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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年9月6日15時21分にmsn産経ニュースから、同日20時6分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日正午ごろ、練馬区の都営アパートで、点検作業中のエレベーター付近で爆発が起き、作業に当たっていた「日本エレベーター製造」の男性作業員(26)が顔などにやけどの重傷。別の男性作業員(25)も腕などに軽いけがを負った。

警察などによると、2人はエレベーターの異常音の原因を調べるため、同日午前9時ごろから作業。
事故当時は、エレベータを1階に停止させ、1人がエレベーターの下に入って部品の交換作業をし、もう1人が内部で点検作業をしていたという。

エレベータの下に入って作業していた26歳の男性作業員は、「たばこに火を付けようとしたところ爆発した」と話しているという。
警察は、点検作業で有機溶剤を使い、揮発性の高いガスが充満しているところにたばこの火が引火したとみて、詳しい事故原因を調べている。


出典URL■■■
           ■■■



(ブログ者コメント)

□「たばこの火が引火」と報道されているが、正確には、「たばこに火をつけようとした時のライターかマッチの火が引火」と書くべきだろう。
□しかし、そもそも、仕事中の現場でたばこを吸おうとしたこと自体が信じられない。4S、5S活動が徹底されない職場では、いつか事故が起きる・・・・そんなことを教えてくれる事例だ。



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20116181856分にmsn産経ニュース埼玉から、また19日付で読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
18日午前11時半ごろ、深谷市のマンション1階にあるポンプ室で爆発があり、ポンプ室内で作業をしていた63歳と30歳の男性作業員2人が顔などに重軽傷を負った。
警察の調べでは、ポンプ室には水をくみ上げるモーターや配電盤などの消防設備があり、この日は7人でスプリンクラーの点検作業をしていた。
作業員らは「配電盤のモーターの電源スイッチを入れたところ火が出た」と話しているといい、警察はガス漏れによる爆発の可能性もあるとみて詳しい事故原因を調べている。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□ポンプ室周辺を通っているガス管からガスが漏れていた可能性がある。ただ、それならガス臭に気が付いてよさそうなものだが?
□7人のうち2人だけが重軽傷というのも、よく分からない。他の5人は、たまたま外に出ていたとか、何かの陰になっていたということだろうか?
 


(2012年10月28日 修正1 ;追記)

2012年10月20日付で毎日新聞埼玉版から、前からガス臭がしていたのに放置していた、などの新情報がネット配信されていた。

県警は19日、マンション管理会社の29歳と42歳の男性社員2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検した。

容疑は、男性社員(29)が10年3月、「プロパンガスに似たにおいがする」などの報告を同社管理員から受けたが、忘れて放置。
さらに男性社員(42)は昨年5月、マンホールから噴出している泡とガス臭に似た異臭を自ら確認したが、措置を取らず放置した。

これにより、マンションに供給されている都市ガスの配管の穴が開いた部分からガスが漏出し続け、消防設備の点検作業中に引火、爆発。
男性(当時63歳)が全身やけどで死亡し、別の男性(32)が全身やけどで全治6カ月の重傷を負ったとしている。

県警によると、2人は容疑を認めているという。


出典URL
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20121020ddlk11040236000c.html


また、10月20日付で朝日新聞埼玉版(聞蔵)からも、若干異なるニュアンスの記事が、下記趣旨でネット配信されていた。

警察によると、2人は都市ガスの配管が腐食で劣化し、ガスが漏れているのを確認していたにもかかわらず、点検作業をさせ、引火爆発によって男性作業員(当時63)を死亡させ、別の男性兌業員(32)にも大やけどを負わせた疑い。

