすの介助方法を示すマニュアルを載せていた。

「危険を伴うので注意が必要」という注意を記したうえで、「キャスター(前輪)を上げてステップに乗る」、「階段状になりはじめたら、一つ上の段の角に後輪を押しつける」などと説明していた。

 

2004年に作成した介助の冊子に掲載した内容だが、今回の事故を受け、12日に削除した。

社協は、「事故があった以上、適切ではなかった。今後はエレベーターの利用を呼びかけたい」とするものの、「エレベーターのない施設もあり、エスカレーターの利用を100%否定できない」と頭を悩ます。

 

ユニバーサルデザインに詳しい三星昭宏・近畿大学名誉教授は、「車いすでエスカレーターに乗るべきではないが、一概に責められない部分もある。エスカレーターの前にエレベーターの場所を大きく表示するなどの対策も必要。画像認識の技術を使い、車いすで乗ってしまわないようにする対策も考えるべきだ」と話している。

 

出典

『危険でも…つい利用 車いすでエレベーター、複雑な事情』

http://www.asahi.com/articles/ASK7D5X1XK7DUTIL03T.html

 

 

7111947分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同店によると、エスカレーターの乗り口付近には「車いすのご利用はご遠慮ください」と書かれた看板を設置していた。

 

出典

エスカレーターで車いす転落、巻き添えの女性死亡 高松のニトリ店舗、無料貸し出し車いすで』

http://www.sankei.com/west/news/170711/wst1707110094-n2.html 

 

 

7121919分にNHK愛媛からは、松山市のデパートで今回事例の横展開が図られたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

松山市のデパートでは、車いすやベビーカーなどに乗ったままではエスカレーターを使用しないよう、これまでも注意喚起を行っていたが、今回の事故を受けて、利用者への呼びかけを強化した。


対策の1つとしては、ベビーカーやカート、それに車いすなどの使用者はエスカレーターを利用できないことを示した看板を作成し、デパートの3つの入り口に設けた。


また、エスカレーターに乗っている人には、注意喚起のアナウンスは流れていたが、1時間に1度、館内放送でも注意を呼びかけている。

また朝礼でも、全従業員に注意喚起を行ったという。

出典

エスカレーター事故で注意喚起

http://www.nhk.or.jp/matsuyama-news/20170712/5101741.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○記事の紹介は省略するが、NHKの映像によれば、エスカレーターの側面下部に4つの禁止事項が図とともに表示され、その一番左側に、映像不鮮明だが、ベビーカーらしき図が見えた。

 

○近くの大型ショッピングセンターに行ってみたところ、エスカレーター側面に、N社高松店と同じような4つの禁止事項が書かれたシールが貼られていた。

そして、ベビーカーの図柄の下には、車椅子も乗せないことと書かれていた。

ただ、文字が小さく、あれでは目立たない。

 

 

 

 

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2017722231分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

73日付で朝日新聞東京都版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午後5時前、千代田区霞が関の特許庁の庁舎から「エレベーター工事の作業員が16階から転落した」と119番通報があった。

 

警察官が駆けつけたところ、地下2階で40代の作業員の男性が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。

 

当時、男性を含め複数で作業に当たっており、男性は16階部分でエレベーターの部品の交換作業をしていた際に転落したということで、警察が当時の状況を調べている。

 

出典

特許庁のエレベーターで作業員が転落死

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3094885.htm

 

 

 

 

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2017671729分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

671720分にNHK奈良からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

奈良県吉野町の吉野山にかかるロープウエーで、4月、操作ミスでゴンドラが停留所の設備に衝突していたことが、7日、近畿運輸局への取材で分かった。

けが人はいなかった。

事故後、運休しており、同局は行政処分などを検討している。

 

同局によると、4月28日午後、吉野山と麓を結ぶ全長約350mのロープウエーで、上りと下りの2基のゴンドラが停止位置で止まらず、下りのゴンドラは鉄製の設備に衝突。

上りのゴンドラも所定の位置を5mほど行き過ぎて木製の柵をなぎ倒して止まった。

 

上りのゴンドラに乗客は乗っておらず、下りには15人の乗客が乗っていた。

 

ゴンドラの運行は、山頂付近の運転室で管理。

乗客の人数に応じてブレーキのタイミングを変えて停止させており、運転室の男性職員が乗客の人数を誤り、ブレーキが遅れたことが原因とみられる。

 

