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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2014361827分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7年前、浦添市にある海上保安本部の資材置き場で作業員の男性が、作業中の爆発で大けがをした事故をめぐり、国などに損害賠償を求めていた裁判で、6日、双方の和解が成立した。


この事故は、7年前の平成19年10月、浦添市西洲にある第11管区海上保安本部の資材置き場で、当時51歳の男性が船の航路を示すブイの補修作業をしていたところ、ブイが突然爆発し、男性が頸椎を損傷し、体の一部にマヒが残る大けがを負ったもの。


大けがをした男性とその妻は、「ブイの中に可燃性の気体がたまっていたにもかかわらず、換気などの安全対策を怠っていた」として3年前、国などに7400万円あまりの損害賠償を求める訴えを起こした。


裁判所は去年、双方に和解を勧告し、調整が進められた結果、6日、和解が成立した。
和解の詳しい内容は明らかになっていないが、国が安全対策を怠っていた責任を認めた上で、男性側に和解金を支払うという。


男性の弁護士は、「和解は成立したが、このような事故が起きないよう、再発防止策をさらに徹底してほしい」と話していた。
一方、第11管区海上保安本部は、「和解についてはコメントを差し控えるが、今後も事故がないよう努めていく」としている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5095491251.html?t=1394141798686

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

事故時の状況について調べてみたが、関連記事は見つからなかった。

 

そこで、「船の航路を示すブイ」ゆえ、夜間灯火用にガスが使われている可能性もあるかと思い、調べてみたが、今は太陽電池化されているとのこと。

http://www.kaiho.mlit.go.jp/06kanku/imabari/a_introduction/uminozatugaku/zatsugaku/2007/191119.htm

 

もしかすると、古いタイプのブイだったのかもしれないが、詳細は不明。

 

 

 

 

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20142171654分にRKB Newsから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

きょう午前11時半頃、那珂川町片縄東のSステンレス社の工場で、塗装用のシンナー入りの缶が突然、爆発した。
従業員がすぐに火を消し止めたが、工場に置かれていたベニヤ板が焼けた。
当時、工場内には従業員数人がいたが、けが人はいなかった。


消防などによると、工場では当時、女性従業員が1人でステンレスを切断していたという。
警察などは、切断の際に出た火花がシンナーに引火し、缶が爆発したとみて、当時の状況を詳しく調べている。

 

出典URL

http://rkb.jp/news/news/19445/

 

 

一方、2014218日付で朝日新聞福岡版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

近所の住民から「爆発音がして煙が出ている」と119番通報があった。

工場内の一部を焼き、約10分後に消し止められた。

アルミ材を電動切断機で切った際に出た火花が、シンナー缶に引火したという。

 

 

 

 

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2014216日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

また、217日付で同社HPにも同趣旨のニュースリリースが掲載されていた。

 

横浜市鶴見区の東亜合成横浜工場で、14日午後10時40分ごろ、爆発があった。

 

警察によると工場は稼働中で、塩酸製造設備内に設置された塩酸製造付帯設備(工程内中間貯槽)で、何らかの理由で爆発が起きたとみられるという。

 

ガラス窓が割れたり近くのタンクが壊れたりしたが、近くに従業員はおらず、けが人はなかった。

 

出典URL

http://www.toagosei.co.jp/whatsnew/news/n140217.pdf

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

原因不詳だが、とりあえず「ガス爆発カテゴリー」に入れておく。

 

 

 

 

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2014129236分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後2時ごろ、上天草市龍ヶ岳町大道にある水産会社「T社」の魚の出荷を行う工場で「爆発事故が起きた」と従業員から消防に通報があった。
この事故で、従業員の57歳の男性がのどなど気道をやけどして、ドクターヘリで熊本市内の病院に搬送された。


警察によると、事故を目撃した会社の従業員は、「ガスバーナーを使って養殖で使う器具を修理するため溶接作業を行っていたところ何らかの原因で爆発が起きた」と話しているという。


警察が、爆発の詳しい原因を調べている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004862861.html?t=1391032031201

 

 

2014129日付で熊本日日新聞からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると、男性は工場内で魚を締める器具を修理するため、分解・組み立ての作業中だった。工場内には他にも従業員がいたが、けがはなかった。

現場近くに住む男性(77)は「自宅でテレビを見ていたら、ボーンという大きな音がした」と驚いた様子。屋外にいて爆発音を聞いたという女性は「びっくりして、心臓がバクバクした」と話した。


T社は、天草地域や鹿児島県でクロマグロやマダイの養殖を手掛けている。

同社によると、工場では水揚げしたマダイやクロマグロの箱詰め、出荷作業を行っているという。

同社は「養殖業を始めて40年近くになるが、爆発事故は初めて。原因究明を急ぎたい」としている。

 

出典URL

http://kumanichi.com/news/local/main/20140129011.xhtml

 

 

 

 

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20131130222分に読売新聞から、11301915分にmsn産経ニュースから、また1130日付で神奈川新聞から、121日付で読売新聞神奈川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午後1時35分頃、横浜市神奈川区鈴繁町、Y倉庫(本社・東京都港区)鈴繁埠頭営業所の大豆サイロで爆発が起きた。

10mほど離れたサイロの建屋外で待機中だった会社員の男性(55)の頭部に、飛び散った直径約30cmのコンクリート片が当たり、男性は搬送先の病院で死亡した。ほかに建屋内で大豆排出口を点検していた男性(69)が軽傷。
爆発はサイロ内部で1回だけ起こり、コンクリート製の天井部分が吹き飛んで破片が約100m先まで散乱した。
警察で爆発の原因を調べている。