警察は、2人が事故の約1ケ月前に実際にガスの臭いなどを確認していたことを重視。
対策せずに放置したため爆発が起きたと判断した。


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2011614日付の朝日新聞さがみ野版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
13日午前5時50分ごろ、厚木市のO歯車工業厚木第1工場から「爆発音がして機械から煙が出ている」と110番通報があった。
警察によると、工場内に設置された歯車の熱処理をする機械が爆発し、発生した爆風などで10数m上の天井に幅20~30cm、長さ3mほどの亀裂ができ、側壁の一部も損傷した。近くに従業員はおらず、けが人はなかった。
熱処理作業で使うブタンガスが充満し、引火した可能性があるという。
 
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2011617日付で茨城新聞から、18250分にmsn産経ニュース茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午後1時半ごろ、住友金属工業鹿島製鉄所のエネルギーセンターのボイラーが爆発し、作業員(57)の顔に破片が当たって、あごの骨を折るなどして全治約1カ月のけがを負った。鹿嶋署で原因を調べている。
同製鉄所などによると、事故当時はボイラーへの点火作業を2人で行っていた。もう1人の作業員は目に異物が入ったが、けがはなかった。爆発の影響で配管などの付帯設備が損傷した。同ボイラーは、構内の工場が操業するためのボイラーの一つ。
 
 
 

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20116162121分にNHK佐賀から、617日付で佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午後4時半ごろ、伊万里市のN造船所で、作業員(39)が船の鉄板を削る作業をしていたところ、大きな音を立てて爆発した。作業員は全身に大やけどしたが、意識ははっきりしているという。火災などはなかった。
警察によると、爆発があったのは船のエンジンルームで、この作業の前には別の作業員がガスを使った溶接をしていたという。
警察は、溶接などの際にガスが漏れ、鉄板を削る作業で飛んだ火花が引火した可能性があると見て会社側から作業の安全性について事情を聴いている。
エンジンルームは気密性が高いという。
 
 
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2011616日付の読売新聞埼玉版ならびに毎日新聞埼玉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
15日午後2時15分頃、鳩ヶ谷市のマンション敷地内でプロパンガスの円柱形タンクが爆発、炎上し、作業中のガス関連会社の社員4人がやけどを負った。4人とも重傷で、1人は全身やけどという。火は、車とバイク計3台、隣接するアパート1室を全焼するなどして、約1時間半後に消し止められた。警察で出火原因を調べている。
タンクは高さ約2m、直径約1m。4人は、5年に1度の安全弁交換のため、タンクに上るなどして作業していた。作業中にタンク内のガスが漏れ、引火したとみられる。

近くで植木の手入れをしていた男性(68)によると、シューッと音がした後、ガスの臭いがして、突然「ドーン」と爆発音が響いた。作業員とみられる男性2人が路上に飛び出し、「消防と救急を呼んでください」と言うと地面に座り込んだ。タンクからは赤い火柱が上がり、建物の2階部分まで達していたという。
マンション管理人は、「工事会社の担当者から、安全弁の不具合でガスが漏れ出して出火した可能性があると聞いた」と話した。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
ガス漏れから爆発まで少し時間がかかっているようなので、着火源としては静電気以外、台所の火とか自動車のエンジンなどの可能性も考えられる。
 

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2011317日付で朝日新聞岐阜版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (別事例調査中に見つけた記事)
 
16日午後4時50分ごろ、各務原市の塗装会社「D社」で火災があり、鉄骨2階建ての工場約640m2が全焼。従業員の女性(50)が頭を打撲するなどの軽傷を負った。
警察などによると、従業員が塗装した建材を乾燥用の炉(幅4m、奥行き2m、高さ2m)に入れたところ、10分後に突然、炉の内部から爆発音がしたという。その後、何らかの原因で建物に引火したとみられる。
当時、炉の近くで従業員がガスを使って建材に塗料をつける作業をしていたといい、警察で原因を調べている。
 
 
(ブログ者コメント)
 
□文脈から考えると、塗料をつける作業をしていた従業員は、被災者とは別の人だったのかもしれない。
□他ブログに、中京テレビ報として「従業員女性は乾燥炉で建材を乾かす作業をしていた。爆風で飛ばされて頭を打った」と書かれていた。
 