さらに、所定の位置を行き過ぎた場合に自動でブレーキをかける安全装置の電源が入っていなかったということで、近畿運輸局は、重大な事故につながった可能性もあったとして、行政処分などを検討している。 

 

吉野山のロープウエーは、88年前の昭和4年から運行が始まり、現存する国内最古のロープウエーとして、日本機械学会が認定する「機械遺産」にも登録されている。


吉野山のある吉野町は、「一目千本」と賞される春のサクラと秋の紅葉の時期を中心に、毎年100万人前後が訪れる観光地。


ロープウエーは、山のふもとにある停留場と、世界遺産の金峯山寺がある中腹までの350mの区間で運行され、観光客とともに、地元の住民も“生活の足”として利用する、貴重な交通機関となっている。   

 

出典

『奈良・吉野山のロープウエー、4月に衝突事故 職員操作ミス、事故後は運休』

http://www.sankei.com/west/news/170607/wst1706070071-n1.html

吉野山ロープウエーが衝突事故

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2054022221.html 

 

 

 

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2017526151分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

全国のエレベーターで、整備不良などによる事故があとを絶たないことを受けて、建物の所有者や管理者を対象にした維持管理のための国の初めての説明会が開かれ、11年前のエレベーター事故で息子を亡くした母親が保守点検の重要性を訴えた。


この説明会は、国土交通省が25日と26日開き、自治体やマンション管理会社の担当者などが参加した。


説明会には、11年前の平成18年、東京・港区のマンションでシンドラーエレベータ社のエレベーターが扉が開いたまま突然上昇した事故で、当時高校2年生だった市川さん(男性、当時16歳)を亡くした母親が講演した。


11年前の事故は、設計上の問題に加えて、維持管理が不十分だったことも事故の要因だったと指摘されていて、市川さんの母親は、製造会社がエレベーターの保守会社に点検のマニュアルを渡していなかったと説明した上で、

「十分な情報で保守点検をしていたら防げた事故だと思います。夢も希望もすべて奪われてしまった憤り、悔しさ、悲しみ、無念の思いは絶対に消えることはありません。」

「エレベーターの維持管理は、製造者、保守業者、管理業者、それに所有者すべてにとっての問題だと考えています。今後、維持管理の重要性が広く浸透するように願っています。」

と述べて、適切な維持管理の重要性を訴えた。


国交省によると、平成18年以降、国の調査部会が重大事故として報告書をまとめた17件のエレベーター事故のうち15件で、部品の欠陥などに加えて、維持管理にも問題があったと指摘されたという。


国交省の担当者は、新たに作成した維持管理の解説書をもとに、エレベーターの計画的な修繕予定を作っておくことや、マンションの管理組合も保守管理会社との契約内容を把握しておくことが重要だと指摘した。

 


11年前に東京・港区で起きたエレベーター事故を受けて、国交省は平成21年に法律を改正し、新たに設置するエレベーターについては、ブレーキの二重化や、扉が開いたまま動き出した場合に自動的に止まる装置の設置を義務づけた。


また、数100項目の法定点検の際の基準を具体的に定めて、ブレーキの摩耗状況や不具合の写真の報告なども義務付けた。


しかし、その後もエレベーター事故は全国で相次ぎ、11年前の東京・港区の事故を含めて、国の調査部会が重大な事故として報告書をまとめた事故は17件に上り、あわせて4人が死亡、6人がけがをしている。


国交省によると、このうち15件は、設計上の問題などに加えて、維持管理にも何らかの問題があったと指摘されているという。


6年前の平成23年7月に東京メトロ有楽町線の平和台駅で起きたエレベーターの落下事故では、ロープのさびが進んで断線していたにも関わらず、点検の際に交換せず、使い続けていたことが主な要因だと指摘された。


全国におよそ73万台あるエレベーターのうち、ブレーキの二重化などの装置が備わっているのは、およそ15万台にとどまっていて、国交省建築指導課の深井昇降機等事故調査室長は、「11年前の事故のあとも、維持管理の面で適切でないことが原因で重大な事故が起きている。ビルの所有者やマンションの管理組合も、保守管理会社にどういうことを依頼し、どういう責任で維持管理をやってもらうのか明確にしておくことが重要だ」と話している。