発表によると、死傷の2人は、古くなった飼料用大豆を廃棄するため、貯蔵庫から約150トンを搬出し袋詰めする作業にあたっていた。

警察などによると、爆発したサイロは高さ約29m、直径約8mの円筒形で、容量約600トン。

作業は、この日朝から、サイロ下部で約10人で始まった。
サイロからベルトコンベヤーに大豆がスムーズに排出されないため、午後1時半頃から、軽傷の男性がサイロの排出口付近を木づちでたたくなどして詰まりを確認していたところ、突然爆発したという。
火元になるようなものは確認されていない。

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131130-OYT1T00698.htm

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131130/dst13113018460002-n1.htm

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1311300009/

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20131201-OYT8T00010.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

木づちで叩いた振動によってサイロ内壁に付着していた粉が剥離して粉じん雲を形成し、そこに剥離時に発生した静電気放電で着火した・・・そういった可能性も考えられる。

 

 

 

(2015年11月17日 修正1 ;追記)

 

20151112日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)から、大豆の発酵で発生した可燃性ガスに着火したとみられるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

2013年11月、大豆約190トンを保管していたサイロが爆発し、2人が死傷した事故で、横浜水上署が、作業を指示していた現場責任者の男性を業務上過失致死容疑で10日に書類送検したことがわかった。

 

捜査関係者によると、現場責任者は13年11月30日昼過ぎ、横浜港鈴繁埠頭の一角で、危険性を予知できたにもかかわらず、大豆の搬送作業にあたってサイロ内の状況を確認して安全を確保することを怠り、爆発の結果、協力会社の男性社員(当時55)を死亡させ、別の男性社員に軽傷を負わせた疑いがある。

 

高さ30mのサイロに入った飼料用大豆は、長期間の保管で発酵し、可燃性ガスが発生、大豆を運び出す際に着火し、爆発が起きたとみられるという。

 

衝撃でサイロの上部が吹き飛び、屋外で休憩していた男性の頭部にコンクリート片が直撃。男性は頭蓋内出血などで死亡した。

 

 

111330分に神奈川新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

サイロに保管していた大豆を抜き出す作業をしていた。

出典URL

http://www.kanaloco.jp/article/133780 

 

 

Keyword ; static electricity , accident , silo

 

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201311301432分にNHK盛岡から、また121日付で毎日新聞岩手版と岩手日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午前10時半ごろ、釜石市港町のRホテルの本館でガス管の交換作業中に爆発があり、作業員4人がやけどをした。
警察によると、59歳の男性が顔や両腕などにやけどを負ったほか、20代から40代の男性3人が軽いやけどをしたが、いずれも意識はしっかりしているという。


ホテルなどによると、29日本館でガスのにおいがしたため調べたところ、厨房の床下にある配管からガスが漏れていることが分かり、30日は宿泊客を別館に移して作業員が配管の交換をしていたという。元栓は閉めていたという。


現場では、ガス管の表面を覆っているビニール製の膜を溶かすためにバーナーを使っていたということで、警察では、バーナーの火が漏れたガスに引火したとみて、詳しい原因を調べている。


このホテルは、おととしの東日本大震災で津波の被害を受け、去年11月に営業を再開する前にガス管の復旧工事を行ったが、ガス会社によると、今回ガス漏れがあったのは、震災前から使っていた配管のつなぎ目部分だという。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043467821.html?t=1385853971952

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20131201ddlk03040014000c.html

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20131201_1

 

 

 

(2014年3月21日 修正1 ;追記)

 

2014320日付で岩手日報から、ガスが残留していたのにバーナーを使用した疑いで現場代理人らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

釜石労基署は19日、労安法違反容疑で,作業を請け負っていたTエンジニアリング(東京都文京区)と現場代理人だった同社の男性社員(48)を書類送検した。
送検容疑は、現場にプロパンガスが残留していたのに、作業に携帯用ガスバーナーを使用した疑い。


同署によると、ホテル調理場倉庫の地下でガス漏れが確認され、同社の協力会社の男性作業員(59)が床下で配管のつなぎ目の被覆材をはがすためガスバーナーを使ったところ、残留していたガスに引火し爆発した。
作業時、現場では送風機を稼働させていたが、ガス検知は行っていなかったという。

 

出典URL

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140320_4

 

 

 

 

(2014年4月13日 修正2 ;追記)

 

201449116分にmsn産経ニュースから、起訴猶予になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。


盛岡地検遠野支部は9日までに、労安法違反容疑で書類送検されていた東京都の工事会社と現場代理人だった男性社員(48)を起訴猶予処分とした。3月28日付。
地検は、処分理由を明らかにしていない。
 

釜石労基署は、ホテルでガス管を切断して交換する作業中、ガスが漏れているのにバーナーを使ったとして、書類送検していた。

出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140409/crm14040911070008-n1.htm

 

 

 

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201311252126分に毎日新聞から、11251557分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午後1時15分ごろ、北九州市の新日鉄住金八幡製鉄所の敷地内にある電磁鋼板加工会社「日鉄住金電磁」の九州工場から「爆発が起きた」と119番があった。

警察などによると、爆発で同社社員の男性(33)が死亡し、35歳の男性社員が重いやけど、29歳の男性社員が軽いやけどを負った。
警察は26日、現場検証をして詳しい原因を調べる。

警察などによると、事故当時、男性社員7、8人で、電柱の変圧器の部品を作るために重ねた鋼板を「焼鈍炉」(直径約3m、高さ約7m)と呼ばれるガス炉で焼き固める作業中だった。

通常、1人が担当する炉の温度調整に3人が当たっていたといい、同社は炉に何らかの異常があったとみている。

爆発した炉は1994年に設置し、これまで爆発事故はなかった。
消火活動に当たった男性社員は「2、3回爆発音がした」と説明したという。
死亡した男性は現場のリーダーだった。