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2011514日付で、朝日新聞備後版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。  (別事例調査中に見つけた記事)
 
13日午後1時10分ごろ、三原市のO造船所ドック内で爆発があった。
 
警察によると、爆発があったのはドック内で改造中のコンテナ船(約3000トン)の船首部にある倉庫付近。近くで作業していた中国籍の実習生の溶接作業員(22)が吹き飛ばされ、約6m下の船底部に転落。病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
 
警察によれば、同僚数人と溶接作業などを終え、ハッチを抜けようとしたところで爆発に遭ったらしい。海保は、倉庫内の一酸化炭素濃度が高いため、14日以降、原因を調べる。
 


(2011年9月20日 修正1 ;追記)

2011年9月16日付で、朝日新聞備後版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三原労基署は、15日、O造船所の艤装部長(65)と同社を労安法違反の疑いで書類送検したと発表した。
コンテナ船の改造工事で、溶接作業する前に引火性ガスの濃度を測定しなかった疑い。

事故の2日前に内部で塗装作業があり、ガスは塗装材から出たとみられる。
事故では溶接作業で出た火花が船首の内部に溜まっていたガスに引火して爆発。船首の甲板付近で作業していた下請けの派遣会社社員だった中国人男性が吹き飛ばされ、転落死した。



(ブログ者コメント)

事故発生時の状況が第1報と違うが、最新版の今回記事のほうが正しいのだろう。


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20115312148分に、山陽新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
31日午後5時10分ごろ、備前市の青果会社「H青果」の事務所兼店舗(鉄骨スレート一部3階)から「ボーン」という爆発音とともに1、2階の窓ガラスが飛散した。周辺の民家などの窓ガラスも割れた。爆発時、1階に1人、店外に2人いたが、けがはなかった。
消防などによると、同社には地下室があり、バナナを熟成させるため、カーバイドと水を使ってアセチレンガスを発生させていた。
警察が原因を調べている。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□バナナの熟成にエチレンガスを使うことは知っていたが、アセチレンガスとは初耳だ。エチレンガスよりもカーバイドのほうが入手しやすいからだろうか?
□この業界、こういった方法が広く行われているのだろうか?ざっと調べたが情報は見つからなかった。どのように安全管理しているか、気になるところだ。
 
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2011526225分に、msn産経ニュース広島から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
25日午前7時半ごろ、呉市の桟橋に係留されていた作業船「福栄丸」(14トン)で爆発があり、船に乗っていた近くのAさん(72)が顔や両手にやけどを負って市内の病院に運ばれた。
海保によると、Aさんは船の点検のために乗船し、ガスコンロに火をつけようとしたところ、爆発したという。海保は、ガス漏れが原因とみて調べている。
 
 
 
 
(2011年6月19日 修正1 ;追記)
 
2011526日付の朝日新聞広島版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
船の整備中、操舵室のコンロに点火したところ爆発。ガスボンベの調整器のゴムパッキンが劣化しており、そこから漏れたガスに引火したらしい。
 

 
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2011518日付で、中日新聞と毎日新聞福井版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午後1時40分ごろ、鯖江市の産業廃棄物中間処理業「S中部」敷地内で、廃油タンクの取り換え工事中に爆発があり、作業員(38)が顔や両腕、胸などに軽いやけどを負った。
警察によると、廃油タンクは幅3m、奥行き6m、高さ3.6mで12個を連結してあり、このうち一部を交換していた。事故発生時は、作業員ら2人が交換し終えたタンクの上部で、転落防止用の手すりの溶接工事をしていた。
警察は、
溶接作業で発生した火花が、タンク内に充満していた気体などに引火した可能性があるとみている。18日午前9時から実況見分し、詳しい原因を調べる。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□隣のタンクのベント排ガスに引火した可能性がある。
□小規模事業所ということで、火気管理がさほど厳しくなかったのだろうか?
 
