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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201633日付で読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午前10時50分頃、大阪府吹田市の国立民族学博物館の職員から「展示室内で炎が出た」と119番。

消防が駆けつけたところ、既に職員によって消し止められていた。

 

同館は午前10時に開館し、当時、職員や入館者ら約350人がいたが、館外に避難し、けが人はなかった。

警察などによると、改装のため閉鎖中だった

 

2階のアイヌ文化を伝える展示コーナーで、アイヌの伝統的家屋を委託業者が撮影中、かやぶき屋根の一部がハロゲンランプで熱せられ、燃え出したとみられる。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20160303-OYO1T50012.html

 

 

 

(2016年4月7日 修正1 ;追記)

 

20164350分に産経新聞westから、『前代未聞の民博ボヤ「あわや大惨事」 光量調節用の和紙に引火 スプリンクラー作動せずバケツリレーで消火 8年がかりのリニューアル完成目前』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

日本を代表する民族学研究の拠点、大阪府吹田市の国立民族学博物館(民博)で3月に起きた火災は、写真撮影用の照明の光量を調整するため、電球を覆っていた和紙に引火したことが原因だったことが、2日、関係者への取材でわかった。

 

スプリンクラーは作動せず、職員らはバケツリレーや消火器で火を消し止めた。

「展示物は燃えやすいものばかり。あわや大惨事だった」。

昭和52年の開館以来、初めての事態に、民博は、第三者による検証委員会と内部調査委を立ち上げ、防災マニュアルなども見直す方針だ。

 

「火事だ」-。

入場を制限して展示を入れ替えていた民博本館の2階に職員らの声が響いたのは、3月3日午前10時半ごろだった。

アイヌの文化コーナーにあったかやぶき家屋「チセ」から白い煙が立ち上り、焦げた臭いとともに、瞬く間にフロアに充満した。

 

民博によると、炎がほとんど上がらなかったため、熱を感知しなかったのか、スプリンクラーは作動せず、職員らが消火器とバケツリレーで約30分後に火を消し止めた。


負傷者はなかったものの、小学生の団体を含む来館者や職員ら約310人が屋外に避難する騒ぎになった。

 

民博は、開館以来初めてとなる展示の全面リニューアルを、平成20年から進めていた。

その最終段階として、昨年11月から同コーナーを改修し、3月17日から公開する予定だった。

 

改修作業の完了を目前に控え、3日は午前9時ごろから、外部の専門業者のスタッフ2人がチセ内部で資料用の撮影を行っていた。

 

火災後の検証の結果、スタンド式の照明器具の光量を調整するため、電球の一部を覆っていた和紙が熱で発火。

ちぎれて燃えながら宙を舞い、チセの屋根のかやに引火したとみられることがわかったという。

 

スプリンクラーや感知器に異常はなく、消火活動にあたった吹田市消防本部も、「防火管理体制に問題はなかった」としている。

 

ただ、民博では、世界各地から集めた資料をできるだけ間近に見てもらおうと、ケース内ではなく「露出展示」にこだわり、燃えやすい木製品や布製品などがその多くを占める。

学術的に評価の高い豊富な展示は、防火面では弱点になり、消火が一歩遅れれば大惨事になる可能性があった。

同館関係者は、「大勢が来館する行楽シーズンだったらと考えるとぞっとする」と振り返る。

 

消火活動の影響で、アイヌの文化のほか、中央・北アジア、日本の文化コーナーなど、本館2階の展示場の一部は閉鎖され、リニューアルした展示の公開も、6月中旬までずれ込むことになった。

チセ以外に焼けた展示品はなかったが、消火器の薬剤が露出展示されていた多くの資料のすき間に入り込み、除去に時間がかかっている。

 

チセ自体も、アイヌ初の国会議員、故萱野茂さんが制作を監修した貴重な資料だったが、今後、萱野さんの親族らの協力を得て、ふき替え直すことになった。

 

民博の別棟では、2月から5月10日までの予定で、アイヌの首長を描いた貴重な絵画など、蝦夷地をめぐる資料を集めた特別展「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」を開催している。

特別展は開催中だが、改修したアイヌの文化コーナーの同時公開はできなくなった。

 

最寄り駅から初めて無料バスを運行するなど、集客に力を入れていただけに、展示担当者は、「本館の常設展と合わせてアイヌ文化への理解を深めてもらいたかった」と残念そうに語る。

 

検証作業を進める民博は、燃えやすい展示物のそばに消火栓を設置することや、異変をすぐに発見できるよう、館内の監視カメラを増設することを検討している。

民博の吉田副館長は、「館内には燃えやすいものが多く、潜在的な火災の危険性があることを改めて認識したい」と話した。

 

国立民族学博物館]

昭和49年に設立された、日本初の民族学・文化人類学研究のための博物館。

施設は大阪府吹田市の日本万国博覧会跡地に建てられ、昭和52年に開館した。

世界各地の民族の生活と文化についての標本や情報を収集し、展示公開している。

映像資料なども含め、所蔵品は100万点以上。

初代館長は、比較文明論で知られる梅棹忠夫氏。

学界をリードする研究者たちが国内外から集まり、日本の民族学研究の中心的な役割を担っている。

 

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/160403/wst1604030015-n1.html

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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