現場は、JR八幡駅の北約1kmの工場地帯。
工場は鉄骨スレート平屋(約2500m2)。 日鉄住金電磁は新日鉄住金の子会社。

横内・九州工場長(55)が25日、北九州市内で記者会見し「近隣住民や関係者の方々に多大なご心配をおかけして誠に申し訳ありません」と陳謝した。
定期検査は年1回実施しているが、異常は確認されなかったという。原因について「現時点では何も分からない」と話した。

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20131126k0000m040050000c.html

http://www.asahi.com/articles/SEB201311250002.html

 


また、
1126日付で朝日新聞(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同社によると、九州工場は従業員約180人。横25m、縦100m、高さ20~25mの鉄骨スレートぶきの1階建てで、トランスと呼ばれる電柱の変圧器用の鉄製部品を加工、製造している。

 

炉ではLNGのバーナーを使っており、男性ら3人は午後0時50分ごろから、炉の周辺で炎の大きさの調整をしていた。

 

同社の説明では、軽傷を負った男性社員は「大きな音とともに目の前が真っ赤になった。慌てて逃げた」と話していたという。

 

炉外部のLNGの配管が焼けており、何らかの理由でガスが漏れ、引火して爆発した可能性もあるという。

 

 

 

 

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20131123036分にウオールストリートジャーナルから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中国の山東省青島市にある石油化学工場近くで22日、石油パイプラインが爆発し、少なくとも35人が死亡した。現地当局の情報や国営の新華社通信の報道で明らかになった。 


新華社通信によると、最初の爆発が起きたのは現地時間22日午前。

事故現場となった工業地域では、中国石油化工集団(シノペック・グループ)の子会社が保有するパイプラインから朝方に原油が漏れ出し、修復作業が行われていた。

駆けつけた救急隊員は、漏れた原油が市内にエネルギーを供給する管路へ流れ込み、爆発を引き起こしたと語ったという。


当局は、原油が近くの河口へ流出した後、複数の爆発がほぼ同時に起こったと述べた。
シノペックはマイクロブログ「微博(ウェイボー)」の公式アカウントを通じ、事故原因は調査中で、原油汚染や二次災害を防ぐために同社従業員が現場で対応していると発表した。


現時点で伝えられている死者は35人、けが人は166人。当局の見方では、河口に流れ出した原油による水質汚染の範囲は約3000m2にわたる。

火災は午後までに消し止められたとされる。


爆発現場は、青島麗東石油化学の工場に近い様子だ。

関連ウェブサイトによると、この工場ではパラキシレンやベンゼンなどの石油化学製品を生産している。工場の職員とは現時点で連絡が取れていない。


新華社通信によると、パイプラインは青島市黄島区の石油輸出港と175km離れた地域にある工場をつないでいる。

現場付近の化学工場に爆発による危険はなかったという。

 

出典URL

http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304152804579213823631853820.html

 

 

時事ドットコムには被害状況の写真が数枚掲載されていて、道路のアスファルトがめくれ、車が何台も飛ばされている様子が写っている。

 

http://www.jiji.com/jc/d4?p=qin122&d=d4_disaster

 

 

以下は、続報の主だった記述。

 

 

201311222211  読売新聞)

 

地中の石油パイプラインから漏れ出た石油が引火し、大規模な爆発が起きた。

 

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131122-OYT1T00780.htm

 

 

201311232226分 朝日新聞)

 

中国国営中央テレビは23日、事故による死者が48人に達したと伝えた。

一帯では水や電気の供給が止まり、住民約1万8千人が避難。

習近平国家主席が22日夜、「原因を究明し、同様の事故を根絶させよ」と指示するなど、中央政府は事態を重視。

 

http://www.asahi.com/articles/TKY201311230113.html

  

201311232249  読売新聞)

 

死者数は23日までに48人となった。136人が病院で治療を受けた。

パイプラインの亀裂から漏れた石油が地下の排水路に流れ込み、約700m離れた場所でも爆発が起き、被害が拡大した。

 

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131123-OYT1T00636.htm?from=y10

 

 

2013.11.24 00:07 msn産経ニュース)

 

これまでの調べでは、地下に埋設された「中国石油化工集団(シノペック)」の油送管から漏れた油が、市当局が管理する別の系統の輸送管に混入、爆発の原因になったとみられるという。
爆発は市民多数を巻き込んだ。23日付の中国朝刊各紙は、陥没した地面の上で横転するトラックや、避難する住民の写真を大きく掲載した。

 

http://sankei.jp.msn.com/world/news/131124/chn13112400160000-n1.htm

 

 

 

 

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2013111730分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

千葉県柏市の清掃工場「市南部クリーンセンター(CC)」の焼却灰を運ぶコンベヤー付近で10月22日に小規模の爆発があり、市が炉の稼働を停止していることがわかった。
何らかの理由で発生したガスに引火したのが原因と見られ、市はプラントメーカーに詳細な原因調査を依頼している。


市によると、22日午後5時半ごろ、生ごみの焼却灰を炉から移送するコンベヤー付近で爆発があった。
灰の飛散を防ぐのを目的にコンベヤーを囲っている鉄製カバーの長方形のふた数枚(1枚長さ約1.5〜約2m、幅約1m)が爆風で外れ、作業用歩道に落下した。
爆発は、2005年の操業以来初めて。


放射性物質を含んだ灰の一部が付近で舞い上がったが、建物は密閉されており、外部への飛散はないという。市職員が計測した付近の空間放射線量は、0.1〜0.04マイクロシーベルト。灰に含まれる放射性物質の濃度は、1kg当たり200ベクレルと推定している。