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201151626分に、msn産経ニュース滋賀から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前11時15分ごろ、守山市の段ボール加工会社「もりた紙業」の工場が爆発音とともに出火。火は約1時間半後に消し止められたが、鉄骨平屋建ての工場と、隣接する鉄骨2階建ての事務所計約660m2が全焼した。警察は工場の内部から爆発、出火したとみており、詳しい原因を調べている。
第1発見者(63)によると、「ボーン」と突然大きな爆発音がして、直後、工場の窓ガラスが割れ、火が窓から3~4mの高さまで吹き出したという。


警察によると、「もりた紙業」では段ボールの加工や印刷を行っており、工場内には段ボールのほか、インクや機械類が置いてあったという。
15日は工場の定休日だったが、工場長が午前11時ごろまで事務作業をしていた。機械類は動かしていなかったという。
 

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110516/shg11051602080003-n1.htm

 

 

(ブログ者コメント)

 

報道された内容から考えると、結構大量の可燃性ガスor蒸気が、工場内全体あるいはどこかの部屋に充満していたのかもしれない。

最も考えられるのは、腐食か何かでガス管に穴が開いて、ということだ。

印刷インクに含まれる溶剤の蒸気だった可能性も考えられるが、インク缶の1ケや2ケ、蓋を開けたまま置いていたからといって、それほど大量の溶剤蒸気が充満するとは考え難い。

原因は不明だが、とりあえず「ガス爆発」カテゴリーに入れておく。

 

 

 

 

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情報が錯綜しているが、2011513126分に朝日新聞から、同日1251分に共同通信から、また共同印刷から13日付でネット配信されていた記事、お知らせを整理すると、以下のような状況だったものと推察される。
 
13日午前8時半ごろ、文京区の「共同印刷」本社敷地内の工場から出火。2階部分約10m2を焼き、30~60代の男性従業員4人が顔や腕などに重軽傷を負った。命に別条なし。
出火時の状況は、3つの情報を整理すると、オフセット輪転機から出火したので乾燥機の電源を従業員が一旦落としたが、火が収まったと思って再び電源を入れたところ爆発した、ということらしい。ガスを使っていたという情報もある。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□以前、印刷機周辺ではしばしば火災が起きることがあるという話を聞き、それはインキとローラー間で沿面放電が起きるからではなかろうか?と考察したことがある。今回も、そういった原因で着火したのだろうか?
 
 

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2011412日 旧ブログ掲載記事)
 
2011412111分付で、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月31日午後5時35分ごろ、熱海市の自動車修理業「角忠自動車工業」で、修理工(44)がドラム缶を切断していたところ、突然缶が破裂し、飛んできたふたが頭に直撃し間もなく死亡した。警察で爆発した原因などを調べている。
警察によると、被災者は畑で汚れた手を洗うために水をためるおけを作っており、切断時に発生した火花が、缶の中の物質に引火したとみられる。


(ブログ者コメント)
 
□使用済容器に火を入れる場合、中に何が入っていたか確認するのが鉄則のはずだが?
□破裂ということから考えると、キャップを閉めたまま切断したのではないか?キャップさえ開けていれば、そこから火が噴き出す程度で済んだかもしれない。ただ、ロケットのようにドラム缶が飛んで行った可能性はあるが・・・。
 
 
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(2011年2月15日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月15日1時31分に、msn産経ニュース福島から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
14日午後4時10分ごろ、郡山市の日東グラスファイバー工業の敷地内で、LPGタンクの撤去作業中に残留ガスが爆発。タンクの上蓋が吹き飛んだ。
警察などによると、けが人は確認されていないが、工場と隣接するアパートの窓ガラスが割れた。撤去作業は午前8時ごろから行われていたといい、詳しい原因を調べている。
 

(ブログ者コメント)
 