一方で、エレベーターの維持管理を行っている企業でも、11年前の事故以降、さまざまな技術開発を進めている。


都内に本社がある大手ビルメンテナンス会社では、従来の点検に加えて、エレベーターのドアの開閉やブレーキの動作状況を遠隔で監視し、閉じ込めなどに対応するシステムを導入している。

さらに、おととしからは、エレベーターの各部品の状態をリアルタイムで送って、維持管理する新たなシステムを開発した。
 

例えば、ドアを開閉させるベルトの緩みを0.1mm単位で把握し、ドアのレールにゴミがたまっているといった故障につながる状況も把握できるという。

さらに、維持管理している全国のおよそ13万6000台のエレベーターから送られてくる大量のデータ=ビッグデータを活用して、エレベーターのロープの交換時期を事前に算出するなど、人による見逃しやミスの防止にもつなげようとしている。


日立ビルシステムの狩野保全技術部長は、「痛ましいエレベーターの事故は絶対に起こしてはいけないと考えており、今後は人工知能=AIも活用し、安全にエレベーターに乗って頂けるよう、高度な維持管理を実現したい」と話している。

 

出典

エレベーター維持管理初の説明会

http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170526/3702381.html 

 

 

 

 

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2017225日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

松戸市の機械式立体駐車場で、2012年、車を載せるパレットの下敷きになり、男性会社員(当時31歳)が死亡した事故をめぐり、駐車場に安全上の欠陥があったとして、会社員の両親が駐車場の所有会社と機械を操作した男性らに、計8000万円の損害賠償を求めた訴訟で、地裁松戸支部は、24日、男性の過失を認めて、約1800万円の支払いを命じた。

 

八木裁判長は判決で、「人がいないことを確かめる注意義務があったのに、操作前に確認が不十分だった」として、男性の過失を認定。

駐車場を借りていた男性の勤務先と連帯して賠償額を支払うよう命じた。

 

所有会社については、「駐車場の照度は基準を満たし、人がいないか確認できた。壁に囲まれて立ち入る可能性は極めて低く、安全性を欠いているとは言えない」として、過失を認めなかった。

 

会社員の両親は訴訟で、「侵入防止のための柵を設置せず、照明も暗かった」と主張していた。

 

判決によると、死亡した会社員は、12年6月30日未明、飲酒後に隣のビルの塀を乗り越えて駐車場に入り、動き出したパレットの下敷きになった。

 

 

当時の状況が2012711557分に千葉日報から、下記趣旨でネット配信されていた。

 

30日午前0時40分ごろ、松戸市本町の立体駐車場1階で、30歳ぐらいの男性が床と車庫フレームの底に挟まれた状態で倒れているのを駐車場メンテナンス会社の男性が見つけ、110番通報した。

警察と消防が現場に駆け付け、男性は現場で死亡が確認された。

 

警察は男性の身元確認を急ぐとともに、事件と事故の両面で調べている。

死亡男性は、契約者ではないとみられる。

 

出典

挟まれ男性死亡 松戸、立体駐車場で

http://www.chibanippo.co.jp/news/national/88738

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

最近は目にしないが、本ブログでは過去に同種事例2件を紹介している。

 

2011年9月3日掲載

201192日 東大阪市の立体駐車場で3階から降りてきた昇降台と床の間に挟まれて死亡

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/706/

 

2011年3月2日掲載、4月15日転載

201131日 千葉市の可動式駐車場でスイッチを押したところ別人が挟まれて重傷

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/157/

 

それにしても、まさか人がいるとは思わない場所。

 

今回の駐車場がどうだったかは分からないが、仮に「人がいないことを確認してから操作のこと」といった注意表示があったとしても、操作回数の多い人ほど、どうせ誰もいないのだから・・・などという気になってしまうのかもしれない。

 

 

 

 

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20171202117分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日午前8時半ごろ、岡山県玉野市の三井造船玉野事業所で、同社社員の男性(62)が作業場に向かう工事用エスカレーターに乗っていた際にプラスチック製の踏み板が破損し落下、板とフレームの間に体を挟まれた。

午前11時すぎに救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

警察によると、男性はこの日、他の作業員と共に船尾にかじを取り付ける作業をしていた。

警察が事故原因を調べている。

 