市は「爆発時、数人の職員は中央制御室にいて、爆発のあった場所は無人だった。外部への放射能の影響もない」としている。

周辺住民には29日に回覧板で通知しており、1日には住民代表らに原因と対策について説明する。

市は「早急に操業を再開したい」としている。

 

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20131101k0000m040164000c.html

 

 

2013112日付で毎日新聞千葉版から、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市とプラントメーカーは、1日の市第2清掃工場委員会の臨時会で、事故原因について「水素ガスが滞留し静電気で着火した可能性がある」との見解を示した。
灰ピットに設置されている大型換気扇だけでは換気が不十分だったとみられ、換気扇以外の対応をしなかった点について「適切ではなかった」と謝罪した。

事故は、焼却灰をピットまで運ぶコンベヤー付近で爆発。鉄製カバーとボルトで接合されたふたが爆風でめくれ、カバー側面や底、加湿器のふたが変形した。
ガスについては「灰に金属アルミニウムが含まれた場合、アルカリ水中で水素ガスを発生する」として、主灰加湿機の水槽部で発生したとの見方を示した。

市側は今後、溶融炉前処理で使う集じん機の運転や通気管の設置でガスの排出を良くするとともに、圧力計やガス検知管で排気状態を確認する対策を示し、了承された。

出典URL

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20131102ddlk12040186000c.html

 

 

一方、2013112日付で朝日新聞ちば東葛版(聞蔵)からは、原因に関する、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市によると、灰を湿らす過程で水素ガスが発生し、静電気で着火、爆発した可能性がある。

これまでに爆発事故の発生はなく、今後は水素ガスが滞留しないよう、コンベアー内の空気の流れを円滑にするという。

 

 

 

 

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2013991249分に毎日新聞から、991935分に日テレNEWS24(山口放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午後11時55分ごろ、山口県宇部市のABS樹脂製造会社「ユーエムジー・エービーエス」宇部工場で爆発事故があった。
同工場などによると、爆発したのはABS樹脂を作る際に使う有機化合物のポリブタジエンを貯蔵するタンク。
消火作業にあたっていた従業員2人がのどに軽いやけどをした。周辺の住民や住宅に被害はないという。

警察などによると、9日午前0時ごろ、工場から「爆発音があり、黒煙が上がった」と通報があった。間もなく鎮火し、爆発によるけが人はいないが、消火作業中の同社従業員2人が気分が悪いと訴え、市内の病院に運ばれた。共に煙を吸い込んでのどに軽いやけどという。

同工場によると、爆発したタンクは直径約7mの円筒形。爆発で上部のふたが壊れ、周辺に散らばるなどした。
当時、タンク内の清掃作業に備え、中間生成物のブタジエンを除去するため、内部にたまっていた有毒な可燃性ガスを上部から風を送り込んで抜き取る定期的な換気作業を自動運転で行っていた。

警察などは、タンク内などにあった可燃性のブタジエンガスに何らかの原因で引火した可能性が高いとみている。

ユーエムジー・エービーエスは、宇部興産と三菱レイヨンがそれぞれ50%出資する両社のグループ会社。

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20130909k0000e040131000c.html

http://news24.jp/nnn/news8703965.html

 

 

2013991119分に読売新聞からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

タンク容積は、約300m3。
警察などによると、樹脂の原料となる化学物質をタンク内で混ぜ合わせ、機械でタンク内のガスを抜いていた際に爆発してふたが破裂、黒煙が上がった。当時、周辺は無人だった。
 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130909-OYT1T00282.htm

 

 

2013911日にNHK山口から、タンク内にあった物質名などが記載された記事が下記趣旨でネット配信されていた。

 

会社によると、プラスチックの製造過程でできる「ポリブタジエンラテックス」という物質を貯蔵するタンクを清掃するため中身を抜き取った状態にしていたところ爆発したという。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064436941.html?t=1378936734992

 

 

 

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201396185分にTBS NEWSから、961647分にmsn産経ニュース千葉から、961732分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午後9時半ごろ、松戸市のスーパー「O五香」の地下にあるポンプ室で補修作業をしていた男性作業員から「マンホールの蓋が飛んで作業員にあたり、けが人が出ている」と119番通報があった。


警察によると、設備会社の作業員6人のうちの1人がスプリンクラーのバルブを交換するために消火水槽につながるパイプを電動工具で切断したところ、突然パイプから火花が散り、爆発音とともに足元の直径およそ1m、重さ23kgの金属製の消火水槽のマンホールの蓋が吹き飛び、近くにいた作業員を直撃したという。

 

この事故で、41歳の作業員の男性が右手首を骨折するなどの大けがをし、その場にいた4人がやけどをするなど軽いけがをした。閉店後だったため客はいなかった。

警察は、爆発のおそれがあるとして6日朝まで現場を立ち入り禁止にして調べたが、可燃性のガスなどは検出されなかったという。

警察は、作業中に何らかの圧力が消火水槽にかかり、マンホールの蓋が吹き飛んだとみて、詳しい事故原因を調べている。

 

出典URL

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2011115.html

http://sankei.jp.msn.com/region/news/130906/chb13090616470000-n1.htm

http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084341051.html?t=1378500529364

 

 

一方、201397日付の朝日新聞ちば首都圏版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

けがをした男性が、消火水槽のマンホールの上で、鉄の配管器具を火花を飛ばしながら切断していたところ、爆発が起きたという。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

原因不明だが、とりあえず「ガス爆発」カテゴリーに入れておく。

 

 

 

 

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2012530日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正5として掲載します。

 

 

(2013年9月10日 修正5 ;追記)

 