爆発により発生したエネルギーがタンク上蓋を吹き飛ばすことに使われたため、けが人が出なかったのだろう。
石油タンクなどでは、それを狙って屋根部分の強度をわざと弱くする放爆構造が採用されることがあるが、このLPGタンクもそうだったのだろうか
 

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(2011年2月12日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月8日付の毎日新聞長野版、9日付の読売新聞、11日付の信濃毎日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
7日午前0時ごろ、茅野市の「蓼科温泉ホテル親湯」で、大きな音とともに天井など建物の一部が壊れたが、19人の宿泊客、従業員にけがはなかった。
建物は、鉄筋コンクリート5階建て。2~5階の客室部分の被害が大きく、特に3階の奥(山側)が最も損傷がひどい。
事故後、客や従業員は「ガスの臭いがしていた」と話している。
当該建物は06年に全面改修。その際、LPガスによる暖房設備に更新した。
調査の結果、屋外にあるガスタンクからホテルに向け、3本のガス管が伸びているが、そのうちの1本(鉄製、内径25mm)に、幅約3mm、長さ約5cmの亀裂があった。
本館北側で管をはわせている山の斜面の擁壁の一部が手前に押されるようにずれ、設置時にはあった擁壁と管との隙間がなくなっていたという。斜面からの圧力が管にかかり、接続部分に亀裂が生じた可能性がある模様。
直近の昨年5月の点検では、異常は見つからなかったという。

経産省石油ガス保安課によると、ガス管を延長する場合は地下に埋設するか、壁に沿わせるのが一般的。山崩れなどの恐れのある場所には設置してはならないと定められている。
 
 

(2011年2月23日 修正1; 追記)
 
2011年2月11日付の信濃毎日新聞紙面に、ガス管の設置状況概略図と破断部写真が掲載されていた。
 
それによると、エルボを5つ使用して配管の向きを変えているが、その中の、山の斜面からの圧力が最もかかるであろうエルボ部に亀裂が入っていた。
さらに詳しくは、エルボにネジこんでいる配管の雄ネジ部に亀裂が入っていた。ちょうどエルボの口の部分。それは山の斜面に圧縮される形で押された配管の反対側末端エルボだった。
 

 

(2013年1月22日 修正2 ;追記)

 

20131211245分にmsn産経ニュースから、ガス会社の関係者が長期間点検を怠っていたとして書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

茅野署などは21日、業務上過失激発物破裂の疑いで、プロパンガス販売業「蓼科商事」の柿沢拓社長(74)ら3人を書類送検した。

容疑は、ガス設備の点検を長期間怠ったため、11年2月7日、漏れて滞留したガスを暖房器具に引火爆発させ、ホテルの客室などを損壊させた疑い。

県警などによると、当時十数人の宿泊客がいたが、女性1人が気分の不調を訴えたほかは、けが人はいなかった。
地形の変化でガス管が圧迫され漏出しやすい状態になっていたという。

蓼科商事は「担当者がいないため、コメントできない」としている

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130121/crm13012112460010-n1.htm

 

 

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(2011年2月9日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月8日20時37分に、msn産経ニュース千葉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8日午後4時20分ごろ、館山市の市道で、下水管の埋設作業をしていた作業員(39)が、マンホールに垂らしていたビニールひもを、ライターで切断しようとしたところ、下水道内が「ボン」という音とともに爆発した。作業員は顔にやけどを負って軽傷。爆風で、マンホールのふたが飛んだが、近くにいた同僚2人にけがはなかった。
警察は、下水道内に充満していた可燃性ガスに引火したとみて、詳しい原因を調べている。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110208/chb11020820380002-n1.htm
 

(ブログ者コメント)

上記記事は、ふたが閉まっているマンホールのすぐ上でライターをつけたように読み取れる。もしそうだとすれば、かなりの濃度の可燃性ガス、おそらくはメタンガスがマンホール内に充満していたのだろう。
 
