2017年12月17日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
業務用の高圧コンプレッサー(圧縮機)を使って同僚男性の体内に空気を注入して死亡させたとして、杉戸署は17日、傷害致死の疑いで、加須市の会社員の男(47)と千葉県松戸市のペルー国籍の会社員の男(36)を逮捕した。
逮捕容疑は、共謀して16日正午ごろ、勤務する杉戸町本郷の産業廃棄物処理会社「E埼玉」敷地内で、同僚の春日部市の会社員Kさん(男性、44歳)の体内にコンプレッサーを使って空気を注入し、死亡させた疑い。
いずれも「間違いない」と、容疑を認めているという。
同署によると、3人は昼食休憩前、ほかの従業員と共にコンプレッサーで作業着の汚れを落としていた。
ふざけてKさんの顔や肛門にノズルを当てたところ、Kさんが腹部を膨らませて「苦しい」とうめいたため、同僚らが病院に搬送。
16日午後7時20分ごろ、死亡が確認された。
同社では、従業員が事務所に入る前、コンプレッサーを使ってほこりや油汚れを落としていたという。
同署は、Kさんの体内に入った空気が内臓などを圧迫したとみて、詳しい死因を調べている。
出典
『圧縮空気を肛門に注入…男性を死亡させた疑い、同僚の男2人を逮捕 空気が内臓
など圧迫か』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/12/18/02_.html
12月17日20時55分にNHK NEWS WEBからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この電動コンプレッサーは、ふだんは重機のほこりを取り除く際などに使っていたという。
出典
『コンプレッサーで体内に空気注入し男性死亡させた疑い 2人逮捕』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171217/k10011262061000.html
12月17日19時43分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
杉戸署によると、両容疑者は同町本郷の事業所で、16日昼、共謀して同僚男性(44)を押さえつけ、業務用の空気圧縮機でズボンの上から肛門に空気を注入する暴行を加え、死亡させた疑いがある。
両容疑者は、「普段から同僚同士、ふざけて顔や臀部に空気をかけあっていた」などと供述しているという。
出典
『肛門に空気注入して死亡させた疑い 同僚の2人を逮捕』
http://www.asahi.com/articles/ASKDK4Q6FKDKUTNB004.html
12月18日18時40分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は肛門から注入された空気で内臓を圧迫されたために死亡していたことが18日、杉戸署への取材で分かった。
出典
『同僚から体内に空気注入された男性 死因は内臓圧迫』
http://www.sankei.com/affairs/news/171218/afr1712180036-n1.html
(ブログ者コメント)
今回と同様な事例は、本ブログでも過去に数件、紹介している。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。