201394日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、爆発地点が特定されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警が、爆発地点は坑口から約1300mの大型トラックに載っていた送風機付近と特定したことがわかった。

火元については特定できなかったという。

県警が警視庁の科学警察研究所に依頼していた鑑定結果が2日に届き、明らかにした。

 

鑑定書は、爆発は掘削した地盤からメタンガスが湧き出し、何らかの火元に引火したことが原因と指摘。

現場に散らばった資機材の損傷の様子などから、爆発地点は大型トラックに載せた送風機付近と特定した。

送風機を点検するため坑内にいた4人の遺体も、この大型トラック付近で見つかっており、県警は4人が当時、その付近で作業中に爆発が起こったとみている。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

第1報は下記参照。

 

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1857/

 

 

 

(2014年1月17日 修正6 ;追記)

 

20141161621分に朝日新聞から、当時の作業所長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

施工主の佐藤工業の安全対策が不十分だった疑いが強まったとして、新潟県警は16日、当時の作業所長(54)と現場代理人(46)だった同社北陸支店(富山市)の男性社員2人を業務上過失致死傷容疑で書類送検した。

県警によると、2人はトンネル内に可燃性ガスが出ることを予測できたにもかかわらず、それまでの測定結果からガスがたまることはないと思い込み、トンネルに入る際にはガス検知をするよう指示せず、4人を死亡させ、3人に重軽傷を負わせた疑いがある。

火元は特定できなかったが、現場検証や関係者への事情聴取から、坑口から約1300mの地点にあった送風機の配電盤の点検作業中に引火した可能性が高いとみている。

県警は12年8月、トンネル内でガスが検出されなくなるのを待って現場検証を開始。
火元を特定するための鑑定を進めるとともに、ガスがたまりうることを同社が予見し、事故防止策をとっていたのか、関係者から事情を聴いていた。

同社は事故後、掘削前の地盤調査でガス発生の危険性はないと判断したと説明。掘削中はガスの有無を測定していたが、休工明けは、事故があった日を含む計6日間、同社や下請け会社の社員はトンネルに入った際に測定していなかったことがわかっていた。

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASG1J5D0XG1JUOHB011.html

 

 

 

(2014年9月25日 修正7 ;追記)

 

20149222318分に朝日新聞から、書類送検されていた2人が不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9221740分にNHK新潟からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

(これまでに得た新たな情報に基づき、タイトルも修正した)

 

新潟地検は22日、業務上過失致死傷容疑で書類送検されていた佐藤工業の社員2人を不起訴処分にし、発表した。

不起訴処分になったのは、北陸支店の当時の作業所長(55)と現場代理人(47)。

 

事故は、休工明けの12年5月24日午前10時半ごろ発生した。

 

トンネル内に可燃性ガスがたまっていることを予見できたかが焦点だったが、地検は、ガスが出やすい箇所は避けて工事の場所が決められており、11年12月の休工前にはトンネル内でガスが検知されなかった点などを重視。

当時の状況を調べた結果、重大な結果を踏まえても、爆発につながったメタンなどの可燃性ガスがトンネル内に漏れ出ていたことを予測するのは困難で、2人を起訴するだけの証拠はない」として不起訴処分にした

地検の勝山次席は、「現場では当初から目視などによるガス漏れへの安全点検も継続していて、当日、異常を見つけることは困難だった」などとしている。


また地検は、同社と作業所長の労安法違反容疑についても不起訴処分にした。

佐藤工業は、「事故を忘れることなく、今後とも安全管理に努めてまいります」とコメントした。

2人は、可燃性ガスを予見しながら、トンネルに入る際にガス検知を指示せず、何らかの原因で可燃性ガスに引火、爆発させ、7人を死傷させた疑いが持たれていた。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASG9Q5TFNG9QUOHB013.html

http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034778461.html?t=1411419532113

 

 

 

(2017年11月27日 修正8 ;追記)

 

201711251527分にNHK新潟から、事故後5年で開通したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11251230分に朝日新聞から、1126日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故の復旧作業を終えてからトンネルの中や周辺の道路を整備する工事を進めた結果、25日からトンネルの通行ができるようになった。

 

工事は1年間ほど中断したが、トンネルは15年6月に完成し、予定年度内の部分開通にこぎつけた。

 

旧道は道幅が狭く、冬場の豪雪でスリップ事故が相次ぐなど危険性が指摘されていたが、トンネルの開通で冬の時期も安全に通行できると期待されている。

 

爆発事故は、トンネル内にたまったメタンガスが原因とみられている。

現在もガスは発生しているが、国交省長岡国道事務所は、「微量で、車の交通で拡散する程度。危険性はない」としており、トンネル内には、ガス排気設備や検知器は設置していないという。

 

 

出典

爆発事故の八箇峠トンネルが開通

http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20171125/1030000858.html 

『新潟・八箇峠道路が部分開通 トンネル工事で4人死亡』

http://www.asahi.com/articles/ASKCT3DG9KCTUOHB006.html

 

 

 

 

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2013816828分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午後4時頃、長野県塩尻市広丘高出のパチンコ店駐車場で、駐車中のワゴン車1台が爆発、炎上し、周囲の乗用車や軽ワンボックス車など4台に燃え広がって計5台が燃えた。
爆発したワゴン車の持ち主で、車内にいた建設業の男性(60)が手や顔などにやけどを負う軽傷。


警察によると、ワゴン車の荷室には、草刈り機と、草刈り機用の燃料(ガソリン混合油)を入れた容器が積んであった。
警察では、燃料が暑さのためガス化して車内に充満していたところに、男性がたばこを吸おうと付けた火が引火して爆発したとみて、失火の疑いで男性から事情を聞いている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130816-OYT1T00029.htm