出典

三井造船所で落下、作業員死亡

http://www.sankei.com/west/news/170120/wst1701200095-n1.html

 

 

121日付で朝日新聞岡山全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

造船中の船にエスカレーターで移動しようとしたところ、踏板が外れて内部に転落した。

 

警察によると、男性を挟んだ状態でエスカレーターは動き続けた。

 

 

 

 

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2017117日付で朝日新聞東京四域版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前10時ごろ、品川区東五反田のホテル7階で、エレベータの点検作業をしていた40代の作業員の男性が高さ約20m下の地面に転落。

全身を強く打つなどして、搬送先の病院で死亡した。

 

警察によると、当時、エレベーターは8階に停止していたが、男性は7階でエレベーターの扉を開けて内部に入り、そのまま転落したという。

 

男性の勤務先によると、当時行っていた作業では、転落防止用の安全装置の装着は不要とされており、男性も着けていなかったという。

 

警察は、業務上過失致死容疑も視野に、原因を調べている。

 

 

1161721分にテレビ朝日からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前10時すぎ、東京・品川区東五反田で、ホテル7階のエレベーター乗り場から男性作業員が転落した。

作業員は、その後、死亡が確認された。

 

警察などによると、当時は制御盤の点検作業中で、防犯カメラには作業員が7階のエレベーターのドアを自分で開けて中に入る姿が映っていた。

しかし、人が乗るエレベーターのかごは8階にあり、作業員は底の部分の「ピット」と呼ばれる空間まで落下したという。

 

警察は、事故と自殺の両面で調べている。

 

出典

7階から転落エレベーター点検中の作業員が死亡

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000092219.html 

 

 

 

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20161217133分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12162324分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後6時ごろ、名古屋市名東区のスーパー「T店」で、従業員の男性(32)が荷物用エレベーターのかごの底と2階の床部分に挟まれた。

病院に運ばれたが、約3時間後に死亡した。

死因は、首を圧迫されたことによる窒息死。

 

警察によると、男性は、しめ縄入りの段ボール計30個をエレベーターで1階から2階に上げる作業中だった。

 

かごが上がったまま降りてこないため、2階に上り、エレベーターに身を乗り出して内部を確認しようとしたところ、かごが降りてきて背中にのしかかり、挟まれたとみられる。

同僚の男性が通報した。

 

エレベーターは、開口部が高さ1.3m、幅約1.1m、奥行き1.6m。

扉は上下に開く手動式。

バックヤードに設置され、商品の運搬専用だった。

 

警察が、当時の作業状況や原因を調べている。

 

出典

エレベーターに挟まれ従業員死亡 名古屋・名東区のスーパー

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016121790013342.html

突然降下のエレベーターに上半身挟まれ…スーパー従業員死亡 名古屋

http://www.sankei.com/west/news/161216/wst1612160119-n1.html

 

 

 

(2017年6月30日 修正1 ;追記)

 

20176281541分にNHK NEWS WEBから、事故時の詳しい状況や原因などが下記趣旨でネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

去年12月、名古屋市のスーパーマーケットで従業員の男性が荷物を運ぶための小型エレベーターと床の間に挟まれて死亡した事故で、国の審議会は、国交省に対し小型エレベーターの使用方法の注意点を周知するよう求める報告書をまとめた。

 

この事故は、去年12月、名古屋市名東区のスーパーマーケットで、従業員の男性が荷物を運ぶための小型エレベーターの「かご」の中に台車を置き、2階から1階へ降ろそうとしたところ、突然「かご」が落下して2階の床との間に体を挟まれ、死亡したもの。


この事故について、専門家で作る国交省の審議会の事故調査部会は、再現実験の結果や従業員への聞き取りなどを基に報告書をまとめた。


それによると、今回の事故では、台車の車輪がエレベーターの「かご」と壁の間に挟まり動かなくなったため、車輪を取り外そうと、男性が「かご」の中に身を乗り出したと見られるという。


この時、エレベーターを1階へ降ろすためのボタンがすでに押されていたため、巻上機のチェーンが緩んでいたと見られ、この状態で台車の車輪を取り外したことで「かご」が落下し、男性の体が挟まれた可能性が高いとしている。


このため報告書は、国交省に対し、荷物を運ぶための小型エレベーターの安全な使い方などを所有者や管理者に周知するよう、求めている。

 