 

(2011年2月24日 修正1; 追記)
 
2011年2月9日付の千葉日報紙面ならびに読売新聞千葉版紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
下水道に降りていた作業員が、下水道の清掃に使う道具をつなぐビニールひもが長過ぎたため、ライターで焼き切ろうとした。
通常はハサミを使うが、持っていなかったため、自分のライターを使ったらしい。
爆風で、付近の2箇所のマンホールの蓋(鉄製、直径65cm、重さ約5kg)が吹き飛んだ。約50m北のマンホールの蓋は18m飛び、軽乗用車のバンパーを直撃した。さらに北、約50mの蓋も2m飛び、事務所のプラスチック製外壁の一部を壊した。
地上にいた作業員2人にケガはなかった。
 

(ブログ者コメント)
 
下水道の外から引火したとなると下水道内部の可燃性ガス濃度は非常に高かっただろうと推定していたが、実際は下水道の中で火をつけたらしい。
それなら低濃度でも爆発する。
 

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(2011年2月2日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月1日22時59分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午後4時35分ごろ、平塚市の製薬会社「第一三共プロファーマ」平塚工場で、原材料を乾燥させる機械内部で爆発があり、42歳と33歳の男性作業員2人が顔に軽いやけどを負った。
警察によると、機械は直径1・6m、高さ2・3mのステンレス製で、中が空洞になっている。乾燥作業を終え、2人が上からエタノールを流して内部を洗浄していると「ボン」と音がし、機械上部から一瞬爆風と炎が上がった。
周囲に火の気はなく、平塚署は静電気がエタノールに引火した可能性があるとみている。
 
 

(ブログ者コメント)
 
どのような方法で洗浄していたか不明だが、過去に、毛先が植物性繊維の長柄ブラシで洗浄していて、静電気で火がついた事例がある。
 
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(2011年1月26日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年1月26日2時19分に、msn産経ニュース茨城から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午前11時50分ごろ、つくば市谷田部の工業用接着剤工場の従業員から、「化学物質が燃えている」と119番通報があった。
火災は従業員らによって間もなく消し止められたが、従業員(38)が頬などに軽いやけどを負ったほか、作業用機械1台が壊れ、作業場の屋根に穴が開いた。
警察の調べによると、従業員が作業場2階で有機溶剤メチルシクロヘキサン約200ℓを撹拌機に注ぎ込むため、作業用機械にセットした後、爆発した。何らかの原因でメチルシクロヘキサンに引火した可能性があるとみて調べている。
同工場は瞬間接着剤「アロンアルフア」で知られる東亞合成の関連会社「アロンエバーグリップリミテッド」の茨城工場。
 
 (2011年2月6日 修正1; 追記)  
2011年1月26日の茨城新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
作業者は、2階で200ℓドラム缶に入った有機溶剤を1階の撹拌機に流し込む作業中だった。
爆風で波型スレート屋根の一部、約20m2が吹き飛び、ドラム運搬回転機1台が破損した。作業場は鉄筋2階建て、約620m2。
 

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20101217日 旧ブログ掲載記事)

 

201012161811分にmsn産経ニュースから、同日1540分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今年3月25日、姫路市のごみ処理施設「エコパークあぼし」の温水プール建設現場で9人が重軽傷を負った爆発事故で、姫路市は、16日、平成15年の土壌調査で、メタンガスの発生が予測されるとの報告を受けていたと発表した。
6月下旬、職員が建設業者との契約関係種類を確認した際、ロッカーに報告書があることに気付いたという。市は、報告書の取り扱いについては、「担当部署の職員が入れ替わっており、分からない」としている。
警察は、本件に関し、業務上過失傷害の疑いで捜査を進めているが、同罪が成立するには、事故があらかじめ予見できる「予見可能性」がキーワードとなるため、この報告書が今後の捜査に影響を与えそうだ。