 

 

 

 

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2013851021分に山形新聞から写真付きで、また86741分に山形新聞から、86日付で朝日新聞山形版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午後4時10分ごろ、新庄市鳥越のYトヨペット新庄店の車両整備作業場で爆発があった。機械室の扉が倒れ、柱が曲がったり外壁が剥がれたりしたという。

警察によると、作業場内でトラックの軽油を抜き取る作業中、機械室付近が突然爆発したという。


機械室には、車両から抜き取った軽油を一時保管しておくタンクがあった。
当時、社員3人が作業中だったが、全員無事だった。
作業場にいた社員の男性は「何が起きたのかよく分からない。大きな音がしていろいろなものが吹き飛んだ」と話していた。

 

警察などが5日に行った実況見分の結果、発生場所は作業場内の機械室だったことが分かった。
警察などによると、機械室にあったタンク内の軽油が気化し、何らかの原因で引火した可能性があるという。

機械室には圧縮空気をつくるエアコンプレッサーの電源が入った状態であり、関連を調べている。

 

出典URL

http://yamagata-np.jp/news/201308/05/kj_2013080500107.php

http://yamagata-np.jp/news/201308/06/kj_2013080600123.php

 

 

 

 

 

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2013724010分と126分に北海道新聞から、724647分にNHK札幌から、7242214分に毎日新聞から、また725日付の朝日新聞北海道版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

23日午後2時5分ごろ、釧路市新野、化粧品製造などのB社本社工場内で爆発を伴う火災があり、鉄筋コンクリート平屋の事務所兼工場の内部約750m2を全焼した。
焼け跡から同社のパート従業員の女性Tさん(35)と、男性の遺体が発見された。同社によると、工場長のKさん(46)と連絡が取れず、警察が身元の確認を急いでいる。


警察などによると、出火当時、工場には社員7人がおり、5人は窓から逃げるなどして無事だった。
工場内部は爆発の衝撃で天井が落ち、窓ガラスが割れたり、壁が吹き飛んだりしたという。
消防車両12台が出動し、約1時間半後に鎮火した。


同社によると、工場ではサケの鼻軟骨から成分を抽出し、化粧品や健康食品の原料となる「プロテオグリカン」を製造している。

2人の遺体は、「プロテオグリカン」を製粉する部屋付近で見つかった。


Kさんは出火時、引火性の高い化学物質「アセトン」を使い、「プロテオグリカン」を抽出する作業に従事していたらしい。

普段は、作業全般を担当するKさんと、危険物取扱い資格のある別の男性社員がこの作業をしているというが、23日は男性社員が休暇で、Kさんは古くなったアセトンを蒸留して再利用するための準備をし、Tさんが隣の部屋で製粉作業をする予定だった。

Kさんは、アセトンを使う部屋と製粉室を行き来していたらしい。

 

工場内にはアセトンが100ℓ以上あり、アセトンが保管されていた部屋の損傷が激しいという。

 

同社は社長を含め9人の体制。

この日は7人で作業にあたり、逃げた5人は「ドーン」という音を聞いて、天井などが崩れ落ちる中、財布や携帯電話など何も持たずに工場内から飛び出した。


難を逃れた男性従業員(34)は「いきなり車両が突っ込んできたような音がして、壁がぶっ飛んできた。とにかく必死に逃げた」。
崩れ落ちた天井で玄関から出られず、窓をこじ開けて避難したという女性従業員(59)は「あっという間に黄色い煙が充満し、割れたガラスが散らばっていて歩けなかった」と、地面にへたり込んだ。

 

同社の社長は報道陣に「火種になるようなものはなかった」と語った。

 

出典URL

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/481274.html

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/481423.html

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130724/3243451.html

http://mainichi.jp/select/news/20130725k0000m040075000c.html

 

 

 

(2013年8月12日 修正1 ;追記)

 

2013725日付の北海道新聞紙面に、事故当時の詳しい状況などが下記趣旨で掲載されていた。

 

損傷が激しかったのはアセトンを取り扱っていた部屋だったが、死者2人は、それとは別の原料保管庫で見つかっていたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。

 

避難した従業員によると、2人は火災発生直前、アセトン室と原料保管庫の間にある製粉室で作業していたという。

警察などは、爆風で飛ばされた可能性もあるとみて、原因の調査を進める。

 

従業員によると、23日は製粉室で原料のサケ鼻軟骨を粉状に砕く作業を、アセトン室ではアセトンを再利用するための蒸留作業を行っていた。

製粉室やその付近には、粉状になった原料が舞っていたという。

アセトンは、サケ鼻軟骨から余分な脂分を取り除くのに使用している。

 

同社の社長によると、工場では最大約100ℓのアセトンをタンクと一斗缶で保管していた。

80ℓ以上取り扱う場合は、消防への届け出が必要だったが、同社は無届けだった。

 

 

 

(2013年11月10日 修正2 ;追記)

 

20139241456分に釧路新聞から、原因究明は難航しているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

爆発事故から2カ月が過ぎた。2012年、第4回ものづくり日本大賞で、道内で初めて内閣総理大臣賞に輝き、事業が軌道に乗り始めた矢先の事故。

爆発事故を専門的に調査する科学警察研究所(千葉)なども加わり現場検証が行われたが、原因究明は難航しており、事業再開の見通しは立たないままだ。

 

出典URL

http://www.hokkaido-nl.jp/detail.cgi?id=17159

 

 

 

(2014年4月1日 修正3 ;追記)

 

201441日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)から、死亡した女性の遺族が損害賠償を求めて提訴したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

死亡した2人のうちの1人の女性(当時35)の遺族が31日、会社に7286万円の賠償を求める訴訟を釧路地裁に起こした。

 