 

【小型エレベーターと事故】

 

国交省によると、荷物用の小型エレベーターは、「かご」の面積が1m2以下で、「かご」の天井の高さが1.2m以下のものを指す。


人が乗らないことが前提のため、「かご」に扉を設置することが義務づけられていないなど、安全装置の規制が緩くなっているが、実際には、突然、「かご」が動いて挟まれたり、エレベーターの内部に転落したりする事故が起きていて、国の審議会の事故調査部会が調査を始めた平成22年以降、今回の報告書の対象になった名古屋市の事故を含めて4件の事故が起き、合わせて3人が死亡している。


また、今回の報告書では、事故があったスーパーに小型エレベーターの操作手順書がなかったほか、死亡した男性は危険性を認識しないまま台車の車輪を外した可能性があることを指摘している。


このため、国交省は近く、小型エレベーターの使い方や故障時の対処方法などをまとめたパンフレットを作り、全国に配ることにしている。

 

出典

小型エレベーター事故 使用方法の注意点周知求める報告書

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170628/k10011033151000.html 

 

 

6281951分に毎日新聞からは、事故時の状況などに関し、より詳細だと思われる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

報告書によると、従業員が2階でエレベーターに台車を入れ、1階で呼び出しボタンを押して作動させたが、かごは下りてこなかった。

 

2階で従業員らが確認すると、台車を入れたのとは反対側にある内部扉が開いており、かごからはみ出した車輪が引っ掛かって止まっていた。

 

この間に、上部にある巻き上げ機から延びたチェーンが緩み、従業員が内部に身を乗り出して台車を取り除いた際、かごが落下した。

 

国交省によると、同型のエレベーターは他にはないという。

 

(共同)

 

出典

『エレベータ事故 チェーンの緩み原因 名古屋で従業員死亡』

https://mainichi.jp/articles/20170629/k00/00m/040/062000c

 

 

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20161127194分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11
271737分に朝日新聞から、1128日付で朝日新聞東京四域版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午前9時40分ごろ、東京都東村山市のN社東京工場で業務用エレベーターが落下した。
修理作業中だった埼玉県蓮田市の保守管理会社員Tさん(男性、51歳)が建物の壁とエレベーターの側面との間に挟まれ、搬送先の病院で死亡した。外傷性窒息死とみられる。

エレベーターは油圧で動くタイプで、警察が業務上過失致死容疑で落下原因を調べる方針。

警察によると、エレベーターは1階の工場から2階の倉庫に段ボールを運ぶ業務用。
Tさんはさいたま市の会社の社員で、オイル漏れ修理のため、別の男性作業員と作業していた。

当時、エレベーターは1階部分の地面から約2m持ち上げられており、Tさんはその下の壁にある作業用スペースで1人で修理にあたっていた。

出典
エレベーター落下 男性作業員挟まれ死亡 東京・東村山
http://mainichi.jp/articles/20161127/k00/00e/040/135000c

エレベーター落下、男性挟まれ死亡 工場で修理中に
http://www.asahi.com/articles/ASJCW5H5NJCWUTIL019.html


11271822分にFNNニュースからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男性はエレベーターの下をのぞき込み、作業をしていたとみられ、警察は、支えていたジャッキの油が漏れて落下したとみて調べている。

出典
荷物用エレベーターが落下 50代男性が挟まれ死亡 東村山市
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00342955.html

 

 

 

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2016831日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8302357分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京都港区で2006年6月、都立小山台高2年の市川さん(当時16歳)がシンドラーエレベータ社製エレベーターに挟まれ死亡した事故について、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は、30日、最終報告書をまとめた。

 

事故後に国交省が打ち出した安全対策のうち、ドアが開いたまま昇降するのを防ぐ「戸開走行保護装置」の設置促進を不十分と認定。

エレベーターの所有者と管理者が点検マニュアルを共有する仕組みも整備されていないことを指摘し、国交省に改善を求めた。

 

消費者事故調は、コイルのショートでブレーキに不具合が生じたままエレベーターが動き続けたため、ブレーキが摩耗して十分にかからなかったことを主な原因と判断した。

また、ブレーキ部品の稼働が目視でしか確認できない点を、「適切な調整ができない可能性があり、保守点検員に頼り過ぎた」と批判した。

 