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/hyogo/101216/hyg1012161852007-n1.htm
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003679557.shtml

 

 

事故時の状況を報じる記事は下記。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100325/dst1003251200005-n1.htm

 

 

爆発原因を土壌から発生したメタンと推定した記事は下記。
http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0002882597.shtml
http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0003188750.shtml

 

 

(2011年1月16日 修正1; 追記)

 

20111141558分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

姫路市が設置した調査・安全対策検討委員会は、14日、事故原因をまとめた報告書を市長に提出した。埋め立て地の汚泥などから高濃度のメタンガスが発生、建物内に入って爆発した可能性が高いという。
事故は、建設中の健康増進センターで発生。床下で配管の作業をしていた男性が、小型バーナーを着火した瞬間に爆発した。
報告書によると、埋め立てに使った汚泥などに含まれる有機物からガスが発生。地中で化学反応を起こし、メタンの濃度が高まった。さらに掘削調査の結果、現場床下付近にガスのたまりやすい層があり、配管用の穴の隙間から建物内に入り充満したとみられる。
事故後に現場近くで採取したガスを分析した結果、メタン濃度は、爆発下限濃度の16倍前後だった。
市は、現場周辺にガス抜き用のパイプを設けるなど安全対策を講じた上で、健康増進センターを再建する予定。

 

出典URL

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003737927.shtml

 

 

(2011年6月7日 修正2; 追記)

 

201157日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)と毎日新聞播磨・姫路版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

姫路市は、中断していた工事を10日から再開すると発表した。早ければ来年11月にも完成する見込み。

爆発を防ぐ安全対策は下記など。市の第三者機関「調査・安全対策検討委員会」が今年1月にまとめた調査報告書に基づいている。

・健康増進センターの建物の周囲に、メタンを大気中に逃がす通気口を設ける

・建物の地下にメタンが溜まらないよう、空気ダクトを使って空気を循環させる

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/hyogo/archive/news/2011/05/07/20110507ddlk28040459000c.html

 

 

(2015年2月5日 修正3 ;追記)

 

201524127分にNHK神戸から、ガス発生の可能性を認識しながら安全対策を怠ったとして関係者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、安全対策を怠ったとして、工事を発注した姫路市の当時の担当者や建設会社の現場責任者らあわせて3人を、業務上過失傷害の疑いで書類送検した。

 

警察が捜査を進めた結果、工事を発注した姫路市が、事故の7年前に行われた調査の結果によって、可燃性のメタンガスが発生する恐れがあると知っていたにも関わらず、当時の担当の主幹2人が安全対策を怠った疑いがあることが分かったという。


また建設会社の当時の現場責任者も、臭いなどからガスが発生している可能性があることを認識していたが、市に対し、安全対策を提案するなどしなかった疑いがあるという。


警察の調べに対して3人は、「爆発するとは思ってなかった」と容疑を否認しているという。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2025144471.html?t=1423084618724

 

 

 

(2015年3月12日 修正4 ;追記)

 

20153111912分にNHK神戸から、嫌疑不十分で不起訴になったという記事がネット配信されていた。

 

神戸地検姫路支部は、11日、起訴できる証拠がないとして、嫌疑不十分で不起訴にした。

 

出典URL)

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023126351.html?t=1426101016441

 

 

 

(2016年4月11日 修正5 ;追記)

 

2016481835分にNHK神戸から、建設会社と市とでは、市に8割の責任ありとの判決が出たという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

被害者への賠償金などの負担をめぐり、姫路市と建設会社が争っていた裁判で、大阪高等裁判所は「建設会社が受けた損害のうち8割は市に責任があった」とする1審判決を支持し、市に2億6900万円あまりを支払うよう命じる判決を言い渡した。

 

姫路市は、「判決内容は、承服できるものではないが、判決文を精査したうえで、上告するか検討したい」と話しています。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2025694321.html?t=1460145306595

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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