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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20198251919分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

25日午前10時50分ごろ、多摩動物公園(東京都日野市)のインドサイの獣舎で飼育員が倒れているのを同僚が発見し、園を通じて119番通報した。

 

警察によると、日野市万願寺5丁目の浅見さん(男性、54歳)が病院に搬送されたが、脇腹や背中に内出血があり、死亡が確認された。

 

警察は、作業中にサイに襲われたとみて調べている。

 

警察と園によると、浅見さんが倒れていたのは来園者向けに公開するスペースとは区切られた飼育施設内で、おりの外の作業用通路。

 

内出血のほか、あばら骨も折れていた。

おりの中にいるサイが鉄格子の間から角で突くなどした可能性がある。

 

サイは全長約3m、体重約2トンで、足の皮膚に疾患があった。

浅見さんのそばにはサイ用の塗り薬が落ちていた。

 

浅見さんは20年以上の経験があるベテランで、インドサイやインコを担当。

連絡がつかなくなったことから、同僚が捜していた。

 

園は事故を受け、同日午後に臨時休園したが、26日は通常通り開園する。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM8T4R8HM8TUTIL009.html

 

 

826日付で毎日新聞東京版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると、サイは推定18歳の雄の「ビクラム」で体高約2m、体長約4m。

足の皮膚病の治療中で、浅見さんの近くには皮膚薬が落ちていたという。

 

事故を受け、同園は同日夜に記者会見を開き、浅見さんは飼育担当歴約25年のベテランで昨年4月からビクラムの担当になったとし、動物に薬を塗る場合は、おりの外側から食べ物を与えて気をそらすと説明。

おりは施錠してあったが、格子の間隔は約30cmあるという。

 

https://mainichi.jp/articles/20190826/ddm/041/040/092000c 

 

 

825215分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察や園によると、浅見さんはこの日、サイとインコの飼育を担当。

朝から1人で飼育スペースの掃除などをしていた。

 

インコが開園時間を過ぎても展示スペースに出ていないため、同僚が捜しにいくと、サイが飼育されていたスペースを囲う柵の外側で浅見さんがあおむけで倒れているのを発見した。

近くには、サイの皮膚病を防ぐための薬が落ちていた。

 

この施設内は、飼育員らの安全を図るため、サイと直接接触しない仕組みになっていた。

ただ、飼育スペースの柵には30~40cmの隙間があり、これまでも飼育員らが手を伸ばして直接、サイの皮膚に薬を塗布するケースもあったという。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/190825/afr1908250025-n1.html 

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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