エレベーターは、シンドラー社を含む3社が保守管理にあたっていたが、点検マニュアルは共有されなかった。

過去に発生した不具合の情報が詳細に引き継がれなかった理由については、3社が「競争関係にあったため」と分析した。

 

国交省は、09年の建築基準法改正後に新設・改修されたエレベーターについて、戸開走行保護装置の設置や、点検マニュアルの提供を義務づけた。

今年2月に示したガイドラインでは、製造業者が作成した保守点検に関する文書を所有者が保存し、必要に応じて業者が閲覧できるようにすることを掲げた。

 

しかし事故調は、既設のエレベーター約70万台について、戸開走行保護装置の後付けがほとんど進んでいない、点検マニュアルの共有が担保されていない、と指摘。

現状を把握、分析して対策を講じるよう、要求した。

 

国交省によると、一般的な既存機1台の改修で150万~500万円はかかる費用の問題や、工事中の住民の不便さなどから、改修は進んでいない。

国内の約73万台の既存機のうち、改修されたのは約2割の15万台程度だという。

 

シンドラー社のエレベーター事故は、12年11月、消費者事故調による最初の調査対象として選定された。

事故機が分解されていたこともあって、調査は難航。

事故原因は、09年9月に国交省が出した事故報告書と同様の内容となった。

 

 

「シンドラー社エレベーター事故の経過」

 ※ブログ者注;転記省略

 

出典

東京・芝のエレベーター事故死 シンドラー事故 戸開走行の防止、不十分 消費者事故調、国に改善求める

http://mainichi.jp/articles/20160831/ddm/041/040/046000c 

エレベーター事故「繰り返す危険性」 シンドラー事故調

http://www.asahi.com/articles/ASJ8Z4PSTJ8ZUTIL02G.html

 

 

また、柳田邦夫氏の寄稿文が、831151分に毎日新聞からネット配信されていた。

 

事故調査に詳しいノンフィクション作家の柳田邦男さんが、シンドラー社のエレベーター事故を巡る消費者事故調の最終報告書について、毎日新聞に寄稿した。

 

「柳田邦男さんの話」

 

今回発表されたエレベーター事故の原因調査報告書は、分析の視点と原因のとらえ方において、画期的なものだ。

 

システムの事故とは、保守点検の会社とか作業員のミスだけに原因があるのでなく、安全性確立の制度(行政)から設計・製造・運用にかかわる組織の全般にわたって、どこかに故障あるいはミスが生じても事故にならないようにする防護策が万全でないために起こるのだという「組織事故」の視点こそが重要だ。

 

今回の報告書は、刑事訴追における過失責任者に絞って問題点を論じるという原因のとらえ方と違って、エレベーターが何か問題があったら必ず「止まる」という安全確保の大原則が破綻した原因は、行政による規制からメーカー、保守運用会社の全分野において内在していた欠陥の重なり合いにこそあったのだということを具体的に明らかにした。

 

その上に、メーカーが安全性確保に必要な技術情報を開示しないとか、業界全体が安全性を顧慮せずに経済性(金額の安さ)で保守管理を引き受けるという安全文化欠落の体質になっていたという問題にまで踏み込んでいる。

 

こうした事故原因の構造的なとらえ方は、生活空間の中でさまざまな形で起きている事故の原因調査のあり方や、行政・事業者の安全への取り組み方に、大きな影響を与えると思う。

 

出典

シンドラー事故 柳田邦男さん 「組織事故」の視点が重要

http://mainichi.jp/articles/20160831/k00/00m/040/129000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○関連記事は下記参照。

20141223日掲載

[昔の事例の顛末] 200663日 東京都港区のマンションで男子高校生がエレベーターに挟まれて死亡した事故でシンドラー社社員に無罪、保守会社会長らに有罪判決 (修正1)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4512/

 

○事故調の報告書(概要版、全24ページ)は、下記参照。

http://www.caa.go.jp/csic/action/pdf/4_houkoku_gaiyou.pdf

 

その22ページに、国土交通大臣への意見として、以下が記されている。

(1)保全性を確保した設計の徹底

(2)適切な保守管理の実現

(3)既設のエレベーターに対する戸開走行保護装置の設置の促進

(4)所有者・管理者への働き掛け

(5)緊急時の初動体制・救助体制確保に向けた取組の促進

 

 

 