訴状によると、会社は引火性の高いアセトンを100ℓ以上も保管して作業に使わせ、危険物の取扱い責任者が不在中、安全確認が不十分なまま作業させた過失により、アセトンに引火し爆発事故が起きたとしている。

 

 

 

 

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2013720948分に沖縄タイムスから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

 

19日午前11時35分ごろ、西原町N石油西原製油所の加熱炉建屋で爆発があった。

建屋の外壁2カ所が破損して飛び散ったが、火災や油漏れはなく、けが人は出なかった。

定期点検後の操業に向けて原油を加熱するバーナーに着火した際、爆発した。

事故を受け、消防は加熱炉の使用停止を命令。同社は20日の操業を見送り、22日から消防と合同で原因を究明する。


N石油などによると、加熱炉の建屋は鉄骨と鉄板でできた東西10m、南北8m、高さ19mの建物。原油を精製するために350℃まで加熱する装置があり、パイプ内に原油を通し、ガス燃料のバーナーで熱する。


爆発では、建屋外壁が最大4mにわたって破損。炉内を仕切っていたれんがが約80m先、外壁に敷き詰められた断熱材の一部が30m四方に飛散した。


製油所では今月2日から定期点検に入り、20日の操業開始に向けて19日は作業員が加熱炉の着火テストをしていた。
同社によると、テスト時に原油がパイプ内を通っていたかどうかは不明。「作業員は経験約30年のベテランで、手順通りに作業をしていた。操業40年で初めてのケースだ」と話しており、建屋内の圧力が何らかの原因で高まっていたために爆発したとみられるという。


地元小那覇自治会の新川会長(68)は、事故から約50分後、N石油から「加熱炉の壁がはがれた」と電話連絡を受けた。
爆発という説明がなかったことについて新川会長は「心配させたくないという気持ちがあったのだろうが、老朽化した施設が火災になれば大変だ」と話した。


西原製油所内では6月、重油漏れによる火災が発生している。

 

出典URL

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-07-20_51896

 

 

2013720日付で琉球新報からは、上記の補完的記事が下記趣旨でネット配信されていた。 

 

N石油などによると、作業員が加熱炉内に種火を入れて点火しようとした際、中のプロパンガスに引火し、爆発した。

加熱炉は幅8m、長さ10m、高さ19m。本来なら炉内にプロパンガスはないという。


加熱炉は当時、定期整備のため停止しており、20日に稼働する予定だった。

現場では、作業員3人が稼働に向けた作業をしていた。

 

出典URL

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-209781-storytopic-1.html

 

 

 

20137251931分にNHK沖縄からは、事故原因に係る下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

この事故を受けて、N石油のイシカワ社長ら5人が25日、県庁を訪れ、高良副知事に謝罪した。
そして事故の原因として、加熱炉にあるガスを供給する弁がしっかり閉じられないまま、プロパンガスが漏れた状態で装置に点火したことや、マニュアルで定められた加熱炉内のガス濃度の測定を行わずに作業したことを説明した。


その上で、今後、ブラジルの本社から専門スタッフを派遣して、事故が起きた装置だけでなく製油所全体の調査を行うなどして再発防止を徹底する考えを伝えた。

 

これに対し高良副知事は「人的な被害が出なくて幸いだったが、N石油は今年に入って3回の事故を起こしている。製油所の周辺に住む人たちに不安を与えないよう再発防止策にしっかり取り組んでほしい」と述べた。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093285881.html?t=1374795908950

 

 


(2013年8月12日 修正1 ;追記)

 

2013723日付と727日付の沖縄タイムス紙面に、事故時の更に詳しい状況などが、下記趣旨で掲載されていた。

 

22日、バーナーにガスを送るパイプのバルブが十分に閉まらずプロパンガスが漏れ、引火して爆発したことが、消防などの調べで分かった。

パイプには8つのバルブがあり、うち4つが十分に閉まっていなかった。

バルブには、サビなどの鉄粉が詰っていたとみられる。

事故によるけが人はいなかったが、爆発の衝撃で加熱炉外壁の一部が剥がれた。

 

今回の事故で、当時の作業員が社内マニュアルを守っていなかったことが、同社への取材で分かった。

マニュアル破りの理由について同社は「コメントを差し控えたい」としている。

来週中にはブラジル本社から技術専門スタッフが沖縄入りするが、事故報告やマニュアル見直しの目途は未定だという。

 

爆発は、作業員が点火テストをした際に発生した。

点火前にプロパンガスの濃度測定をせず、ガスのバルブが閉まっているかどうかの確認も怠ったため、ガス漏れを把握できなかった。

点火前には加熱炉内を約1時間換気したが、プロパンガスは空気より重いため、建屋に滞留。爆発事故の一因となった。

点火作業をしていた3人のうち1人は、勤務歴約30年のベテランだった。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

紙面に掲載されていた写真を見たが、加熱炉の凸型をした面のほぼ半分がパックリ口を開いた状態になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

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(2013年7月15日 修正1 ;追記)

 

2013620日付の上毛新聞紙面に、当該施設のやや詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。  

 

同工場などによると、排水処理施設は、高さ約10mの鉄筋コンクリート建て。

内部に9つの貯水槽があり、製造工程で発生した排水や工場内の汚水から不純物、有用物質などを取り除いて、外部に排水している。

中には、メタンガスを発生させ、燃料として再利用する槽もある。

 

ただ、爆発で跳ね上がったふたの下にある2つの槽は、メタンガスが発生する場所ではなかったという。   

 

 

また、621日付の上毛新聞紙面には、事故原因がほぼ特定できたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。 

 