 

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2016681929分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前9時40分ごろ、京都府亀岡市大井町の油圧製品の製造販売会社「I」の京都工場内で、男性従業員(56)がリフトの点検中に頭部をはさまれた。

京都市内の病院に搬送されたが、意識不明の重体。

警察が、詳しい事故原因を調べている。

 

警察によると、油圧製品を運ぶためのリフトに不具合があり、点検している最中にリフトが動き出したと見られるという。

近くにいた女性従業員が悲鳴に気づき、リフトの緊急停止ボタンを押し、別の従業員が119番した。

 

出典

リフトに頭を挟まれる 男性従業員が意識不明の重体

http://www.sankei.com/west/news/160608/wst1606080078-n1.html

 

 

 

 

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2016421日付で朝日新聞筑後版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

小郡市小郡の運送会社の倉庫で、19日午後1時半ごろ、派遣社員の男性(62)がリフトから転落し、頭などを打って死亡した。

 

倉庫内を上下するリフトに荷物とともに乗って操作中、高さ約3mの位置から落ちたという。

 

 

 

 

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2016413174分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4132057分に読売新聞から、4131538分にFNNニュース(北海道文化放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前8時半ごろ、富良野市にある食品会社「N社」から「従業員がエレベーターに挟まれた」と消防に通報があった。


消防が駆けつけたところ、この会社の従業員のMさん(女性、37歳)が業務用のエレベーターに上半身を挟まれていて、病院に運ばれたが、胸などを強く打っていて、まもなく死亡した。


エレベーターは、普段、荷物の上げ下ろしに使われていて、かごの大きさは幅1m60cm、高さが1m45cmあるという。


警察によると、別の従業員が1階でエレベーターに段ボール箱4個を積み込み、1階から2階に上がる途中で、かごからはみ出た段ボール箱が引っかかり、動かなくなるトラブルが起きた。

2階で気付いたMさんが電源を切り、シャッターを開けて、2階のエレベーターフロアから、かごの中に上半身を入れて箱を取り除いたところ、突然、かごが下に動き、かごと床の間に体を挟まれたという。


警察は、近くにいた同僚などから話を聞くなどして、詳しい原因を調べている。

 

出典

エレベーターに挟まれ死亡

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160413/4484891.html

エレベーターと床に挟まれ、37歳女性社員死亡

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160413-OYT1T50097.html

荷物運搬中、エレベーターに挟まれ従業員死亡 北海道・富良野市

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00321537.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

「電源を切って」と報じられているが、具体的にどのような方法で切ったのだろうか?

たとえば、エレベーターの横にある「OFF」のボタンを押しただけとか・・・。

 

 

 

 

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20163301940分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午前11時前、名古屋市昭和区広見町にある7階建てマンションで、エレベーターの点検を行っていた男性(27)がゴンドラに頭を挟まれ、病院に運ばれたが死亡が確認された。


警察によると、男性は1階フロアーの扉から約1.5m下の床に降りて点検を行い、その後、1階フロアーに戻ろうとしたという。
このとき、頭のすぐ上にゴンドラがあり、フロアーに出られなかったため、仲間の作業員がゴンドラを上昇させたところ、男性が壁との間に挟まれたという。


警察は、一緒に点検をしていた作業員2人から話を聴くなどして、事故の詳しい状況と原因を調べている。


点検は、エレベーターで異音がするとの住民からの訴えで、保守を請け負う名古屋市にあるメーカーの関連会社が行っていた。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160330/4106841.html

 

 

3302037分に中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午前10時50分ごろ、名古屋市昭和区広見町のマンション「滝子ヒルズ」(7階建て)で、エレベーターの点検作業をしていた会社員の男性(27)が、エレベーター塔の側壁とかごの間に頭を挟まれた。

男性は、約2時間50分後、搬送先で死亡が確認された。

 

警察によると、男性は、この日午前10時ごろ、会社の同僚2人と、エレベーターの点検と防犯カメラの取り付け作業を開始。

事故発生時は、男性がエレベーター塔の一番下でねじ締めを、同僚2人が男性の真上に止めてあったかごの中でカメラを取り付けていた。

 

男性が自ら、かごを上昇させるよう指示、同僚が操作したところ、事故が起きたという。

警察が、原因を調べている。

 

出典URL

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016033090203758.html

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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