サントリー酒類は、事故原因をほぼ特定し、対策を講じたとして、21日に工場の操業を再開することを決めた。

 

同社と、工事を請け負っていた業者が当時の状況を調べたところ、

①工事をしていた屋上の取水口から火花が入ったとみられる

②取水口の下の貯水槽で可燃性ガスがたまっていた可能性がある

③工事中、換気用の扇風機を使っていなかった

ことなどが原因とみられると判明した。

 

サントリー種類は20日、県警と消防に調査結果を報告。貯水槽内でガスがたまらない措置などをとった。

 

 

 



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2013年6月21日19時56分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

21日午後1時40分ごろ、白山市松本町のプラスチックなどの製品を製造している「S化学」の工場で「爆発が起きた」と消防に通報があった。
警察などが調べたところ、従業員の男性2人が広さ3m2ほどの作業部屋で、機械に付着したプラスチックを溶かしてとりのぞくためガスバーナーに点火しようとしたところ爆発したという。

この事故で、作業をしていた2人の男性とすぐそばにいたもう1人の男性の合わせて3人が顔や手などに軽いやけどを負って、金沢市などの病院に運ばれたという。

警察などではガス漏れによる爆発ではないかと見て、当時の詳しい状況や安全管理に問題がなかったかなどについて調べている。


「S化学」は金沢市に本社があるプラスチックなどの合成樹脂の製品を製造・販売している会社で、爆発のあった工場では主に目薬などの医薬品を入れる容器を製造し、事故当時、従業員およそ120人が働いていたという。

工場は北陸自動車道の美川インターチェンジから東におよそ2km離れたところにあり、石油化学工場や物流会社など30余りの企業の建物が建ち並ぶ「松本工業団地」の中にある。


出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025473383.html?t=1371842233668


また622日付で朝日新聞石川全県版(聞蔵)から、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察などによると、医薬品容器の製造ラインで、鉄の棒に付いた樹脂をガスバーナーで溶かす作業をしていた。

バーナーの管を取り付ける元栓の一つが外れていたため、ガスが漏れて引火したとみられる。

 




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20136192016分にNHK前橋から、同日1857分に朝日新聞から、同日1815分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午前11時40分ごろ、群馬県千代田町にある「サントリー酒類利根川ビール工場」の敷地内にある排水処理施設の屋上で突然、爆発が起きた。
警察によると、この爆発で屋上の床に設置されていた縦横およそ3mの鉄板が飛んで現場にいた男性作業員2人に当たり、49歳の作業員が右足の骨を折るなどの大けがをしたほか、42歳の作業員も足に軽いけがをした。


警察によると、爆発が起きた施設はビールなどを製造する過程で出る排水を処理している3階建ての建物で、当時、2人は電動工具などを使って配管を移設する作業をしていたという。


工場などによると、工場ではビールやノンアルコール飲料を生産。

排水処理場には、可燃性のメタンガスをためる槽もあるという。

 

警察は、作業中に飛んだ火花が、処理場で発生したメタンガスに引火した可能性があるとみて調べている。

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065412011.html?t=1371675416385

http://www.asahi.com/national/update/0619/TKY201306190349.html

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130619/dst13061918170010-n1.htm


また、2013622日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

工場は21日、停止していた生産を再開した。事故の原因を特定し、安全が確認されたためという。

 

同工場によると、事故当時、配水管の移設工事で使用していたグラインダーの火花が可燃性ガスに引火したことが、爆発の原因と考えられているという。

 

施設の貯水槽には可燃性のガスが発生しやすいが、当時、ガスを空気中に滞留させないための措置がとられていなかったという。

 

工場側は、警察などに調査結果を報告し、安全が確認できたとしている。

 






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2013614日付で伊勢新聞と朝日新聞三重全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午後3時半ごろ、志摩市志摩町越賀の林道で、トラックの荷台に積まれたプロパンガスボンベが爆発した。

ガスボンベを運搬していた会社員の男性(43)が全身やけどの重傷を負い、三重大学病院を経て名古屋市の社会保険中京病院に搬送された。


警察によると、男性は、同日朝からトラックでガスボンベの配送作業を一人でしており、積んでいた50kgボンベ15本、20kgボンベ6本のうちの20kgボンベ1本が爆発した。

爆発で吹き飛ばされた男性が、携帯電話で兄に助けを求めたという。

出典URL

http://www.isenp.co.jp/news/20130614/jiko04.htm



(ブログ者コメント)

 

荷台からボンベが転げ落ちでガスが噴出した、という事例は過去に何件もあったが、荷台に積んでいたボンベが(熱あるいは大きな力を加えられずに?)爆発したという事例は、技術未確立の昔はいざ知らず、ブログ者は聞いたことがない。

 

そこで調べたところ、ウィキニュース(ネタ元;毎日新聞)に下記趣旨の記事が掲載されていた。

ただ、この事例は、9月の鹿児島で2日放置していたらしく、強烈な太陽輻射熱が影響していた可能性もある。

2011919日午前1045分頃、鹿児島県喜界町のガス会社「K瓦斯」所有の駐車場で、トラック3台に積んだガスボンベ計57本の一部が爆発、引火し、この3台を含む7台の車が全焼した。
同社は1819日は休みで駐車場に人はおらず、けが人はなかった。

警察によると、いずれも回収済みの家庭用プロパンガスのボンベで、1カ月に1度、同社が定期的に回収しており、一部にはガスが残っていたとみられ、ボンベは4本が溶けた状態で、残りもすべて焼けていた。 

http://ja.wikinews.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%99%E7%88%86%E7%99%BA%E3%83%BB%E7%82%8E%E4%B8%8A_-%E9%B9%BF%E5%85%90%E5%B3%B6%E7%9C%8C





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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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